ワールドカップ2026・グループLは、最終節で大きく順位が動きました。イングランド代表はパナマ代表に2-0で勝利し、勝ち点7でグループ首位通過。クロアチア代表はガーナ代表との直接対決を2-1で制し、勝ち点6で2位通過を決めました。ガーナは敗れたものの、勝ち点4・得失点差0でグループ3位となり、3位通過枠で決勝トーナメント進出を確定させています。
グループL最終節の結果
| 試合 | スコア | 主な得点者 |
|---|---|---|
| パナマ vs イングランド | 0-2 | ベリンガム、ケイン |
| クロアチア vs ガーナ | 2-1 | クロアチア:ペタル・スチッチ、ヴラシッチ / ガーナ:ルカッセン |
イングランドは後半にジュード・ベリンガムとハリー・ケインが立て続けに得点。クロアチアはペタル・スチッチの先制点、デリック・ルカッセンの同点弾を挟み、83分にニコラ・ヴラシッチがルカ・モドリッチのCKから決勝ヘッドを決めました。
グループL最終順位
| 順位 | チーム | 試合 | 勝 | 分 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失点差 | 勝点 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | イングランド | 3 | 2 | 1 | 0 | 6 | 2 | +4 | 7 | 決勝T進出 |
| 2 | クロアチア | 3 | 2 | 0 | 1 | 5 | 5 | 0 | 6 | 決勝T進出 |
| 3 | ガーナ | 3 | 1 | 1 | 1 | 2 | 2 | 0 | 4 | 3位通過確定 |
| 4 | パナマ | 3 | 0 | 0 | 3 | 0 | 4 | -4 | 0 | 敗退 |
最終的に、イングランドが勝ち点7で首位、クロアチアが勝ち点6で2位、ガーナが勝ち点4で3位、パナマが3戦全敗で4位となりました。ガーディアンの試合速報でも、グループLの最終順位はイングランド、クロアチア、ガーナ、パナマの順で整理されています。
パナマ 0-2 イングランド|後半の5分間で勝負を決める
イングランドは、グループ首位通過を懸けてパナマと対戦しました。立ち上がりからボールを握ったものの、前半はパナマの5バック気味の守備を崩しきれず、スコアレスで折り返します。
試合が動いたのは62分でした。左CKからブカヨ・サカが入れたボールに、ジュード・ベリンガムが反応。相手に体を寄せられながらも左足で押し込み、イングランドが先制しました。
さらに67分、今度はベリンガムが左サイドからチャンスメイク。クロスにハリー・ケインが頭で合わせ、イングランドが2-0とリードを広げました。このゴールでケインはワールドカップ通算11得点目を記録し、ゲーリー・リネカー氏の10得点を抜いて、イングランド代表のW杯最多得点者となっています。
終盤はパナマも反撃を試みましたが、イングランドがそのまま2-0で勝利。苦しみながらも勝ち切り、グループLを首位で突破しました。
クロアチア 2-1 ガーナ|モドリッチのCKからヴラシッチが決勝弾
もう一方の試合では、クロアチアとガーナが激突しました。試合前の時点でガーナは勝ち点4、クロアチアは勝ち点3。クロアチアにとっては、2位通過を狙ううえで勝利が欲しい一戦でした。
31分、クロアチアが先制します。中央でボールを受けたペタル・スチッチが、ゴールまで30メートル以上ある位置から右足を振り抜くと、低く鋭いシュートがゴールに突き刺さりました。雨で濡れたピッチも影響した強烈な一撃で、クロアチアが1-0とリードします。
後半に入ると、ガーナも反撃に出ます。73分、右サイドのFKからアーネスト・ヌアマーがクロスを送ると、ファーサイドでデリック・ルカッセンが合わせて同点ゴール。オフサイドの可能性がありVARチェックが行われましたが、最終的に得点が認められ、ガーナが1-1に追いつきました。
しかし、クロアチアはすぐに勝ち越します。83分、ルカ・モドリッチのCKにニコラ・ヴラシッチが頭で合わせ、ゴール左へ決勝弾。クロアチアが2-1で競り勝ち、グループ2位での決勝トーナメント進出を決めました。
ガーナは敗れても3位通過確定
ガーナはクロアチアに敗れたものの、最終成績は1勝1分1敗、勝ち点4、得失点差0。ワールドカップ2026は48チーム制となり、12グループの上位2チームに加えて、各組3位のうち成績上位8チームがラウンド32へ進出します。ガーナはこの条件を満たし、3位通過で決勝トーナメント進出を決めました。
3位チーム同士の比較では、まず勝ち点、次に得失点差、総得点、チームコンダクトスコア、FIFAランキングの順で順位が決まります。ガーナは勝ち点4を確保していたため、敗戦後も上位8チーム入りが確定しました。
決勝トーナメントの相手
6月28日8時50分時点では、グループKの最終戦が同時進行中のため、クロアチアとガーナの対戦相手は「グループKの最終順位待ち」となっています。一方、イングランドは現時点ではセネガルと対戦する見込みですが、DRコンゴがウズベキスタンに勝利した場合は相手がDRコンゴに変わる可能性があります。
| チーム | 通過順位 | ラウンド32の相手 |
|---|---|---|
| イングランド | グループL 1位 | 現時点ではセネガル見込み。DRコンゴ勝利ならDRコンゴに変更の可能性 |
| クロアチア | グループL 2位 | グループK 2位 |
| ガーナ | グループL 3位通過 | グループK 1位 |
クロアチアはグループKの2位チーム、ガーナはグループKの1位チームと対戦する枠に入ります。
グループKでは、コロンビアが勝ち点6で首位、ポルトガルが勝ち点4で2位につけており、コロンビアはポルトガル戦で引き分け以上なら1位通過、ポルトガルは勝てば1位通過という状況です。
そのため、現時点での整理は以下の通りです。
| グループK最終戦の結果 | クロアチアの相手 | ガーナの相手 |
|---|---|---|
| コロンビアが勝利または引き分け | ポルトガルが有力 | コロンビアが有力 |
| ポルトガルが勝利 | コロンビアが有力 | ポルトガルが有力 |
| DRコンゴが大勝し順位を動かす場合 | グループK最終順位次第 | グループK最終順位次第 |
グループLを振り返って
グループLは、イングランド、クロアチア、ガーナの3チームが決勝トーナメントに進む結果となりました。イングランドは初戦でクロアチアを4-2で破り、ガーナ戦は0-0、最終戦でパナマを2-0と下して無敗の首位通過。クロアチアは初戦でイングランドに敗れたものの、パナマ戦とガーナ戦を連勝して2位に滑り込みました。ガーナはパナマに1-0で勝利、イングランドと0-0で引き分け、最終戦は敗れたものの勝ち点4を確保して3位通過を決めています。
特に大きかったのは、クロアチアの勝負強さです。ガーナに追いつかれた直後、モドリッチのCKからヴラシッチが勝ち越しゴールを決めた場面は、経験豊富なチームらしい決定力が出た瞬間でした。
一方のガーナも、最終戦は敗れたとはいえ、勝ち点4を積み上げて3位通過を確定。イングランド、クロアチアという欧州の強豪国と同組になりながら、決勝トーナメントに進出したことは大きな成果です。
まとめ
ワールドカップ2026・グループLは、イングランドがパナマを2-0で下して首位通過。クロアチアはガーナとの直接対決を2-1で制し、2位通過を決めました。ガーナは敗れたものの、勝ち点4で3位通過を確定させています。
最終順位は、1位イングランド、2位クロアチア、3位ガーナ、4位パナマ。パナマは3戦全敗で敗退となりました。
決勝トーナメントでは、イングランドが3位通過チーム、クロアチアがグループKの2位、ガーナがグループKの1位と対戦する予定です。グループKの最終結果次第で対戦相手が確定するため、コロンビア、ポルトガル、DRコンゴの動向にも注目が集まります。









