2026年FIFAワールドカップ北中米大会グループI第1節、ハーランドとウーデゴールを擁するノルウェーの「黄金世代」と、40年ぶりの本大会出場を果たしたイラク(メソポタミアのライオン)が激突します。日本時間2026年6月17日(水)7:00、ボストン・ジレット・スタジアムでのキックオフです。
この記事では、両チームの戦術・陣容、歴史的背景、注目選手、見どころ、結果予想を整理します。
グループI / グループリーグ 会場Gillette Stadium / Foxborough
まず結論:ノルウェーが圧倒的な個の力で3-0完勝
現時点の予想スコアはノルウェー 3-0 イラクです。ハーランド(予選8試合16ゴール)を擁する世界屈指の攻撃力がイラクのローブロックを圧倒すると見ます。
- ノルウェーは欧州予選を8勝0敗で首位通過。ハーランドが予選8試合16ゴールという驚異的なスタッツ
- イラクは1986年メキシコ大会以来40年ぶりのW杯。グラハム・アーノルド監督(元オーストラリア代表指揮官)が率いる
- イラク右ウイングのゴリザデがACL断裂で欠場確定。ガレノエイ監督の右サイド崩し戦術が機能不全に
- ノルウェーの懸念:スカッドデプス(選手層)の薄さと、スターティング11と控えの実力差
- イラクはジダン・イクバル(元マンU→FCユトレヒト)のテクニックで中盤を支配し、アイマン・フセインへのポストプレーでカウンターを狙う
試合情報
| 対戦カード | イラク vs ノルウェー |
|---|---|
| キックオフ | 2026年6月17日(水)7:00(日本時間)/現地時間6月16日 18:00 ET |
| 会場 | ボストン・スタジアム/ジレット・スタジアム(フォックスボロ、マサチューセッツ州) |
| 大会 | FIFAワールドカップ26 北中米大会 グループI 第1節 |
| 放送(日本) | DAZN(全試合配信) |
グループIの力学と本試合の位置づけ
グループIはフランス(首位通過最有力)、セネガル、ノルウェー、イラクの4カ国構成。フランスとノルウェーが2位争いをリードする構図で、両チームともイラクとセネガルから確実に勝ち点を取る必要があります。
過去の対戦成績
イラクとノルウェーのA代表は史上初の対戦です。過去データがありません。
両チームの歴史と大会での立ち位置
ノルウェー
1998年フランス大会以来28年ぶりのW杯。ハーランド(マンチェスター・C)とウーデゴール(アーセナル・主将)という世界最高クラスの選手を軸にした「黄金世代」が一堂に会した歴史的なチームです。欧州予選8連勝という完璧な成績でグループ首位通過。大会前にNetflixのドキュメンタリー『Norway: The Dark Horse』が公開されるほどの注目度です。FIFAランキング15位前後。
イラク
1986年メキシコ大会以来40年ぶりのW杯(「メソポタミアのライオン」)。過去の予選ではプレーオフでUAEを劇的なPKで破り、大陸間プレーオフでボリビアを撃破。グラハム・アーノルド監督(元オーストラリア代表を2022年大会ベスト16に導いた実績)が就任直後から組織力を大幅に改善しました。FIFAランキング55位前後。
予想フォーメーションと戦術の軸
| ノルウェー | 予想フォーメーション: 4-4-2 / 4-3-3 / 監督: ストーレ・ソルバッケン / 戦術の軸: ハーランド+セルロートのツートップ(またはハーランドの1トップ)、ウーデゴールのプレイメイク、サイドからのオーバーロード |
|---|---|
| イラク | 予想フォーメーション: 4-2-3-1 / 4-3-3 / 監督: アミール・ガレノエイ / 戦術の軸: ローブロックからフセインへのカウンター。ジダン・イクバルの中盤テクニックでビルドアップ |
ノルウェーはハーランドに対して相手CBが後退するため、ウーデゴールがライン間で前を向いてパスを出す構造が成立します。イラクは4-2-3-1でコンパクトなブロックを敷き、ノルウェーのサイドバックが高い位置を取った背後にアリ・アル=ハマディやフセインを走らせるカウンターが唯一の脅威です。
ノルウェー 登録26名(主要選手)
| Pos. | 選手名(所属クラブ) | 特記事項 |
|---|---|---|
| GK | オルヤン・ニーランド(セビージャ) | 正GK候補(安定感に懸念あり) |
| DF | クリストファー・アイェル(ブレントフォード) | CB・フィジカルに優れる |
| DF | ユリアン・リエルソン(ボルシア・ドルトムント) | 右SB。運動量豊富、攻守のダイナミズム |
| MF | マルティン・ウーデゴール(アーセナル) | 主将・プレイメーカー。予選7アシスト |
| MF | パトリック・ベルグ(ボデ/グリムト) | 守備的MF・中盤の安定感 |
| MF | サンデル・ベルゲ(バーンリー) | 長身・フィジカル・中盤のダイナモ |
| MF | アントニオ・ヌサ(RBライプツィヒ) | 「ノルウェーのネイマール」。左ウイング |
| FW | アーリング・ハーランド(マンチェスター・C) | 予選8試合16ゴール。世界最高ストライカーの一人 |
| FW | アレクサンデル・セルロート(ビジャレアル) | ツートップのもう一角。高さとパワー |
イラク 登録選手(主要選手)
| Pos. | 選手名(所属クラブ) | 特記事項 |
|---|---|---|
| GK | ジャラル・ハッサン(アル・ザウラー) | ベテラン守護神 |
| DF | レビン・スラカ(ポートFC) | CBリーダー |
| MF | ジダン・イクバル(FCユトレヒト) | 元マンU育ち。中盤のテクニカルリーダー |
| MF | アミール・アル=アンマリ(クラコヴィア) | UAE戦でPKを決めた強心臓の持ち主 |
| FW | アイマン・フセイン(不明) | 前線の基準点。ポストプレーとカウンターの出口 |
| FW | アリ・アル=ハマディ(イプスウィッチ) | プレミアリーグ経験。スピードで背後を狙う |
| FW | アリ・ゴリザデ(欠場確定) | 右ウイングのレギュラーがACL断裂で欠場 |
注目選手
ノルウェー
- アーリング・ハーランド(マンチェスター・C): 予選8試合16ゴールという驚異的なスタッツが示す通り、本大会でも得点王候補の筆頭。イラクのCB陣との1対1でどれだけ得点できるかが注目です。
- マルティン・ウーデゴール(アーセナル): 主将として攻撃をオーケストレーション。ハーランドの引力によって生まれるスペースでボールを受け、決定的なパスを供給します。
- アントニオ・ヌサ(RBライプツィヒ): 「ノルウェーのネイマール」と称される若き才能。左サイドからのドリブル突破でイラクのDFを翻弄します。
イラク
- ジダン・イクバル(FCユトレヒト): マンU育ちの中盤の要。ノルウェーのプレスをテクニックで剥がし、フセインやアル=ハマディへの供給ができるかがイラクの攻撃を支えます。
- アイマン・フセイン(不明): 前線の絶対的な基準点。ノルウェーのCBが1対1の空中戦と対人守備でどこまで対応できるかがポイントです。
気になるポイント
- ハーランドのコンディション。マンCでのシーズンの疲労が残っているかどうか。
- イラクのゴリザデ欠場の影響。右サイドからの崩しが機能不全になった場合、ガレノエイ監督がどう代替戦術を構築するか。
- ノルウェーの控え選手の質。スターティング11と控えの差が大きく、主力が疲労した時間帯での強度維持が課題。
勝敗を分けるマッチアップ
| ハーランド vs イラクのCBコンビ | 試合の核心。スラカ・ユーニスがハーランドの引力と突破力にどこまで対応できるかが失点数を決めます。ハーランドへのロングボール供給を繋ぎの中で潰せれば、イラクの守備は保ちます。 |
|---|---|
| イラクのカウンター vs ノルウェーのサイドバックの背後 | リエルソンが高い位置を取った背後のスペースがイラクの唯一の得点チャンス。アル=ハマディのスプリントがノルウェーの最終ラインを引き裂けるかどうか。 |
試合予想
| 勝敗予想 | ノルウェー勝利 |
|---|---|
| 予想スコア | 3-0 |
| 確信度 | やや高 |
| 得点候補 | ノルウェー: ハーランド(2ゴール)、ウーデゴールまたはヌサ |
事前材料を踏まえた試合展開予想
序盤の入り方
ノルウェーは立ち上がりからボールを保持し、ハーランドを起点に中盤のウーデゴールが動き回ります。イラクは4-2-3-1で守備ブロックを設定し、ハーランドに密着したマークをつけます。
前半の勝負どころ
ノルウェーがボールを保持して押し込む時間が長くなります。最初の決定機はウーデゴールの配球からハーランドが抜け出す形か、ヌサの左サイドからのカットインが最有力です。
後半の流れ
先制後、ノルウェーは交代でセルロートを投入してハーランドとのツートップに。高さと推進力でイラクの守備を崩し続けます。3-0は後半の2得点で決まります。
同じグループの注目試合
グループIは、初戦の結果によって突破争いの見え方が大きく変わります。あわせて確認しておきたい試合はこちらです。
- 2026-06-16 フランス vs セネガル
- 2026-06-22 ノルウェー vs セネガル
- 2026-06-22 フランス vs イラク
- 2026-06-26 ノルウェー vs フランス
- 2026-06-26 セネガル vs イラク
結果予想
予想スコアはノルウェー 3-0 イラクです。ハーランドの個人能力とウーデゴールのゲームメイクがイラクのブロックを解体します。
得点者予想
- ノルウェー: ハーランド(ペナルティエリア内の決定力)が最有力で2ゴール予想。ウーデゴール(ミドルシュートまたはアシスト後に自ら得点)も有力。
よくある質問
イラク対ノルウェーはいつ開催されますか?
日本時間2026年6月17日(水)7:00キックオフです。会場はマサチューセッツ州フォックスボロのジレット・スタジアムです。
イラクはなぜ40年ぶりにW杯に出場できたのですか?
グラハム・アーノルド監督(元オーストラリア代表を2022年大会ベスト16に導いた実績を持つ)の就任が決定打でした。AFCプレーオフでUAEをPK戦で破り、大陸間プレーオフでボリビアを撃破して初出場を果たしました。




