「これぞカップ戦」と言いたくなる120分でした。
2026年9月9日にサンプロ アルウィンで行われたJリーグYBCルヴァンカップ1stラウンド1回戦、松本山雅FC対湘南ベルマーレ。
試合は松本が先制し、湘南が追いつく。
松本が勝ち越し、湘南が再び追いつく。
さらに松本が86分に3-2とすると、わずか3分後には湘南がまたも同点。
90分を終えて3-3。
延長30分でも決着せず、最後はPK戦へ。
そして――。
松本山雅FC 3-3 湘南ベルマーレ
PK戦 4-3
J3の松本がJ2の湘南を撃破し、ルヴァンカップ2回戦進出を決めました。
ただ、この試合は「J3クラブが格上を倒した」という一言では片付けられません。
大卒ルーキー渋谷諒太のプロ初ゴール。
約10カ月ぶりの公式戦出場となった佐藤亮の松本デビュー弾。
高校3年生・松村秀明のトップチーム2試合連続ゴール。
途中出場の奥埜博亮が終盤だけで2得点。
そして湘南では2種登録の中村龍、大下蒼生がトップデビュー。
若手、ベテラン、復帰組が入り乱れた、実にカップ戦らしい一戦でした。
今回は両チームのスタメン・途中交代選手の採点、6ゴールの流れ、勝敗を分けたポイント、両軍の課題、次戦への改善点まで詳しく振り返ります。
1. 試合結果|松本山雅 3-3 湘南ベルマーレ【PK4-3】
120分+PK戦の壮絶決着
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 大会 | 2026/27 JリーグYBCルヴァンカップ 1stラウンド1回戦 |
| 日時 | 2026年9月9日 19:03 |
| 会場 | サンプロ アルウィン |
| 結果 | 松本山雅FC 3-3 湘南ベルマーレ |
| PK戦 | 松本 4-3 湘南 |
| 前半 | 1-1 |
| 後半 | 2-2 |
| 延長 | 0-0 |
| 入場者数 | 2,282人 |
| 天候 | 雨 |
| 気温 | 17℃ |
得点経過
21分 渋谷諒太(松本)
45+1分 松村秀明(湘南)
48分 佐藤亮(松本/PK)
85分 奥埜博亮(湘南)
86分 金子翔太(松本)
89分 奥埜博亮(湘南)
120分を戦って3-3。
最後はPK戦を松本が4-3で制しました。
2. 松本山雅FC|スタメン・途中交代・全選手採点
※採点は10点満点。本記事独自の評価であり、クラブ・大会公式評価ではありません。
| 選手 | 位置 | 出場 | 評価 | 寸評 |
|---|---|---|---|---|
| 高麗稜太 | GK | 先発フル | 7.5 | 3失点もPK戦で勝利に貢献。120分を耐え抜いた |
| 蓑田広大 | DF | 先発フル | 6.7 | 古巣戦。中央で粘り強く対応し、最終ラインを統率 |
| 白井達也 | DF | 111分まで | 6.5 | 長時間プレーして湘南攻撃陣と対峙。終盤まで集中 |
| 金子光汰 | DF | 先発フル | 6.7 | 延長ラストにはヘディングで決勝点寸前まで迫った |
| 村上陽斗 | MF | 72分まで | 7.0 | 相手のビルドアップを奪い、渋谷の先制点を演出 |
| 渋谷諒太 | MF | 59分まで | 7.2 | プロ初ゴールとなる鮮やかな先制弾。攻撃に勢い |
| 佐相壱明 | MF | 90+2分まで | 6.6 | サイドから積極的に仕掛け、前半からチャンスを作った |
| 松村厳 | MF | 先発フル | 6.7 | 中盤を支え、90+3分には決定機。120分戦い抜いた |
| 樋口大輝 | MF | 先発フル | 6.5 | 攻守のバランスを取り続けた |
| 佐藤亮 | FW | 90+2分まで | 7.5 | PK獲得&自ら成功。3点目ではフリックで起点にも |
| 田中想来 | FW | 72分まで | 6.7 | 前半から何度もシュート。湘南守備陣へ圧力を掛けた |
| 金子翔太 | MF | 59分〜 | 7.4 | 86分の勝ち越しゴール。途中出場で明確な違い |
| 澤崎凌大 | MF | 72分〜 | 6.3 | 運動量を加え、中盤の強度を維持 |
| 田口裕也 | FW | 72分〜 | 6.5 | 90+4分にGKとの1対1寸前まで持ち込んだ |
| 井上愛簾 | FW | 90+2分〜 | 6.6 | 投入直後からクロスで決定機を作った |
| 北爪健吾 | DF | 90+2分〜 | 6.3 | 延長を含む終盤の守備を支えた |
| 宮部大己 | DF | 111分〜 | 6.2 | 最も苦しい延長終盤で守備を締めた |
松本のスタメンと交代はクラブ公式発表でも確認されています。
3. 湘南ベルマーレ|スタメン・途中交代・全選手採点
| 選手 | 位置 | 出場 | 評価 | 寸評 |
|---|---|---|---|---|
| 上福元直人 | GK | 先発フル | 7.1 | 序盤から好セーブ連発。PK戦敗退も120分では何度も救った |
| 舘幸希 | DF | 先発フル | 6.4 | 松本の縦に速い攻撃への対応に追われた |
| 大野和成 | DF | 先発フル | 6.4 | 経験を生かしたが、3失点は反省材料 |
| 髙橋直也 | DF | 79分まで | 5.9 | 早い時間帯に警告。佐藤への対応など苦しい場面も |
| 福島隼斗 | DF | 70分まで | 5.8 | PK献上が痛恨。守備面で難しい一戦 |
| 松村秀明 | DF | 105分まで | 7.3 | 高校3年生が豪快ミドル。トップ2戦2発という衝撃 |
| 小野瀬康介 | MF | 98分まで | 7.2 | 奥埜の2得点を生んだ攻撃のキーマン。終盤に存在感 |
| 池田昌生 | MF | 先発フル | 6.5 | 中盤から前線へ運び続けたが決定的仕事には届かず |
| 石橋瀬凪 | MF | 先発フル | 6.4 | 序盤から積極的にゴールへ。若さを感じさせた |
| 渡邊啓吾 | FW | 74分まで | 6.1 | 前線で動いたがフィニッシュ精度に課題 |
| 石井久継 | FW | 70分まで | 6.4 | 積極的に仕掛けるもゴールは奪えず |
| 奥埜博亮 | MF | 70分〜 | 8.0 | MOM候補。85分、89分に2得点。敗戦でも圧倒的存在感 |
| 下口稚葉 | DF | 70分〜 | 5.8 | 守備を整える一方、PK戦で失敗 |
| ファビアン・ゴンザレス | FW | 74分〜 | 6.7 | 2点目の攻撃の起点となり、前線で存在感 |
| 深澤佑太 | MF | 79分〜 | 6.3 | 古巣戦。延長まで運動量を出したがPK失敗が痛かった |
| 中村龍 | MF | 98分〜 | 6.5 | U-18所属でトップデビュー。延長終盤には決定機に絡む |
| 大下蒼生 | MF | 105分〜 | 6.5 | 高校3年生でトップデビュー。縦への積極性を見せた |
湘南は高校生の松村秀明が先発し、さらに延長では2027年加入内定の中村龍、大下蒼生もトップチームデビューを果たしました。
4. 前半|松本が“格上”湘南を押し込む
開始直後から田中想来が積極的
カテゴリーでは湘南がJ2、松本がJ3。
しかし試合序盤、その差はほとんど感じませんでした。
松本は田中想来を中心に積極的にシュートを放ち、湘南GK上福元直人を何度も脅かします。
12分には村上陽斗。
16分には村上、佐藤亮。
20分にも田中。
「J3だからまず守る」という入りではありませんでした。
むしろホームの勢いを全面に出し、湘南へ圧力を掛け続けます。
5. 21分|大卒ルーキー渋谷諒太がプロ初ゴール
そして21分。
湘南が後方から組み立てようとしたところを、村上陽斗が狙っていました。
パスをカット。
すぐに渋谷諒太へ。
ペナルティーエリア手前で受けた渋谷は、迷わず右足を振り抜きます。
ボールはゴール左へ。
1-0。
大卒ルーキー渋谷にとって、これがプロ初ゴールでした。
素晴らしかったのはシュートだけではありません。
村上の「前へ出る守備」。
奪った直後に縦へ付ける判断。
そして渋谷の迷いのなさ。
松本がこの試合で見せた攻守の切り替えの速さが、そのまま得点になった場面でした。
6. 湘南を救った高校3年生・松村秀明
前半45+1分、豪快ミドル
松本ペースのまま前半が終わるかと思われた45+1分。
湘南を救ったのはベテランではありません。
高校3年生の松村秀明でした。
中盤でボールを持つと、ゴールまではまだ距離がある。
それでも迷わず右足。
相手選手に当たってコースが変わったボールは、そのままゴール右へ吸い込まれます。
1-1。
松村は湘南U-18所属の2種登録選手。
トップチームデビューとなった8月26日の天皇杯ラインメール青森戦でも決勝ゴールを決めており、これでなんと、
トップチーム2試合2得点。
しかも2得点ともミドルシュートです。
湘南にとって敗戦の中でも最大級の収穫でしょう。
7. 後半開始直後|佐藤亮が自ら取ったPKを沈める
後半開始早々。
佐藤亮が左サイドからペナルティーエリアへ侵入。
福島隼斗が対応しますが、佐藤を倒してしまいPK。
キッカーも佐藤。
GK上福元には方向を読まれましたが、ボールはゴール右下へ。
2-1。
しかも佐藤は、2025年11月以来となる公式戦出場。
今季松本へ加入してからのデビュー戦でした。
久々の公式戦。
新天地デビュー。
自らPKを獲得。
そして得点。
これ以上ない復帰戦だったと言えるでしょう。
8. 湘南が動く|奥埜博亮投入で流れが変わる
70分、経験豊富なMFを投入
湘南・長澤徹監督が切った重要なカードが奥埜博亮でした。
石井久継に代えて投入。
さらに前線にはファビアン・ゴンザレス。
深澤佑太も投入し、攻撃へ圧力を強めます。
ここから試合の雰囲気が変わりました。
若手中心だった湘南に、
経験
落ち着き
ゴール前への入り方
が加わります。
その象徴が奥埜でした。
9. 85分|奥埜博亮が同点弾
ファビアン・ゴンザレスを起点に湘南が前進。
小野瀬康介がペナルティーエリアへ柔らかな浮き球を送ります。
そこへ走り込んだ奥埜。
ダイレクトで合わせて、
2-2。
残り5分。
カテゴリー上位の湘南がついに追いつきました。
普通なら、この時間帯に追いつかれたJ3クラブは少し気持ちが落ちてもおかしくありません。
しかし、この日の松本は違いました。
10. そのわずか1分後!金子翔太が3-2
湘南の同点ゴールから約1分。
最終ラインから入った縦パスを佐藤亮がフリック。
その先へ走り込んだのが途中出場の金子翔太でした。
トラップ。
そしてフィニッシュ。
ゴール左へ流し込み、
3-2。
サンプロ アルウィンが沸きます。
「湘南に追いつかれた」
ではなく、
「なら、もう一度取り返す」。
松本の精神的な強さが最も表れた瞬間でした。
11. しかし89分…奥埜がまた決める
ところが、この試合はまだ終わりません。
89分。
またしても小野瀬康介。
クロスを送り、その先に待っていたのは――。
奥埜博亮。
今度はヘディング。
ゴール左へ決め、
3-3。
わずか9分ほどの間に、
奥埜
↓
金子
↓
奥埜
と3ゴール。
とんでもない終盤戦でした。
12. 90+4分、松本に決勝点の絶好機
松本は90+3分、井上愛簾のクロスから松村厳がフリーで合わせますが枠外。
さらに90+4分。
井上からのパスを受けた田口裕也がDFをかわします。
目の前には上福元。
GKとの1対1。
田口はGKまでかわそうとしましたが、上福元が最後のところで阻止。
湘南にとっては命拾い。
松本にとっては「あそこで決めていれば」という最大の決定機でした。
試合は延長戦へ入ります。
13. 延長戦|湘南は未来への投資
延長戦で湘南が面白い選択をします。
延長前半8分。
中村龍を投入。
湘南U-18所属で、2027年トップ昇格内定の選手です。
これがトップチームデビュー。
さらに延長後半開始からは、豊川高校3年生で同じく2027年加入内定の大下蒼生を投入。
こちらもトップデビューでした。
大下は縦へ積極的に仕掛けてCKを獲得。
中村も延長後半終了間際にゴール前へ入り、決定機寸前まで迫ります。
敗退したとはいえ、
松村秀明
中村龍
大下蒼生
という若手に公式戦を経験させられたことは、湘南にとって今後につながる材料です。
14. 120分でも決まらず、運命のPK戦へ
延長ラストプレー。
松本金子光汰のヘディングが枠を捉えます。
しかし上福元がセーブ。
120分で決着せず。
運命はPK戦へ委ねられました。
湘南2人目・下口が失敗
両軍1人目は成功。
しかし湘南2人目の下口稚葉が蹴ったボールはクロスバーの上。
松本が優位に立ちます。
その後は両軍が決め続けます。
湘南5人目は“元松本主将”深澤佑太
そして湘南5人目。
外せば敗退。
キッカーは深澤佑太。
偶然とは思えないほどドラマがあります。
深澤は前シーズン、松本山雅でキャプテンを務めた選手。
古巣サンプロ アルウィン。
松本サポーターの前。
しかも湘南を救うためのPK。
しかし――。
シュートはゴール左へ外れます。
PK 4-3。
松本山雅の勝利が決まりました。
15. なぜ松本山雅は湘南を倒せたのか?
要因① 相手をリスペクトし過ぎなかった
最大のポイントはこれでしょう。
J3対J2。
カテゴリーでは湘南が上です。
それでも松本は最初から引きませんでした。
田中。
佐藤。
村上。
渋谷。
積極的に前へ。
序盤からシュートを重ね、湘南を押し込みます。
「格上だから耐える」ではなく、
「ホームで倒しに行く」
という入りが、この試合全体の空気を作りました。
要因② 交代選手が結果を残した
特に金子翔太。
59分投入から86分にゴール。
田口、井上も終盤に決定機。
スタメン11人だけでなく、途中出場選手が試合の強度を落とさなかったのが大きかったと言えます。
要因③ 追いつかれても崩れなかった
85分。
2-2。
普通なら流れは完全に湘南です。
しかし1分後に金子が3点目。
この反発力こそ、この日の松本を象徴しています。
要因④ 最後はホームの空気
PK戦。
雨。
120分。
疲労。
2,282人という観客数以上に、PK戦ではホーム側の雰囲気が選手を後押ししたはずです。
最後まで折れなかったメンタリティーが、“下剋上”を完成させました。
16. 湘南が敗れた理由
要因① 試合への入りが受け身
前半の湘南はボールを持つ時間こそありました。
しかし決定的な場面は松本の方が多かった。
特に後方からのビルドアップを狙われ、先制点まで献上しています。
ポゼッション=主導権ではない。
それを痛感する前半でした。
要因② 3失点すべてに改善余地
1失点目はビルドアップでボールを失う。
2失点目はPK。
3失点目は縦パス→フリック→2列目の飛び出し。
それぞれタイプは違いますが、いずれもJ2昇格争いを目指すクラブとしては修正が必要な失点です。
要因③ 奥埜投入後の勢いを勝利まで持っていけなかった
奥埜が2点。
小野瀬も2点に関与。
後半終盤は明らかに湘南の攻撃力が上がりました。
だからこそ、その流れのまま90分、あるいは延長で勝ち越したかった。
追いつく力はあった。
でも、逆転するところまで届かなかった。
ここが松本との差でした。
17. MOM|奥埜博亮か、それとも松本の佐藤亮か
敗戦チームも含めて純粋な個人パフォーマンスで選ぶなら、奥埜博亮です。
70分から出場。
85分に同点弾。
89分に再び同点弾。
短時間で2ゴール。
文句なしのインパクトでした。
ただし“勝者側MVP”なら佐藤亮を推します。
久々の公式戦。
松本デビュー。
PK獲得&成功。
さらに金子翔太の3点目ではフリックで起点。
前線で身体を張り続け、松本の攻撃を牽引しました。
18. 松本山雅の課題|3点取っても3点取られている
勝利は大きい。
ただしリーグ戦を考えれば課題も明確です。
3失点。
特に85分から89分に2失点。
リードした後の試合運びには改善が必要です。
リーグ戦では現在0勝4分1敗と、開幕からまだ勝利がなく16位。
カップ戦のような一発勝負なら「最後に勝てばいい」。
しかしリーグ戦では、
1-0を1-0で終わらせる。
2-1を2-1で終わらせる。
そういう試合も必要です。
19. 湘南の課題|若手の成長と“勝つこと”を両立できるか
湘南は現在J2で2勝2分1敗、10位。
直前の仙台戦は1-3で敗れています。
今回も3失点。
つまり公式戦2試合連続3失点です。
松村秀明、中村龍、大下蒼生と若手の成長は大きな収穫。
しかし湘南の目標が1年でのJ1復帰なら、
「若手が良かった」だけでは終われません。
失点を減らしながら、若手も育てる。
この両立が必要です。
20. 次戦|松本はSC相模原とのJ3リーグ戦
松本の次戦は9月13日。
ホーム・サンプロ アルウィンでSC相模原と対戦します。
相模原は上位につけており、簡単な相手ではありません。
しかし、ルヴァンカップでカテゴリー上位の湘南を倒した。
この勢いを、
「カップ戦だけの奇跡」
ではなく、
「リーグ初勝利」
へつなげられるか。
ここが重要です。
そしてルヴァンカップ2回戦では9月29日、再びサンアルでアルビレックス新潟と対戦します。
21. 湘南は中2日でヴァンラーレ八戸戦
湘南はさらに厳しい日程です。
次戦は9月12日。
J2第6節でヴァンラーレ八戸と対戦。
つまり120分+PK戦を戦ったわずか3日後です。
今回若手を多く起用した理由の一つにも、この日程があるでしょう。
主力のコンディションを整えながら、
奥埜ら好調選手をどう使うか。
湘南のマネジメントが問われます。
22. 今季の順位予想
松本山雅FC|J3 10~14位予想
現状は16位。
まだリーグ戦未勝利です。
ただ、湘南戦で見せた攻撃力を見ると、現在の順位ほど悪いチームには見えません。
田中想来。
佐藤亮。
金子翔太。
渋谷諒太。
攻撃の選択肢もあります。
問題は守備。
リード時のゲーム管理が改善されれば、中位まで上げてくる可能性は十分あるでしょう。
現時点の予想は、
10~14位。
まずは初勝利が最大のきっかけになりそうです。
湘南ベルマーレ|J2 5~10位予想
湘南は2勝2分1敗の10位。
まだ序盤です。
守備に課題がある一方、今回の試合では奥埜の2得点に加え、松村秀明という新たな才能も登場しました。
J1復帰争いへ食い込む戦力はあります。
ただし失点が増えるようなら、自動昇格争いは厳しくなります。
現時点では、
5~10位。
守備の安定次第でプレーオフ圏まで上がってくると予想します。
23. まとめ|これぞルヴァンカップ。松本が“下剋上”を完成
松本山雅FC 3-3 湘南ベルマーレ。
PK戦4-3。
スコアだけでも十分に壮絶です。
ただ、この試合にはそれ以上のドラマがありました。
大卒ルーキー・渋谷諒太のプロ初ゴール。
高校3年生・松村秀明のトップ2試合連続ゴール。
約10カ月ぶり公式戦となった佐藤亮の復活弾。
途中出場・奥埜博亮の終盤2ゴール。
金子翔太の劇的勝ち越し。
U-18中村龍のトップデビュー。
豊川高校・大下蒼生のトップデビュー。
そして最後はPK戦。
湘南5人目。
かつて松本でキャプテンを務めた深澤佑太。
そのキックが外れた瞬間――。
J3松本山雅FCの“下剋上”が完成しました。
リーグ戦ではまだ勝てていない松本。
しかし、この一勝は単なるカップ戦の1勝以上の意味を持つ可能性があります。
カテゴリー上位の湘南を相手に、
3点取った。
追いつかれても、また前へ出た。
120分戦った。
最後はPKで勝った。
選手たちが、
「自分たちは戦える」
と感じるには十分すぎる試合でしょう。
一方、湘南にとっては悔しい敗退。
それでも、松村秀明という18歳前後の若手が2試合連続ゴールを決め、中村龍、大下蒼生もデビューしました。
勝者には勢い。
敗者には未来。
それぞれに大きなものが残った120分。
カップ戦だからこそ生まれた、2026年ルヴァンカップ1回戦屈指の名勝負でした。
免責事項
本記事は2026年9月10日時点で確認できるJリーグ公式サイト、松本山雅FC、湘南ベルマーレおよび国内報道機関の公開情報をもとに作成しています。
スタメン、途中交代、得点時間、試合結果等については公式記録を参照しています。一方、各選手の採点、MOM、戦術分析、両チームの課題、今季順位予想については、公開された試合記録・映像情報をもとにした当サイト独自の分析・考察です。
各評価は選手・クラブ・Jリーグ等の公式見解ではありません。また、試合データは提供元によって集計方法が異なる可能性があります。
最新かつ正確な情報については、Jリーグ、松本山雅FC、湘南ベルマーレ等の公式発表をご確認ください。
- 【ガンバ大阪】新パートナーE-TABLEと契約!代表取締役も「遠藤保仁」!? ヤットさんと同姓同名の奇跡が話題に
- 【東京ヴェルディ緊急事態】宮原和也が前十字靭帯損傷で全治8~10カ月…怪我人続出をどう乗り越える?離脱者一覧と今後を徹底考察
- 【海外日本人】今、ウェステローの日本人が面白い!坂本一彩1G1A&齋藤俊輔2発|メヘレン4-0撃破、日本代表入りも見えてきた?
- 【カラバオ杯】チェルシー6-3リーズを徹底分析!0-2から衝撃6発、パーマー2得点&ロジャーズ4アシストで大逆転
- 【CL開幕!!】PSG6-1スロバン・ブラチスラバを徹底分析!フェラン・トーレスが圧巻ハットトリック|デンベレ2得点2アシストで王者が大爆発








