FIFAワールドカップ2026決勝トーナメント1回戦、オランダ代表 vs モロッコ代表は、90分を終えて1-1の同点となり、延長戦に突入しました。
後半27分、オランダはコーディ・ガクポのゴールで先制。このままオランダが逃げ切るかと思われましたが、後半アディショナルタイムにモロッコが意地を見せます。90+1分、イッサ・ディオプがヘディングで同点ゴールを決め、モロッコが土壇場で試合を振り出しに戻しました。ラウンド16進出を懸けた一戦は、延長戦でも決着がつかなければPK戦へ進みます。
※本記事は延長戦突入時点の速報情報をもとに作成しています。試合の進行により、スコアや記録は変動する可能性があります。
速報スコア
| 時点 | スコア |
|---|---|
| 90分終了 | オランダ 1-1 モロッコ |
| 得点時間 | チーム | 得点者 |
|---|---|---|
| 後半27分/72分 | オランダ | コーディ・ガクポ |
| 後半46分/90+1分 | モロッコ | イッサ・ディオプ |
試合基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 大会 | FIFAワールドカップ2026 |
| ラウンド | 決勝トーナメント1回戦/ラウンド32 |
| 対戦カード | オランダ代表 vs モロッコ代表 |
| キックオフ | 2026年6月30日(火)午前10時 |
| 会場 | エスタディオBBVA/エスタディオ・モンテレイ |
| 開催地 | メキシコ・モンテレイ |
| 試合形式 | 90分で同点の場合は延長戦、さらに同点ならPK戦 |
| 勝者の次戦 | ラウンド16でカナダと対戦 |
90分間の試合経過
| 時間帯 | 主な出来事 |
|---|---|
| 前半 | 両チームが慎重に入り、0-0で折り返し |
| 前半終盤 | モロッコがサイバリらを起点にチャンスを作る |
| 後半開始直後 | モロッコが勢いを強め、ハキミが決定機に絡む |
| 後半27分/72分 | オランダがガクポのゴールで先制 |
| 後半終盤 | モロッコが交代カードを使いながら反撃 |
| 後半46分/90+1分 | ディオプがヘディングで同点ゴール |
| 90分終了 | 1-1で延長戦へ |
前半レビュー:0-0ながらモロッコがチャンスを作る
前半は、スコアこそ0-0でしたが、モロッコが良い形を作る時間がありました。
オランダは3バックをベースに、ファン・ダイク、ファン・デ・フェン、ファン・ヘッケが最終ラインを形成。中盤ではフレンキー・デ・ヨングとライアン・フラーフェンベルフがボールを動かし、前線のガクポ、ブロビー、サマーフィルへつなごうとしました。一方のモロッコは、ハキミの攻撃参加、サイバリの動き出し、ブラヒム・ディアスの技術を活かし、オランダの守備を揺さぶりました。前半終盤にはサイバリにチャンスが訪れましたが、決め切ることはできず。両チーム無得点でハーフタイムを迎えました。
後半レビュー:オランダが先制、モロッコが劇的同点
後半に入ると、モロッコがさらに前への圧力を強めました。ハキミが右サイドから攻撃に関わり、ペナルティエリア周辺でオランダを押し込む場面が増えます。
しかし、先に試合を動かしたのはオランダでした。
後半27分、オランダは途中から攻撃のリズムを高め、コーディ・ガクポがゴール。後半から存在感を増していたガクポが、重要な局面で決定力を発揮しました。このゴールでオランダが1-0とリード。そのまま逃げ切るかに見えましたが、モロッコは諦めませんでした。後半アディショナルタイム、モロッコは最後の攻撃でゴール前へボールを送り込みます。すると、イッサ・ディオプがヘディングで押し込み、土壇場で1-1に追いつきました。90+1分の劇的同点弾により、試合は延長戦へ突入しています。
オランダのポイント
ガクポが大一番で先制点
オランダの先制点は、やはりコーディ・ガクポの決定力が光りました。グループステージでも攻撃の中心を担ってきたガクポは、この試合でも重要な場面で結果を残しました。モロッコに押し込まれる時間がありながらも、少ないチャンスをゴールに変えた点は、オランダの勝負強さを示しています。
途中投入のヴェグホルストが攻撃に変化を加える
オランダは後半途中からヴァウト・ヴェグホルストを投入。前線に高さと起点を加えたことで、攻撃の形が変わりました。ガクポのゴールも、交代によって生まれた流れの中で決まった得点です。延長戦でも、ヴェグホルストの高さ、ポストプレー、セットプレーでの存在感は大きな武器になります。
守備は耐えていたが、最後に失点
オランダはファン・ダイクやファン・デ・フェンを中心に、モロッコの攻撃を何度も跳ね返していました。特に後半はモロッコが押し込む時間が長くなりましたが、ギリギリのところで守っていました。ただし、90+1分にディオプへヘディングを許して同点。延長戦では、クロス対応とセットプレーの守備をもう一度立て直す必要があります。
モロッコのポイント
ディオプが土壇場で値千金の同点ゴール
モロッコのヒーローは、同点ゴールを決めたイッサ・ディオプです。試合終了間際、敗退寸前の状況でゴール前に入り、ヘディングでネットを揺らしました。このゴールによって、モロッコは延長戦へ望みをつなぎました。守備だけでなく、終盤のパワープレーでも大きな存在感を見せた一発です。
ハキミが右サイドで攻撃を牽引
モロッコの攻撃で目立ったのは、アクラフ・ハキミの存在です。右サイドから高い位置を取り、クロス、突破、シュートでオランダ守備に圧力をかけました。後半立ち上がりにはゴールに迫る場面もあり、モロッコの攻撃の多くはハキミを起点に生まれていました。延長戦でも、ハキミの攻撃参加はモロッコの大きな武器になります。
終盤の交代策が流れを変えた
モロッコは終盤に攻撃的な交代カードを投入し、前への推進力を高めました。特に、途中から入った選手たちが前線で勢いを加え、最後の同点ゴールにつながる圧力を生み出しました。90分で追いついたことで、延長戦の入りはモロッコ側に勢いがあると見てよさそうです。
両チームの先発メンバー
オランダ代表
| ポジション | 選手 |
|---|---|
| GK | バルト・フェルブルッヘン |
| DF | ヤン・ポール・ファン・ヘッケ |
| DF | フィルジル・ファン・ダイク |
| DF | ミッキー・ファン・デ・フェン |
| MF/WB | デンゼル・ダンフリース |
| MF | ライアン・フラーフェンベルフ |
| MF | フレンキー・デ・ヨング |
| MF/WB | ナタン・アケ |
| FW | クリセンシオ・サマーフィル |
| FW | ブライアン・ブロビー |
| FW | コーディ・ガクポ |
モロッコ代表
| ポジション | 選手 |
|---|---|
| GK | ヤシン・ブヌ |
| DF | アクラフ・ハキミ |
| DF | イッサ・ディオプ |
| DF | シャディ・リアド |
| DF | ヌサイル・マズラウィ |
| MF | アイユーブ・ブアディ |
| MF | ニール・エル・アイナウィ |
| MF | ブラヒム・ディアス |
| MF | アゼディン・ウナヒ |
| MF | ビラル・エル・カンヌス |
| FW | イスマイル・サイバリ |
延長戦の見どころ
1. モロッコの勢いが続くか
90+1分に追いついたモロッコは、精神的にはかなり勢いがあります。延長戦の立ち上がりでその流れを維持できれば、オランダをさらに押し込む可能性があります。特にハキミの右サイド、途中投入選手の運動量、セットプレーは引き続き要注意です。
2. オランダが気持ちを切り替えられるか
オランダにとっては、勝利目前で追いつかれた形です。延長戦で重要なのは、失点のショックを引きずらないこと。ガクポ、ヴェグホルスト、デ・ヨングを中心に、もう一度攻撃のリズムを作り直せるかがポイントになります。
3. セットプレーの攻防
延長戦では、疲労の影響で流れの中から崩すのが難しくなります。そのため、コーナーキック、フリーキック、ロングボール、こぼれ球が勝敗を分ける可能性があります。オランダはファン・ダイクやヴェグホルスト、モロッコはディオプやリアドといった高さのある選手がいるため、セットプレーは大きな見どころです。
4. PK戦を見据えた試合運び
このまま延長戦でも決着がつかなければ、勝敗はPK戦に委ねられます。両チームともGKの存在感は大きく、オランダのフェルブルッヘン、モロッコのブヌがPK戦で主役になる可能性もあります。延長戦の後半に入ると、キッカーを残す交代や、PK戦を意識したプレー選択も重要になってきます。
現時点の試合展開まとめ
オランダvsモロッコは、90分を終えて1-1。オランダは後半27分、コーディ・ガクポのゴールで先制しましたが、モロッコが90+1分にイッサ・ディオプのヘディングで劇的に同点へ追いつきました。前半は0-0、後半はオランダが勝負強く先制し、モロッコが最後の最後で執念を見せる展開。ラウンド16進出を懸けた一戦は、延長戦へ突入しています。
勝者は次戦でカナダと対戦予定。オランダが立て直して勝ち越すのか、それともモロッコが勢いのまま逆転するのか。延長戦の30分、そして場合によってはPK戦まで目が離せない展開になっています。







