2026年9月14日、東大阪市花園ラグビー場で行われた明治安田J3リーグ第6節、FC大阪vs愛媛FC。
開幕から無敗を維持するチーム同士の一戦は、ホームのFC大阪が2-1で勝利した。
前半終了間際の45+2分、伊佐耕平がPKを成功させてFC大阪が先制。
後半開始直後の50分には、愛媛が途中出場の藤本佳希のPKで同点に追いつく。
それでもFC大阪は勢いを失わない。
69分、ペナルティーエリア内へ侵入した住田将が右足でゴール左下へ流し込み、再び勝ち越し。
そのままリードを守り切り、FC大阪が2-1で首位・愛媛を撃破した。
数字を見ても、この日のFC大阪の強さは明確だった。
シュート数は、
FC大阪 21本。
愛媛FC 6本。
愛媛にボールを持たせる時間があったとしても、FC大阪は前線から激しくプレッシャーを掛け、奪えば素早くゴールへ向かう。
愛媛が得意とするパスワークを封じながら、試合を自分たちの「強度」に引き込んだ90分だった。
一方の愛媛は、開幕5試合を4勝1分で駆け抜けてきたが、この試合で今季リーグ戦初黒星。
愛媛の杉山耕二も試合後、「球際、切り替えというサッカーのベースの部分で相手に上回られた」と振り返っている。
なぜFC大阪は首位・愛媛を圧倒できたのか。
そして愛媛は、なぜ持ち味を十分に発揮できなかったのか。
今回は得点経過、スタッツ、全出場選手のWSP独自採点、勝敗を分けたポイントまで徹底分析する。
試合結果
FC大阪 2-1 愛媛FC
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 大会 | 明治安田J3リーグ 第6節 |
| 開催日 | 2026年9月14日 |
| 会場 | 東大阪市花園ラグビー場 |
| スコア | FC大阪 2-1 愛媛FC |
| 前半 | 1-0 |
| 後半 | 1-1 |
| FC大阪得点 | 45+2分 伊佐耕平、69分 住田将 |
| 愛媛得点 | 50分 藤本佳希 |
| 入場者数 | 1,893人 |
| 天候 | 曇 |
| 気温 | 27.8℃ |
| 湿度 | 73% |
| 主審 | 矢野浩平 |
FC大阪は4試合ぶりのリーグ戦勝利。
開幕から2勝4分の無敗とし、順位を5位まで上げた。
一方、愛媛は開幕5試合を4勝1分で戦っていたが、この試合で初黒星。順位も首位から2位へ後退した。
試合スタッツ
FC大阪がシュート21本で愛媛を圧倒
| スタッツ | FC大阪 | 愛媛FC |
|---|---|---|
| シュート | 21 | 6 |
| コーナーキック | 6 | 5 |
| 直接FK | 6 | 5 |
| 間接FK | 3 | 1 |
| オフサイド | 3 | 1 |
| PK | 1 | 1 |
| 警告 | 1 | 1 |
| 退場 | 0 | 0 |
最も目を引くのは、やはりシュート数だ。
21対6。
3倍以上の差がついた。
FC大阪は単純にロングボールを蹴って終わるのではなく、セカンドボールを回収し、再び相手ゴールへ攻撃を仕掛けることで愛媛を自陣へ押し戻した。
対する愛媛は、ボールを保持しながら試合を組み立てようとしたものの、FC大阪のプレッシャーによって前進を阻まれた。
愛媛・大木武監督も試合後、
「ずっとFC大阪さんのゲームだった」
と認めている。
数字と内容の両方で、FC大阪が主導権を握った試合だった。
試合展開
前半:FC大阪が愛媛のビルドアップへ強烈なプレッシャー
試合開始から目立ったのはFC大阪の前への圧力だった。
愛媛はGK辻周吾から丁寧にボールをつなぎ、
黒石貴哉。
谷岡昌。
杉山耕二。
そこから中盤へボールを入れて前進しようとする。
しかしFC大阪は前線の伊佐耕平を中心に、久保吏久斗、森村俊太、菅原龍之助らが連動してプレッシャーを掛ける。
愛媛がパスを1本通しても、その受け手へすぐにFC大阪の選手が寄せる。
愛媛が普段作っている「前を向ける時間」をほとんど与えなかった。
愛媛が自分たちのテンポを作れない
愛媛の特徴は、ボールを保持しながら相手を動かし、空いたスペースを使うこと。
しかし、この日はFC大阪の守備強度によってゲームが細かく切れた。
大木監督も、
「ゲームが切れて自分たちの良さが出せなかった」
と試合後にコメント。
愛媛が得意とする連続したパス交換を、FC大阪が球際と切り替えで分断した。
45+2分:伊佐耕平がPKで先制
300試合セレモニーの一戦で加入後初ゴール
前半終了間際。
FC大阪がPKを獲得する。
キッカーを務めたのは伊佐耕平。
右足でゴール右下へ冷静に沈め、FC大阪が1-0と先制した。
この試合前には、伊佐のJリーグ通算300試合出場記念セレモニーが行われていた。
その記念すべきホームゲームで、自らゴールを決める。
ベテランストライカーにとって特別な一夜になった。
そしてFC大阪にとっても、前半終了間際という理想的な時間帯の得点だった。
50分:藤本佳希がPKで同点
ハーフタイムの2枚替えが即座に結果
愛媛はハーフタイムに動いた。
竹本雄飛に代えて藤本佳希。
田村翔太に代えて林誠道。
前線を一気に入れ替え、よりゴールへ向かう姿勢を強めた。
すると後半開始からわずか5分。
愛媛がPKを獲得する。
キッカーは藤本。
右足でゴール左下へ決め、1-1。
藤本はこれで2試合連続ゴール。
途中出場直後に結果を残し、大木監督の采配に応えた。
同点後もFC大阪が崩れなかった
1-1から再び前へ出たことが大きい
FC大阪にとって難しい時間帯だった。
前半終了間際に先制。
ハーフタイムを挟み、わずか5分で同点。
通常なら、ここから相手へ流れが傾いてもおかしくない。
しかしFC大阪は守備へ逃げなかった。
再び前からプレッシャーを掛け、愛媛のビルドアップへ圧力を掛け続ける。
ここが、この試合の重要なポイントだった。
69分:住田将が決勝ゴール
ペナルティーエリア内へ侵入し右足で仕留める
試合を決めたのは住田将だった。
69分。
FC大阪が愛媛の攻撃を止めると、素早く前へ。
ショートカウンター気味に愛媛陣内へ進入する。
最後は住田がペナルティーエリア内から右足でシュート。
ボールはゴール左下へ吸い込まれ、FC大阪が2-1。
愛媛の杉山も試合後、この失点を「ショートカウンターのような形」と振り返っている。
愛媛がボールを動かそうとしたところを奪い、
迷わず前へ。
FC大阪のこの日の戦い方が凝縮された決勝点だった。
FC大阪 スタメン・選手採点
WSP独自採点
| 選手 | 採点 | 寸評 |
|---|---|---|
| GK 菅原大道 | 7.0 | PKによる1失点のみ。愛媛の攻撃を落ち着いて処理し、最後尾から勝利を支えた |
| DF 坂本翔 | 6.5 | 対人守備で粘り強く対応。愛媛のサイド攻撃を簡単に前進させなかった |
| DF 水口湧斗 | 7.0 | 最終ラインで強さを発揮。愛媛の前線を押さえ、セカンドボール対応も安定 |
| DF 舘野俊祐 | 6.0 | 前半終了間際に警告を受けたが、その後は冷静に対応 |
| DF 桑子流空 | 6.5 | 積極的な守備と前への意識で愛媛の攻撃を限定した |
| MF 住田将 | 8.0 | 決勝ゴール。中盤の球際でも存在感を示し、この日のMOM |
| MF 菅原龍之助 | 6.5 | 前線への推進力を見せ、守備でもハードワーク |
| MF 吉田源太郎 | 6.5 | 89分まで運動量を落とさず、攻守の切り替えで貢献 |
| FW 久保吏久斗 | 6.5 | 前線から積極的にプレス。愛媛のビルドアップを制限した |
| FW 伊佐耕平 | 8.0 | 前半終了間際のPKを成功。前線の基準点としても重要な働き |
| FW 森村俊太 | 6.5 | 前線で相手にプレッシャーを掛け続け、守備面での貢献も大きかった |
FC大阪 途中出場選手・採点
交代後も強度を維持
| 選手 | 投入 | 採点 | 寸評 |
|---|---|---|---|
| 長野星輝 | 60分 | 6.5 | 久保に代わって入り、前線の運動量を維持 |
| 島田拓海 | 60分 | 6.0 | 伊佐に代わり前線で身体を張った |
| 木匠貴大 | 75分 | 6.5 | リード後も中盤の強度を落とさず試合を締めた |
| 東家聡樹 | 75分 | 6.5 | 前線でボールを追い、愛媛の最終ラインへプレッシャー |
| 福井和樹 | 89分 | ― | 出場時間が短いため採点なし |
FC大阪は60分に前線2人を交代。
75分にも2人を投入し、運動量を維持した。
この交代策によって、2-1となった後も単純に自陣へ引きこもらず、相手陣でプレーする時間を確保できた。
愛媛FC スタメン・選手採点
WSP独自採点
| 選手 | 採点 | 寸評 |
|---|---|---|
| GK 辻周吾 | 6.5 | 21本のシュートを浴びる難しい展開。2失点ながら守備陣を支えた |
| DF 黒石貴哉 | 6.0 | FC大阪の強度に苦しみながらも対人守備で奮闘 |
| DF 谷岡昌 | 5.5 | 前への圧力を受け、普段のビルドアップを十分に出せなかった |
| DF 杉山耕二 | 5.5 | 守備陣を統率したが決勝点を許す。76分に警告 |
| MF 上村周平 | 5.5 | 中盤でプレッシャーを受け、前向きにボールを持つ回数が限られた |
| MF 竹本雄飛 | 5.5 | FC大阪の守備強度に苦戦。前半のみで交代 |
| MF 宮本航汰 | 5.5 | ボールを引き出そうとしたが、FC大阪のプレスを突破できない場面が多かった |
| MF 阿部稜汰 | 6.0 | 左サイドを中心に前進を狙ったが決定機まで届かず |
| MF 斉藤涼優 | 6.0 | 個人で仕掛けようとする姿勢を見せたが、FC大阪の対応が速かった |
| MF 日野翔太 | 6.0 | 攻撃の中心としてボールを受けたが、自由な時間を与えてもらえなかった |
| FW 田村翔太 | 5.5 | 開幕から5得点のエースだが、この日は前半のみ。FC大阪に抑え込まれた |
愛媛FC 途中出場選手・採点
藤本佳希が2戦連発
| 選手 | 投入 | 採点 | 寸評 |
|---|---|---|---|
| 藤本佳希 | 46分 | 7.0 | 投入5分でPKを決める。2試合連続得点で存在感 |
| 林誠道 | 46分 | 6.0 | 前線で起点を作ろうとしたが決定機は限定的 |
| 山下雄大 | 71分 | 6.0 | 中盤へ入り、攻撃のテンポ改善を狙った |
| 小酒井新大 | 71分 | 6.0 | ボールを動かしながら前進を試みた |
愛媛はハーフタイムに2人を投入。
この変更によって後半開始直後に追いついたことを考えれば、交代策自体には効果があった。
ただ、同点後にFC大阪の勢いを完全に止めるまでには至らなかった。
MOM
住田将【8.0】
WSP選出のマン・オブ・ザ・マッチは住田将。
もちろん伊佐耕平も大きな仕事をした。
Jリーグ300試合出場記念セレモニーが行われた一戦でPKを決め、チームに先制点をもたらした。
それでもMOMには住田を選びたい。
理由は、得点した時間帯だ。
50分に愛媛が1-1。
試合が完全に振り出しへ戻った。
そこからどちらが次の1点を奪うか。
この一発が勝敗を大きく左右する状況で、69分に住田が決めた。
さらに中盤では愛媛のパスワークへプレッシャーを掛け、FC大阪らしい縦への速いサッカーを支えた。
「決勝点+中盤の強度」。
勝利への貢献度を考え、MOMとした。
FC大阪はなぜ勝てたのか?
勝因① 愛媛のビルドアップを潰した
この試合最大の勝因だろう。
愛媛はボールをつなぐ。
FC大阪はそこへ行く。
徹底していた。
GKからセンターバック。
センターバックから中盤。
パスが出た瞬間に次の選手がプレッシャーを掛ける。
ボールを奪えなくても、相手に前を向かせない。
愛媛のパスワークを完全に止めるのではなく、
「気持ち良く回させない」
ことに成功した。
黒石貴哉も試合後、FC大阪の強度を「跳ね除けるほどの実力がまだない」と率直に振り返っている。
勝因② 球際と切り替えで上回った
愛媛の杉山耕二が試合後に語った言葉が象徴的だ。
「球際、切り替えのところというサッカーのベースの部分で相手に上回られた」
戦術以前の部分。
ボールがこぼれた瞬間にどちらが先に触るか。
ボールを失った瞬間、どちらが先に守備へ切り替えるか。
FC大阪はこの基本部分で愛媛を上回った。
その積み重ねがシュート21対6という圧倒的な差へつながった。
勝因③ 縦への速さ
FC大阪はボールを奪った後、何本も横パスをつなぐことを最優先にはしなかった。
前が空けば縦。
FWが走れば縦。
相手が戻り切る前にゴールへ向かう。
住田の決勝点も、この意識から生まれた。
愛媛はボール保持を失った瞬間、選手間が広がる。
そのスペースへFC大阪が一気に侵入した。
勝因④ 同点にされても崩れなかった
50分。
1-1。
勢いは一度愛媛へ傾いた。
それでもFC大阪は慌てない。
「先制したのに追いつかれた」というネガティブな感情ではなく、
「もう一度取りに行く」
という姿勢を維持した。
69分に勝ち越したことは、そのメンタリティーを象徴している。
愛媛FCはなぜ敗れたのか?
課題① 相手のプレスを外せなかった
愛媛は自分たちのスタイルを捨てなかった。
それ自体は悪くない。
しかし、この日はFC大阪のプレッシャーが非常に強かった。
問題は、
相手が前から来る。
それでも同じテンポでつなぐ。
引っ掛かる。
という場面が増えたことだ。
藤本佳希も試合後、FC大阪のプレッシャーによって「引っ掛けられる回数や前進できないところ」があったと認めている。
必要なのは、自分たちのスタイルを捨てることではない。
相手の出方に応じて逃げ道を増やすこと。
そこが次戦へのテーマになる。
課題② シュート6本
愛媛は開幕から高い得点力を見せてきた。
奈良戦4得点。
鳥取戦4得点。
北九州戦4得点。
しかしFC大阪戦ではシュート6本。
得点はPKによる1点のみだった。
FC大阪の守備が良かったことは間違いない。
同時に愛媛としては、多少強引でもフィニッシュまで持っていく判断が必要だった。
課題③ 田村翔太を生かせなかった
開幕5試合で5得点。
田村翔太は愛媛最大の得点源だった。
しかし、この日は前半45分で交代。
田村自身の問題というより、そこまで良い形でボールが届かなかったことが大きい。
最前線へ縦パスを入れる。
田村の周囲へサポートを置く。
背後へ走らせる。
エースを孤立させない形が必要になる。
課題④ 同点後のゲームマネジメント
50分に追いついたこと自体は非常に良かった。
問題はそこからだ。
愛媛にとって、一度ゲームを落ち着かせるチャンスだった。
しかしFC大阪の強度に再び巻き込まれ、69分に失点。
同点にした直後だからこそ、
保持時間を増やす。
相手を走らせる。
試合のテンポを落とす。
そうしたコントロールが欲しかった。
FC大阪が次節までに改善したいポイント
21本のシュートをもっと得点へ変えたい
勝利したFC大阪にも課題はある。
シュート21本。
得点2。
首位相手の試合としては素晴らしい数字だが、さらに上を目指すなら決定力を高めたい。
2-1のまま終盤を迎えれば、一つのセットプレーで引き分けになる可能性がある。
21本打った試合なら、
3点目。
4点目。
そこまで奪って試合を完全に終わらせたい。
強度を90分維持できる選手層
今回FC大阪は交代選手を使いながら運動量を維持した。
9月18日には福島ユナイテッドFC戦が控える。
愛媛戦から中3日。
同じ強度を毎試合出せるかどうか。
今後の昇格争いを考える上で重要になる。
愛媛FCが次節までに改善したいポイント
ハイプレスを受けた際の「第二ルート」を作りたい
愛媛のサッカーそのものを変更する必要はない。
黒石も杉山も試合後、
「自分たちのやることは変わらない」
という趣旨のコメントを残している。
これは重要だ。
ただしプランAが封じられた際のプランBは必要になる。
短いパスが難しいなら一度FWへ長いボール。
相手が前へ来れば背後。
中央が難しければサイド。
プレーの選択肢を増やせれば、FC大阪のような強度の高い相手にも対応しやすくなる。
順位への影響
FC大阪は5位へ浮上
この勝利によってFC大阪は、
2勝4分0敗。
開幕6試合無敗。
勝点10。
順位を5位へ上げた。
引き分けが多かった序盤戦だったが、首位・愛媛を倒したことで一気に上位戦線へ入ってきた。
何より大きいのは「強い相手に勝った」ことだ。
昇格を目指すチームにとって、自信につながる勝利になる。
愛媛は今季初黒星で2位へ
愛媛は、
4勝1分1敗。
開幕から続いていた無敗が止まった。
さらに鹿児島ユナイテッドFCが勝利したため、首位から2位へ後退した。
ただし6試合で4勝している事実は変わらない。
一敗によって評価を大きく下げる必要はない。
重要なのは、この敗戦をどう使うかだ。
「自分たちのサッカーが通用しなかった」
ではなく、
「自分たちのサッカーをさらに強くするために何が必要か」
という材料にできれば、この一敗には意味が生まれる。
両チームの次戦
FC大阪は中3日で福島ユナイテッドFC戦
FC大阪は9月18日、再びホーム・東大阪市花園ラグビー場で福島ユナイテッドFCと対戦する。
愛媛戦から中3日。
コンディション管理が重要になる。
首位撃破で得た勢いを、そのまま連勝へつなげられるか。
注目したい。
愛媛はホームでカマタマーレ讃岐戦
愛媛は9月19日、ニンジニアスタジアムでカマタマーレ讃岐と対戦する。
FC大阪戦で出た課題を修正し、すぐに勝利へ戻れるか。
特に注目したいのは、
ハイプレスを受けた際のビルドアップ。
田村翔太の生かし方。
藤本佳希の2試合連続得点をどうチームへ組み込むか。
この3点だ。
まとめ
FC大阪が「強度」で首位・愛媛を撃破
最終スコアは、
FC大阪 2-1 愛媛FC。
45+2分。
伊佐耕平がPK。
50分。
藤本佳希がPK。
69分。
住田将が決勝点。
スコアだけなら1点差。
しかし試合内容を見ると、FC大阪の強さが際立った。
シュートは21対6。
前線からのハイプレス。
球際。
切り替え。
縦への速さ。
FC大阪は愛媛に自分たちのテンポでプレーさせなかった。
何より評価したいのは、愛媛に追いつかれた後だ。
1-1。
そこで守らない。
もう一度前へ出る。
そして住田が仕留める。
昇格を目指すチームに必要な「勝ち切る力」を示した90分だった。
一方の愛媛にとっては、今季初めて味わった敗戦。
ただし、悪いことばかりではない。
藤本佳希は2試合連続ゴール。
ハーフタイムの修正で同点まで戻した。
そして、
ハイプレスを受けた時。
球際で上回られた時。
自分たちのビルドアップが機能しない時。
どう戦うべきかという明確な宿題も見えた。
長いリーグ戦では、必ずうまくいかない試合がある。
そこで何を学ぶか。
FC大阪にとっては上位進出へのターニングポイント。
愛媛にとっては、首位を争い続けるための重要な教材。
両チームにとって意味の大きい一戦となった。
免責事項
本記事について
本記事の試合結果、出場選手、得点時間、交代、スタッツなどの基本情報は、Jリーグ公式サイトおよび愛媛FC公式サイトなど、公開されている情報を参考に作成しています。
選手採点、MOM、戦術分析、勝敗要因、今後の改善点などは「ワールドサッカーポータル」独自の見解であり、Jリーグ、FC大阪、愛媛FC、監督、選手、その他関係団体の公式評価ではありません。
また、公開後に公式記録の訂正・更新などが行われる可能性があります。最新情報についてはJリーグおよび各クラブの公式発表をご確認ください。









