2026年9月9日に行われたJリー2026年9月9日に行われたJリーグヤマザキビスケットルヴァンカップ1回戦、高知ユナイテッドSC対V・ファーレン長崎。
J3高知がホーム・GIKENスタジアムでJ1長崎を迎えた一戦は、最後まで1点を争う展開となりました。
結果は高知0-1長崎。
決勝点を奪ったのは、長崎MFディエゴ・ピトゥカ。77分、米田隼也と松本天夢が左サイドを崩し、最後はペナルティーエリア内へ走り込んだピトゥカが左足ダイレクトで仕留めました。これが長崎加入後初ゴール。J1クラブの意地を見せる一発となりました。グヤマザキビスケットルヴァンカップ1回戦、高知ユナイテッドSC対V・ファーレン長崎。
J3高知がホーム・GIKENスタジアムでJ1長崎を迎えた一戦は、最後まで1点を争う展開となりました。
結果は高知0-1長崎。
決勝点を奪ったのは、長崎MFディエゴ・ピトゥカ。77分、米田隼也と松本天夢が左サイドを崩し、最後はペナルティーエリア内へ走り込んだピトゥカが左足ダイレクトで仕留めました。これが長崎加入後初ゴール。J1クラブの意地を見せる一発となりました。
しかし、試合内容を見れば「J1長崎が順当に勝利した」の一言では片付けられません。
高知は前半24分に金原朝陽が強烈なミドルシュート。後半アディショナルタイムにも河田篤秀がゴールへ迫りました。
一方の長崎もマテウス・ジェズスらを中心に押し込みながら、高知GK村田侑大の好セーブに苦しみます。
高知は“あと一歩”。長崎は“苦しみながら勝つ力”。
両チームの現在地がよく表れた90分でした。
今回は試合の流れ、両チームのスタメン・途中出場選手の独自採点、勝敗を分けたポイント、今後の課題、そしてリーグ戦の順位予想まで詳しく振り返ります。
1. 高知vs長崎|試合結果
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 大会 | Jリーグ ヤマザキビスケット ルヴァンカップ 1回戦 |
| 開催日 | 2026年9月9日 |
| 会場 | GIKENスタジアム |
| 結果 | 高知 0-1 長崎 |
| 前半 | 0-0 |
| 後半 | 0-1 |
| 得点 | 77分 ディエゴ・ピトゥカ |
| 入場者数 | 1,358人 |
| 天候 | 曇り |
| 気温 | 26.3℃ |
公式記録では19時03分キックオフ。77分のピトゥカのゴールが唯一の得点となりました。
2. 前半|ボールを握る長崎、先に決定機を作ったのは高知
24分、金原朝陽が強烈ミドル
序盤からボール保持で優位に立ったのは長崎でした。
J1経験豊富な選手を並べ、ディエゴ・ピトゥカ、マテウス・ジェズス、松本天夢らを中心に高知陣内へ押し込んでいきます。
しかし、先にスタジアムを沸かせたのは高知でした。
24分。
右サイドでボールを受けた金原朝陽が中へ切れ込み、左足を振り抜きます。
強烈なミドルシュートは枠内へ。
ここは長崎GK波多野豪が好反応で弾きました。
J3とJ1。
カテゴリーだけ見れば長崎有利。
それでも高知が一発で試合を動かしかねないことを示した場面でした。
3. 39分、マテウス・ジェズスvs村田侑大
高知の21歳GKがビッグセーブ
長崎も前半終了間際に決定機を作ります。
39分。
マテウス・ジェズスが中へ切れ込み、ミドルレンジから強烈なシュート。
しかし高知GK村田侑大がファインセーブ。
ゴールを許しませんでした。
この日の村田は非常に落ち着いていました。
J1の攻撃陣を相手にしても慌てない。
シュートへの反応も速い。
最終的には1失点しましたが、高知が77分まで0-0を維持できた最大の理由の一つです。
前半終了。
0-0。
高知にとっては十分にジャイアントキリングを狙える展開で折り返しました。
4. 後半、長崎は山﨑凌吾を投入
高木琢也監督が前線を変更
長崎はハーフタイムに動きます。
洪怜鎭に代えて山﨑凌吾を投入。
さらに61分には、
保田堅心 → 澤田崇
ノーマン・キャンベル → 土肥幹太
と選手を入れ替えました。
過密日程の中でも試合を落とすわけにはいかない。
一発勝負のカップ戦らしく、長崎側も徐々に勝負へ踏み込みます。
5. 77分、ついに均衡が崩れる
米田→松本天夢→ピトゥカ
試合を決めたのは、非常に質の高い崩しでした。
77分。
長崎が左サイドから波状攻撃。
DF米田隼也が縦へのスルーパスを入れます。
そこへ走り込んだ松本天夢がニアゾーンへ侵入。
ゴール前へ折り返しました。
そして後方から入ってきたのが、
ディエゴ・ピトゥカ。
左足ダイレクト。
シュートはゴール左上へ突き刺さりました。
高知0-1長崎。
長い時間耐えてきた高知の守備を、ついに長崎が破りました。
ピトゥカ、待望の長崎加入後初ゴール
この得点はピトゥカにとって長崎加入後初ゴール。
中盤でゲームを作る能力が注目されがちな選手ですが、この日は自らペナルティーエリアへ入り込み、最後のフィニッシュまで完結しました。
個人的に良かったと思うのは、シュートそのものよりゴール前へ入ったことです。
米田と松本が左側で崩している間、ピトゥカは後方で眺めていたわけではありません。
相手DFの視線がボールへ集中した瞬間に入る。
そしてダイレクト。
経験のあるMFらしい得点でした。
6. 高知、最後の最後まで同点を狙う
90+1分、河田篤秀に最大のチャンス
1点を追う高知も諦めません。
83分には七牟禮蒼杜に代えて河田篤秀、下田栄祐に代えて関野元弥を投入。
そして後半アディショナルタイム1分。
関野が前線へロングフィード。
長崎GK波多野が処理し切れず、こぼれ球が生まれます。
浅野良啓がつなぎ、最後は河田篤秀がシュート。
しかし長崎DF新井一耀が身体を投げ出してブロック。
ゴールには届きませんでした。
このプレーで長崎が勝利をほぼ手中に。
そのままタイムアップとなりました。
7. 高知ユナイテッドSC|スタメン&独自採点
※採点は10点満点。ワールドサッカーポータル独自評価です。
| Pos | 選手 | 採点 | 評価 |
|---|---|---|---|
| GK | 村田侑大 | 7.5 | マテウス・ジェズスの決定機を阻止。敗戦も好印象 |
| DF | 小林大智 | 6.5 | J1攻撃陣相手に粘り強く対応 |
| DF | 上月翔聖 | 6.0 | 序盤に警告も大崩れせず |
| DF | 藤森隆汰 | 6.5 | 中央で身体を張った |
| DF | 濱託巳 | 6.5 | サイドの守備で粘りを見せた |
| MF | 高野裕維 | 6.0 | 中盤で守備のバランスを維持 |
| MF | 工藤真人 | 6.0 | 運動量を出し88分まで奮闘 |
| MF | 下田栄祐 | 6.0 | 守備面で長崎の中央攻撃に対応 |
| FW | 金原朝陽 | 7.0 | 前半24分のミドルは最大の決定機 |
| FW | 三好麟大 | 6.0 | 前線でスペースを狙った |
| FW | 七牟禮蒼杜 | 6.0 | 古巣長崎相手に積極的にプレー |
スタメンは公式発表および試合記録に基づきます。
高知・途中出場選手
| 選手 | IN | 採点 | 評価 |
|---|---|---|---|
| 浅野良啓 | 70分 | 6.5 | 終盤の決定機を作った |
| 佐藤丈晟 | 70分 | 6.0 | 中盤に勢いを加えた |
| 河田篤秀 | 83分 | 6.5 | ATに同点機。最後までゴールを狙った |
| 関野元弥 | 83分 | 6.5 | ロングフィードから決定機を演出 |
| 佐々木敦河 | 88分 | ― | 出場時間が短く採点対象外 |
交代時間・選手はJリーグ公式記録に基づきます。
8. V・ファーレン長崎|スタメン&独自採点
| Pos | 選手 | 採点 | 評価 |
|---|---|---|---|
| GK | 波多野豪 | 7.0 | 金原の強烈ミドルを阻止。無失点に貢献 |
| DF | 関口正大 | 6.5 | 終盤に警告も守備を締めた |
| DF | 米田隼也 | 7.5 | 決勝点の起点となる縦パス |
| DF | 新井一耀 | 7.5 | ATの河田のシュートをブロック |
| MF | 保田堅心 | 6.5 | 若さを感じさせない中盤でのプレー |
| MF | マテウス・ジェズス | 7.0 | 強烈なミドルなど攻撃の中心 |
| MF | ディエゴ・ピトゥカ | 8.0 MOM | 加入後初得点が決勝ゴール |
| MF | 翁長聖 | 6.5 | 幅を取りながら攻守に貢献 |
| MF | 松本天夢 | 7.5 | ニアゾーンを攻略し決勝点を演出 |
| MF | 洪怜鎭 | 6.0 | 前半のみの出場 |
| FW | ノーマン・キャンベル | 6.0 | 前線で身体を張るも得点には至らず |
長崎・途中出場選手
| 選手 | IN | 採点 | 評価 |
|---|---|---|---|
| 山﨑凌吾 | HT | 6.5 | 前線の基準点として存在感 |
| 澤田崇 | 61分 | 6.5 | 攻守の強度を落とさなかった |
| 土肥幹太 | 61分 | 6.5 | 守備面を安定させた |
| 中村慶太 | 83分 | 6.0 | リード後の試合運びに貢献 |
長崎の先発・交代は公式記録およびクラブ発信に基づきます。
9. MOMはディエゴ・ピトゥカ
この試合のワールドサッカーポータル選出MOMは、
ディエゴ・ピトゥカ。
理由はシンプルです。
0-0のまま77分。
一発勝負。
J3相手に苦戦。
チームに少しずつ焦りが出てもおかしくない時間帯。
そこで決めた。
しかも長崎加入後初ゴールです。
ピトゥカのような経験豊富な選手が、苦しい試合で数字を残した意味は非常に大きいと思います。
10. なぜ長崎が勝てたのか?
理由①焦れずに攻撃を続けた
この試合で長崎が評価されるべきなのは、
「0-0が続いても攻撃を崩さなかったこと」
です。
J1クラブがJ3クラブと戦うカップ戦では、時間が経つほど心理的には上位カテゴリー側が苦しくなります。
「まだ入らない」
「このまま延長か」
そんな焦りが出て、雑なクロスや無理なシュートが増えやすい。
しかし決勝点は、
米田のパス。
松本の侵入。
ピトゥカのフィニッシュ。
しっかりと相手を崩して奪いました。
理由②最後の最後で個の質が出た
高知も非常によく守りました。
それでも最後は、
米田。
松本。
ピトゥカ。
J1で戦う選手たちの技術と判断力が差を作りました。
「90分の中で一度だけ生まれるズレを得点へ変える力」
ここがカテゴリー差だったとも言えるでしょう。
理由③新井一耀のATブロック
もう一つ忘れてはいけないのが新井です。
90+1分。
河田のシュートをブロック。
あれが入れば1-1。
試合は延長へ向かっていました。
ピトゥカが勝利を作り、新井が守った。
攻守両面でベテランの経験値が出た試合でした。
11. 高知の収穫|J1長崎を最後まで苦しめた
「0-1敗戦」以上の価値はあった
高知にとって敗退は悔しい結果です。
ただ、現在J3で18位。
開幕5試合で2得点12失点と苦しんでいるチームが、J1長崎を相手に77分まで無失点。
そして最後まで同点の可能性を残しました。
これはリーグ戦へ持って帰れる材料です。
特に村田侑大。
金原朝陽。
そして終盤に入った関野、河田。
個人レベルではJ1相手にも通用する場面がありました。
12. 高知最大の課題|やはり「得点」
J3でも5試合2得点
ただ、課題も同じです。
点が取れない。
J3では第5節終了時点で、
5試合
1勝1分3敗
2得点
12失点。
得点数2はリーグワーストです。
栃木SC戦では16本のシュートを打って0点。
今回も金原、河田にチャンスがあった。
でも入らない。
チャンスそのものが全くないチームではありません。
だから余計にもったいない。
次節は「綺麗なゴール」にこだわらないこと
次の金沢戦では、
クロス。
セットプレー。
こぼれ球。
相手GKの弾いたボール。
何でもいい。
まずは一点。
高知には「良い攻撃だった」で終わらず、泥臭くゴールを取ることが必要でしょう。
13. 長崎の課題|J3相手に77分まで0-0
勝ったからこそ改善したい攻撃効率
長崎も手放しで喜べる内容ではありません。
高知よりカテゴリーは二つ上。
ボールも握った。
マテウス・ジェズスやピトゥカなど実力者も起用した。
それでも77分まで0-0。
リーグ戦で得点が必要な状況を考えれば、攻撃の効率は改善したいところです。
長崎はJ1第6節終了時点で1勝1分4敗の18位。現在は残留争いの中にいます。
カップ戦突破は嬉しい。
でも本当に必要なのは、ここからJ1で勝点3を取ることです。
14. 長崎にとって大きい「公式戦の勝利」
リーグ戦5試合勝ちなしから流れを変えられるか
長崎はリーグ戦では、
岡山戦 0-1
柏戦 2-4
FC東京戦 0-3
G大阪戦 2-2
神戸戦 1-3
と5試合勝利がありません。
その中で迎えた高知戦。
内容が完璧でなくても、
勝った。
無失点だった。
ピトゥカに初ゴールが出た。
この3つは大きいでしょう。
チーム状態が悪い時ほど、「どう勝ったか」以上に「勝った」という経験が重要になることがあります。
15. 次節|高知は金沢、長崎は名古屋
高知は9月13日にツエーゲン金沢戦
高知の次戦は9月13日。
ホームGIKENスタジアムでツエーゲン金沢と対戦します。
ルヴァン杯で見せた守備の粘りを継続できるか。
そして何より、ゴールを奪えるか。
今季の流れを変えるうえで重要な試合になります。
長崎は9月12日に名古屋戦
長崎は中2日でホームへ戻り、
名古屋グランパスと対戦します。
第6節終了時点では、
長崎18位。
名古屋14位。
下位から抜け出したい両クラブの重要な一戦です。
ピトゥカのゴールが、そのままリーグ戦復調へのきっかけになるか注目です。
16. 両チームの今季最終順位を予想
高知ユナイテッドSC|15~18位予想
現時点では15~18位と予想します。
理由は得点力です。
5試合2得点では、上位へ行くのは難しい。
一方で今回の長崎戦のような守備が継続できるなら、現在の18位から浮上する余地は十分あります。
特に失点数を減らし、
0-0を1-0へ。
0-1を1-1へ。
そういう試合を増やしたいところです。
V・ファーレン長崎|13~17位予想
長崎は13~17位と予想します。
現在18位ですが、戦力だけを考えればこのまま最下位争いだけで終わるチームとは思いません。
マテウス・ジェズスが戻った。
ピトゥカもいる。
チアゴ・サンタナ。
長谷川元希。
松本天夢。
攻撃陣には力があります。
問題は失点を減らし、攻撃力を勝点へ変えられるか。
高知戦の1-0をきっかけに、リーグでも「勝ち切る試合」を増やせるなら順位は上がってくるでしょう。
17. まとめ|長崎は勝利、高知は「J1相手に戦えた」という手応え
2026年9月9日。
ルヴァンカップ1回戦。
高知0-1長崎。
決勝点は77分。
米田隼也から松本天夢。
そして、
ディエゴ・ピトゥカ。
左足ダイレクトで長崎加入後初ゴールを奪いました。
長崎にとっては苦しい試合でした。
J3高知を相手に77分まで無得点。
それでも最後に一点を取り、無失点で逃げ切った。
今のチーム状況を考えれば、非常に価値のある勝利でしょう。
一方の高知。
負けました。
カップ戦も敗退です。
でも、
金原のミドル。
村田のセーブ。
終盤の河田のシュート。
J1クラブを相手に十分戦える場面はありました。
あとは、
ゴールだけ。
リーグ戦で18位に沈んでいるからこそ、この0-1を「惜しかった」で終わらせてはいけません。
高知はこの試合をJ3浮上へのきっかけにできるか。
長崎はこの勝利をJ1残留争いから抜け出すきっかけにできるか。
両クラブにとって、本当に重要なのはここからです。
18. 免責事項
本記事は2026年9月10日時点で確認できるJリーグ公式試合記録、Jリーグ公式順位表、両クラブの公開情報、および国内スポーツメディアによる試合報道をもとに、ワールドサッカーポータル編集部およびAIライティングサポートツールを活用して作成・編集しています。
試合結果、得点者、得点時間、スターティングメンバー、途中交代などはJリーグ公式記録を優先しています。ピトゥカ選手の決勝ゴールについては、米田隼也選手のパスから松本天夢選手が折り返し、ピトゥカ選手が左足で決めたと報じられています。
選手採点、MOM、戦術分析、勝敗の要因、今季最終順位予想については当サイト独自の評価・考察であり、Jリーグおよび各クラブによる公式評価ではありません。最新かつ正式な情報についてはJリーグ、高知ユナイテッドSC、V・ファーレン長崎の公式情報をご確認ください。








