兄だけじゃない!佐野航大がPSVで衝撃ミドル、22歳が早くも主力候補に

兄だけじゃない!佐野航大がPSVで衝撃ミドル、22歳が早くも主力候補に
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2026年夏、新たなステージへ踏み出した日本代表MF佐野航大が、早くもオランダ王者で強烈なインパクトを残した。

現地時間9月13日に行われたエールディヴィジ第6節、PSVアイントホーフェン対スパルタ・ロッテルダム。4試合連続で先発に名を連ねた佐野は、1-1で迎えた前半39分、ペナルティーエリア外から強烈なミドルシュートを叩き込み、PSV加入後初ゴールを記録した。PSVはその後さらに得点を重ね、4-1で勝利している。

単なる「移籍後初ゴール」というだけではない。リーグ王者PSVへステップアップしてからわずか1カ月ほどで先発ポジションを確保しつつある22歳が、今度はゴールという目に見える結果まで残した。

兄・佐野海舟の存在によって「佐野兄弟の弟」と紹介される機会も多かった航大だが、PSVでの活躍が続けば、その見られ方も大きく変わっていきそうだ。

目次

佐野航大がPSV移籍後初ゴール

スパルタ戦で強烈な勝ち越しミドル

佐野の一撃が生まれたのは前半39分だった。

PSVは15分に先制点を許したものの、その後スベン・マイナンスのゴールで同点。そして1-1の状況から佐野がペナルティーエリア外でボールを受けると、思い切って右足を振り抜いた。

強烈なシュートはゴールへ突き刺さり、PSVが2-1と逆転。

佐野にとって待望の移籍後初ゴールが、チームを逆転へ導く重要な一発になった。

その後はマイナンスがさらに2得点を追加してハットトリックを完成。PSVは4-1でスパルタを下し、リーグ4連勝を飾った。第6節終了時点で勝点16とし、得失点差で首位へ浮上している。

なぜ佐野航大の初ゴールは大きいのか?

単なる「途中出場からの一発」ではない

今回のゴールを評価したい最大の理由は、佐野がすでにPSVの戦力として継続的に起用されていることだ。

スパルタ戦で佐野は4試合連続スタメン

加入直後の選手が途中出場で結果を残すケースは珍しくないが、オランダ王者の中盤で連続して先発を任され、その中でゴールまで奪っている点に大きな価値がある。

PSV移籍が決まった際、クラブのフットボール部門責任者アーネスト・スチュワート氏は佐野について、ダイナミズムと強度を備えた「6番」として評価し、PSVのプレースタイルに適していると説明していた。

まさに、その期待に早い段階から応え始めている。

NECからオランダ王者PSVへ

2026年8月に大型ステップアップ

佐野航大は2023年夏、ファジアーノ岡山からNECナイメヘンへ移籍した。

オランダ挑戦当初は無名に近い存在だったが、徐々に中盤の中心選手へ成長。2025-26シーズンにはNECがエールディヴィジ3位となり、KNVBカップ決勝へ進出する躍進にも貢献した。

その活躍を受け、2026年8月8日にPSVへの完全移籍が正式決定。

PSVとは2031年夏までの契約を結び、背番号は「24」に決まった。PSV側も以前から佐野を獲得候補の上位に置いていたことを明らかにしている。

項目内容
選手佐野航大
年齢22歳
ポジションMF
前所属NECナイメヘン
現所属PSVアイントホーフェン
背番号24
契約2031年夏まで
PSV初ゴール2026年9月13日 vsスパルタ
ゴール前半39分・勝ち越しミドル

PSVでも通用している佐野航大の強み

運動量だけではない「前へ出られる6番」

佐野の特徴を単純に「守備的MF」と表現するだけでは、その魅力は伝わり切らない。

相手へ寄せるスピード、ボール回収力、運動量に加えて、ボールを奪った後に自ら前へ運べるのが強みだ。

さらにNEC時代から、相手ペナルティーエリア周辺まで進入して攻撃へ絡むプレーも見せてきた。

PSVが獲得時に評価した「ダイナミズム」は、まさにここにある。守備の前で構えるだけではなく、中盤の広い範囲を動きながら試合へ関与できる。

ミドルシュートという新たな武器

そしてスパルタ戦で示したのが、ペナルティーエリア外からゴールを狙える力だった。

PSVのように国内リーグで相手を押し込む時間が長いチームでは、相手が自陣深くに守備ブロックを作るケースも多くなる。

中央を固められた際、エリア外からシュートを打てる中盤の選手がいることは大きい。

今回の一発が継続的な武器になれば、佐野自身のプレーの幅だけでなく、PSVの攻撃にも新たな選択肢を与えることになる。

「佐野海舟の弟」から「佐野航大」へ

兄とは異なるタイプのMF

佐野航大を語る上で避けて通れない存在が、兄の佐野海舟だ。

海舟はデュエルやボール奪取能力を大きな武器とする守備的MF。一方、航大は守備への貢献に加え、前へ運ぶプレーや攻撃局面への参加に特徴を持つ。

兄弟でありながら、選手としての個性は決して同じではない。

航大自身も過去に、幼少期は兄が守備を好み、自分は攻撃する側になることが多かったと振り返っている。兄弟で繰り返した1対1が、それぞれ異なるプレースタイルにつながった面もあるようだ。

日本代表では兄弟共演も実現

佐野兄弟はすでに日本代表でも同時出場を経験している。

2025年に航大がA代表へ初招集され、その後は兄・海舟とともに日本代表でプレー。2026年3月には同時先発も視野に入る存在となった。

「佐野海舟の弟」という入り口で航大を知ったサッカーファンも少なくないだろう。

しかし、NECからPSVへ移籍し、王者の中盤で継続的に先発出場。そして加入直後に勝ち越しゴールまで奪った。

もう「兄の弟」という説明だけでは足りない段階へ入りつつある。

22歳でPSVの主力候補へ

加入1カ月で4試合連続スタメン

PSVは若手育成クラブというだけではない。

国内タイトルを常に要求され、欧州カップ戦でも結果を求められるオランダ屈指のビッグクラブだ。

そこで加入直後から4試合連続でスタメンに入っている事実は重い。

佐野が「将来的な戦力」ではなく、すでに現在の戦力として計算されていることを示していると言えるだろう。

もちろんシーズンは始まったばかりで、完全にレギュラーを確保したと断言するのは早い。

それでも22歳という年齢を考えれば、欧州キャリアのステップは非常に順調だ。

日本代表でもポジション争いへ

中盤の新たな選択肢になれるか

PSVでレギュラークラスへ定着すれば、その先に待っているのが日本代表でのポジション争いだ。

佐野航大の魅力は、複数の中盤ポジションをこなせること。

守備強度を求められる試合では低い位置でプレーしながら、攻撃的に行きたい展開では一列前へ出ることもできる。

今回のようなミドルシュートまで持っているとなれば、試合途中から流れを変える選択肢としても興味深い。

PSVという高いレベルで試合経験を積み続けられれば、日本代表における序列を一気に上げても不思議ではない。

今後の注目ポイント

ゴール以上に「スタメンを守れるか」が重要

初ゴールは間違いなく大きなニュースだ。

ただ、佐野にとって本当に重要なのはここからだろう。

欧州のビッグクラブでは、数試合活躍しただけでポジションが保証されることはない。

国内リーグに加えて欧州カップ戦もあり、選手層の厚いPSVでは激しい競争が続く。

その中で5試合、10試合、20試合とスタメン出場を積み重ねられるか。

今回のゴール以上に注目したいポイントだ。

まとめ

衝撃ミドルは「佐野航大」の名前をさらに広げる一発に

2026年9月13日、PSV対スパルタ・ロッテルダム。

佐野航大は1-1で迎えた前半39分、ペナルティーエリア外から強烈なミドルシュートを叩き込み、PSV移籍後初ゴールを奪った。

しかもそれは、単なる大量得点の中の1点ではない。

試合を1-2へひっくり返す勝ち越しゴールだった。 PSVは最終的に4-1で勝利し、リーグ首位へ浮上した。

NECで評価を高め、オランダ王者PSVへ。

そして加入から間もない段階で4試合連続先発と初ゴール。

22歳の日本人MFは、想像以上のスピードで新天地へ適応している。

兄・佐野海舟だけではない。

これから欧州サッカーで「佐野」の名前をさらに広げる存在として、佐野航大自身が主役になるシーズンが始まっている。

免責事項

本記事について

本記事はPSV公式発表、試合記録および国内外の報道など、公開されている情報をもとに作成しています。

試合内容の分析、選手への評価、日本代表での将来的な立ち位置などについては「ワールドサッカーポータル」独自の見解を含みます。移籍・契約・出場状況などは今後変更される場合があるため、最新情報はクラブおよび各大会の公式発表をご確認ください。

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