ワールドカップ2026のグループステージ全日程が終了し、各組3位のうち決勝トーナメントへ進む8チームが決定しました。
2026年大会は48チーム制となり、12グループの上位2チームに加えて、各グループ3位のうち成績上位8チームがラウンド32へ進出する形式です。3位チーム同士の比較は、基本的に勝ち点、得失点差、総得点、フェアプレー、FIFAランキングの順で決まります。
最後に滑り込んだのは、グループJのアルジェリア代表。最終戦のオーストリア戦を劇的な引き分けで終え、勝ち点4に到達。これにより、3位通過の8チームがすべて出そろいました。
3位通過の8チーム一覧
| 3位比較順位 | グループ | チーム | 成績 | 勝点 | 得失点差 | ラウンド32の相手 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | K | コンゴ民主共和国(DRコンゴ) | 1勝1分1敗 | 4 | +1 | イングランド |
| 2 | F | スウェーデン | 1勝1分1敗 | 4 | 0 | フランス |
| 3 | L | ガーナ | 1勝1分1敗 | 4 | 0 | コロンビア |
| 4 | E | エクアドル | 1勝1分1敗 | 4 | 0 | メキシコ |
| 5 | B | ボスニア・ヘルツェゴビナ | 1勝1分1敗 | 4 | -1 | アメリカ |
| 6 | J | アルジェリア | 1勝1分1敗 | 4 | -2 | スイス |
| 7 | D | パラグアイ | 1勝1分1敗 | 4 | -2 | ドイツ |
| 8 | I | セネガル | 1勝0分2敗 | 3 | +2 | ベルギー |
DRコンゴ、スウェーデン、ガーナ、エクアドル、ボスニア・ヘルツェゴビナ、アルジェリア、パラグアイ、セネガルが上位8チーム、9位イラン、10位韓国、11位スコットランド、12位ウルグアイが敗退圏となりました。
最後の一枠はアルジェリア
3位通過争いで最後に決まったのは、グループJのアルジェリアでした。
アルジェリアは最終戦でオーストリアと対戦。試合終盤にはリヤド・マフレズのゴールで一時リードを奪い、逆にオーストリアが敗退危機に追い込まれる展開となりました。しかし、オーストリアも後半アディショナルタイムにサーシャ・カライジッチが同点ゴール。試合は劇的な引き分けで終了し、オーストリアが2位、アルジェリアが3位通過を決めました。
この結果、アルジェリアは勝ち点4に到達。3位チーム比較で6番手に入り、ラウンド32進出が確定しました。もしアルジェリアが敗れていれば、イランなど他の3位チームにチャンスが残る可能性もあっただけに、まさに最後まで緊迫した3位通過争いとなりました。
勝ち点4が大きな分かれ目に
今回の3位通過争いでは、勝ち点4を取ったチームがほぼ安全圏となりました。
通過した8チームのうち、7チームが勝ち点4。唯一、勝ち点3で突破したのがセネガルです。セネガルはグループIで1勝2敗ながら、得失点差が+2と大きく、勝ち点3組の中で最上位に入りました。
一方、イランは勝ち点3・得失点差0で9位、韓国は勝ち点3・得失点差-1で10位となり、わずかに届きませんでした。特に韓国は、グループKでDRコンゴが逆転勝利して勝ち点4に伸ばしたことで、通過圏外へ押し出される形となりました。
注目の3位通過チーム
コンゴ民主共和国(DRコンゴ)
3位通過チームの中で最上位となったのが、グループKのDRコンゴです。最終戦ではウズベキスタンに先制を許しましたが、後半にヨアン・ウィサのPK、フィストン・マイェレの勝ち越し弾、さらにウィサの追加点で3-1の逆転勝利。これにより勝ち点4へ到達し、グループK3位で決勝トーナメント進出を決めました。DRコンゴはラウンド32でイングランドと対戦します。
スウェーデン
グループFで日本、オランダ、チュニジアと同組だったスウェーデンは、1勝1分1敗の勝ち点4で3位通過。最終戦では日本と1-1で引き分け、しぶとく勝ち点を積み上げました。ラウンド32では、グループIを3連勝で突破したフランスと対戦します。
ガーナ
グループLのガーナは、イングランド、クロアチア、パナマと同組。最終戦でクロアチアに敗れたものの、勝ち点4・得失点差0で3位通過を確定させました。ラウンド32では、グループK首位のコロンビアと対戦します。
エクアドル
エクアドルはグループEを3位で突破。勝ち点4・得失点差0で、3位チーム比較でも上位に入りました。ラウンド32では、開催国メキシコと対戦します。開催国相手のアウェー感がある一戦となりそうです。
ボスニア・ヘルツェゴビナ
ボスニア・ヘルツェゴビナはグループBで3位。勝ち点4・得失点差-1ながら、3位通過枠に入りました。ラウンド32では、開催国アメリカと対戦します。
アルジェリア
最後に通過を決めたアルジェリアは、グループJでアルゼンチン、オーストリア、ヨルダンと同組。最終戦でオーストリアと引き分け、勝ち点4を確保しました。ラウンド32ではスイスと対戦します。
パラグアイ
グループDのパラグアイは、勝ち点4・得失点差-2で3位通過。得失点差では厳しい数字でしたが、勝ち点4を確保していたことが大きく、上位8チームに入りました。ラウンド32ではドイツと対戦します。
セネガル
セネガルは、通過8チームの中で唯一の勝ち点3チームです。グループIで1勝2敗でしたが、得失点差+2が大きな武器となり、イランや韓国を上回りました。ラウンド32では、グループG首位のベルギーと対戦します。
3位通過を逃した主なチーム
| 3位比較順位 | チーム | 勝点 | 得失点差 | 結果 |
|---|---|---|---|---|
| 9 | イラン | 3 | 0 | 敗退 |
| 10 | 韓国 | 3 | -1 | 敗退 |
| 11 | スコットランド | 3 | -3 | 敗退 |
| 12 | ウルグアイ | 2 | -1 | 敗退 |
最も惜しかったのはイランです。勝ち点3・得失点差0で9位となり、8位セネガルに届きませんでした。韓国も勝ち点3で望みを残していましたが、DRコンゴやアルジェリアが勝ち点4に到達したことで、最終的に10位で敗退となりました。
ラウンド32の3位通過チーム関連カード
| 3位通過チーム | 対戦相手 | 注目ポイント |
|---|---|---|
| パラグアイ | ドイツ | 南米の粘り強さがドイツに通じるか |
| スウェーデン | フランス | 3連勝フランスに挑む北欧の強豪 |
| エクアドル | メキシコ | 開催国メキシコとの高注目カード |
| DRコンゴ | イングランド | 初の決勝Tで強豪イングランドと対戦 |
| セネガル | ベルギー | 攻撃力あるアフリカ勢とベルギーの激突 |
| ボスニア・ヘルツェゴビナ | アメリカ | 開催国アメリカとの一発勝負 |
| アルジェリア | スイス | 最後に滑り込んだアルジェリアが堅実なスイスに挑む |
| ガーナ | コロンビア | 南米首位通過国にガーナが挑戦 |
ラウンド32では、3位通過チームはすべて各グループ1位チームとの対戦になります。特に、DRコンゴ対イングランド、セネガル対ベルギー、エクアドル対メキシコ、アルジェリア対スイスは、3位通過チームがどこまで上位国を苦しめられるか注目です。
まとめ
ワールドカップ2026の3位通過チームは、以下の8チームに決まりました。
コンゴ民主共和国、スウェーデン、ガーナ、エクアドル、ボスニア・ヘルツェゴビナ、アルジェリア、パラグアイ、セネガル。
最後の一枠をつかんだのはアルジェリア。グループJ最終戦でオーストリアと引き分け、勝ち点4に到達したことで、3位通過圏に滑り込みました。
一方で、イラン、韓国、スコットランド、ウルグアイは3位ながら敗退。特にイランと韓国は勝ち点3で可能性を残していただけに、最後の3位比較は非常に厳しい争いとなりました。
いよいよここからは一発勝負の決勝トーナメント。3位通過チームが強豪国を相手にどんな戦いを見せるのか、大会のサプライズにも注目です。







