サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」が、2026年11月29日(日)と12月5日(土)にブラジル女子代表と国際親善試合2連戦を行います。
舞台は広島と岡山。両チームは過去17試合で7勝3分7敗と互角の対戦成績を残しており、2025年のブラジル遠征では日本が2連敗を喫しました。
2027年にブラジルで開催されるFIFA女子ワールドカップを見据え、重要な強化試合となる今回の2連戦について、日程や会場、放送予定、歴代の対戦結果を紹介します。
なでしこジャパンvsブラジル女子代表 2連戦の日程・会場
今回の2試合は「MIZUHO BLUE CHALLENGE NADESHIKO 2026 青さで、挑め。」として開催されます。
| 項目 | 第1戦 | 第2戦 |
|---|---|---|
| 開催日 | 11月29日(日) | 12月5日(土) |
| キックオフ | 13:55 | 15:00 |
| 開催都市 | 広島県広島市 | 岡山県岡山市 |
| 会場 | エディオンピースウイング広島 | JFE晴れの国スタジアム |
| 対戦カード | 日本 vs ブラジル | 日本 vs ブラジル |
| 放送・配信 | 日本テレビ系・TVer | ABEMA無料生配信 |
※日付・時間はいずれも日本時間。2026年11月5日時点の発表内容です。
広島での第1戦は日本テレビ系列で全国生中継され、TVerでもライブ配信が行われます。岡山での第2戦はABEMAで無料生配信される予定です。チケットはJFA公式チケットサイトなどで販売されており、2試合をまとめて観戦できる共通券も用意されています。
日本とブラジルの過去の通算対戦成績
2026年11月5日時点で、なでしこジャパンとブラジル女子代表は国際Aマッチで17回対戦しています。
- 通算対戦数:17試合
- 日本の成績:7勝3分7敗
- 総得点:日本26得点、ブラジル23得点
- 直近の対戦:2025年6月2日(日本1-2ブラジル)
- 直近6試合:日本の2勝1分3敗
勝敗数は完全に五分で、得点数では日本がわずかに上回っています。
ただし、直近ではブラジルが2連勝。今回の対戦は日本にとって連敗を止める機会になります。
なお、PK戦で決着した試合については、公式の国際Aマッチ通算成績では引き分けとして集計しています。
直近6試合の対戦結果
| 試合日 | 大会 | 日本から見た結果 |
|---|---|---|
| 2023年11月30日 | 国際親善試合 | ● 3-4 |
| 2023年12月3日 | 国際親善試合 | ○ 2-0 |
| 2024年4月9日 | SheBelieves Cup | △ 1-1(PK0-3) |
| 2024年7月28日 | パリ五輪 | ○ 2-1 |
| 2025年5月30日 | 国際親善試合 | ● 1-3 |
| 2025年6月2日 | 国際親善試合 | ● 1-2 |
2023年以降だけで6試合を戦っており、両国は近年頻繁に対戦しています。特に2023年と2025年は、ブラジル国内で2試合ずつ実施されました。
2012年ロンドン五輪では日本が2-0で勝利
両国の歴史的な対戦として挙げられるのが、2012年8月3日のロンドンオリンピック準々決勝です。
前年の女子ワールドカップで世界一に輝いた日本は、ブラジルと対戦。前半27分に大儀見優季、後半73分に大野忍が得点し、2-0で勝利しました。
日本はその後、準決勝でフランスを破って決勝に進出。アメリカに敗れたものの、銀メダルを獲得しています。
同年4月の神戸での国際親善試合でも、日本はブラジルを4-1で破っており、当時のなでしこジャパンの強さを象徴する相手でもありました。
2024年パリ五輪では奇跡的な逆転勝利!
近年のブラジル戦で最も印象的だったのが、2024年7月28日のパリオリンピック・グループステージです。
日本は後半56分に先制点を許し、試合終了間際まで0-1でリードされていました。
しかし後半アディショナルタイム2分、熊谷紗希がPKを決めて同点。さらに同6分、谷川萌々子が相手GKの位置を見極めたロングシュートを決め、2-1の劇的逆転勝利を収めました。
ブラジルはその後、決勝まで勝ち進んで銀メダルを獲得。日本にとっても世界トップクラスの相手に勝利した価値ある一戦でした。
2025年のブラジル遠征では2連敗
一方、2025年5月から6月にかけて行われたブラジル遠征では、日本が苦戦しました。
5月30日の第1戦はサンパウロで1-3の敗戦。6月2日の第2戦では日本が先制したものの、ブラジルの反撃を受け、1-2で逆転負けを喫しました。
2試合合計では日本の2得点5失点。特にブラジルのスピードを生かした攻撃や、前線からの積極的なプレッシャーへの対応が課題となりました。
今回のホーム2連戦では、昨年の敗戦からどれだけ改善できたかが注目されます。
ブラジル女子代表は2027年W杯の開催国
ブラジル女子代表は、世界屈指の技術力と身体能力を持つ強豪です。
2026年6月のFIFAランキングではブラジルが7位、日本が5位。両国とも世界上位に位置しています。
ブラジルを率いるのはアーサー・エリアス監督。2024年パリ五輪で銀メダルに導き、2027年の自国開催ワールドカップに向けて代表チームの強化を進めています。
ブラジルサッカー連盟によると、今回の日本遠征は2026年最後の代表活動です。11月10日には招集メンバーを発表する予定となっています。
2027年女子ワールドカップは6月24日から7月25日に開催予定。ブラジルにとっても重要な実戦機会です。
なでしこジャパンの注目ポイントと展望
狩野倫久監督が率いる日本は、2026年3月のAFC女子アジアカップでオーストラリアを1-0で破り、2大会ぶり3度目の優勝を達成しました。
一方、10月の欧州遠征ではドイツに1-2で敗れるなど、世界の強豪相手には課題も残っています。
今回のブラジル戦では、相手の速い攻撃への守備対応に加え、日本らしいパスワークで主導権を握れるかが重要です。
特にブラジルは個々の選手が高い技術を持ち、1対1の突破や積極的なプレスを得意としています。守備から攻撃への切り替えや、ボールを奪った後の判断が勝敗を左右しそうです。
また、中5日で同じ相手と2試合戦うため、第1戦の結果を踏まえて戦術や選手起用をどう変更するかにも注目です。
まとめ
なでしこジャパンとブラジル女子代表の2連戦は、2026年11月29日に広島、12月5日に岡山で開催されます。
通算対戦成績は17試合で7勝3分7敗と互角。日本は2024年パリ五輪で劇的な逆転勝利を収めた一方、2025年には敵地で2連敗しています。
2027年女子ワールドカップを控える両国にとって、今回の2試合は重要な強化の機会です。日本がホームで雪辱を果たせるのか、注目したい2連戦です。









