いよいよ北中米ワールドカップ2026(W杯)の開幕が目前に迫ってきました。6月11日の開幕を前に、サッカー日本代表(森保ジャパン)は5月31日に東京・国立競技場でアイスランド代表との壮行試合「キリンチャレンジカップ2026」に臨みます。 世界の大舞台に向けた事実上の“国内ラストマッチ”となるこの一戦。しかし、欧州各国のリーグ戦スケジュールの都合により、日本代表は合流時期がパラパラと分かれる異例の状況となっています。本記事では、28日までに合流した選手を中心に、アイスランド戦の最新スタメンとフォーメーションを徹底予想・解説します。
異例の直前合流スケジュールがスタメンに与える影響
今回の日本代表合宿は5月25日に始動しましたが、初日から合流できたのは13名にとどまりました。欧州でプレーする主力選手たちの多くがシーズン終了直後であるためです。 28日に遠藤航、冨安健洋、板倉滉が合流したものの、久保建英、伊東純也、田中碧、鈴木彩艶といった10名は試合のわずか2日前の29日に合流。さらに、欧州カンファレンスリーグ決勝を戦った鎌田大地はメキシコでの事前合宿からの合流となります。 こうしたスケジュールを考慮すると、29日に合流したばかりの選手たちをいきなりスタメンで起用する可能性は低いと考えられます。コンディション調整を優先し、合流が早かったメンバーを軸にスタメンを組むのが現実的な森保監督の采配となるでしょう。
最新フォーメーションは「3-4-2-1」を採用か
森保監督がW杯アジア予選などでも多用してきた「3-4-2-1」のシステムを、このアイスランド戦でもベースにすると予想されます。
【GK】大迫敬介と早川友基の併用プラン 正守護神候補の鈴木彩艶が29日合流であることを踏まえると、スタメンGKは大迫敬介か早川友基が務めるでしょう。壮行試合という性質上、前半と後半で45分ずつプレータイムを分け合い、両者のコンディションと試合勘を確かめる起用法が濃厚です。
【DF】吉田麻也&長友佑都のベテランコンビが躍動するか 3バックには渡辺剛、そして今回「アイスランド戦限定」で招集された37歳の吉田麻也、左に瀬古歩夢が入ると予想します。冨安健洋や板倉滉はコンディションに不安を抱えており、途中からのテスト起用に留めるはずです。 そしてウイングバック(WB)は、右に菅原由勢、左には39歳の大ベテラン・長友佑都の起用が有力です。経験豊富な吉田と長友がディフェンスラインに入ることで、チーム全体に落ち着きをもたらし、大一番に向けた安定感をチームに植え付ける狙いがあります。
【MF】遠藤航の驚異的な回復力とボランチの構成 ダブルボランチにはキャプテンの遠藤航と、ドイツ・マインツで成長を遂げた佐野海舟が並ぶと見られます。遠藤は2月に左足リスフラン靭帯断裂という大怪我を負いましたが、驚異的な回復を見せ、合流初日からフルメニューを消化。「100%でやる気持ちでいる」と語る通り、ピッチの底でタクトを振るう姿が見られそうです。もし長時間のプレーを避ける場合は、センターバックが本職の瀬古歩夢を一列上げるオプションも考えられます。
【FW】激戦区の2シャドーと1トップの最適解 鈴木唯人がコンタクトプレーを避けている状況を考慮すると、2シャドーには堂安律と中村敬斗がスタメンに名を連ねるでしょう。突破力のある堂安と、決定力に優れる中村のコンビネーションは、W杯本番でも強力な武器になります。 注目の1トップには小川航基を予想します。クラブでの実績や序列では上田綺世が上回るものの、今季クラブでのプレー時間が限られていた小川に実戦感覚を積ませるため、先発のチャンスが与えられる可能性が高いです。
壮行試合の先にあるW杯本番へ
アイスランド戦は単なる親善試合ではなく、W杯本番のグループステージ第3戦で当たる強豪・スウェーデンを想定したシミュレーションでもあります。ベテランの統率力、若手の台頭、そして戦術の完成度。森保ジャパンがどのような布陣で挑むのか、キックオフの瞬間まで目が離せません。
免責事項 本記事に記載されているスタメン予想およびフォーメーション、選手の合流状況やコンディションに関する記述は、執筆時点での取材情報や過去の傾向に基づく独自の見解です。実際の試合での出場選手や戦術は、監督の判断や当日のチーム状況により変更される可能性があります。あらかじめご了承ください。






