【V・ファーレン長崎】ジョナタン・ジュニオール獲得へ3度目のオファーか!27歳ブラジル人FWは何者?経歴・プレースタイルを徹底解説

【V・ファーレン長崎】ジョナタン・ジュニオール獲得へ3度目のオファーか!27歳ブラジル人FWは何者?経歴・プレースタイルを徹底解説
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V・ファーレン長崎が、ポーランド2部スタル・ジェシュフに所属するブラジル人FWジョナタン・ジュニオールの獲得へ再び動いているようです。

現地報道によれば、長崎はすでに2度の正式オファーを提示したものの、スタル側はいずれも拒否。それでも交渉を打ち切らず、ボーナスや将来の移籍金の一部をクラブへ還元する「セルオン条項」を見直した3度目のオファーを準備する可能性が伝えられています。現時点では長崎、スタル双方から移籍成立の公式発表はありません。

では、そこまで長崎が粘り強く追いかけるジョナタン・ジュニオールとは、一体どんなストライカーなのでしょうか。

ブラジルではアヴァイ、アトレチコ・パラナエンセ、シャペコエンセなどを経験し、ポーランドでは1シーズン23得点を叩き出して得点王。ところが、その後は10試合ノーゴールという苦しい時期も経験しました。

派手なエリート街道ではありません。

むしろ、**結果が出ない時期を何度も乗り越え、そのたびにゴールで評価を取り戻してきた“叩き上げ型のストライカー”**です。

今回はジョナタン・ジュニオールのキャリア、プレースタイル、長崎が獲得を狙う理由、そして交渉を複雑にしている現所属クラブとの問題まで詳しく掘り下げます。

目次

1. V・ファーレン長崎、ジョナタン・ジュニオールへ3度目のオファーか

最初は約2400万円、2度目は約3200万円

今回の移籍交渉は、すでにかなり具体的な段階まで進んでいます。

ポーランド側の報道によれば、長崎が最初に提示した条件は、

移籍金15万ドル+将来の移籍金10%をスタルへ支払うセルオン条項

だったとされています。

日本円換算では報道時点で約2400万円。

しかしスタルはこれを拒否。

長崎は続いて、移籍金を20万ドル、約3200万円へ引き上げた2度目のオファーを提示したものの、こちらも合意には至りませんでした。

それでも長崎は撤退していない模様です。

最新報道では、ボーナスやセルオン条項を増額する形で、3度目の提案に向けて動く可能性があると伝えられています。

スタル側は約50万ユーロを要求か

一方、スタル側が求めているとされる金額は50万ユーロ、約9300万円

長崎の2度目の提示額とはまだかなり開きがあります。

単純に金額だけを見れば、交渉成立までのハードルは低くありません。

ただし、この移籍には少し特殊な事情があります。

後述しますが、選手側は現在のクラブを離れる意思が強いと報じられており、スタルと選手サイドの間にも溝が生まれています。

そのため、

「50万ユーロを満額支払わなければ絶対に成立しない」

とまでは言い切れない状況です。

2. ジョナタン・ジュニオールとは何者?

27歳、ブラジル生まれのセンターフォワード

ジョナタン・ジュニオールのプロフィールは以下の通りです。

項目内容
名前ジョナタン・ルイス・モレイラ・ローザ・ジュニオール
生年月日1999年4月28日
年齢27歳
国籍ブラジル
出生地カパオン・ダ・カノア
身長178〜179cm
体重88kg(クラブ公式)
利き足
主なポジションセンターフォワード
その他セカンドストライカー
所属スタル・ジェシュフ
契約2027年6月まで

スタル公式は身長179cm・体重88kgと掲載。Transfermarktでは178cmで、主戦場をセンターフォワード、サブポジションをセカンドストライカーとしています。

190cm近い大型CFではありません。

しかし179cm前後で88kgという体格からも分かる通り、かなり厚みのあるフィジカルを持ったストライカーです。

3. インテル、アヴァイ育ち――実はブラジル名門の下部組織出身

若手時代はインテルナシオナルで成長

ジョナタンは、ブラジルの名門インテルナシオナルのU-20、その後アヴァイU-20で育ちました。

トップカテゴリーではアヴァイを皮切りに、アトレチコ・パラナエンセ、シャペコエンセ、アスレチック・クラブ、ポウゾ・アレグレなどを経験。

ブラジル1部・2部の舞台にも立っています。

順風満帆なキャリアではありませんでした。

強豪クラブで絶対的エースになったわけでもなく、期限付き移籍を繰り返しながら自分の居場所を探してきた選手です。

そのキャリアが大きく変わったのが、2023年のポーランド移籍でした。

4. ポーランドで覚醒――30試合23ゴールの衝撃

Kotwica Kołobrzegで得点王

2023年夏、ジョナタンはKotwica Kołobrzegへ加入。

初めてブラジルを離れ、欧州へ挑戦します。

すると一気にゴール量産モードへ。

2023-24シーズンのポーランド3部にあたるII Ligaで、

30試合23ゴール

を記録。

得点王に輝き、クラブの2部昇格に大きく貢献しました。

海外初挑戦。

言葉も違う。

気候も違う。

それでもいきなり得点王。

本人は後に、ポーランドのサッカーについて「フィジカル色の強いスタイルが自分に合っている」という趣旨の発言をしています。

ここは、Jリーグ移籍を考えるうえでも興味深いポイントです。

5. しかし、その後は突然ゴールが止まった

Radomiakでは公式戦デビューできず

ジョナタンのキャリアが面白いのは、23得点を記録したあと、そのまま一直線にステップアップしているわけではないところです。

Kotwicaで評価を高めた後、ポーランド1部Radomiak Radomへ移籍。

ところが、ここでは公式戦デビューを果たすことができませんでした。

その後、Stal Stalowa Wolaへ移籍するものの、

10試合0得点。

前年に23ゴールを決めた選手とは思えないほど、数字が急落しました。

本人も後のインタビューで、プレーするためには「信頼されていると感じること」が重要だと語っており、Radomiakへの移籍についても複雑な事情があったことを明かしています。

これは長崎が獲得する場合にも覚えておきたいポイントでしょう。

ジョナタンは、どんな環境でも淡々と得点する万能型というより、

監督やクラブから信頼され、継続的に起用された時に一気に爆発するタイプ

と見ることができます。

6. スタル・ジェシュフで完全復活

昨季33試合12ゴール3アシスト

2025年夏にスタル・ジェシュフへ加入すると、ジョナタンは再び輝きを取り戻します。

2025-26シーズンはリーグ戦で、

33試合12ゴール3アシスト。

チームの主力ストライカーとして復活しました。

4月の時点で11ゴール3アシストを記録していたことから、クラブは契約延長オプションを行使。

契約は2027年6月まで延長されています。

スタルのスポーツディレクターも当時、攻撃面で具体的な価値をもたらせるストライカーとして高く評価していました。

一度は完全に失速した選手が、環境を変えただけで再び二桁得点。

ここにジョナタンのキャリアの特徴があります。

7. 今季は4試合1ゴール1アシスト――しかし直近はメンバー外

2026-27シーズンはここまでリーグ戦4試合に出場し、

1ゴール1アシスト。

数字だけなら悪くありません。

ところが移籍問題が表面化した後は、公式戦3試合連続でメンバー外になったと報じられています。

現地メディアも、本人がスタルを離れる意思を持っていると報道。

つまり現在のメンバー外は、単純な実力不足というよりも、移籍交渉を含むクラブとの関係悪化が影響している可能性があります。

8. ジョナタン・ジュニオールのプレースタイルを分析

①「高さ」より「強さ」のストライカー

身長は約179cm。

典型的な長身ターゲットマンではありません。

それでも体重88kgという数字が示す通り、身体の厚みがあります。

本人自身もポーランドのフィジカルなサッカーとの相性の良さを語っています。

そのため、プロフィールだけを見れば、

高さでCBを圧倒するCFというより、コンタクトを受けながら前線に残れるタイプ

と考える方が自然でしょう。

Jリーグでは相手センターバックと背負い合う場面も多くなります。

そこに対応できる身体的ベースを持っているのは魅力です。

② ゴールだけでなく攻撃参加も意識

ジョナタン本人はスタル公式のインタビューで、チームへの貢献について「ゴールやアシストだけでなく、攻撃を作る部分にも参加できる」という趣旨の発言をしています。

実際、昨季は12得点だけではなく3アシスト。

今季も4試合ですでに1アシストしています。

Transfermarktではセカンドストライカーも対応ポジションに挙げられており、完全な“ボックス内専業型”ではありません。

③ 最大の武器はやはり「ゴールを取れること」

何より分かりやすい武器は得点力です。

ポーランド移籍後だけでも、

2023-24:30試合23得点
2025-26:33試合12得点

というシーズンがあります。

レベル差を考慮する必要はありますが、二つの異なるカテゴリー、異なるクラブで二桁得点を達成していることは評価できます。

一時的な“確変”だけでは説明しにくい数字です。

9. なぜ長崎はジョナタンをそこまで欲しがるのか?

現在18位、1試合平均1.2得点

ここまでの長崎の状況を見ると、この移籍報道にも納得できる部分があります。

Jリーグ公式によると、長崎は6試合終了時点で、

1勝1分4敗の18位。

1試合平均得点は1.2点です。

現在のFW陣には、

チアゴ・サンタナ
ノーマン・キャンベル
山﨑凌吾
洪怜鎭

が登録されています。

人数だけなら極端に少ないわけではありません。

それでも長崎が海外からCFをさらに追っているとすれば、求めているのは単なる頭数ではないでしょう。

「ゴールを取ることを仕事にできる選手を、もう一枚増やしたい」

という狙いが見えてきます。

チアゴ・サンタナとの競争も面白い

もし加入すれば、最も注目されるのはチアゴ・サンタナとの関係です。

サンタナもJリーグで実績を残してきたブラジル人ストライカー。

ジョナタンが加入すれば、

サンタナの競争相手
試合展開を変える途中投入
2トップ時のパートナー

など、攻撃の選択肢を大きく増やせます。

特に残留争いでは、「先発11人の完成度」だけではなく、ビハインド時に投入できる得点源の数が重要です。

10. 実は移籍金交渉以上に複雑?選手とスタルの関係

契約延長時には「夏の移籍」が話し合われていた?

この移籍をさらに複雑にしているのが、スタルと選手サイドの関係です。

PodkarpacieLIVEは、選手側から提供されたメッセージや音声を確認したとして、2026年3月の段階で、

契約を延長したうえで夏の完全移籍を目指す

というシナリオが話し合われていたと報道しています。

選手側の説明では、移籍金15万〜20万ドル程度も現実的なレンジとして話題に上っていたとされています。

そして長崎が実際に提示した2度目の金額は20万ドル。

つまり選手サイドからすれば、

「話していた条件に近いオファーを本当に持ってきたのに、なぜ認めてもらえないのか」

という不満につながっているわけです。

もちろん、これは選手側の証言を含む現地報道であり、クラブ側と見解が完全に一致しているわけではありません。

7月には契約解除案もあったと報道

さらにFootball Tribeは現地報道を引用し、スタルが7月に契約解除を提案していたことや、給与支払いを巡る問題もあったと伝えています。

選手サイドはクラブへ移籍金を残すことを考えて解除案を選ばなかったものの、その後長崎から正式オファーが届くと状況が変わったというのが代理人側の主張です。

このあたりは当事者間の主張が絡むため断定は避けるべきですが、通常の「売る・売らない」という交渉より複雑になっていることは間違いありません。

11. 長崎にとって最大の懸念は「J1で通用するか」

もちろん、獲得すれば成功が約束されるわけではありません。

最大のポイントは、

ポーランド2部の得点力をJ1でも再現できるのか

という部分でしょう。

ブラジルではトップカテゴリー経験を持っていますが、欧州ではポーランド1部で結果を残した選手ではありません。

Radomiakでは公式戦出場なし。

Stal Stalowa Wolaでは10試合0得点。

好調時と不調時で数字に大きな差がある選手でもあります。

だからこそ長崎としては、5000万円、6000万円、あるいは9000万円近い移籍金を無条件で支払うのではなく、出来高やセルオン条項を組み合わせてリスクを抑えたいところでしょう。

3度目のオファーで交渉条件そのものを工夫するという報道は、かなり理にかなっています。

12. 移籍成立の可能性は?残された時間は多くない

JFAの規則では、2026-27シーズン以降の最初の登録ウインドーは「9月の第3水曜日」まで。

2026年の場合は9月16日にあたります。

つまり交渉できる時間は決して長くありません。

長崎は金額をどこまで引き上げるのか。

スタルは50万ユーロという要求を維持するのか。

選手本人の移籍希望が交渉を動かすのか。

ここから数日間で一気に展開が変わる可能性があります。

13. まとめ:長崎が狙うのは“エリート”ではなく、ゴールで這い上がってきたストライカー

ジョナタン・ジュニオール。

27歳。

ブラジルの名門下部組織で育ちながら、スター街道を一直線に進んできた選手ではありません。

ブラジル国内を転々とし、

ポーランドへ渡り、

23得点で得点王になり、

一転して10試合ノーゴールを経験し、

また移籍して12ゴール。

キャリアを振り返れば、何度も評価が上下しています。

しかし、そのたびにジョナタンはゴールという最も分かりやすい結果で這い上がってきました。

現在18位と苦しいスタートを切ったV・ファーレン長崎に必要なのも、ひょっとするとこういう選手なのかもしれません。

派手なネームバリューではない。

ポーランド2部所属という経歴だけを見れば、疑問を持つサポーターもいるでしょう。

ただし、

30試合23得点。
33試合12得点3アシスト。

という実績は無視できません。

そして何より、長崎が2度断られてもなお交渉を続けていること自体、クラブが彼の能力を相当に高く評価していることをうかがわせます。

3度目のオファーは成立するのか。

もしピーススタジアムにやって来ることになれば、

ジョナタン・ジュニオールは「残留のための追加戦力」ではなく、長崎の攻撃を変えるために獲得されたストライカーとして大きな期待を背負うことになりそうです。

免責事項

本記事は、V・ファーレン長崎、スタル・ジェシュフ、Jリーグ、JFAの公式情報および国内外の報道機関が2026年9月9日時点で公開している情報をもとに作成しています。

ジョナタン・ジュニオールのV・ファーレン長崎移籍については、現時点で両クラブから正式発表されたものではなく、海外メディアによる報道段階です。移籍金、交渉内容、クラブと選手側の関係に関する情報には当事者の主張や報道ベースの内容が含まれ、今後変更・訂正される可能性があります。

プレースタイルやV・ファーレン長崎との適性については、公開されている試合実績、選手・クラブの発言、登録ポジション等を踏まえた分析・考察を含みます。最新情報については各クラブおよびJリーグ等の公式発表をご確認ください。

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