【カラバオ杯】マンチェスター・シティvsブライトン徹底分析|2度のビハインドから執念の同点劇!PK戦でルジが2本セーブ、シティが準々決勝進出!

【カラバオ杯】マンチェスター・シティvsブライトン徹底分析|2度のビハインドから執念の同点劇!PK戦でルジが2本セーブ、シティが準々決勝進出!
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2026年10月28日(日本時間29日)、カラバオカップ2026-27シーズン4回戦、マンチェスター・シティ対ブライトンの一戦がエティハド・スタジアムで開催された。

試合は、マンチェスター・シティがブライトンと2-2で引き分けた後、PK戦を4-3で制し、準々決勝進出を決めた。

今大会の連覇を目指すマンチェスター・シティは、直近のプレミアリーグ・アストン・ヴィラ戦から先発9人を変更。アーリング・ハーランドら主力を温存し、若手選手を積極的に起用した。

一方のブライトンも、リヴァプール戦から先発7人を変更。マリック・ヤルクイエやジョルジニオ・リュテールらを起用し、敵地での勝利を狙った。

試合は30分、リュテールのクロスからヤルクイエが先制ゴールを記録。

シティは40分にマテオ・コヴァチッチのミドルシュートで同点に追いついたものの、後半開始直後の47分にリュテールのゴールで再びリードを許した。

しかし、72分にラヤン・シェルキのFKからヴィトール・レイスが同点ゴールを記録。

90分間は2-2で終了し、勝負はPK戦へ突入した。

PK戦では両チームとも3人目まで成功したが、4人目のコヴァチッチとヤシン・アヤリが失敗。

そして5人目ではシェルキが成功し、シティのGKヘロニモ・ルジがルイス・ダンクのシュートをセーブした。

これによりシティが4-3で勝利。苦しみながらもベスト8への切符をつかんだ。

今回は、両チームの実際のスタメン、直近の試合との比較、得点経過、PK戦の詳細、戦術分析、全出場選手の独自採点、MOM、今後の課題まで徹底的に解説する。

目次

試合概要|マンチェスター・シティがPK戦でブライトンを撃破

試合結果

項目内容
大会カラバオカップ2026-27
ラウンド4回戦(ラウンド16)
開催日2026年10月28日(水・現地時間)
日本時間2026年10月29日(木)午前4時30分
会場エティハド・スタジアム
対戦マンチェスター・シティ vs ブライトン
90分間の結果2-2
前半1-1
後半1-1
PK戦マンチェスター・シティ 4-3 ブライトン
勝者マンチェスター・シティ
主審アンドリュー・マドレー

カラバオカップ4回戦では、90分で同点の場合、延長戦を行わずPK戦によって勝敗を決定する。

今回も延長戦は実施されず、2-2のままPK戦へ突入した。

得点者・アシスト

時間チーム得点者アシスト
30分ブライトンマリック・ヤルクイエジョルジニオ・リュテール
40分マンチェスター・シティマテオ・コヴァチッチフィル・フォーデン
47分ブライトンジョルジニオ・リュテールジャウアン・ハジャム
72分マンチェスター・シティヴィトール・レイスラヤン・シェルキ

ブライトンは前半と後半のそれぞれで先制したものの、シティが2度にわたって追いつく展開となった。

特に、ブライトンのリュテールは1ゴール1アシストを記録。

一方のシティでは、ヴィトール・レイスが移籍後初ゴールとなる同点弾を決めた。

両チームの主要スタッツ

項目マンチェスター・シティブライトン
ボール支配率57%43%
シュート数1317
ゴール期待値(xG)0.762.03
相手ペナルティエリア内でのボールタッチ2832
得点22
PK戦43

※FotMobの試合終了後のデータを使用。xGはシュート機会の質を示す推計値であり、得点数とは異なる。

今回、注目したいのはシュート数とゴール期待値だ。

シティは57%のボール支配率を記録したものの、シュート数ではブライトンが17対13で上回った。

さらに、ゴール期待値はシティの0.76に対してブライトンは2.03。

シティがボール保持で上回りながらも、決定機の質ではブライトンが優勢だったことを示す数字だ。

ただし、シティは少ないチャンスを得点へつなげ、2度のビハインドを解消した。

そして、PK戦ではGKルジが勝利を決定づけた。

ボールを支配することと試合に勝利することは、必ずしも同じではない。

今回の一戦は、それを改めて示す試合となった。

両チームのスターティングメンバー

マンチェスター・シティ|4-2-3-1

監督:エンツォ・マレスカ

ポジション背番号選手名
GK28ヘロニモ・ルジ
DF82リコ・ルイス
DF22ヴィトール・レイス
DF6マルク・グエイ
DF33ニコ・オライリー
MF32アイユブ・ブアディ
MF8マテオ・コヴァチッチ
MF47フィル・フォーデン
MF10ラヤン・シェルキ
MF37アラン・エリアス
FW75フロイド・サンバ

シティは4-2-3-1を基本布陣として試合に臨んだ。

GKにはルジを起用。最終ラインにはリコ・ルイス、ヴィトール・レイス、グエイ、オライリーを配置した。

中盤ではコヴァチッチとブアディがボール保持を支え、2列目にはフォーデン、シェルキ、アラン・エリアスを起用。

最前線には若手のフロイド・サンバが入った。

今回、シティは前節のアストン・ヴィラ戦から先発9人を変更。

ハーランドやルベン・ディアス、ジャンルイジ・ドンナルンマなどの主力を休ませた。

マレスカ監督は、経験豊富な選手と若手を組み合わせながら、カラバオカップでの勝ち上がりを目指した。

ブライトン|4-2-3-1

監督:ファビアン・ヒュルツェラー

ポジション背番号選手名
GK23ジェイソン・スティール
DF20コスティーニャ
DF30ミヒャエル・スヴォボダ
DF21オリヴィエ・ボスカリ
DF3ジャウアン・ハジャム
MF13パスカル・グロス
MF26ヤシン・アヤリ
MF25ディエゴ・ゴメス
MF8ジャック・ヒンシェルウッド
MF35マリック・ヤルクイエ
FW10ジョルジニオ・リュテール

ブライトンも4-2-3-1を採用した。

GKにはスティールを起用し、最終ラインではスヴォボダとボスカリが中央を担当。

中盤にはグロス、アヤリ、ヒンシェルウッドらを配置し、攻守のバランスを維持する構成となった。

前線にはリュテールを起用。

両サイドではゴメスとヤルクイエが積極的に攻撃へ参加した。

特に今回のブライトンは、単純に自陣で守備を固めるのではなく、敵地でも積極的にボールをつなぐ姿勢を見せた。

この戦い方が、30分と47分の得点につながった。

直近の試合からスタメンを比較|両チームが大幅ターンオーバー

マンチェスター・シティ|アストン・ヴィラ戦から9人変更

シティは10月24日のプレミアリーグ第8節で、アストン・ヴィラに1-2で敗れていた。

ヴィラのニコラス・ジャクソンに2得点を許し、ハーランドが1点を返したものの、勝ち点を獲得できなかった。

その試合の先発メンバーは以下のとおりだ。

ポジション選手
GKドンナルンマ
DFフサノフ、グエイ、ルベン・ディアス、グヴァルディオル
MFエリオット・アンダーソン、エンソ・フェルナンデス
MF/FWエンディアイ、シェルキ、ドク
FWハーランド

今回のブライトン戦で継続して先発したのはグエイとシェルキの2人のみ。

その他の9人を入れ替えている。

マレスカ監督が連戦を考慮し、選手のコンディション管理を重視したことが分かる。

一方、コヴァチッチやフォーデン、シェルキなど実績のある選手も先発しており、勝ち上がりを目指す戦力は十分に整えていた。

ブライトン|リヴァプール戦から7人変更

ブライトンは10月25日のプレミアリーグ第8節で、リヴァプールに0-2で敗れていた。

17分にパスカル・グロスのオウンゴールで先制を許し、21分にはアレクサンデル・イサクに追加点を奪われた。

その試合の先発メンバーは以下のとおりだ。

ポジション選手
GKフェルブルッヘン
DFカディオール、ヴシュコヴィッチ、ダンク、ボスカリ
MFグロス、チェマ・アンドレス
MF/FWゴメス、アヤリ、デ・カイペル
FWコストゥラス

今回のシティ戦では、ボスカリ、グロス、アヤリ、ゴメスの4人が継続して先発。

残る7人を入れ替えた。

特にGKスティールや、前線のリュテール、ヤルクイエの起用が注目ポイントだった。

結果として、リュテールは1ゴール1アシスト、ヤルクイエも1得点を記録。

攻撃面では選手起用が成果につながった。

三笘薫はメンバー外

日本代表MF三笘薫は、今回のシティ戦ではメンバー入りしなかった。

試合前の選手情報ではハムストリングの負傷によって離脱しているとされており、今回も先発・控えのいずれにも名前はなかった。

三笘は左サイドでのドリブル突破や、相手守備の背後へ飛び出す動きを得意とする選手だ。

今回、代わって出場したヤルクイエが得点を記録したことで、ブライトンのサイドの選手層の厚さが示された。

一方、日本のサッカーファンにとっては、三笘の復帰時期も引き続き注目ポイントとなるだろう。

試合展開|ブライトンが2度先行、シティが追いつく激戦!

前半0~20分:両チームが積極的な立ち上がり

試合開始直後から、両チームともボールをつなぎながら攻撃を仕掛けた。

シティは中盤でコヴァチッチとブアディがボールを動かし、前線のシェルキやフォーデンへ供給。

ブライトンもグロスやアヤリを中心にパスをつなぎ、前線へボールを運んだ。

特にシティのシェルキは、中央で積極的にボールを受け、ドリブルやパスによって攻撃に変化を加えた。

しかし、ブライトンの守備陣も対応し、序盤は均衡した展開となった。

前半30分:ヤルクイエが先制!ブライトンがリード

先制したのはブライトンだった。

30分、ブライトンは右サイドから攻撃を展開。

ジョルジニオ・リュテールがゴール前へ鋭いボールを供給すると、ヤルクイエがこれに反応した。

ゴール前へ入り込んだヤルクイエがボールに触れてコースを変え、ブライトンが1-0と先制した。

ブライトンが敵地エティハド・スタジアムで先制点を奪った。

この得点では、リュテールのクロスとヤルクイエのポジショニングが重要だった。

特に、シティの最終ラインの背後へ入り込む動きが効果的だった。

シティとしては、サイドからの攻撃に対する守備の連係に課題を残した。

前半40分:コヴァチッチがミドルシュートで同点!

1点を追うシティは、徐々に攻撃のテンポを高めた。

そして40分、ついに同点ゴールが生まれる。

前線のフロイド・サンバがボールを収め、攻撃の起点を作った。

そこからフォーデンがボールを受け、後方へパスを供給。

反応したコヴァチッチがペナルティエリア外から右足でシュートを放った。

鋭いシュートはゴールポスト付近を通ってネットを揺らし、シティが1-1に追いついた。

コヴァチッチの見事なミドルシュートでシティが同点!

この得点は、単なる個人技だけでなく、前線から中盤への連係によって生まれたものだった。

特にサンバのボールキープとフォーデンの判断が、コヴァチッチのシュートにつながった。

前半終了:1-1でハーフタイム

その後も両チームは攻撃を続けた。

シティはシェルキやフォーデンを中心に追加点を狙ったものの、ブライトンが守備で対応。

一方、ブライトンも中盤からの攻撃を継続し、シティのゴールを脅かした。

前半は1-1で終了。

両チームともに攻撃の形を作りながら、決定力と守備の対応が勝敗を左右する展開となった。

後半の試合展開|リュテールが勝ち越し、レイスが再び同点に!

後半開始:シティが2人を交代

シティのマレスカ監督は、ハーフタイムに2人を交代した。

ブアディに代えてラヤン・アイト=ヌーリ、サンバに代えてライアン・マカイドゥを投入。

さらに、選手の配置にも変更を加えた。

フォーデンが中央の組み立てに関与し、オライリーも前線に移動するなど、攻撃の形を調整した。

しかし、この変更直後にブライトンが再び得点することになる。

後半47分:リュテールが勝ち越しゴール!

後半開始からわずか2分、ブライトンが再びリードを奪った。

左サイドでボールを受けたハジャムが、ゴール前へ低いクロスを供給。

このボールに反応したリュテールがシュートを決め、ブライトンが2-1と勝ち越した。

リュテールは前半の先制点をアシストしており、この得点によって1ゴール1アシストを記録。

ブライトンが2度目のリードを奪う展開となった。

シティにとっては、後半開始直後の配置変更が落ち着く前に失点したことが大きな痛手となった。

後半50~60分:ブライトンが追加点を狙う

リードを奪ったブライトンは、その後も積極的に攻撃した。

リュテールはペナルティエリア周辺でボールを受け、ミドルシュートを狙う場面も作った。

GKルジは危険なシュートに対応し、追加点を防いだ。

一方のシティは、ボールを保持しながら攻撃の形を作ろうとしたものの、ブライトンの守備に苦しんだ。

特に、前線の選手が相手守備の背後へ抜け出す機会を十分に作れなかった。

後半61分:ジェレミー・ドク投入で攻撃を強化

61分、シティはアラン・エリアスを下げ、ジェレミー・ドクを投入した。

ドクはドリブル突破を武器とするアタッカーだ。

相手のサイドバックに対して積極的に1対1を仕掛け、攻撃のテンポを高めた。

それまでシティは中央でのパス交換が多かったが、ドクの投入によってサイドからの突破という選択肢が増えた。

この変化は、ブライトンの守備陣に新たな負担をかけることになった。

後半72分:ヴィトール・レイスが同点ゴール!

シティが再び同点に追いついたのは72分だった。

フォーデンが中央で積極的にドリブルを仕掛け、FKを獲得。

キッカーを務めたのはシェルキだった。

シェルキはゴール前へ低く鋭いボールを供給。

このボールにヴィトール・レイスが合わせ、ゴールネットを揺らした。

ヴィトール・レイスがシティでの初ゴールを記録!

これで試合は2-2となった。

シティにとって、セットプレーから得点できたことは非常に大きかった。

流れの中でブライトンの守備を崩すことに苦戦するなか、FKという別の攻撃手段を生かして同点に追いついた。

後半76~85分:両チームが交代策を実施

シティは76分、リコ・ルイスに代えてアブドゥコディル・フサノフを投入。

一方、ブライトンも76分に2人を交代した。

ディエゴ・ゴメスに代えてヤンクバ・ミンテ、ヒンシェルウッドに代えてマキシム・デ・カイペルを投入。

さらに81分には、ヤルクイエに代えてマッツ・ウィーファー、リュテールに代えてマット・オライリーを投入した。

ブライトンとしては、攻守のバランスを整えながら勝ち越し点を狙う判断だったと考えられる。

後半終盤:両チームが決勝点を狙う

試合終盤も両チームは積極的に攻撃した。

ブライトンはウィーファーがゴール前でシュートを放ったものの、ボールはポストに当たり得点できなかった。

一方、シティも後半アディショナルタイムにフォーデンがクロスを供給。

エンソ・フェルナンデスがゴール前で反応したが、わずかに届かなかった。

両チームとも勝ち越しのチャンスを作ったものの、得点できず。

90分間は2-2のまま終了した。

PK戦の詳細|ルジが2本セーブ!シティが4-3で勝利

PK戦の全結果

順番マンチェスター・シティ結果ブライトン結果
1人目フィル・フォーデン成功パスカル・グロス成功
2人目エンソ・フェルナンデス成功マット・オライリー成功
3人目ジェレミー・ドク成功マキシム・デ・カイペル成功
4人目マテオ・コヴァチッチ失敗ヤシン・アヤリ失敗(ルジがセーブ)
5人目ラヤン・シェルキ成功ルイス・ダンク失敗(ルジがセーブ)

PK戦結果:マンチェスター・シティ 4-3 ブライトン

両チームともに3人目まで成功。

シティのフォーデン、エンソ・フェルナンデス、ドクが成功すると、ブライトンもグロス、マット・オライリー、デ・カイペルが決めた。

しかし、4人目のコヴァチッチが失敗。

ブライトンにとっては勝利へ近づくチャンスだったが、アヤリのシュートをルジがセーブした。

そして5人目ではシェルキが成功。

最後はブライトンのダンクがシュートを放ったものの、ルジが再びセーブした。

この瞬間、シティの準々決勝進出が決定した。

ルジの2連続セーブが勝敗を決定

今回のPK戦で最も大きな働きを見せたのがルジだった。

4人目のアヤリ、5人目のダンクを続けて止め、チームに勝利をもたらした。

90分間では2失点したものの、PK戦では勝敗を決定づける活躍を見せた。

特にコヴァチッチがPKを失敗した後、ブライトンのキックを止めて流れを取り戻した点が重要だった。

シティが最後まで勝利の可能性を残せたのは、ルジの存在が大きかったといえる。

戦術分析|マンチェスター・シティが勝利できた4つの理由

① コヴァチッチのゲームメークと得点力

今回、シティの中盤で重要な役割を果たしたのがコヴァチッチだ。

若手選手が多く先発するなか、中盤でボールを受け、攻撃のリズムを作った。

特に40分の同点ゴールは、経験豊富な選手ならではの判断力が発揮された場面だった。

相手がペナルティエリア内を守っている状況で、外側から正確なミドルシュートを決めた。

ただし、PK戦ではシュートを失敗している。

それでも90分間での得点と中盤での働きは、チームにとって重要だった。

② フォーデンとシェルキの創造性

シティの攻撃で大きな役割を担ったのがフォーデンとシェルキだった。

フォーデンは40分のコヴァチッチの同点ゴールをアシスト。

さらに72分には中央でのドリブルからFKを獲得し、同点ゴールのきっかけを作った。

一方、シェルキは72分のFKからヴィトール・レイスの得点をアシスト。

PK戦でも最後のキックを成功させた。

この2人が攻撃の中心となったことで、シティは2度のビハインドを追いつくことができた。

③ ドクの投入によって攻撃に変化

61分から出場したドクも、重要な役割を果たした。

ブライトンは組織的な守備と積極的なパスワークによってシティに対抗していた。

そのなかでドクのドリブル突破は、相手守備陣に新たな問題を生み出した。

特にサイドでの1対1によって相手DFを引きつけ、中央のスペースを作ることができる。

今回、ドク自身は得点しなかったものの、攻撃の選択肢を増やした点は評価できる。

④ GKルジのPK戦での勝負強さ

最終的な勝因として欠かせないのが、ルジのPKセーブだ。

シティは90分間で2失点し、シュート数やゴール期待値ではブライトンに上回られた。

しかし、PK戦ではルジが2本をセーブ。

大きなプレッシャーのかかる場面で結果を残し、チームを準々決勝へ導いた。

今回のシティは、内容面ですべてを支配したわけではなかったが、重要な局面で結果を出せたことが勝利につながった。

ブライトンの戦術分析|敗戦でも攻撃面で大きな収穫

① 敵地でも積極的なボール保持

ブライトンは今回、エティハド・スタジアムで積極的にボールを保持した。

ボール支配率ではシティに下回ったものの、攻撃では多くのチャンスを作った。

グロスやアヤリを中心にパスをつなぎ、サイドのヤルクイエやゴメスへ供給。

さらにリュテールが前線でボールを受け、攻撃の起点となった。

格上のシティに対しても、自分たちのプレースタイルを貫いた点は評価できる。

② リュテールの1ゴール1アシスト

今回のブライトンで最も大きな存在感を示したのがリュテールだった。

30分には右サイドからのクロスでヤルクイエの先制点をアシスト。

さらに47分にはハジャムのクロスを合わせ、勝ち越しゴールを記録した。

特に注目したいのは、単にゴール前で待つのではなく、サイドへ流れてボールを受ける動きだ。

相手DFを動かしながら攻撃を組み立てることで、味方の得点機会も作れる。

今回の1ゴール1アシストは、リュテールのプレースタイルを象徴する結果となった。

③ ヤルクイエのスピードとポジショニング

ヤルクイエも今回、攻撃面で大きな成果を残した。

30分にはリュテールのクロスに反応し、先制ゴールを記録。

さらにサイドから積極的に攻撃へ参加した。

特に相手守備の背後へ走り込む動きは、シティにとって警戒すべきプレーだった。

三笘が欠場するなかで、ヤルクイエが得点という結果を残したことは、ブライトンにとって大きな収穫となった。

④ 勝ち越した後の守備対応が課題

一方、ブライトンは2度リードしながら、そのリードを守ることができなかった。

40分にはコヴァチッチのミドルシュート、72分にはセットプレーから失点した。

特に72分の場面では、ゴール前でのFKへの対応に課題を残した。

今後は、リードしている状況での守備の集中力とセットプレーへの対応を改善する必要がある。

全出場選手採点|マンチェスター・シティ

※以下の採点は試合記録、スタッツ、得点関与、戦術的な貢献を基にした本記事独自の評価です。公式採点ではありません。10点満点、6.0点を標準としています。

マンチェスター・シティ先発選手採点

選手評価寸評
ヘロニモ・ルジ9.090分間で2失点したものの、PK戦で2本をセーブ。勝利の最大の立役者
リコ・ルイス6.0右サイドで攻守に関与。ブライトンの攻撃への対応には改善の余地
ヴィトール・レイス8.072分に同点ゴール。守備だけでなく得点面でも重要な働き
マルク・グエイ6.5キャプテンとして最終ラインを統率。2失点したものの守備の中心を務めた
ニコ・オライリー6.5複数のポジションでプレーし、攻撃と守備の両方に貢献
アイユブ・ブアディ5.5中盤で攻守に関与したが、32分に警告。ハーフタイムに交代
マテオ・コヴァチッチ7.540分に同点ゴール。中盤でのゲームメークも評価できるが、PK戦では失敗
フィル・フォーデン8.0同点ゴールをアシスト。2点目につながるFKも獲得し、攻撃の中心となった
ラヤン・シェルキ8.572分のFKから得点をアシスト。PK戦でも5人目として成功
アラン・エリアス6.0サイドから攻撃を仕掛けたが、決定的な仕事にはつながらず
フロイド・サンバ6.0前線でボールを収め、40分の同点ゴールの起点となった

マンチェスター・シティ途中出場選手採点

選手評価寸評
ライアン・マカイドゥ6.0後半開始から出場。サイドで攻撃に関与
ラヤン・アイト=ヌーリ6.5後半開始から出場し、配置変更後の攻守をサポート
ジェレミー・ドク7.061分から出場。ドリブルで攻撃に変化を加え、PK戦でも成功
アブドゥコディル・フサノフ6.076分から出場。終盤の守備を担当
エンソ・フェルナンデス評価なし87分から出場。PK戦では2人目として成功したが、出場時間が短いため90分間の採点対象外

マンチェスター・シティMOM:ヘロニモ・ルジ

MOM:ヘロニモ・ルジ/9.0点

シティからはルジを選出した。

最大の評価ポイントは、PK戦での2本のセーブだ。

特に4人目のアヤリ、5人目のダンクを続けて止めたことが、勝利に直結した。

シェルキやフォーデン、コヴァチッチら攻撃陣も重要な働きを見せたが、最終的にチームを準々決勝へ導いたルジを高く評価した。

全出場選手採点|ブライトン

ブライトン先発選手採点

選手評価寸評
ジェイソン・スティール6.02失点したものの、試合を通じて守備を支えた。PK戦では相手の4人を止められず
コスティーニャ6.0右サイドの守備を担当。シティの攻撃に対応したが失点も許した
ミヒャエル・スヴォボダ6.5中央で守備を支え、相手FWとの競り合いに対応
オリヴィエ・ボスカリ6.5最終ラインで守備の組み立てに関与し、ボール保持をサポート
ジャウアン・ハジャム8.047分にリュテールの勝ち越しゴールをアシスト。攻撃参加が効果的だった
パスカル・グロス7.0中盤で攻撃を組み立て、PK戦でも成功
ヤシン・アヤリ6.5中盤で攻守に貢献したが、PK戦ではルジにシュートを止められた
ディエゴ・ゴメス6.5サイドから攻撃に関与。76分までプレーした
ジャック・ヒンシェルウッド6.5中盤で攻守のバランスを維持し、76分に交代
マリック・ヤルクイエ8.530分に先制ゴール。積極的な攻撃参加で存在感を示した
ジョルジニオ・リュテール9.01ゴール1アシスト。2得点に直接関与し、ブライトンの攻撃をけん引

ブライトン途中出場選手採点

選手評価寸評
ヤンクバ・ミンテ6.076分から出場。サイドで攻撃の変化を狙った
マキシム・デ・カイペル6.576分から出場。PK戦では3人目として成功
マッツ・ウィーファー6.581分から出場。終盤にポスト直撃のシュートを放った
マット・オライリー評価なし81分から出場。PK戦では2人目として成功
ルイス・ダンク評価なし85分から出場。PK戦では5人目として失敗したが、プレー時間が短いため90分間の採点対象外

ブライトンMOM:ジョルジニオ・リュテール

MOM:ジョルジニオ・リュテール/9.0点

ブライトンからはリュテールを選出した。

今回の試合で1ゴール1アシストを記録。

30分にはヤルクイエの先制点をアシストし、47分には自ら勝ち越しゴールを奪った。

さらに前線でボールを収め、攻撃の起点となったことも評価したい。

チームはPK戦で敗れたものの、90分間では非常に高いパフォーマンスを見せた。

総合MOM|ヘロニモ・ルジ

今回の試合全体を通じた本記事のMOMには、マンチェスター・シティのGKヘロニモ・ルジを選出する。

90分間のプレーでは、ブライトンのリュテールやヤルクイエ、シティのシェルキらも高く評価できる。

実際、FotMobではリュテールがプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれている。

しかし、本記事ではPK戦も含めた勝敗への直接的な貢献を重視した。

ルジは4人目と5人目のPKを連続でセーブし、チームの勝利を決定づけた。

PK戦における勝負強さを高く評価し、総合MOMに選出する。

両チームの交代選手・交代時間

マンチェスター・シティ

時間OUTIN
46分(HT)フロイド・サンバライアン・マカイドゥ
46分(HT)アイユブ・ブアディラヤン・アイト=ヌーリ
61分アラン・エリアスジェレミー・ドク
76分リコ・ルイスアブドゥコディル・フサノフ
87分ニコ・オライリーエンソ・フェルナンデス

ブライトン

時間OUTIN
76分ディエゴ・ゴメスヤンクバ・ミンテ
76分ジャック・ヒンシェルウッドマキシム・デ・カイペル
81分マリック・ヤルクイエマッツ・ウィーファー
81分ジョルジニオ・リュテールマット・オライリー
85分ミヒャエル・スヴォボダルイス・ダンク

※交代時間は試合記録に基づく。ハーフタイムの交代は46分として表記した。

両チームの今後の課題と改善点

マンチェスター・シティ:攻撃の質と守備の安定が課題

シティは今回、PK戦で勝利したものの、90分間では2度のビハインドを背負った。

改善したいポイントは以下の3点だ。

① 相手のサイド攻撃への対応

ブライトンの2得点は、いずれもサイドからの攻撃が起点となった。

特に相手がゴール前へクロスを供給する場面では、最終ラインの連係を改善する必要がある。

② ボール支配から決定機を増やす

シティはボール支配率57%を記録したものの、ゴール期待値は0.76にとどまった。

今後は、ボールを保持するだけでなく、より危険な位置へ進入してシュートを放つ回数を増やしたい。

③ 若手選手を起用した際の連係

今回のシティは、若手選手を積極的に起用した。

そのなかでコヴァチッチやフォーデン、シェルキが攻撃を支えた。

今後も複数の大会を戦うためには、選手を入れ替えても安定した攻守を維持できることが重要になる。

ブライトン:リードを守り切る力が必要

一方、ブライトンは2度先行しながら勝利を逃した。

改善したいポイントは以下の3点だ。

① リードしている状況での守備

ブライトンは今回、30分と47分にリードを奪った。

しかし、いずれもシティに追いつかれている。

今後はリードしている状況での守備の集中力と、相手の攻撃に応じた試合運びを改善したい。

② セットプレーへの対応

72分の失点はFKから生まれた。

相手に得点力のある選手が多い場合、セットプレーでの守備は非常に重要になる。

今後はゴール前でのマークや、相手選手の動きへの対応を徹底したい。

③ 決定機を勝利につなげる

ブライトンはシティを上回る17本のシュート、xG2.03を記録した。

攻撃面では十分にチャンスを作れている。

しかし、追加点を奪って試合を決定づけることはできなかった。

今後は攻撃で作った優位性を勝利へつなげることが重要になる。

今後の展望|両チームは10月31日に再び激突!

マンチェスター・シティ:カラバオ杯連覇へ準々決勝進出

今回の勝利により、シティはカラバオカップ準々決勝への進出を決めた。

試合を通じて苦しい時間帯もあったが、PK戦で勝利をつかんだことはチームにとって重要な結果だ。

特にルジの活躍や、ヴィトール・レイスの初ゴールは大きな収穫となった。

今後はプレミアリーグやチャンピオンズリーグと並行して、カラバオカップでの連覇を目指す。

準々決勝の対戦相手については、組み合わせ抽選の公式発表を確認する必要がある。

ブライトン:同じ相手とのリーグ戦で雪辱を狙う

ブライトンはカラバオカップから敗退したものの、すぐにシティと再戦する。

次戦は10月31日(土)、プレミアリーグ第9節でマンチェスター・シティと対戦する予定だ。

会場は今回と同じエティハド・スタジアム。

カップ戦で2得点を奪い、内容面でも多くのチャンスを作ったブライトンにとって、雪辱を果たす絶好の機会となる。

特にリュテールとヤルクイエが再び攻撃で結果を残せるかに注目したい。

一方、リーグ戦ではシティがハーランドら主力を起用する可能性もあるため、今回とは異なる試合展開が予想される。

まとめ|シティがPK戦でブライトンを撃破!ルジの2本セーブで準々決勝進出

カラバオカップ4回戦、マンチェスター・シティ対ブライトンは、90分間を2-2で終了し、PK戦ではシティが4-3で勝利した。

試合は30分にヤルクイエが先制ゴール。

40分にはコヴァチッチがミドルシュートで同点に追いついた。

後半47分にはリュテールがブライトンの勝ち越しゴールを奪ったものの、72分にヴィトール・レイスが再び同点に追いついた。

その後、90分間で決着がつかずPK戦へ突入。

GKルジがアヤリとダンクのPKを連続でセーブし、シティが準々決勝進出を決めた。

今回の試合のポイントを整理すると、以下のとおりだ。

  • マンチェスター・シティがPK戦4-3で勝利
  • 90分間の試合結果は2-2
  • ブライトンのヤルクイエが30分に先制ゴール
  • コヴァチッチが40分にミドルシュートで同点
  • リュテールが47分に勝ち越しゴール
  • ヴィトール・レイスが72分に移籍後初ゴール
  • ブライトンのリュテールが1ゴール1アシスト
  • シティはアストン・ヴィラ戦から先発9人を変更
  • ブライトンはリヴァプール戦から先発7人を変更
  • PK戦でルジが2本をセーブ
  • シティがカラバオカップ準々決勝進出を決定
  • 両チームは10月31日にプレミアリーグで再戦予定

シティにとって、今回の勝利は簡単なものではなかった。

ブライトンに2度先行されながらも追いつき、最後はPK戦で勝利をつかんだ。

特にコヴァチッチ、フォーデン、シェルキらの攻撃面での働きと、ルジのPK戦での活躍が重要だった。

一方のブライトンも、敵地でシティを相手に多くのチャンスを作った。

カップ戦では敗れたものの、リュテールやヤルクイエの活躍は今後に向けて大きな収穫だ。

カラバオカップ連覇を目指すマンチェスター・シティと、プレミアリーグで巻き返しを狙うブライトン。

わずか3日後の再戦では、今回の結果を踏まえて両チームがどのような戦術を採用するのか注目したい。

ワールドサッカーポータルでは、引き続き両チームの戦いに注目していきたい。

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本記事は、2026年10月29日時点で確認できるEFL公式情報、マンチェスター・シティ公式試合記録、国内外スポーツメディアの報道、試合データなどの公開情報を基に作成しています。

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全出場選手の採点については、90分間のプレーを中心に評価し、PK戦での貢献を必要に応じて加味しています。短時間出場の選手については、採点を行っていない場合があります。

また、シュート数、ボール支配率、ゴール期待値などのスタッツは、データ提供元や集計基準によって数値が異なる場合があります。本記事の主要スタッツはFotMobの集計値を使用しています。

選手の出場状況、負傷、交代、大会日程などについては、今後公式発表により情報が更新される場合があります。

最新の試合結果、選手情報、大会日程、出場停止状況については、EFLおよび両クラブの公式サイトをご確認ください。

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