【ACLE第1節】柏レイソル、まさかの逆転負け|弓場堅真の先制弾も全北現代に1-2…後半に何が起きた?

【ACLE第1節】柏レイソル、まさかの逆転負け|弓場堅真の先制弾も全北現代に1-2…後半に何が起きた?
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2026年9月16日、AFCチャンピオンズリーグElite 2026/27リーグステージ第1節が行われ、柏レイソルは敵地・全州ワールドカップスタジアムで全北現代モータースと対戦した。

結果は、

全北現代 2-1 柏レイソル。

2018年以来、8年ぶりにアジアの舞台へ戻ってきた柏。

30分に弓場堅真が鮮やかな左足シュートを決め、アウェイで先制する理想的な展開となった。

しかし後半開始直後の48分。

チアゴ・オロボにヘディングで同点弾を許すと、69分には途中出場したイタロ・バルガスに逆転ゴールを決められた。

柏はボール支配率62%

コーナーキックも6対0

数字だけを見れば試合をコントロールしていたようにも映る。

しかし、12本のシュートに対して枠内はわずか1本

対する全北は13本中3本を枠内へ飛ばし、そのうち2本をゴールへ変えた。勝敗を分けたのは、保持率ではなく「ゴール前での質」だった。

目次

試合結果

全北現代モータース 2-1 柏レイソル

項目内容
大会AFCチャンピオンズリーグElite 2026/27
ラウンドリーグステージ MD1・東地区
開催日2026年9月16日
会場全州ワールドカップ・スタジアム
結果全北現代 2-1 柏
前半0-1
後半2-0
全北得点48分 チアゴ・オロボ、69分 イタロ・バルガス
柏得点30分 弓場堅真
天候晴れ
気温26℃
湿度47%
主審アリレザ・ファガニ

得点者と時間はJリーグ公式記録による。柏公式では一部選手名の日本語表記が異なるが、本記事ではJリーグ公式表記を基本とする。

試合スタッツ

柏は62%保持、それでも枠内シュートは1本

スタッツ全北現代柏レイソル
シュート1312
枠内シュート31
ボール支配率38%62%
パス成功率79.2%85.6%
オフサイド32
CK06
警告31
退場00

今回の試合を象徴する数字は、

62%と1本。

柏はボールを持った。

パス成功率も全北を上回った。

CKも6本獲得した。

しかし、90分間で枠内へ飛ばしたシュートは弓場の得点につながった1本だけだった。

一方の全北は保持率38%ながら、柏より1本多い13本のシュート。

枠内3本から2得点。

ボールを持った柏と、ゴールを奪った全北。

非常に対照的な試合だった。

柏レイソル スターティングメンバー

3-4-2-1をベースに全北へ挑む

Jリーグ公式の試合速報では柏の予想フォーメーションは3-4-2-1とされていた。

ポジション選手
GK小島亨介
DF三丸拡
DF古賀太陽
DF山之内佑成
DF馬場晴也
MF小泉佳穂
MF汰木康也
MF小西雄大
MF中川敦瑛
MF弓場堅真
FW垣田裕暉

スタメンは柏公式およびJリーグ公式で一致している。

全北現代 スターティングメンバー

4-1-2-3を想定した布陣

ポジション選手
GKソン・ボムグン
DFキム・ヨンビン
DFチョ・ウィジェ
DFキム・テファン
DFキム・テヒョン
MFジョアン・ガンボア
MFイ・ヨンジェ
MFキム・ジンギュ
FWイ・ドンジュン
FWチアゴ・オロボ
FWイ・スンウ

Jリーグ公式では全北の予想フォーメーションを4-1-2-3としていた。

前半:柏がボールを握り、試合の主導権を握る

全北のカウンターを警戒しながら押し込む

立ち上がりは全北にもチャンスがあった。

2分にはイ・ドンジュンが右から侵入。

3分にはイ・ヨンジェ、イ・ドンジュンが立て続けにシュートを放つ。

しかし柏も徐々にボールを落ち着かせ、小泉佳穂、小西雄大を中心にパスを循環。

中川敦瑛や山之内佑成がサイドから前進し、全北を自陣へ押し込む時間を増やした。

前半終了時点のポゼッションは、

全北36%―柏64%。

柏が敵地でも自分たちのスタイルを崩さず試合へ入ったことが分かる。

30分:弓場堅真が鮮烈な先制ゴール

小島→垣田→弓場、一気にゴールへ

先制点は非常に素晴らしかった。

30分。

GK小島亨介が前線へロングボール。

垣田裕暉が頭でつなぐ。

そのボールを弓場堅真が収める。

左側から中央へドリブル。

相手DFをかわして左足。

低く鋭いシュートがゴール左下へ突き刺さった。

0-1。

Jリーグ公式記録では垣田にアシストが付いている。

ポゼッションから細かく崩したゴールではない。

GKから一気に前線へ。

垣田が競る。

弓場が仕留める。

全北が前へ出た瞬間のスペースを使った、シンプルだが非常に質の高い得点だった。

前半終了:柏が1点リード

理想に近い45分だった

柏は先制後もボールを保持。

全北のイ・スンウらには警戒を続けながら、決定的な場面を多く作らせずに前半を終えた。

スコアは、

全北0-1柏。

アウェイ。

Kリーグ王者。

ACLE初戦。

これ以上ない展開だった。

しかし、試合は後半開始わずか3分で大きく変わる。

ハーフタイムに柏が2枚替え

小泉・中川を下げ、渡井・熊坂を投入

柏は後半開始から選手を変更した。

時間OUTIN
46分小泉佳穂渡井理己
46分中川敦瑛熊坂光希

中川は前半32分に警告を受けていた。

リカルド・ロドリゲス監督は、中盤へフレッシュな選手を入れて後半へ入った。

しかし、交代直後に柏は失点する。

48分:後半開始3分で同点

キム・テファンのクロス→チアゴ・オロボ

後半3分。

右サイドからキム・テファンがクロス。

ゴール中央へ入ったチアゴ・オロボが頭で合わせる。

ボールはゴール右下へ。

1-1。

柏にとって最も避けたかった失点だった。

1-0で折り返した直後。

相手は当然、前から来る。

そこで最初の圧力を受け切れなかった。

リカルド監督も試合後、同点弾について「クロスを防げなかった」点を敗因の一つとして挙げている。

なぜ同点弾を許した?

全北が後半から強度を一段上げた

全北は後半から明らかに前への圧力を強めた。

前半は柏に持たせながら守る時間も多かった。

しかしビハインドとなり、

ボールホルダーへ強く寄せる。

サイドへ人数を掛ける。

チアゴを中央でターゲットにする。

セカンドボールを拾う。

という形へ移行。

リカルド監督も、後半は全北の勢いと攻撃力が増したと振り返っている。

52分:柏がさらに2枚替え

久保藤次郎&瀬川祐輔を投入

同点にされた柏もすぐ動いた。

時間OUTIN
52分山之内佑成久保藤次郎
52分垣田裕暉瀬川祐輔

右サイドに久保の推進力。

前線には瀬川の機動力。

リカルド監督はゲームを受けるだけではなく、もう一度攻撃へ出ようとした。

55分:全北がポスト直撃

イ・ヨンジェのシュートに救われる

55分。

柏は自陣でボールを失い、全北に速攻を許す。

イ・ヨンジェがペナルティーエリア手前からシュート。

ボールは、

右ポスト。

失点こそ免れたものの、柏のボールロストから一気にゴール前まで運ばれた危険な場面だった。

この頃から、前半とは逆に、

全北がボールを奪った瞬間の怖さ

が増していく。

60分:瀬川祐輔がネットを揺らすもオフサイド

柏にとって最大のターニングポイント

そして、この試合最大の「もし」が60分だった。

久保藤次郎が右からグラウンダーのボールを入れる。

瀬川祐輔がゴールへ。

ネットを揺らす。

しかし判定は、

オフサイド。

得点は認められなかった。

リカルド監督も試合後、この取り消されたゴールを非常に悔やんでいる。

もしここで2-1にできていれば。

試合展開は完全に変わっていた可能性がある。

だがサッカーに「もし」はない。

スコアは1-1のまま。

そして9分後。

全北の交代策が的中する。

65分:全北がイタロ・バルガス投入

この交代が試合を決めた

全北は65分、

イ・ドンジュンOUT。

イタロ・バルガスIN。

そして投入からわずか4分後だった。

69分:イタロ・バルガスが逆転弾

左サイドから一人で持ち込み右足

69分。

左サイドでボールを受けたイタロ。

ドリブル開始。

柏守備陣の間へ侵入。

ペナルティーエリア中央まで運び、そのまま右足。

ゴール右下へ決めた。

2-1。

アシストはイ・ヨンジェ。

投入から約4分。

全北の交代カードが一発で結果を残した。

柏にとっては非常に痛い失点。

自分たちも前へ出ていた時間帯。

そこで全北の個の突破を止め切れなかった。

70分:細谷真大投入

同点を狙ってストライカー投入

逆転された直後、柏は汰木康也を下げて細谷真大を投入。

これで5枚の交代枠を使い切った。

終盤は、

細谷。

瀬川。

渡井。

久保。

弓場。

を中心に全北ゴールへ向かう。

76分には渡井のスルーパスから細谷がシュート。

83分には細谷のパスから馬場晴也。

84分には瀬川から熊坂光希。

チャンス自体は作った。

だが、最後までゴールは生まれなかった。

柏はなぜ逆転負けした?

敗因① 後半開始直後の失点

一番大きい。

アウェイで1点リード。

相手は後半開始から当然前へ来る。

ここを5分。

10分。

耐えることができれば、全北にはさらに焦りが出ていた。

しかし48分。

あまりにも早く追いつかれた。

前半45分かけて作ったリードを、わずか3分で失った。

試合の心理的な流れまで全北へ渡してしまった。

敗因② 62%保持でも枠内1本

「持つこと」が「決めること」につながらなかった

この数字は重い。

柏のシュート数は12。

全北は13。

ほぼ互角だ。

しかし、

柏 枠内1。

全北 枠内3。

そしてスコアは1-2。

柏の唯一の枠内シュートは弓場のゴール。

言い換えれば、

弓場の得点以外、GKを本格的に脅かすシュートを枠内へ打てなかった。

ボール保持率。

パス成功率。

チャンスクリエイト。

内容の良さを勝点へ変えるには、最後はシュートの質が必要になる。

敗因③ 全北のフィジカルと縦への速さ

ボールを失った瞬間のリスク管理

全北は保持率38%だった。

しかし柏のロストから、

イ・ヨンジェ。

イ・スンウ。

イタロ。

らが一気に前へ出る。

55分のポスト直撃も、69分の逆転ゴールも、

柏が攻撃へ人数を掛ける中で生まれた。

リカルド監督も全北のストライカーを使った連係や、韓国勢のフィジカル面について言及している。

敗因④ イタロ投入への対応

入って4分で決勝ゴール

これは全北を褒めるべきポイントでもある。

65分投入。

69分ゴール。

左から仕掛けるイタロに対し、柏は十分な準備ができないまま突破を許した。

途中出場選手は、

相手が疲れている。

試合のリズムが変わる。

マークの確認が遅れる。

という利点がある。

全北はその効果を最大限生かした。

柏のポジティブ材料① 弓場堅真

アジア初戦で見せた個の力

敗れたとはいえ、弓場は非常に良かった。

30分の先制点。

ボールを収める。

相手をかわす。

左足で仕留める。

さらに58分には汰木のクロスからシュート。

74分には左から自ら運びクロスまで持っていった。

アウェイのACLEという舞台でも怖がらず前へ出た点は大きな収穫だ。

ポジティブ材料② 渡井理己

後半だけでチャンスクリエイト5回

後半から入った渡井は、Jリーグ公式スタッツでこの試合最多となる、

チャンスクリエイト5回

を記録した。

小泉佳穂が3回。

汰木、瀬川、全北のイ・ヨンジェ、イ・スンウ、イタロが2回だったことを考えると、短い出場時間でかなり多くの攻撃機会を生み出している。

59分のシュート。

64分の久保へのスルーパス。

76分の細谷へのスルーパス。

結果こそ伴わなかったが、攻撃のテンポを変えた。

ポジティブ材料③ 敵地でも自分たちのサッカーはできた

62%保持・パス成功率85.6%

ACLE初戦。

韓国王者。

敵地。

それでも柏は守るだけにはならなかった。

保持率62%。

パス成功率85.6%。

古賀太陽は90+2分時点でパス100本を記録している。

「アジアだから普段と違うサッカーをする」のではなく、

Jリーグで積み上げているスタイルを持ち込もうとした。

ここは今後につながる。

柏レイソル スタメン採点

WSP独自採点・10点満点

選手採点寸評
GK 小島亨介5.5前半は安定。後半開始直後の失点を含め2失点。難しい展開になった
DF 三丸拡6.0左から何度も攻撃参加。終盤までクロスを供給した
DF 古賀太陽6.5後方から配球を続け、終盤にはパス100本到達。ビルドアップの中心
DF 山之内佑成5.5前半は右から前進したが、同点後の52分に交代
DF 馬場晴也6.578分に立て続けのシュートをブロック。終盤には自らシュートも
MF 小泉佳穂6.0前半のボール保持を支え、チャンスクリエイト3回。HTで交代
MF 小西雄大6.0中盤でパスをつなぎ試合を安定させたが、決定的な仕事までは至らず
MF 中川敦瑛5.5左から仕掛ける場面はあったが32分に警告、HTで交代
MF 汰木康也6.558分に弓場の好機を演出するなど攻撃へ関与
MF 弓場堅真7.5鮮烈な先制ゴール。柏で最も得点の匂いを感じさせた
FW 垣田裕暉6.5弓場の先制点を頭でアシスト。前線でターゲット役を担った

先発、得点、公式スタッツは公式記録を基にし、採点と寸評はWSP独自評価。

柏レイソル 途中出場選手採点

渡井が攻撃を活性化

選手投入採点寸評
熊坂光希46分6.0中盤の運動量を確保。84分にはシュートも放った
渡井理己46分7.0チャンスクリエイト5回。後半の攻撃を動かした
瀬川祐輔52分6.5ネットを揺らすもオフサイド。前線で動き続けた
久保藤次郎52分6.5右サイドから何度も侵入。瀬川の幻のゴールも演出
細谷真大70分6.076分にシュート。終盤は前線で起点も作った

交代時間は柏・Jリーグ公式記録による。

全北現代 スタメン採点

劣勢の前半から後半に修正

選手採点寸評
GK ソン・ボムグン6.0弓場のシュートは難しかった。柏の枠内が1本だったため出番自体は限定的
DF キム・ヨンビン6.5中央を締め、終盤は身体を張ってリードを守った
DF チョ・ウィジェ7.0細谷のシュートをブロックするなどゴール前で粘った
DF キム・テファン7.548分に正確なクロスで同点弾をアシスト。守備でもクロスを複数ブロック
DF キム・テヒョン6.5柏の右からの攻撃に対応。終盤まで集中
MF ジョアン・ガンボア6.5中央のフィルター役。柏のパスワークに苦しみながらも粘った
MF イ・ヨンジェ7.555分にポスト直撃、69分には決勝点をアシスト
MF キム・ジンギュ6.5中盤から前線へボールを供給。後半に存在感アップ
FW イ・ドンジュン6.0前半からスピードで柏最終ラインへ圧力
FW チアゴ・オロボ7.548分に高さを生かして同点ゴール。試合の流れを変えた
FW イ・スンウ6.5ボールを持つたびに柏へプレッシャー。攻撃のアクセントとなった

得点・アシスト等の事実はJリーグ公式記録に基づく。採点はWSP独自評価。

全北現代 途中出場選手採点

イタロ・バルガスが試合を決める

選手投入採点寸評
イタロ・バルガス65分8.0投入4分後に逆転弾。個人突破で試合を決めた
ドド79分6.0終盤の攻撃とボール保持に貢献
ブルーノ・モタ79分6.0前線で身体を張り時間を使った
メン・ソンウン88分出場時間が短く採点なし
パク・ジス88分出場時間が短く採点なし

イタロは65分に投入され、69分に決勝点を記録した。

MOM

イタロ・バルガス【8.0】

MOMは全北のイタロ・バルガス。

理由はシンプルだ。

65分投入。

69分ゴール。

そのゴールが、

1-1を2-1へ。

勝点1を勝点3へ。

変えた。

左サイドから自ら運び、ペナルティーエリア中央まで進入。

最後は右足で仕留めた。

采配と個人能力が完全に噛み合った一撃だった。

柏のMVP:弓場堅真【7.5】

柏側で最も評価したいのは弓場。

30分の先制ゴールだけではない。

後半もシュート。

ドリブル。

クロス。

と前向きなプレーを続けた。

ACLE初戦という舞台で萎縮せず、得点まで奪った点は今後への大きな収穫だ。

全北現代はなぜ勝てた?

後半に「試合の質」を変えた

全北の勝因は保持率ではない。

むしろ保持率は38%。

それでも勝った。

理由は、

ゴールへ向かう回数と質。

前半は柏にボールを持たせながら苦戦。

しかし後半からプレッシング強度を上げた。

チアゴをターゲットにした。

柏のロストを素早く攻撃へ変えた。

そしてイタロ投入。

試合の流れを読みながら、

前半と後半で戦い方を変えられたこと

が大きかった。

柏が次戦までに改善したいポイント

「支配率」ではなく「枠内シュート」へ

柏が悲観する必要はない。

アウェイの全北戦で62%保持。

パス成功率85.6%。

前半はリード。

瀬川の取り消されたゴールもあった。

内容には十分戦える要素があった。

しかし最後は、

12本打って枠内1本。

ここだ。

ペナルティーエリアへ入った後。

最後のパス。

シュートを打つタイミング。

シュートコース。

この精度を上げなければ、ACLEで上位へ進むのは難しい。

改善点② 後半開始直後のゲーム管理

1-0でリードしている側の戦い方

後半開始から無理に主導権を取り返す必要はない。

最初の5分だけでも、

相手の勢いを受ける。

ラインを揃える。

セカンドボールを回収する。

不用意なクロスを入れさせない。

試合を落ち着かせる。

こうした「時間の使い方」もアジアでは重要になる。

今回の48分の失点は、大きな教訓になった。

改善点③ 途中出場選手への対応

イタロを自由にさせた4分間

途中出場選手は、入った瞬間が最も危険だ。

イタロはその典型だった。

65分投入。

69分決勝点。

柏としては、

誰が見るのか。

どの方向へ追い込むのか。

利き足はどちらか。

情報共有をもっと早くする必要がある。

全北にも課題

62%の保持を柏へ許した

勝った全北にも課題はある。

ホームにもかかわらず保持率38%。

柏にパス成功率85.6%を許した。

前半は柏のボール循環を止められず、先制まで許している。

相手がさらに決定力の高いチームなら、前半で2点以上失っていてもおかしくない。

後半の修正力は素晴らしかった。

一方で最初から90分同じ強度を出せるかは、ACLEを勝ち進む上での課題になる。

柏は8年ぶりのアジアで黒星スタート

それでも「通用しなかった試合」ではない

柏にとってACLEは2018年以来のアジア挑戦。

クラブとしては通算5度目のACL出場で、過去最高成績は2013年のベスト4だ。

その復帰初戦は敗戦。

勝点0。

悔しい結果だ。

ただ、

「アジアでは全く通用しなかった」

という試合ではない。

むしろ逆だ。

ボールを持てた。

先制した。

敵地でも押し込めた。

途中出場選手もチャンスを作った。

問題は最後の精度と、90分間のゲーム管理だった。

次はJ1首位・町田戦

9月20日、アウェイでFC町田ゼルビア

柏の次戦は9月20日。

J1第8節。

アウェイでFC町田ゼルビアと対戦する。

全北との激しいACLEから中3日。

コンディション管理も非常に重要になる。

そして今回の敗戦を引きずるのか。

それとも、

「内容は悪くなかった」

という部分をリーグ戦へ持ち込めるのか。

リカルド監督のメンバー選択にも注目したい。

ACLE次戦はポートFC

10月14日、柏で迎えるホーム初戦

ACLE第2節は10月14日。

柏サッカースタジアムでポートFCと対戦する。

初戦を落とした以上、ホームでは勝点3が欲しい。

今回見えた、

後半開始の入り。

シュート精度。

カウンター対応。

この3点をどこまで修正できるか。

8年ぶりのアジア挑戦は始まったばかりだ。

まとめ

「勝てた試合」だからこそ悔しい1-2

最終結果。

全北現代 2-1 柏レイソル。

30分。

弓場堅真。

柏が先制。

48分。

チアゴ・オロボ。

同点。

60分。

瀬川祐輔がネットを揺らすもオフサイド。

65分。

イタロ・バルガス投入。

69分。

イタロが逆転ゴール。

柏の保持率は62%。

パス成功率85.6%。

CK6本。

だが、

枠内シュートは1本。

一方の全北は38%しかボールを持っていない。

それでも13本シュート。

3本枠内。

2ゴール。

この差が結果になった。

柏に必要なのは、サッカーを変えることではない。

自分たちが作った優位を、

「ゴール」という数字へ変えること。

そしてリードした時に、

90分をどう終わらせるか。

今回の敗戦には、その二つの課題が凝縮されていた。

ただし、ACLEはまだ第1節。

残り7試合ある。

次のACLEはホーム。

ポートFC戦。

2018年以来となるアジアへの挑戦。

初戦は悔しい逆転負けとなった。

それでも、

柏から世界へ。

アジアでの戦いは、まだ始まったばかりだ。

免責事項

本記事について

本記事は2026年9月17日時点で、Jリーグ、柏レイソル公式、AFC関連情報および試合後報道を確認したうえで作成しています。

試合結果は全北現代モータース2-1柏レイソル。得点者はJリーグ公式表記で、30分弓場堅真、48分チアゴ・オロボ、69分イタロ・バルガスです。

スターティングメンバー、交代時間、警告などは柏レイソルおよびJリーグ公式記録を参照しています。

なお、柏公式では全北選手の日本語表記がJリーグ公式と一部異なります。本記事では原則としてJリーグ公式表記に統一しています。

選手採点、MOM、戦術分析、敗因、改善点などは公開された試合記録を基にした「ワールドサッカーポータル」独自評価・分析であり、AFC、Jリーグ、柏レイソル、全北現代モータースおよび各選手・監督の公式評価ではありません。

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