【ブンデスリーガ第2節】シュトゥットガルト4-1ケルン徹底分析|ホーム開幕戦で4発

【ブンデスリーガ第2節】シュトゥットガルト4-1ケルン徹底分析|ホーム開幕戦で4発
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2026年9月4日、ブンデスリーガ第2節でVfBシュトゥットガルトが1.FCケルンを4-1で下した。前節バイエルンに1-5で敗れたシュトゥットガルトは、ホーム開幕戦で攻守ともに大きく修正。前半から主導権を握り、後半にケルンの反撃を受けながらも要所で決定力を発揮した。ケルンは後半に内容を改善したが、追い上げる時間帯で失点を重ねたことが響いた。

目次

1. 試合結果・基本情報

VfBシュトゥットガルト 4-1 1.FCケルン

  • 大会:ブンデスリーガ 2026/27 第2節
  • 開催日:2026年9月4日
  • 会場:MHPアレーナ(シュトゥットガルト)
  • 前半:1-0
  • 得点:ビラル・エル・ハヌス 39分、グリシャ・プレーメル 60分、エルメディン・デミロヴィッチ 75分、マリウス・ビュルター 81分、ヨシャ・ヴァグノマン 90分台

ESPN集計では、xGはシュトゥットガルト3.04、ケルン2.57、ボール保持率58%-42%、枠内シュート8-5、ビッグチャンス5-1、CK10-8、成功パス450本(86%)-316本(83%)。スコアほど一方的なチャンス量ではなかったが、シュトゥットガルトは重要局面での決定力とGKファビアン・ブレドロウのセーブで差を広げた。[2][3]

得点までの流れ

1-0:エル・ハヌス(39分) 中央で前を向いたエル・ハヌスがほぼフリーの状態からドリブルで侵入。ペナルティーエリア内でルカ・ロホシュヴィリの股を抜き、そのまま右足でゴール左下へ流し込んだ。個人技で守備ブロックを切り裂いた先制点だった。
2-0:プレーメル(60分) エル・ハヌスが左サイドのマクシミリアン・ミッテルシュテットへ展開。ミッテルシュテットがエリア内から折り返し、中央へ入ってきたプレーメルがフィニッシュ。ケルンが後半開始から押し込んでいた時間帯での大きな追加点となった。
3-0:デミロヴィッチ(75分) 途中出場のデミロヴィッチがハーフウェーライン付近でボールを受けて右サイドを前進。フィン・イェルチュからのボールを生かし、難しい角度から右足でゴール右下へ決めた。投入直後の一撃で試合を大きく決定づけた。
3-1:ビュルター(81分) ケルンがカウンターから一気に前進。途中出場ミッキー・ムーアがゴール前へ供給し、ビュルターが至近距離から押し込んだ。ケルンの後半の積極性がようやく得点に結びついた。
4-1:ヴァグノマン(90分台) 終盤、ヨシャ・ヴァグノマンがペナルティーエリア外から右足ボレー。低い弾道でゴール右下を射抜き、追い上げムードを完全に断ち切った。

2. なぜこの結果になったのか

① シュトゥットガルトが前半から主導権を握った

ケルン公式も前半のシュトゥットガルトを「dominant」と評価している。9分のヴァグノマン、15分のジェナン・ペイチノヴィッチが続けてクロスバーを叩き、19分にはデニズ・ウンダヴ、22分にはプレーメルにもチャンス。先制まで時間はかかったが、内容的には39分のゴール以前から試合を支配していた。

② ケルンの反撃時間帯をブレドロウが止めた

後半開始直後はケルンがペースを奪い返した。48分にはギデオン・メンサーのシュートからエリス・スキリが至近距離でヘディング、58分にもムーア、ラグナル・アヘが立て続けにゴールへ迫ったが、ブレドロウがセーブ。ここで1-1にならず、直後の60分にシュトゥットガルトが2-0としたことが最大の分岐点だった。

③ 交代カードの決定力でシュトゥットガルトが上回った

70分に投入されたデミロヴィッチが75分にゴール。一方ケルンもムーア、ビュルターら途中出場組が攻撃を活性化し81分に1点を返したが、3点差を覆すには遅かった。シュトゥットガルトは交代選手を得点につなげ、ケルンは追撃の勢いをスコアに変換し切れなかった。

3. VfBシュトゥットガルト 選手評価

※10点満点、ワールドサッカーポータル編集部による独自評価。

スタメン

  • GK ファビアン・ブレドロウ:7.5 — 後半開始直後の連続ピンチで存在感。3セーブ以上に「追いつかせなかった」価値が大きい。
  • DF フィン・イェルチュ:7.5 — 守備対応に加えデミロヴィッチのゴールを演出。攻守で安定。
  • DF ジェフ・シャボー:7.5 — 守備介入15、デュエル勝利9。中央でケルンの反撃を食い止めた。
  • DF マクシミリアン・ミッテルシュテット:7.5 — 左から積極的に前進し、2点目をアシスト。
  • MF ヨシャ・ヴァグノマン:8.0 — 序盤から右サイドで脅威となり、最後は鮮烈なミドルで締めた。
  • MF アンジェロ・シュティラー:7.0 — 中盤の配球役。成功パス73本でテンポを管理。
  • MF グリシャ・プレーメル:8.0 — 60分の追加点だけでなく、中盤の前進にも貢献。
  • MF クリス・フューリッヒ:6.5 — 得点関与はなかったが、左のポジショニングで相手守備を広げた。
  • MF ビラル・エル・ハヌス:8.5(MOM) — 個人技による先制点に加え、2点目の起点。最も試合を動かした選手。
  • FW デニズ・ウンダヴ:6.5 — 19分の決定機などゴール前で存在感。得点はなかったが周囲を生かした。
  • FW ジェナン・ペイチノヴィッチ:6.5 — シュート6本、xG0.87。クロスバー直撃もあり、フィニッシュ精度だけが課題。

途中出場

  • FW エルメディン・デミロヴィッチ:7.5 — 70分投入、75分に即ゴール。決定力を示した。
  • FW ジェイミー・ルウェリング:6.0 — 70分から出場。試合を締める局面で走力を提供。
  • DF ラモン・ヘンドリクス:6.0 — 78分から左サイドの強度維持を担当。
  • FW レオ・ザウアー:6.5 — 78分から。88分にはペナルティーエリア内からシュートを放つなど積極的。
  • MF ヤニク・シュパルト:6.0 — 90+2分からの短時間出場。評価材料は限定的。

4. 1.FCケルン 選手評価

スタメン

  • GK マルヴィン・シュヴェーベ:6.0 — 4失点も4セーブ。前半の大量失点を防いだ場面は評価できる。
  • DF アレッシオ・カストロ=モンテス:5.5 — 守備介入数は多かったが、終盤は警告も受けた。
  • DF ジャマイ・シンプソン=プージー:5.0 — シュトゥットガルトの前線の動きへの対応に苦戦。
  • DF ルカ・ロホシュヴィリ:4.5 — 先制点でエル・ハヌスに股を抜かれ、その後も中央のスペース管理で後手に回った。
  • DF ギデオン・メンサー:6.0 — 後半開始直後にシュートを放ち、攻撃参加で反撃のきっかけを作った。
  • MF イサク・ヨハネソン:5.5 — 中盤でつないだが、前半は相手の圧力を外し切れず。
  • MF トム・クラウス:5.5 — 55分に好機を迎えたが外側のネット。守備負担も大きかった。
  • MF パウル・オコン=エングストラー:5.0 — 前半のみ。シュトゥットガルトの中盤優位を崩せず。
  • FW ヤン・ティールマン:5.5 — 前半のCK後にチャンスを作ったが、45分で交代。
  • FW ラグナル・アヘ:5.5 — 58分の決定機など見せ場はあったがゴールには届かず。
  • FW リントン・マイナ:5.0 — カウンターの出口として期待されたが決定的仕事は少なかった。

途中出場

  • FW ミッキー・ムーア:7.0 — 後半開始から投入され攻撃を一変。xA0.72、枠内シュート2本でケルン最大の脅威となった。
  • MF エリス・スキリ:6.0 — 46分から出場。直後に至近距離ヘッドでゴールへ迫った。
  • FW マリウス・ビュルター:7.0 — 75分投入、81分にゴール。限られた時間で結果を残した。
  • FW レイガン・ヘスキー:5.5 — 75分から。積極的にシュートを狙ったが決定機までは作れず。
  • FW イマド・ロンディッチ:5.5 — 90分投入。出場時間が短く評価材料は限定的。

5. シュトゥットガルトの課題と次戦までの改善点

次戦は9月9日のUEFAチャンピオンズリーグ、ホームでのバイキング・スタヴァンゲル戦。
最大の課題は、後半開始15分の守備。1-0の状況でケルンに押し込まれ、48分、55分、58分と危険な場面を連続して許した。CLでは同じ時間帯の受け身が即失点につながる可能性が高い。リード時でも最終ラインを下げ過ぎず、シュティラー周辺でセカンドボールを回収することが必要だ。また、ペイチノヴィッチを中心に前半の決定機をより高い確率で仕留めたい。

6. ケルンの課題と次戦までの改善点

次戦は9月12日のホーム、ヴェルダー・ブレーメン戦。
課題は前半の入りと、反撃時のリスク管理。後半はムーア投入で明確に改善しただけに、前半から同じように相手最終ラインへプレッシャーをかけられる形を作りたい。一方、前がかりになった時間帯に2点目・3点目を許しており、ボールを失った直後の中央封鎖と最終ラインの距離感が重要になる。ムーアの突破力を先発または早い時間帯からどう使うかも次戦のポイントだ。

7. まとめ

4-1というスコア以上に重要だったのは、シュトゥットガルトが前節の1-5敗戦から短期間で修正を示したことだ。前半の圧力、ブレドロウのセーブ、エル・ハヌスの個人技、途中出場デミロヴィッチの決定力が噛み合った。一方のケルンは後半の内容にポジティブな材料があり、特にムーア投入後は試合を動かせた。次戦では、この後半の勢いを試合開始から再現できるかが焦点となる。
MOM:ビラル・エル・ハヌス(VfBシュトゥットガルト)/8.5点

8. 免責事項

本記事は、公式発表・試合速報・各種スタッツ等の公開情報をもとに作成しています。選手評価、MOM、試合分析、改善点などはワールドサッカーポータル編集部による独自の見解・評価であり、各クラブ・リーグ・選手・関係者の公式見解を示すものではありません。試合データや出場情報は媒体ごとに差異や更新が生じる場合があります。正確な最新情報については、各リーグ・クラブ等の公式発表をご確認ください。

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