2026年10月28日(日本時間29日)、カラバオカップ2026-27シーズン4回戦、リヴァプール対チェルシーの一戦がアンフィールドで開催された。
イングランドを代表する名門同士の対戦は、90分間を1-1で終了。PK戦の末にリヴァプールが6-5で勝利し、カラバオカップ準々決勝進出を決めた。
試合は前半40分、チェルシーのモーガン・ロジャーズがPKで先制。
しかし、そのわずか3分後、リヴァプールもコーディ・ガクポがPKを決めて同点に追いついた。
後半は両チームが決定機を作ったものの、追加点を奪えず、勝負はPK戦へ。
PK戦ではリヴァプールのコスタス・ツィミカス、ライアン・フラーフェンベルフが失敗する一方、チェルシーもヴァレンティン・バルコ、エマヌエル・エメガが決められず、7人目まで終了して5-5という大接戦になった。
そして8人目。
リヴァプールのジョー・ゴメスが成功すると、チェルシーのウェズレイ・フォファナがシュートを大きく外し、勝負が決した。
両チームとも大幅なターンオーバーを行った一戦だったが、若手選手の積極的な起用、途中出場した主力選手の働き、そしてPK戦のプレッシャーが大きな見どころとなった。
今回は両チームの実際のスターティングメンバー、直近の試合からの変更点、得点経過、PK戦の全結果、戦術分析、全出場選手の独自採点、MOM、両チームの改善点まで詳しく解説する。
試合概要|リヴァプールがPK戦でチェルシーを撃破!
試合結果
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 大会 | カラバオカップ2026-27 |
| ラウンド | 4回戦(ベスト16) |
| 開催日 | 2026年10月28日(水・現地時間) |
| 日本時間 | 10月29日(木)午前5時 |
| 会場 | アンフィールド |
| 対戦 | リヴァプール vs チェルシー |
| 90分間の結果 | 1-1 |
| 前半 | 1-1 |
| 後半 | 0-0 |
| PK戦 | リヴァプール 6-5 チェルシー |
| 勝者 | リヴァプール |
| 主審 | ダレン・イングランド |
※カラバオカップ4回戦は、90分間で同点の場合、延長戦を行わずPK戦で勝者を決定する。
今回も延長戦は実施されず、1-1のままPK戦へ突入した。
得点者・得点経過
| 時間 | チーム | 得点者 | 得点方法 |
|---|---|---|---|
| 40分 | チェルシー | モーガン・ロジャーズ | PK |
| 43分 | リヴァプール | コーディ・ガクポ | PK |
今回の試合では、90分間の2得点がいずれもPKから生まれた。
チェルシーはライアン・フラーフェンベルフのファウルによってPKを獲得。
一方、リヴァプールはウェズレイ・フォファナのハンドによってPKを得た。
両チームとも守備時の対応が失点に直結した一戦となった。
両チームの主要スタッツ
| 項目 | リヴァプール | チェルシー |
|---|---|---|
| ボール支配率 | 51.8% | 48.2% |
| シュート数 | 10 | 11 |
| 枠内シュート数 | 4 | 4 |
| 決定機逸失 | 3 | 1 |
| コーナーキック | 7 | 5 |
| パス成功率 | 78.7% | 79.1% |
| シュートブロック | 3 | 4 |
| クリア数 | 15 | 32 |
| イエローカード | 2 | 2 |
| レッドカード | 0 | 0 |
※Sky Sportsの試合終了後の公式データを使用。
今回の試合は、スタッツ上でも非常に拮抗していた。
ボール支配率はリヴァプールが51.8%、チェルシーが48.2%。
シュート数ではチェルシーが11本、リヴァプールが10本とほぼ互角だった。
枠内シュートも両チーム4本ずつ。
しかし、決定機逸失数ではリヴァプールが3回を記録しており、攻撃の最終局面では課題も残した。
一方、チェルシーは32回のクリアを記録。
リヴァプールの攻撃を受けながらも、守備陣がゴール前で粘り強く対応していたことが分かる。
試合全体では互角の展開だったが、最後はPK戦でのプレーが明暗を分けた。
両チームのスターティングメンバー
リヴァプール|4-2-3-1
監督:アンドニ・イラオラ
| ポジション | 背番号 | 選手名 |
|---|---|---|
| GK | 25 | ギオルギ・ママルダシュヴィリ |
| DF | 2 | ジョー・ゴメス |
| DF | 33 | ロナルド・アラウホ |
| DF | 4 | フィルジル・ファン・ダイク |
| DF | 21 | コスタス・ツィミカス |
| MF | 38 | ライアン・フラーフェンベルフ |
| MF | 42 | トレイ・ニョニ |
| MF | 53 | ジェームズ・マコーネル |
| FW | 73 | リオ・ングモハ |
| FW | 18 | コーディ・ガクポ |
| FW | 67 | ルイス・クーマス |
リヴァプールは4-2-3-1を基本とする布陣を採用した。
GKにはママルダシュヴィリを起用。
最終ラインにはゴメス、アラウホ、ファン・ダイク、ツィミカスを配置した。
中盤ではフラーフェンベルフが攻守のバランスを取り、ニョニやマコーネルら若手選手を起用。
前線にはガクポ、ングモハ、クーマスを配置した。
今回、リヴァプールは直近のプレミアリーグ・ブライトン戦から先発7人を変更。
若手選手へ出場機会を与えながら、勝利を狙う構成となった。
一方、ファン・ダイクやアラウホ、フラーフェンベルフ、ガクポらは継続して先発。
チームの中心選手と若手を組み合わせた布陣だった。
チェルシー|3バックを基本とする可変システム
監督:シャビ・アロンソ
| ポジション | 背番号 | 選手名 |
|---|---|---|
| GK | 39 | マイク・ペンダース |
| DF | 34 | ジョシュ・アチェアンポン |
| DF | 5 | マクサンス・ラクロワ |
| DF | 3 | ウェズレイ・フォファナ |
| MF | 27 | マロ・ギュスト |
| MF | 25 | モイセス・カイセド |
| MF | 45 | ロメオ・ラヴィア |
| MF | 14 | ジョーダン・ヘンダーソン |
| FW | 7 | ペドロ・ネト |
| FW | 17 | モーガン・ロジャーズ |
| FW | 18 | ダニー・ウェルベック |
チェルシーは3バックを基本とし、ギュストやネトの立ち位置によって攻守の配置を変化させた。
最終ラインにはアチェアンポン、ラクロワ、フォファナを起用。
中盤にはカイセド、ラヴィア、ヘンダーソンを配置し、前線ではロジャーズ、ネト、ウェルベックが攻撃を担当した。
特に注目したいのは、かつてリヴァプールのキャプテンを務めたヘンダーソンの先発だ。
古巣アンフィールドでの出場となり、会場でも大きな注目を集めた。
また、最前線には経験豊富なウェルベックを起用。
カップ戦でありながら、実績のある選手を多く先発させた。
直近の試合からスタメンを比較|両チームのターンオーバー
リヴァプール|ブライトン戦から7人を変更
リヴァプールは10月25日、プレミアリーグでブライトンと対戦した。
試合は2-0で勝利。
リーグ戦で結果を残した状態で、今回のチェルシー戦を迎えていた。
しかし、カラバオカップでは先発7人を入れ替えた。
新たに先発したのは以下の選手だ。
- ギオルギ・ママルダシュヴィリ
- ジョー・ゴメス
- コスタス・ツィミカス
- トレイ・ニョニ
- ジェームズ・マコーネル
- ルイス・クーマス
- リオ・ングモハ
一方、アリソン、フロリアン・ヴィルツ、アレクシス・マック・アリスター、ブラッドリー・バルコラ、アレクサンデル・イサクらはベンチスタートとなった。
この変更は、プレミアリーグとチャンピオンズリーグの連戦を考慮したものと考えられる。
ただし、イラオラ監督は経験豊富な選手をベンチに残していた。
そのため、試合の状況に応じて主力を投入する準備もできていた。
実際、後半にはヴィルツやバルコラ、イサクらを投入し、攻撃を強化している。
チェルシー|トッテナム戦から4人を変更
一方、チェルシーは10月24日のプレミアリーグでトッテナムと対戦し、0-2で敗れていた。
今回のリヴァプール戦では、先発4人を変更。
新たに先発した選手は以下のとおりだ。
- ウェズレイ・フォファナ
- マロ・ギュスト
- ロメオ・ラヴィア
- ダニー・ウェルベック
チェルシーはリヴァプールほど大幅な変更を行わず、主力を中心とした構成を維持した。
一方、コール・パーマーは出場停止のため欠場。
ジョアン・ペドロも負傷によってメンバー入りしなかった。
攻撃の中心選手を一部欠くなか、アロンソ監督はロジャーズ、ネト、ウェルベックを中心に攻撃を構成した。
試合展開|2本のPKが生まれた前半
前半開始~20分:互いに攻守の切り替えを繰り返す
試合序盤、両チームは中盤での激しい攻防を展開した。
リヴァプールは若手のニョニやマコーネルが積極的にボールへ関与。
前線ではングモハやクーマスがドリブルや背後への飛び出しから攻撃を仕掛けた。
一方、チェルシーもカイセドやラヴィアが中盤でボールを回収。
ロジャーズやネトへパスを供給し、リヴァプールの守備陣を揺さぶった。
両チームとも積極的に前へ出ようとしたものの、序盤は大きな決定機を作りきれなかった。
前半21分:リヴァプールのマコーネルに警告
21分、リヴァプールのジェームズ・マコーネルがイエローカードを受けた。
若手選手が多いリヴァプールにとって、中盤での守備の判断は重要なポイントだった。
この時間帯から、チェルシーは中盤の背後やサイドのスペースを狙う場面を増やしていった。
前半38分:フラーフェンベルフのファウルでチェルシーがPK獲得
試合が大きく動いたのは38分だった。
チェルシーは左サイドから攻撃を展開。
マロ・ギュストが中央へ入り込み、モイセス・カイセドへパスを供給した。
このボールに反応して動き出したカイセドに対し、フラーフェンベルフが後方から接触。
主審はチェルシーにPKを与えた。
リヴァプールにとっては、相手がゴールから離れる方向へ動いていた場面でのファウルだけに、悔やまれるプレーとなった。
前半40分:モーガン・ロジャーズがPKで先制!
PKキッカーを務めたのはモーガン・ロジャーズだった。
ロジャーズは落ち着いてシュートを放ち、ゴール右隅へ決めた。
GKママルダシュヴィリは逆方向へ動き、ボールに触れることができなかった。
チェルシーが敵地で1-0と先制した。
試合の流れが大きく変わるかと思われたが、リヴァプールはすぐに反撃する。
前半42分:フォファナのハンドでリヴァプールがPK獲得
先制を許したリヴァプールは、セットプレーから同点を狙った。
42分、ツィミカスが左サイドからコーナーキックを供給。
ファン・ダイクがヘディングを狙ってジャンプした際、その背後にいたフォファナの腕にボールが当たった。
主審はハンドと判定し、リヴァプールにPKを与えた。
チェルシーは先制からわずか数分で、再び相手に得点機会を与えることになった。
前半43分:ガクポがPKを決め、1-1の同点!
リヴァプールのPKキッカーはコーディ・ガクポ。
ガクポは冷静にゴール左下へシュートを決めた。
GKペンダースは逆方向へ動き、リヴァプールが1-1の同点に追いついた。
チェルシーの先制からわずか3分、試合は振り出しに戻った。
この得点によってアンフィールドの雰囲気も大きく変化した。
前半終了間際:チェルシーに負傷者
前半終了間際には、チェルシーのラクロワがプレー中に脚の違和感を訴えた。
そのままプレーを続けることが難しくなり、前半アディショナルタイムに交代。
代わってリーヴァイ・コルウィルが投入された。
チェルシーは予定外の交代を余儀なくされたものの、スコアは1-1のまま前半を終了した。
後半の試合展開|リヴァプールが主力投入、チェルシーも応戦
後半開始~55分:チェルシーが攻撃機会を作る
後半開始直後は、チェルシーが積極的に攻撃した。
47分にはロジャーズが左サイドから抜け出す場面を作ったが、ファーストタッチが大きくなり、決定機にはつながらなかった。
さらに48分にはロジャーズがシュートを放ち、GKママルダシュヴィリがセーブ。
一方、リヴァプールもングモハが左サイドからドリブルを仕掛け、相手にファウルを誘発した。
50分にはチェルシーのアチェアンポンが警告を受けている。
この時間帯も両チームが攻撃を続けたが、追加点は生まれなかった。
後半58分:リヴァプールがヴィルツとバルコラを投入
イラオラ監督は58分、2人を同時に交代した。
ルイス・クーマスに代えてフロリアン・ヴィルツ、ジェームズ・マコーネルに代えてブラッドリー・バルコラを投入。
前線と中盤の構成を変更し、攻撃の質を高める狙いがあったと考えられる。
特にヴィルツは狭いスペースでのパスワーク、バルコラはドリブル突破を得意とする選手だ。
2人の投入によって、リヴァプールは攻撃の選択肢を増やした。
後半62分:アラウホが決定機!ペンダースが好セーブ
62分、リヴァプールに大きなチャンスが訪れた。
右サイドからジョー・ゴメスがクロスを供給。
中央でフリーになったロナルド・アラウホが、力強いヘディングシュートを放った。
しかし、チェルシーのGKペンダースが好セーブ。
アラウホは絶好のチャンスを得点へつなげられなかった。
この場面は、リヴァプールにとって後半最大級の決定機の一つだった。
後半65分:バルコラのシュートもペンダースが阻止
65分、途中出場のバルコラがドリブルで中央へ進入。
相手守備の隙を狙って低いシュートを放った。
しかし、ペンダースが反応し、ボールをゴールの外へ弾き出した。
前節のトッテナム戦ではミスが指摘されていたペンダースだったが、今回の試合では重要なセーブを記録。
特に後半のシュートストップは高く評価できる働きだった。
後半68分:チェルシーが3人を投入
チェルシーのアロンソ監督も、68分に3人を交代した。
カイセド、ギュスト、ウェルベックを下げ、マルコ・パレストラ、ヴァレンティン・バルコ、エマヌエル・エメガを投入。
中盤と前線に新たな選手を加え、試合の流れを変えようとした。
特にエメガにとっては、チェルシーでのデビュー戦となった。
その後、試合は徐々にチェルシーが攻撃機会を増やす展開となった。
後半72分:ファン・ダイクが交代
72分、リヴァプールはファン・ダイクに代えてジェレミー・ジャケを投入した。
ファン・ダイクはキャプテンとして最終ラインを支えていたが、チームは試合終盤に向けて守備陣の構成を変更した。
後半78分:パレストラがシュート!ママルダシュヴィリが好セーブ
78分、チェルシーが大きなチャンスを迎えた。
ロジャーズが相手守備の間へパスを供給。
抜け出したパレストラが左サイドからシュートを放った。
しかし、GKママルダシュヴィリが好反応を見せ、ボールをゴールの外へ弾いた。
その後のコーナーキックでもコルウィルがヘディングを放ったが、惜しくも枠を外れた。
チェルシーにとっては、勝ち越し点を奪う絶好の機会だった。
後半81分:ヴィルツが決定機を逃す
81分、リヴァプールにも大きなチャンスが訪れた。
ガクポのヘディングによる落としを受けたヴィルツが、ゴール前からシュートを狙った。
しかし、うまくボールを捉えられず、コルウィルがシュートをブロック。
リヴァプールは決定機を得点へつなげられなかった。
この時間帯は両チームとも、ゴール前でのフィニッシュ精度に課題を残した。
後半83分:マック・アリスターとイサクを投入
リヴァプールは83分、ニョニとングモハを下げ、マック・アリスターとイサクを投入した。
両選手とも攻撃に変化を加えられる存在だ。
しかし、試合は終盤に差しかかっており、残された時間は限られていた。
試合終了:1-1のままPK戦へ
試合終盤、チェルシーのロジャーズがゴール前でシュートを放つ場面もあったが、得点にはつながらなかった。
一方、リヴァプールもゴメスが右サイドから攻撃を仕掛けたものの、最後のクロスに持ち込めなかった。
90分間は1-1で終了。
カラバオカップ4回戦の規定により、延長戦を行わずPK戦へ突入した。
PK戦の全結果|8人目まで続いた激闘!
両チームの全キッカーと結果
| 順番 | リヴァプール | 結果 | チェルシー | 結果 |
|---|---|---|---|---|
| 1人目 | マック・アリスター | 成功 | ペドロ・ネト | 成功 |
| 2人目 | アレクサンデル・イサク | 成功 | モーガン・ロジャーズ | 成功 |
| 3人目 | コーディ・ガクポ | 成功 | ロメオ・ラヴィア | 成功 |
| 4人目 | フロリアン・ヴィルツ | 成功 | ヴァレンティン・バルコ | 失敗 |
| 5人目 | コスタス・ツィミカス | 失敗 | ジョーダン・ヘンダーソン | 成功 |
| 6人目 | ブラッドリー・バルコラ | 成功 | リーヴァイ・コルウィル | 成功 |
| 7人目 | ライアン・フラーフェンベルフ | 失敗 | エマヌエル・エメガ | 失敗 |
| 8人目 | ジョー・ゴメス | 成功 | ウェズレイ・フォファナ | 失敗 |
最終結果:リヴァプール 6-5 チェルシー
4人目:バルコが失敗、リヴァプールが優位に
3人目までは両チームとも全員が成功。
しかし4人目、チェルシーのバルコが放ったシュートはポストを叩き、ゴールに入らなかった。
一方、リヴァプールのヴィルツは成功。
これでリヴァプールが4-3とリードした。
5人目:ツィミカスが失敗、ヘンダーソンが成功
リヴァプールの5人目はツィミカス。
決めれば勝利という場面だったが、シュートは大きく枠を外れた。
続くチェルシーのヘンダーソンは、落ち着いてPKを成功。
古巣のアンフィールドでプレッシャーのかかる場面を乗り切り、勝負はサドンデスへ突入した。
7人目:両チームが失敗!
6人目は両チーム成功し、5-5。
7人目では、リヴァプールのフラーフェンベルフがシュートを放ったものの、ペンダースがセーブした。
チェルシーにとっては勝利を決める絶好のチャンスとなった。
しかし、エメガのシュートもママルダシュヴィリがセーブ。
チェルシーは勝利を目前にしながら、決定的なチャンスを逃してしまった。
8人目:ゴメスが成功、フォファナが失敗!
8人目、リヴァプールのジョー・ゴメスが登場した。
ゴメスは強烈なシュートをゴール右上へ決め、リヴァプールが6-5とリード。
一方、チェルシーの8人目はフォファナだった。
しかし、フォファナのシュートは大きく枠を外れた。
この瞬間、リヴァプールの準々決勝進出が決定。
8人目までもつれたPK戦を、リヴァプールが6-5で制した。
戦術分析|リヴァプールが勝利をつかんだ理由
① 若手と主力の組み合わせによる柔軟な選手起用
今回、リヴァプールは先発7人を変更した。
ニョニ、マコーネル、クーマス、ングモハら若手選手を積極的に起用。
一方、ファン・ダイクやフラーフェンベルフ、ガクポなど経験豊富な選手も配置した。
若手選手が積極的に攻撃へ参加する一方、主力選手が戦術的なバランスを取る構成だった。
試合全体では連係が不十分な場面もあったが、若手を起用しながら勝利できたことは大きな成果となった。
② 後半の選手交代で攻撃に変化
後半58分に投入されたヴィルツとバルコラは、攻撃に変化を加えた。
バルコラは65分にシュートを放ち、相手GKの好セーブを引き出した。
ヴィルツもゴール前で決定機を迎えている。
得点にはつながらなかったものの、途中出場の選手が攻撃の選択肢を増やせたことは評価できる。
③ セットプレーによる得点
今回、リヴァプールの得点はPKのみだった。
しかし、そのPKはコーナーキックから生まれている。
ツィミカスのクロスにファン・ダイクが反応したことで、フォファナのハンドを誘発した。
試合中に流れの中から得点できない場合でも、セットプレーから得点機会を作れることは重要だ。
④ ママルダシュヴィリのPKセーブ
今回の勝利を決めた最大の要因は、PK戦でのママルダシュヴィリの働きだ。
7人目のエメガのシュートをセーブし、リヴァプールの敗退を阻止した。
チェルシーがPKを決めれば勝利という場面で、チームを救ったことは非常に大きい。
最終的にはフォファナの失敗によって決着したが、ママルダシュヴィリのセーブが勝敗を左右した重要なプレーとなった。
チェルシーの戦術分析|守備は粘ったが決定力に課題
① 中盤でのボール回収が機能
チェルシーはカイセド、ラヴィア、ヘンダーソンを中心に中盤を構成した。
相手のパスコースを制限し、ボールを奪った後はロジャーズやネトへ供給。
特に後半は攻撃の機会を増やす時間帯もあった。
リヴァプールのボール保持に対抗しながら、攻撃へつなぐ形を作れたことは評価できる。
② ロジャーズが攻撃の中心
今回、チェルシーで最も大きな存在感を示した選手の一人がロジャーズだった。
40分にはPKを成功。
さらに後半も積極的に攻撃へ関与し、パレストラの決定機につながるパスを供給した。
特にドリブルとパスを使い分けながら、相手守備の間でボールを受ける動きが効果的だった。
今後も攻撃の中心選手として重要な役割を担うだろう。
③ ペンダースの好セーブ
チェルシーのGKペンダースは、後半に複数の好セーブを記録した。
62分のアラウホのヘディング、65分のバルコラのシュートを阻止。
さらにPK戦ではフラーフェンベルフのキックをセーブした。
チームは最終的に敗れたものの、90分間とPK戦の両方で重要な働きを見せた。
④ PK戦で勝利を決められなかった
チェルシーにとって最も悔やまれるのは、7人目のPKだ。
フラーフェンベルフが失敗したため、エメガが決めれば勝利だった。
しかし、ママルダシュヴィリに阻まれた。
PK戦は技術だけでなく、プレッシャーのなかで自分のプレーを発揮する能力も求められる。
今回、チェルシーは勝利のチャンスをつかみながら、最後の一歩で決めきれなかった。
全出場選手採点|リヴァプール
※以下は試合記録と報道されたプレー内容に基づく本記事独自の採点。公式採点ではありません。10点満点で6.0点を標準とし、PK戦での貢献も加味しています。
リヴァプール先発選手採点
| 選手 | 評価 | 寸評 |
|---|---|---|
| ギオルギ・ママルダシュヴィリ | 8.5 | 後半の決定機を防ぎ、PK戦でもエメガをストップ。勝利の立役者 |
| ジョー・ゴメス | 7.5 | 右サイドから攻撃参加。PK戦では8人目として決定的な成功 |
| ロナルド・アラウホ | 6.5 | 守備に貢献したが、62分のヘディングで決定機を逃した |
| フィルジル・ファン・ダイク | 7.0 | 最終ラインを統率。前半にはPK獲得につながるプレー |
| コスタス・ツィミカス | 6.5 | PKにつながるCKを供給したが、PK戦では失敗 |
| ライアン・フラーフェンベルフ | 4.5 | 前半にPKを献上。PK戦でも失敗し、厳しい内容 |
| トレイ・ニョニ | 6.0 | 中盤で積極的にプレー。若手として経験を積んだ |
| ジェームズ・マコーネル | 5.5 | 21分に警告。中盤でプレーしたが58分に交代 |
| リオ・ングモハ | 6.5 | ドリブルで積極的に攻撃。相手に警告を誘発する場面も |
| コーディ・ガクポ | 7.5 | 43分にPKを成功。PK戦でも得点し、攻撃を支えた |
| ルイス・クーマス | 6.0 | 前線からの守備と攻撃参加に貢献。58分に交代 |
リヴァプール途中出場選手採点
| 選手 | 評価 | 寸評 |
|---|---|---|
| フロリアン・ヴィルツ | 6.0 | 58分から出場。決定機を逃したが、PK戦では成功 |
| ブラッドリー・バルコラ | 7.0 | 58分から出場。ドリブルとシュートで攻撃に変化を加え、PKも成功 |
| ジェレミー・ジャケ | 6.0 | 72分から出場。最終ラインで守備を担当 |
| アレクシス・マック・アリスター | 6.5 | 83分から出場。PK戦の1人目を成功 |
| アレクサンデル・イサク | 6.5 | 83分から出場。PK戦では2人目として成功 |
リヴァプールMOM:ママルダシュヴィリ
MOM:ギオルギ・ママルダシュヴィリ/8.5点
リヴァプールからはGKママルダシュヴィリを選出した。
90分間ではチェルシーの攻撃に対応し、後半には重要なシュートをセーブ。
さらにPK戦ではエメガのシュートを止め、チームの敗退を阻止した。
決定的な場面での働きを高く評価した。
全出場選手採点|チェルシー
チェルシー先発選手採点
| 選手 | 評価 | 寸評 |
|---|---|---|
| マイク・ペンダース | 8.0 | アラウホやバルコラのシュートをセーブ。PK戦でも1本を止めた |
| ジョシュ・アチェアンポン | 6.0 | 守備で対応したが、50分に警告 |
| マクサンス・ラクロワ | 6.0 | 最終ラインでプレーしたが、前半終了間際に負傷交代 |
| ウェズレイ・フォファナ | 4.5 | 前半にハンドでPKを献上。PK戦でも最後のキックを失敗 |
| マロ・ギュスト | 7.0 | PK獲得につながる攻撃を展開。サイドで積極的にプレー |
| モイセス・カイセド | 7.0 | 中盤で攻守に関与。PK獲得の場面でも重要な働き |
| ロメオ・ラヴィア | 6.5 | 中盤でボール回収に貢献。警告を受けたがPK戦では成功 |
| ジョーダン・ヘンダーソン | 6.5 | 古巣相手に中盤でプレー。PK戦でも冷静に成功 |
| ペドロ・ネト | 6.5 | サイドから積極的に攻撃参加。PK戦の1人目を成功 |
| モーガン・ロジャーズ | 8.0 | PKによる先制点を記録。後半も複数の攻撃機会を演出 |
| ダニー・ウェルベック | 6.0 | 前線で攻撃に関与したが、得点にはつながらず |
チェルシー途中出場選手採点
| 選手 | 評価 | 寸評 |
|---|---|---|
| リーヴァイ・コルウィル | 7.0 | 前半終了間際から出場。終盤に決定機を阻止し、PK戦でも成功 |
| マルコ・パレストラ | 7.0 | 68分から出場。78分に決定機を作った |
| ヴァレンティン・バルコ | 6.0 | 68分から出場。攻撃に関与したが、PK戦ではポストに当てて失敗 |
| エマヌエル・エメガ | 5.5 | 68分から出場。チェルシーデビュー戦だったが、PK戦で失敗 |
チェルシーMOM:モーガン・ロジャーズ
MOM:モーガン・ロジャーズ/8.0点
チェルシーからはロジャーズを選出した。
40分にPKで先制点を記録。
さらに後半も攻撃の中心としてプレーし、パレストラの決定機を演出した。
チームは敗れたものの、攻撃面での貢献を高く評価した。
総合MOM|ギオルギ・ママルダシュヴィリ
今回の試合全体を通じたMOMには、リヴァプールのGKママルダシュヴィリを選出する。
チェルシーのペンダース、ロジャーズ、リヴァプールのガクポらも高いパフォーマンスを見せた。
しかし、PK戦で敗退の危機を救ったママルダシュヴィリの働きは、勝利に直結するものだった。
特に7人目のエメガのPKを止めたことは、試合全体を通じて最も重要なプレーの一つだったといえる。
両チームの選手交代一覧
リヴァプール
| 時間 | OUT | IN |
|---|---|---|
| 58分 | ルイス・クーマス | フロリアン・ヴィルツ |
| 58分 | ジェームズ・マコーネル | ブラッドリー・バルコラ |
| 72分 | フィルジル・ファン・ダイク | ジェレミー・ジャケ |
| 83分 | トレイ・ニョニ | アレクシス・マック・アリスター |
| 83分 | リオ・ングモハ | アレクサンデル・イサク |
チェルシー
| 時間 | OUT | IN |
|---|---|---|
| 45+1分 | マクサンス・ラクロワ | リーヴァイ・コルウィル |
| 68分 | モイセス・カイセド | マルコ・パレストラ |
| 68分 | マロ・ギュスト | ヴァレンティン・バルコ |
| 68分 | ダニー・ウェルベック | エマヌエル・エメガ |
※交代時間はThe Guardianの試合速報記録に基づく。
両チームの今後の課題と改善点
リヴァプール|若手と主力の連係をさらに高めたい
リヴァプールはPK戦で勝利したものの、90分間では流れの中から得点できなかった。
特に改善したいポイントは3つある。
① 決定機を得点につなげること
今回、リヴァプールは10本のシュートを放ったものの、得点はPKによる1点だけだった。
後半にはアラウホやヴィルツが決定機を迎えたが、得点できなかった。
今後はフィニッシュの精度を高める必要がある。
② 中盤での守備判断
今回、フラーフェンベルフは前半にPKを与えてしまった。
相手の攻撃に対して、どのタイミングでプレッシャーをかけるかが重要になる。
特にペナルティエリア内では、不用意な接触を避ける判断が求められる。
③ 若手と主力の連係向上
今回の試合では、若手選手を多く起用した。
しかし、攻撃の組み立てにおいて連係が不十分な場面もあった。
今後も過密日程が続くことを考えると、誰が先発しても安定した攻撃を展開できるチームを作ることが重要になる。
チェルシー|PK戦での失敗と守備の安定が課題
チェルシーも、今回の敗戦から改善すべき点がある。
① ペナルティエリア内での守備判断
今回、フォファナのハンドによって同点ゴールを許した。
先制点を奪った直後の失点だったため、試合の流れを維持できなかった。
今後は守備時の体の向きや腕の位置など、細かな判断を改善する必要がある。
② 攻撃の決定力
チェルシーはシュート11本を記録し、後半にも決定機を作った。
特にパレストラやロジャーズがゴールに迫ったものの、勝ち越し点を奪えなかった。
流れの中から得点できなかったことは大きな課題だ。
③ PK戦での勝負強さ
チェルシーは7人目に勝利を決めるチャンスを迎えた。
しかし、エメガのシュートが止められ、最終的に敗戦となった。
PK戦は運の要素もあるものの、プレッシャーのかかる場面で自分のキックを成功させる技術と精神力が求められる。
今回の経験を今後の大会へ生かしたい。
今後の展望|リヴァプールは準々決勝へ、チェルシーは国内リーグで巻き返し
リヴァプール|カラバオカップ優勝へ一歩前進
今回の勝利によって、リヴァプールは準々決勝進出を決めた。
若手選手を積極的に起用しながら、強豪チェルシーを破ったことはチームにとって大きな成果だ。
特にママルダシュヴィリのPKセーブや、ゴメスの決定的なPK成功は、チームに自信を与えるだろう。
一方、プレミアリーグとチャンピオンズリーグも戦っているため、今後も過密日程が続く。
若手選手と主力選手をどのように起用するかが、タイトル獲得への重要なポイントとなる。
準々決勝の対戦相手については、組み合わせ抽選の正式発表に注目したい。
チェルシー|惜敗からの立て直しが必要
チェルシーは今回の敗戦によってカラバオカップから姿を消した。
しかし、90分間ではリヴァプールと互角の戦いを見せた。
特にペンダースの好セーブやロジャーズの攻撃面での活躍は、大きな収穫だった。
一方、直近のトッテナム戦に続いて勝利を逃す結果となったため、チームの立て直しが必要になる。
今後はプレミアリーグでの上位進出を目指し、攻守の安定を取り戻したい。
まとめ|リヴァプールがPK戦6-5でチェルシー撃破!ママルダシュヴィリが勝利を引き寄せる
カラバオカップ4回戦、リヴァプール対チェルシーは90分間を1-1で終了。
PK戦の末、リヴァプールが6-5で勝利した。
前半40分にはチェルシーのロジャーズがPKで先制。
しかし43分、ガクポがPKを決めてリヴァプールが同点に追いついた。
後半は両チームが決定機を作ったものの、追加点を奪えずPK戦へ。
PK戦では8人目までもつれる激闘となり、最後はゴメスの成功とフォファナの失敗によって勝敗が決した。
今回の試合のポイントを整理すると以下のとおりだ。
- リヴァプールがPK戦6-5でチェルシーに勝利
- 90分間の試合結果は1-1
- ロジャーズが40分にPKで先制
- ガクポが43分にPKで同点
- 両チームの得点はいずれもPK
- リヴァプールは直近のブライトン戦から先発7人を変更
- チェルシーはトッテナム戦から4人を変更
- ママルダシュヴィリがPK戦でエメガのシュートをセーブ
- ゴメスが8人目のPKを成功
- フォファナのPK失敗でリヴァプールの勝利が決定
- リヴァプールがカラバオカップ準々決勝進出
今回、両チームとも90分間では決定力に課題を残した。
しかし、若手選手の積極的な起用や、途中出場選手による攻撃の変化など、今後につながる収穫も多かった。
特にリヴァプールは、若手を起用しながら結果を残せたことが大きい。
一方のチェルシーも、ペンダースやロジャーズらが存在感を示した。
名門同士の対決は、最後まで勝敗の分からない大接戦。
そして、アンフィールドで最後に歓喜を味わったのはリヴァプールだった。
カラバオカップ優勝を目指すリヴァプールが、今後どのような戦いを見せるのか。
また、惜しくも敗れたチェルシーが、この悔しさを国内リーグでの巻き返しにつなげられるのか。
ワールドサッカーポータルでは、引き続き両チームの戦いに注目していきたい。
免責事項
本記事は、2026年10月29日時点で確認できるEFL公式情報、両クラブ公式発表、Sky Sports、The Guardianなどの国内外スポーツメディアの報道、試合データを基に作成しています。
記事の構成、文章作成、情報整理および一部の戦術分析にはAIライティングツールを使用しています。記載内容の正確性には十分配慮していますが、情報の完全性・正確性・最新性を保証するものではありません。
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全出場選手の採点は、90分間のプレー内容およびPK戦での貢献を参考にした独自評価です。短時間出場の選手については、プレー内容を評価するための材料が限られる場合があります。
ボール支配率、シュート数、パス成功率などのスタッツは、データ提供元や集計方法によって数値が異なる場合があります。本記事では主要スタッツをSky Sportsの集計値に統一しています。
なお、試合中のフォーメーションやポジションは、選手交代や戦況によって変化する場合があります。
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