前半終了時点では、0-0。
そこから45分後。
スコアボードには、
バイエルン・ミュンヘン 5-0 ボデ・グリムト
という数字が並んでいました。
2026年9月10日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ2026/27リーグフェーズ第1節。
ドイツ王者バイエルンが、昨季のCLでも旋風を巻き起こしたノルウェーの強豪ボデ・グリムトをホームに迎えました。
結果は5-0。
得点者は、
47分 ジャマル・ムシアラ
61分 ハリー・ケイン
77分 アルフォンソ・デイヴィス
83分 ミカエル・オリーズ
90+2分 ミカエル・オリーズ
でした。
さらに日本代表DF伊藤洋輝も80分からデイヴィスに代わって途中出場。チャンピオンズリーグの舞台で勝利に加わっています。
一方、グリムトは87分にDFオディン・ビョルトゥフトが一発退場。
ただし、この時点ですでにスコアは4-0です。
つまり、
「退場者が出たから5-0になった」
と説明するのは少し違います。
むしろこの試合で見るべきなのは、
45分間バイエルンを無失点に抑えたグリムトが、なぜ後半開始から一気に崩れたのか。
そして、
なぜコンパニ監督のチームは前半の停滞を修正できたのか。
という部分でしょう。
今回は5ゴールの流れ、両チームの全選手採点、伊藤洋輝の途中出場、退場が試合へ与えた影響、そして今季のCLでバイエルンがどこまで行けるのかまで詳しく振り返ります。
1. バイエルンvsボデ・グリムト|試合結果
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 大会 | UEFAチャンピオンズリーグ2026/27 リーグフェーズ第1節 |
| 開催日 | 2026年9月10日 |
| 会場 | アリアンツ・アレーナ |
| 結果 | バイエルン 5-0 ボデ・グリムト |
| 前半 | 0-0 |
| 後半 | 5-0 |
| 47分 | ジャマル・ムシアラ |
| 61分 | ハリー・ケイン |
| 77分 | アルフォンソ・デイヴィス |
| 83分 | ミカエル・オリーズ |
| 87分 | ビョルトゥフト退場 |
| 90+2分 | ミカエル・オリーズ |
バイエルンはこれでチャンピオンズリーグ初戦23シーズン連続勝利。2003年以降続いていた異次元の記録をさらに伸ばしました。
2. 前半|バイエルンが65%以上保持、それでも点が入らない
グリムトの守備が想像以上に機能
結果だけを見ると、
「最初からバイエルンが圧倒したんでしょ?」
と思ってしまいます。
ところが前半は全く違いました。
バイエルンがボールを持つ。
グリムトが自陣へ戻る。
バイエルンが左右へ動かす。
それでも中央へ入れない。
グリムトはコンパクトな守備ブロックを形成し、ケイン、ムシアラ周辺のスペースを徹底的に消しました。
試合後の現地評価でも、バイエルンは前半にリズムを作るまで苦労し、グリムトの低い守備ブロックを崩せなかった点が指摘されています。
バイエルンとしては、
ボールは持てる。
でもゴールへ近づけない。
少し前のシャルケ戦を思い出すような展開でした。
3. グリムトの前半はかなり良かった
昨季のCL躍進は伊達ではない
ボデ・グリムトは決して「CLに出てきただけの格下」ではありません。
昨季はCLでマンチェスター・シティ、アトレティコ・マドリード、インテルなどを相手に結果を残し、ラウンド16まで進出。
今季も予選を突破して再びリーグフェーズへ戻ってきました。
しかもこの試合前まで公式戦18試合無敗。
国内でも首位争いをしていました。
だから前半0-0は偶然ではありません。
ブロックを作る。
中央を閉じる。
バイエルンの縦パスを消す。
そして奪えば素早く外へ逃がす。
前半45分だけなら、
「グリムトのゲームプラン通り」
と言ってもいい内容でした。
4. 前半終了直前、グリムトにアクシデント
守護神ハイキンが負傷交代
ただし、大きな誤算がありました。
GKニキータ・ハイキンが前半で負傷。
ハーフタイムにユリアン・フェイ・ルンドとの交代を余儀なくされました。
ハイキンは前半、バイエルンのシュートを何度も阻止。
0-0を維持するうえで重要な存在でした。現地報道でも、交代まで複数の好セーブを見せていたと評価されています。
もちろん、このGK交代だけが大量失点の原因ではありません。
ただ、
「45分守り切った守護神を失った」
という心理的なダメージは小さくなかったでしょう。
そして後半開始直後。
一気に試合が動きます。
5. 47分|ムシアラがついに壁を壊す
復帰した10番が均衡を破る
後半開始からわずか2分。
ジャマル・ムシアラ。
0-0。
長く続いた均衡を破りました。
1-0。
この一点の意味は非常に大きかった。
グリムトは前半、
「このまま守ればいける」
という感覚を持っていたはずです。
しかし後半開始直後。
いきなり失点。
守備ブロックを少し前へ出さなければならなくなる。
するとバイエルン側にスペースが増え始めました。
ムシアラはコンディション面の問題から今季序盤を欠場しており、直前のシャルケ戦で復帰したばかり。
そのムシアラがCL初戦で先発し、復帰後初ゴール。
バイエルンサポーターにとっても非常に大きな一発でした。
6. なぜムシアラの一点で試合が変わった?
グリムトが前半できていたのは、
「0-0だからこそできる守備」
でした。
ラインを下げる。
中央を締める。
無理に前へ出ない。
相手に持たせる。
しかし1点取られた。
これでは勝点3は取れません。
少しラインを上げる。
バイエルンのCBへプレッシャーを掛ける。
得点するため前へ人数を出す。
当然、その背後にはスペースが生まれます。
そこから、
オリーズ。
ムシアラ。
デイヴィス。
ケイン。
世界トップクラスの選手たちが動ける場所が増えてしまいました。
最初の1点が、残り4得点を呼び込んだ。
そんな試合です。
7. 61分|オリーズ→ケイン、王道の2点目
セットプレーから完璧なクロス
61分。
今度はハリー・ケイン。
セットプレーからオリーズがゴール前へクロス。
最後はケインが至近距離からヘディング。
2-0。
オリーズの正確な左足。
ケインのポジショニング。
シンプルですが、防ぐのが難しい得点でした。
そしてケインにとっては、これでCL8試合連続得点。
クリスティアーノ・ロナウド、ロベルト・レヴァンドフスキらに続く非常に限られた選手しか達成していない領域へ入っています。
8. ハリー・ケインは目立たなくても点を取る
この試合のケインは、序盤から派手にチャンスを作っていたわけではありません。
グリムトが中央を閉めていたため、前半はボールに触るため下がる場面もありました。
それでも一点取る。
これがストライカーです。
相手が90分集中して守ったとしても、
セットプレー。
クロス。
こぼれ球。
一瞬のマークのズレ。
その一回を決める。
バイエルンがCLを勝ち抜くうえで、ケインの存在はやはり絶対的です。
9. 65分|コンパニ監督が余裕の選手交代
2-0となった後。
バイエルンは65分、
コンラート・ライマー → ヨシプ・スタニシッチ
ジャマル・ムシアラ → イスマエル・サイバリ
と交代。
ムシアラを65分で休ませられたことも非常に大きいでしょう。
長期シーズン。
CL。
ブンデスリーガ。
DFBポカール。
代表戦。
すべてを戦う必要があります。
ムシアラが戻ったばかりだからこそ、無理をさせない。
その意味でも2点目を早い時間に取れた価値があります。
10. 77分|デイヴィスが豪快な一撃
復活を印象づける3点目
77分。
アルフォンソ・デイヴィス。
豪快なハーフボレーを叩き込み、
3-0。
現地評価でも非常に高く評価された一発でした。
そしてムシアラと同じく、デイヴィスもコンディション面で苦労してきた選手です。
そのデイヴィスが、
走る。
守る。
攻撃へ出る。
そしてゴール。
バイエルンにとっては勝点3だけではなく、
「デイヴィスが本来の姿へ戻りつつある」
ことも大きな収穫でしょう。
11. 80分|伊藤洋輝がCLのピッチへ
デイヴィスと交代して左サイドへ
そして日本人ファンにとって注目だったのが80分。
デイヴィスに代わり、
伊藤洋輝が投入されました。
同じタイミングで、
ルイス・ディアス→レナート・カール。
キミッヒ→トム・ビショフ。
と3選手を変更しています。
伊藤に与えられた時間は約10分+アディショナルタイム。
得点やアシストはありません。
それでもCL初戦という舞台で出場機会を得たことは、日本代表にとっても嬉しい材料です。
12. 伊藤洋輝に期待される役割はかなり大きい
バイエルンの最終ラインには、
ウパメカノ。
ター。
デイヴィス。
スタニシッチ。
そして伊藤。
と高いレベルの選手が揃っています。
その中で伊藤の価値は、
CBも左SBもできること。
左利きで最終ラインからボールを運べる。
3バックにも対応できる。
守備固めとして左SBへ入ることもできる。
今回も3-0という状況でデイヴィスから交代。
試合を締める役割を担いました。
限られた時間でしたが、大きなミスなくクリーンシートのまま試合を終えています。
13. 83分|オリーズがついに自分でも決める
この日の主役が、
ミカエル・オリーズ。
61分。
ケインへアシスト。
そして83分。
今度は自分でゴール。
4-0。
それまでにも右サイドから何度もチャンスを作っていましたが、試合終盤になるほど存在感が増していきました。
現地の試合後評価でも、オリーズはこの試合の最重要選手として取り上げられています。
14. 87分|ビョルトゥフトが一発退場
ただし、この時点ですでに4-0
87分。
グリムトのDFオディン・ビョルトゥフトがオリーズへのファウルでレッドカード。
グリムトは10人となりました。
ここで重要なのは、
スコアがすでに4-0だった
ということです。
タイトルだけ見ると、
「グリムトが退場者を出してバイエルンが5点取った」
ようにも見えます。
でも実際には違う。
11対11の状態で、
ムシアラ。
ケイン。
デイヴィス。
オリーズ。
すでに4点取っています。
したがって退場は大敗をさらに苦しくした要因ではあっても、5-0という試合の流れを作った最大要因ではありません。
15. 90+2分|最後もオリーズ
10人になったグリムトへ、バイエルンは最後まで攻撃を止めません。
90+2分。
再び、
ミカエル・オリーズ。
この日2点目。
5-0。
試合終了。
オリーズは最終的に、
2得点1アシスト。
文句なしの大活躍でした。
16. スタッツを見ると圧倒的
最終スタッツを見ると、後半にどれほど一方的になったかが分かります。
| スタッツ | バイエルン | ボデ・グリムト |
|---|---|---|
| ボール支配率 | 約66% | 約34% |
| シュート | 25 | 3 |
| 枠内シュート | 11前後 | 0 |
| CK | 6 | 3 |
| パス | 約699 | 約353 |
| レッドカード | 0 | 1 |
公開された試合データでは、グリムトは枠内シュート0本。
バイエルンは25本のシュートを放っています。
0-0だった前半から考えると、とんでもない変化です。
17. バイエルン|スタメン&独自採点
※10点満点。ワールドサッカーポータル独自採点です。
| Pos | 選手 | 採点 | 評価 |
|---|---|---|---|
| GK | マヌエル・ノイアー | 6.5 | 枠内シュート0。大きな仕事はなかったが安定 |
| DF | コンラート・ライマー | 6.8 | 右サイドで高い運動量を維持 |
| DF | ダヨ・ウパメカノ | 7.2 | 背後への対応も安定、クリーンシートに貢献 |
| DF | ヨナタン・ター | 7.0 | 最終ラインを落ち着いて統率 |
| DF | アルフォンソ・デイヴィス | 8.0 | 攻守に躍動し豪快な3点目 |
| MF | ヨシュア・キミッヒ | 7.8 | 中盤から試合をコントロール |
| MF | アレクサンダル・パヴロヴィッチ | 7.6 | セカンドボール回収と配球で安定 |
| FW | ミカエル・オリーズ | 9.5 MOM | 2得点1アシスト。終盤に試合を完全破壊 |
| MF | ジャマル・ムシアラ | 8.2 | 均衡を破る先制点。復帰後の大きな一発 |
| FW | ルイス・ディアス | 6.6 | 積極的だったが得点関与なし |
| FW | ハリー・ケイン | 8.0 | 追加点となるヘッド。CL8試合連続得点 |
スタメンはノイアー、ライマー、ウパメカノ、ター、デイヴィス、キミッヒ、パヴロヴィッチ、オリーズ、ムシアラ、ルイス・ディアス、ケインでした。
バイエルン・途中出場
| 選手 | IN | 採点 | 評価 |
|---|---|---|---|
| ヨシプ・スタニシッチ | 65分 | 6.8 | 右サイドを安定させた |
| イスマエル・サイバリ | 65分 | 6.7 | 中盤の運動量を維持 |
| 伊藤洋輝 | 80分 | 6.7 | デイヴィスと交代。落ち着いて試合を締めた |
| レナート・カール | 80分 | 6.7 | 終盤でも積極的に前へ |
| トム・ビショフ | 80分 | 6.6 | キミッヒに代わりゲームコントロール |
交代時間は公開された試合イベント記録に基づきます。
18. ボデ・グリムト|スタメン&独自採点
| Pos | 選手 | 採点 | 評価 |
|---|---|---|---|
| GK | ニキータ・ハイキン | 7.0 | 前半を無失点に抑えたが負傷交代 |
| DF | フレドリク・ショーヴォルド | 5.8 | 後半は左サイドの攻撃に苦戦 |
| DF | ヴィラッズ・ニールセン | 5.5 | ケイン周辺の対応で消耗 |
| DF | オディン・ビョルトゥフト | 4.0 | 前半は健闘も終盤に一発退場 |
| DF | フレドリク・ビョルカン | 5.8 | 前半は粘ったが後半に押し込まれた |
| MF | ヨシュア・キトラーノ | 5.8 | 中盤で奮闘もバイエルンの圧力に苦戦 |
| MF | パトリック・ベルグ | 6.2 | 中盤をまとめ、前半の0-0に貢献 |
| MF | ソンドレ・ブルンスタ・フェット | 5.8 | 守備時間が長く攻撃へ出られず |
| FW | ソンドレ・アウクレン | 5.7 | カウンターを狙うも決定機なし |
| FW | アンドレアス・ヘルメルセン | 5.5 | ター、ウパメカノ相手に孤立 |
| FW | オレ・ディドリク・ブロムベルグ | 5.7 | 前線から走ったがシュートまで行けず |
スタメンはSky Sportsの試合登録情報に基づきます。
グリムト・途中出場
| 選手 | IN | 採点 | 評価 |
|---|---|---|---|
| ユリアン・フェイ・ルンド | 46分 | 5.5 | 急きょ出場。5失点も難しいシュートが多かった |
| イェンス・ペッター・ハウゲ | 65分 | 5.8 | 攻撃の変化を求められた |
| ウルリク・サルトネス | 71分 | 5.7 | 中盤の立て直しを狙う |
| オラ・ブリンヒルドセン | 81分 | ― | 出場時間が短く採点対象外 |
| イサク・マッタ | 81分 | ― | 出場時間が短く採点対象外 |
19. MOM|ミカエル・オリーズ
この試合のワールドサッカーポータル選出MOMは、
ミカエル・オリーズ。
これはほぼ迷いません。
2ゴール。
1アシスト。
61分には正確なクロスでケイン。
83分に自身のゴール。
90+2分にもゴール。
さらにビョルトゥフトの退場につながったプレーでも、突破しようとしたのはオリーズでした。
現地でも試合後のMOM級評価を受けています。
クリスタル・パレス時代から才能は知られていました。
しかし現在は、
「良いウイング」ではなく「世界最高クラスになり得る攻撃選手」
という段階へ入りつつあります。
20. なぜバイエルンは前半0-0から5点取れた?
最大の理由は“相手を疲れさせたこと”
前半。
グリムトは素晴らしく守りました。
でも守備にはコストがあります。
横へスライド。
中央へ戻る。
デイヴィスを追う。
オリーズへ寄せる。
ムシアラを挟む。
ケインへ身体を当てる。
これを45分繰り返す。
バイエルンはボールを持ち続けました。
グリムト側からすれば、
「ボールを触っていないのに走らされ続ける」
時間です。
後半になると、その数メートルの寄せが遅れ始める。
そしてムシアラが突破口を開いた。
ここから一気に崩れました。
21. 勝因② コンパニが焦れなかった
前半0-0。
ホーム。
CL初戦。
普通なら監督も焦ります。
しかしコンパニはハーフタイムまで形を大きく崩しませんでした。
そして後半開始直後にゴール。
試合後もコンパニは、チームのプレスとエネルギーが改善したことを評価しています。
「点が入らない=全部変える」
ではなく、
「今の圧力を続ければ相手は落ちる」
と判断した。
結果的には正解でした。
22. 勝因③ ムシアラがいるだけで中央が変わる
この日のバイエルンで改めて感じたのが、
ムシアラの特殊性。
グリムトは中央を固めていました。
それでもムシアラは、
狭い。
相手がいる。
背中を向けている。
そんな場所でも受ける。
そしてターンする。
普通の選手なら横へ戻す場面を、ムシアラは前へ進めます。
こういう選手がいると、
守備ブロックを完璧に組んでも壊される。
復帰したムシアラがCL初戦でゴールを奪えたことは、今後を考えても非常に大きいでしょう。
23. 伊藤洋輝にとっても重要な10分
「80分からだから大した意味はない」
とは思いません。
バイエルンのDF争いは猛烈です。
デイヴィス。
ウパメカノ。
ター。
キム・ミンジェ。
スタニシッチ。
ライマーもSBを担当できます。
その中で試合終盤とはいえ、
CLのピッチへ送り出された。
コンパニ監督の選択肢に伊藤がしっかり入っているということです。
これから、
デイヴィスを休ませたい。
CBをローテーションしたい。
3バックに変更したい。
そんな時に伊藤が必要になります。
今季は「控えから出られるか」ではなく、
どこまでスタメンを奪えるか
を見たいところです。
24. グリムト敗戦の理由|退場より「先制された後」が問題
グリムトは87分に退場者を出しました。
でも繰り返します。
その時点で、
0-4。
です。
だから敗因を退場へ求めるのは違います。
最も大きかったのは、
47分の先制点後にゲームプランを保てなかったこと。
0-1になったことで前へ出る。
スペースが生まれる。
そこをバイエルンに使われる。
61分。
2-0。
そこからはさらに前へ出ざるを得ない。
バイエルンの最も得意な状況になってしまいました。
25. グリムトの収穫|前半45分は世界最強クラスにも通用した
とはいえ、
「0-5だから何もなかった」
とは思いません。
前半45分。
アリアンツ・アレーナ。
バイエルン。
ケイン。
オリーズ。
ムシアラ。
ディアス。
これだけの攻撃陣を、
0点に抑えました。
前半だけなら狙いは機能しています。
グリムトが今後CLで勝点を取るには、この前半の強度をどこまで90分維持できるかが鍵でしょう。
26. バイエルンの課題|“前半の停滞”は強豪相手では危険
5-0。
悪いことを探す方が難しい試合です。
でもCL優勝を狙うなら話は別。
前半45分。
無得点。
相手の低いブロックをなかなか崩せませんでした。
今回は後半開始直後にムシアラが決めました。
でも、
アーセナル。
アトレティコ。
マンチェスター・ユナイテッド。
そういう相手に同じ展開になった場合、
先にカウンターで一点取られる可能性があります。
ボール支配を決定機へ変えるスピード。
ここは今後も改善したいポイントです。
27. 次のCLはアウェーでバイキング戦
バイエルンのCL第2節は10月13日、バイキングFKとのアウェーゲーム。
その後は、
アーセナル。
アトレティコ・マドリード。
リール。
スラヴィア・プラハ。
マンチェスター・ユナイテッド。
レアル・ベティス。
と続きます。
初戦5-0。
得失点差+5。
最高のスタートです。
だからこそ次のバイキング戦でもしっかり勝ち、
2連勝・勝点6
まで持っていきたいところでしょう。
28. CL最終順位予想|バイエルンは1~6位候補
現状を見る限り、
バイエルンはリーグフェーズ1~6位
と予想します。
ケイン。
オリーズ。
ムシアラ。
ディアス。
そこへサイバリや若いカール。
さらに後方にはキミッヒ、パヴロヴィッチ。
そしてDFにも伊藤、キム、スタニシッチが控えています。
最大のポイントは、
選手層。
CLと国内リーグを両立するには、スタメン11人だけでは勝てません。
今回、
65分でムシアラ。
80分でキミッヒ。
デイヴィス。
ディアス。
を休ませながら5-0。
この試合運びができること自体が強い。
29. まとめ|0-0から5-0。これがバイエルンの怖さ
前半。
0-0。
グリムトが耐える。
守る。
バイエルンが苦しむ。
「もしかして、このまま行くのか?」
そんな空気すらありました。
でも後半47分。
ムシアラ。
1-0。
61分。
ケイン。
2-0。
77分。
デイヴィス。
3-0。
83分。
オリーズ。
4-0。
87分。
ビョルトゥフト退場。
90+2分。
またオリーズ。
5-0。
後半だけで5発。
これがバイエルンです。
45分間うまく守っても、
一度穴を開けられる。
そこからケイン。
ムシアラ。
デイヴィス。
オリーズ。
次々と襲ってくる。
特にオリーズ。
2得点1アシスト。
今季のCLでもバイエルンを上位へ連れていく中心人物になりそうです。
そして日本人ファンにとっては、
伊藤洋輝が80分から出場。
これも見逃せません。
デイヴィスの代わりとして。
CBとして。
3バックの左として。
伊藤の使い道は多い。
CLの大舞台で出場時間を増やせば、日本代表にとっても大きなプラスです。
グリムトの退場が目立つ試合ではありました。
でも退場時点ですでに4-0。
この5-0は、
バイエルンが後半に自分たちの力でこじ開けた大勝
と評価するべきでしょう。
昨季は準決勝でPSGに敗れ、あと一歩で決勝へ届かなかったバイエルン。
今季の目標は当然、
その先です。
CL制覇へ――。
5-0。
これ以上ないスタートとなりました。
そして伊藤洋輝にも、
この長い欧州の戦いの中で必ず大きなチャンスがやってくるはずです。
頑張れ伊藤洋輝。
そしてバイエルンの欧州王座奪還に注目です。
免責事項
本記事は2026年9月11日時点で確認できるUEFA、FCバイエルン、Sky Sportsおよび国内外の公開された試合情報・報道をもとに、ワールドサッカーポータル編集部およびAIライティングサポートツールを活用して作成・編集しています。
試合結果、得点者、得点時間、スターティングメンバー、途中交代等については公開された試合記録を参照しています。伊藤洋輝選手は80分にアルフォンソ・デイヴィス選手と交代して出場したことが確認されています。
また、選手採点、MOM、戦術分析、勝敗要因、CLリーグフェーズ順位予想については当サイト独自の評価・考察であり、UEFA、FCバイエルン、ボデ・グリムト等による公式評価ではありません。試合スタッツはデータ提供元によってシュート数や枠内シュート数等に若干の差異が生じる場合があります。
最新かつ正式な情報についてはUEFAおよび両クラブの公式発表をご確認ください。









