ガンバ大阪が、アジアの舞台でようやく笑った。
2026年9月15日、市立吹田サッカースタジアムで行われたAFCチャンピオンズリーグElite 2026/27リーグステージMD1。
ガンバ大阪はベトナム王者コンアン・ハノイを4-1で撃破した。
29分、宇佐美貴史が鮮やかな左足のシュートで先制。
58分には、9月9日にテゲバジャーロ宮崎から加入したばかりの土信田悠生が、山下諒也のクロスを頭で叩き込み移籍後初ゴール。
67分には宇佐美がこの日2点目。
79分にペレアへ1点を返されたものの、90+3分には途中出場の角昂志郎が左足でダメ押しの4点目を決めた。
そして忘れてはいけないのが山下諒也。
負傷離脱からの復帰戦で、G大阪の最初の3得点をすべてアシスト。
宇佐美の2ゴール。
土信田の加入後初ゴール。
そのすべてを演出した。
J1では6試合勝利なし。
直近のFC東京戦も0-2。
苦しみ続けていたG大阪にとって、単なるACLEの勝点3ではない。
攻撃陣が結果を残し、新加入組までゴールを奪った。
チームの空気を変える可能性を持つ4-1だった。
試合結果
ガンバ大阪 4-1 コンアン・ハノイ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 大会 | AFCチャンピオンズリーグElite 2026/27 |
| ラウンド | リーグステージ MD1・東地区 |
| 開催日 | 2026年9月15日 |
| 会場 | 市立吹田サッカースタジアム |
| 結果 | G大阪 4-1 コンアン・ハノイ |
| 前半 | 1-0 |
| 後半 | 3-1 |
| G大阪得点 | 29分 宇佐美貴史、58分 土信田悠生、67分 宇佐美貴史、90+3分 角昂志郎 |
| コンアン・ハノイ得点 | 79分 ペレア |
| 入場者数 | 8,800人 |
| 天候 | 曇り時々雨 |
| 気温 | 24℃ |
| 湿度 | 90% |
公式記録では宇佐美2得点、土信田と角が1得点ずつ。G大阪はACLEリーグステージ初戦を3点差の快勝でスタートした。
試合スタッツ
シュート数では相手を下回るも「ゴールへ変える質」で圧倒
| スタッツ | G大阪 | コンアン・ハノイ |
|---|---|---|
| シュート | 12 | 15 |
| 枠内シュート | 6 | 7 |
| ボール支配率 | 54% | 46% |
| パス成功率 | 83% | 76% |
| オフサイド | 1 | 1 |
| CK | 9 | 3 |
| 警告 | 1 | 1 |
| 退場 | 0 | 0 |
興味深い数字だ。
シュート数だけなら、
G大阪12本。
コンアン・ハノイ15本。
アウェイチームの方が多い。
枠内シュートもG大阪6本に対してコンアン・ハノイ7本。
それでも結果は4-1。
つまり今回のG大阪は、単純にシュート本数で相手を押し潰したわけではない。
決定機の質と決定力で上回った。
6本の枠内シュートから4得点。
リーグ戦で苦しんでいたフィニッシュの部分が、一気に結果へ変わった試合だった。
ガンバ大阪 スターティングメンバー
土信田悠生を加入後初先発へ抜擢
GK:一森純
DF:福岡将太、中谷進之介、岸本武流、初瀬亮
MF:安部柊斗、美藤倫
FW:宇佐美貴史、食野亮太郎、山下諒也、土信田悠生
明神智和監督は、FC東京戦から前線を変更。
9月9日に宮崎から加入した土信田を最前線で初先発させた。
さらに負傷から戻った山下をスタメン起用。
この2人が後に大きな仕事をする。
前半:序盤は不安定、それでも宇佐美が一発で空気を変えた
コンアン・ハノイも積極的に前へ
試合開始直後からG大阪が完全に圧倒していたわけではない。
明神監督自身も試合後、
立ち上がりには硬さがあり、不安定な時間があったと振り返っている。
コンアン・ハノイには、
グエン・クアン・ハイ。
ステファン・ムーク。
アラン・グラフィテ。
ペレア。
といった攻撃力のある選手がいる。
特にボールを奪った後は素早く前へ出て、G大阪の最終ラインへ圧力を掛けてきた。
リーグ3試合連続複数失点中だったG大阪にとって、決して楽な立ち上がりではなかった。
29分:宇佐美貴史がスーパーゴール
左足一閃。苦しむチームを救ったキャプテン
均衡を破ったのは、やはりこの男だった。
29分。
山下諒也からボールを受けた宇佐美貴史が、ペナルティーエリア手前から左足を振り抜く。
ボールはゴール左上へ。
1-0。
相手GKグエン・フィリップが反応するのも難しい、宇佐美らしい鮮烈な一撃だった。
明神監督も試合後、宇佐美の先制点がチームに大きな勇気を与え、そこから判断が冷静になったと評価している。
このゴールまでのG大阪と、このゴール以降のG大阪。
明らかにプレーの余裕が変わった。
山下諒也が試合を変えた
復帰戦でいきなり3アシスト
この日の影の主役とも言えるのが山下だった。
宇佐美の先制点をアシスト。
58分には右サイドから正確なクロスを送り、土信田のヘディング弾を演出。
さらに67分には高い位置でボールを奪って前進し、宇佐美の2点目までアシストした。
3得点すべてをお膳立て。
8月29日の広島戦以来となる復帰戦。
それを考えれば驚異的なパフォーマンスだった。
ただボールを持った時だけではない。
スピードを生かしたプレス。
相手のボール保持者への追い込み。
奪った瞬間の縦への推進力。
これらがG大阪の攻撃を活性化した。
58分:新加入・土信田悠生が加入後初ゴール
「点を取るために来た」ストライカーが結果
後半13分。
右サイドで岸本武流からパスを受けた山下がクロス。
ゴール前へ飛び込んだ土信田がヘディングで合わせる。
ボールはゴール左下へ。
2-0。
9月9日に宮崎から加入して、わずか6日。
加入後初先発となったACLEの舞台で初ゴールを奪った。
土信田自身も試合後、G大阪には「点を取るために来た」という趣旨の覚悟を語っている。
しかも評価したいのはゴールだけではない。
最前線で身体を張る。
相手CBと競り合う。
ボールを失っても追う。
前からプレスを掛ける。
加入直後にもかかわらず、G大阪が今求めている「泥臭さ」を体現した。
土信田のゴールは今後のFW争いを変える可能性
ジェバリ、ヒュメットだけではない選択肢
G大阪には、
イッサム・ジェバリ。
デニス・ヒュメット。
植中朝日。
とFWの選択肢がある。
しかし植中は負傷離脱中。
さらに中2日の連戦でジェバリ、ヒュメットのコンディション管理も必要になる。
そんな状況で土信田が結果を残した。
明神監督もこの日はコンディションや相手戦術を考慮して前線を変更したと説明している。
これからは、
ジェバリ。
ヒュメット。
土信田。
誰を使うかという競争が始まる。
これはチームにとって非常に大きい。
67分:宇佐美貴史が2点目
山下のボール奪取から一気にゴールへ
3点目も山下だった。
相手陣内でボールを奪う。
そのまま前へ運ぶ。
最後は宇佐美へスルーパス。
抜け出した宇佐美が今度は右足でゴール右下へ流し込んだ。
3-0。
先制点は左足。
2点目は右足。
宇佐美の技術が凝縮された2ゴールだった。
そしてこの得点は、明神監督が試合前から求めていた、
「良い守備から攻撃へ」
という形そのものだった。
山下のプレス。
奪取。
縦への推進。
宇佐美のフィニッシュ。
非常に質の高い得点だった。
69分:宇佐美を下げ、角昂志郎を投入
新加入MFへチャンス
3-0となった直後、明神監督は動いた。
宇佐美に代えてジェバリ。
食野に代えて角昂志郎。
角は9月4日にジュビロ磐田から完全移籍したばかり。
FC東京戦では先発したものの結果を残せず、チームも0-2で敗れていた。
加入時には「プレーで示したい」とコメントしていた24歳MF。
アジアの舞台で、その言葉を結果に変えることになる。
79分:ペレアに失点
一森が一度止めるも、こぼれ球を押し込まれる
完全な試合とはならなかった。
79分。
途中出場のグエン・ディン・バックが左サイドからドリブルで侵入。
シュートは一森がセーブした。
しかし、こぼれ球へ反応したペレアが右足で押し込む。
3-1。
この失点について明神監督も試合後、今後さらに成長する上で改善すべき部分だと指摘している。
3点リード。
試合終盤。
だからこそ無失点で終えたかった。
ここは今後の課題になる。
90+3分:角昂志郎が加入後初ゴール
左サイドから一人で持ち込み、左足で仕留める
最後に新加入選手がもう一人輝いた。
90+3分。
角が左サイドからドリブルで進入。
ペナルティーエリア左へ入り、そのまま左足。
ゴール下へ決めて4-1。
ガンバ大阪加入後初得点。
9月4日に磐田から加入。
その11日後。
ACLE初戦で結果を残した。
土信田。
そして角。
9月に加わったばかりの2人が揃って初ゴール。
今回の勝利の中でも、非常に大きな意味を持つ出来事だ。
新加入2人が即結果
「補強がチームを変える」可能性
9月4日。
角昂志郎加入。
9月9日。
土信田悠生加入。
そして9月15日。
2人ともゴール。
これ以上分かりやすい補強効果はない。
G大阪はリーグ戦で苦しんでいる。
6試合未勝利。
直近2試合連続0-2。
既存選手だけで流れを変えられない状況だった。
そこに新しい選手が入り、競争と刺激をもたらす。
その効果が早くもACLEで表れた。
ガンバ大阪 スタメン採点
WSP独自採点・10点満点
| 選手 | 採点 | 寸評 |
|---|---|---|
| GK 一森純 | 6.5 | 失点場面でも一度はシュートを防いだ。難しい時間帯を落ち着いて対応 |
| DF 福岡将太 | 6.5 | 終盤に警告は受けたが、中央とサイドをカバーして勝利に貢献 |
| DF 中谷進之介 | 7.0 | 最終ラインを統率。相手の強力な外国籍FWとの競り合いでも安定 |
| DF 岸本武流 | 7.0 | 2点目の攻撃で山下へパス。右サイドで攻守に幅広く関与 |
| DF 初瀬亮 | 6.5 | 左サイドから攻撃参加。ボール保持でも落ち着きを与えた |
| MF 安部柊斗 | 7.0 | 中盤の守備強度を担保。前線の選手が攻撃へ出られる土台を作った |
| MF 美藤倫 | 7.0 | 復帰後の好調を維持。球際と運動量で中盤を支えた |
| FW 食野亮太郎 | 6.5 | 得点には絡めなかったが、相手守備を動かす役割を遂行 |
| FW 山下諒也 | 9.0 | 復帰戦で圧巻の3アシスト。攻守両面で試合を動かした |
| FW 宇佐美貴史 | 9.0 | 2得点。苦しい時間帯の先制ゴールでチームを解放した |
| FW 土信田悠生 | 8.0 | 加入後初先発・初ゴール。前線で身体を張り、守備でも貢献 |
スタメンと得点・アシストは公式記録に基づき、採点・寸評はWSP独自評価。
G大阪 途中出場選手採点
角が短時間で強烈なアピール
| 選手 | 投入 | 採点 | 寸評 |
|---|---|---|---|
| 角昂志郎 | 69分 | 7.5 | 90+3分に加入後初ゴール。持ち運びと左足で結果 |
| イッサム・ジェバリ | 69分 | 6.5 | 前線でボールを収め、角の得点につながる攻撃にも関与 |
| イーライ・アダムス | 74分 | 6.0 | 運動量を生かしてゲーム終盤を支えた |
| 鈴木徳真 | 90+2分 | ― | 出場時間が短いため採点なし |
| 中積爲 | 90+2分 | ― | 出場時間が短いため採点なし |
交代時間はJリーグ公式記録による。
コンアン・ハノイ スタメン採点
個の能力は見せたが、G大阪の決定力に屈する
| 選手 | 採点 | 寸評 |
|---|---|---|
| GK グエン・フィリップ | 5.0 | 4失点。宇佐美の先制弾など対応困難なシュートも多かった |
| DF ドアン・バン・ハウ | 5.0 | 山下らのスピードへの対応に苦戦 |
| DF ペンダン・クアン・ビン | 5.0 | サイドで数的優位を作られ、後手に回った |
| DF ブイ・ホアン・ベト・アイン | 5.0 | 土信田とのフィジカル勝負で苦しい時間帯 |
| MF ステファン・ムーク | 5.5 | 前半に警告。古巣Jリーグ勢相手に中盤で存在感を出し切れず |
| MF ダミア・サバテル | 5.5 | ボール保持では関与したが、G大阪の中盤を崩し切れなかった |
| MF グエン・クアン・ハイ | 6.0 | 技術は見せたものの決定的な仕事は限定的 |
| FW ダビド・ヘネン | 5.5 | 前線で違いを作る場面は少なかった |
| FW フランス・プトロス | 5.5 | G大阪守備陣の前で自由を得られず |
| FW アラン・グラフィテ | 5.5 | 個で仕掛ける場面はあったが得点には結び付かず |
| FW ペレア | 6.5 | 79分に意地の一発。ゴール前での反応の速さを示した |
MOM
宇佐美貴史【9.0】
MOMは宇佐美貴史としたい。
山下の3アシストも文句なしに素晴らしかった。
むしろ数字だけなら山下を選んでもおかしくない。
それでも宇佐美をMOMとした理由は、
「最も苦しかった時間帯で試合を動かした」
からだ。
0-0。
チームには硬さ。
リーグ6試合未勝利。
スタジアムにも「また勝てないのでは」という空気が生まれかねない時間帯。
そこで29分。
宇佐美が一発で状況を変えた。
明神監督も、あの先制点によってチームが勇気を得たと評価している。
そして67分には2点目。
左右両足で2ゴール。
キャプテンが結果でチームを引っ張った。
影のMOM:山下諒也【9.0】
ただし「影のMOM」は間違いなく山下。
3アシスト。
宇佐美。
土信田。
宇佐美。
G大阪の最初の3点すべてを演出した。
特に3点目は、前線からの守備で奪ってそのままアシスト。
明神監督が求めるサッカーを象徴するプレーだった。
G大阪はなぜ勝てた?
勝因① 宇佐美が悪い空気を一発で変えた
最大のポイント。
先制点が生まれなければ、試合はもっと難しくなっていた可能性が高い。
コンアン・ハノイには守備を固めてカウンターを狙う選択肢もあった。
しかし宇佐美が29分に先制。
相手は前へ出ざるを得なくなった。
そこでスペースが生まれた。
2点目。
3点目。
4点目。
すべての起点は先制点だった。
勝因② 山下の復帰
G大阪に足りなかった「縦への速さ」が戻った
山下の特徴は分かりやすい。
速い。
前へ行く。
ボールを奪う。
仕掛ける。
クロスを入れる。
直近のG大阪はボールを保持しても、相手守備を一気に壊すプレーが少なかった。
山下が入ったことで、
ボールを持つサッカーから、ゴールへ向かうサッカーへ。
攻撃に速度が加わった。
勝因③ 土信田の泥臭さ
「きれいに崩す」だけではない選択肢
土信田は完璧なポストプレーを連発したわけではない。
それでも身体を当てる。
競る。
走る。
クロスへ飛び込む。
相手CBにとって嫌なプレーを繰り返した。
2点目のヘディングは、その姿勢への報酬だった。
G大阪にとって非常に重要なのは、
足元だけではなく空中戦でもゴールを奪えるFWが増えたこと。
攻撃の幅が広がる。
勝因④ 安部・美藤の中盤
前線が自由に攻められた理由
宇佐美や山下が目立った試合だった。
しかし彼らが攻撃へ集中できたのは、中盤が機能していたからだ。
安部。
美藤。
相手の攻撃を潰し、こぼれ球を回収。
ボールを前線へ届ける。
試合前に安部が語っていた「基本に立ち返る」「中央を閉める」「カウンター時に戻る」という部分を、チームとしてある程度実行できた。
勝因⑤ 新加入選手が競争を生んだ
角&土信田がそろってゴール
チームが停滞している時、新加入選手が持ち込むものは技術だけではない。
危機感。
既存選手には「ポジションを奪われるかもしれない」という刺激が生まれる。
新加入選手には「早く結果を残したい」というエネルギーがある。
土信田。
角。
その2人が同じ試合でゴールした。
補強がチーム全体へ新しい競争をもたらしている。
コンアン・ハノイはなぜ敗れた?
課題① シュート数を得点へ変えられなかった
コンアン・ハノイは15本のシュート。
G大阪より多かった。
枠内シュートも7本。
それでも1得点。
一方、G大阪は6本の枠内シュートから4点。
最大の差は決定力だった。
課題② 先制後に守備間隔が広がった
0-1になるとコンアン・ハノイは前へ人数を掛ける必要が生まれた。
すると、
DFとMF。
MFとFW。
ライン間にスペースが生まれる。
そこを山下や宇佐美に使われた。
特に後半はボールを失った後の帰陣が遅れ、G大阪に前向きで攻撃される場面が増えた。
課題③ 山下を止められなかった
3アシスト。
これがすべてだ。
山下へボールが渡った瞬間、
寄せ切れない。
スピードで振り切られる。
クロスを許す。
中央へのパスを許す。
コンアン・ハノイ守備陣は最後まで山下への対応策を見つけられなかった。
G大阪にも残る課題
4-1でも「守備が完全復活」とは言えない
快勝だった。
ただし注意したい。
コンアン・ハノイは15本のシュートを放っている。
枠内も7本。
G大阪以上だ。
つまりスコアほど一方的な内容ではない。
一森のセーブ。
相手のフィニッシュミス。
そうした要素にも助けられた。
J1上位クラブ相手なら、同じだけシュートを許せば複数失点につながる可能性がある。
課題① 79分の失点
3-0からの失点は不要だった
3-0。
残り約10分。
本来であれば試合を終わらせたい時間帯だ。
しかしディン・バックに左から侵入される。
一森がシュートを止める。
こぼれ球をペレア。
3-1。
明神監督も「1失点している部分は改善したい」と明確に語っている。
大量リードでも集中力を維持する。
ACLE上位やJ1で勝ち切るためには必要になる。
課題② この勝利をリーグへつなげられるか
次の神戸戦こそ重要
ACLEで4-1。
気持ちの良い勝利だ。
しかしG大阪はJ1では依然として6試合未勝利。
順位は15位。
本当に流れが変わったかどうかは、次のリーグ戦で判断される。
次戦は9月20日。
ホームでヴィッセル神戸。
現在上位を走る強敵だ。
ここで勝てれば、
「コンアン・ハノイ戦がターニングポイントだった」
と言える。
負ければ再び苦しい状況へ戻る。
神戸戦で誰を使う?
土信田の連続先発も十分あり得る
土信田は加入後初先発でゴール。
山下は3アシスト。
宇佐美は2ゴール。
この3人を簡単に外す理由はない。
一方、
ジェバリ。
ヒュメット。
角。
イーライ・アダムス。
既存、新加入を含め攻撃陣の競争は激しくなった。
明神監督にとってはうれしい悩みだ。
「ACL男」山下諒也が再びアジアで躍動
昨季ACL2でも5得点3アシスト
山下は昨季ACL2でも13試合に出場し、5得点3アシストを記録。
アジアのタイトル獲得に大きく貢献した。
そしてACLEへ舞台が変わっても、初戦から3アシスト。
偶然ではない。
相手が前へ出てくる国際大会では、山下のスピードがより生きる。
G大阪がACLEを勝ち進む上で、非常に重要な武器になる。
ACL2王者からACLE王者へ
目標はアジアの頂点
明神監督は試合後、ACLEについて「アジアの頂点を決める大会」と位置づけ、アジアナンバーワンを目指す優先度は高いと語っている。
昨季はACL2制覇。
今季はその一つ上。
ACLE。
相手のレベルは当然上がる。
それでも初戦で4-1。
最高に近いスタートとなった。
まとめ
宇佐美、山下、新加入組――欲しかった選手が全員結果
最終スコアは、
ガンバ大阪 4-1 コンアン・ハノイ。
29分 宇佐美貴史。
58分 土信田悠生。
67分 宇佐美貴史。
79分 ペレア。
90+3分 角昂志郎。
宇佐美は2ゴール。
山下は3アシスト。
土信田は加入後初先発で加入後初得点。
角も途中出場から加入後初得点。
これほど欲しい選手が揃って結果を出した試合は珍しい。
特に注目したいのは土信田と角だ。
土信田は9月9日加入。
角は9月4日加入。
それから2週間も経っていない。
にもかかわらずACLE初戦で揃ってゴールを決めた。
リーグ戦では苦しい。
6試合未勝利。
15位。
だからこそ新加入選手が持ち込んだ勢いには価値がある。
一方で15本のシュートを許し、79分には失点。
「4-1だからすべて良かった」で終わってはいけない。
それは明神監督自身も理解している。
それでも、
今のG大阪に必要だったものはまず勝利だった。
その勝利を、
宇佐美。
山下。
土信田。
角。
という攻撃陣が作った。
次は9月20日。
ヴィッセル神戸戦。
そこで勝って初めて、
「ACLEの4-1がガンバ大阪復活のきっかけだった」
と言える。
アジアで取り戻した自信を、J1へ。
ガンバ大阪の本当の勝負はここからだ。
免責事項
本記事について
本記事は2026年9月16日時点で、Jリーグ、ガンバ大阪、AFCおよび公開報道が公表している試合結果・公式記録などをもとに作成しています。
得点者、得点時間、先発メンバー、交代、スタッツなどの基本情報は公式記録を参照しています。
一方、選手採点、MOM、戦術分析、勝敗要因、改善点、今後の起用予想などは「ワールドサッカーポータル」独自の評価・分析であり、AFC、Jリーグ、ガンバ大阪、コンアン・ハノイおよび各選手・監督の公式評価ではありません。
また公式記録・スタッツが後日修正される可能性があります。最新情報についてはAFC、Jリーグおよび両クラブの公式情報をご確認ください。








