【J1第7節】浦和レッズvsファジアーノ岡山 徹底分析|90+11分に立田悠悟が劇的決勝弾!岡山が3連勝

【J1第7節】浦和レッズvsファジアーノ岡山 徹底分析|90+11分に立田悠悟が劇的決勝弾!岡山が3連勝
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2026年9月13日、明治安田J1リーグ第7節で浦和レッズとファジアーノ岡山が埼玉スタジアム2002で対戦した。

開幕3連敗から一転して3連勝中だった浦和と、直近2連勝中の岡山。好調同士の一戦は、最後の最後まで勝敗が分からない激戦となった。

先制したのは岡山。18分、ショートコーナーから本山遥が右サイドを攻略し、中央へ送ったボールを大森博が巧みに流し込んだ。

しかし浦和も27分に反撃。瀬古樹の縦パスを受けた南野遥海が、相手を背負いながら左足を振り抜き、強烈なシュートをゴール左下へ突き刺した。

1-1のまま迎えた後半アディショナルタイム11分。

試合を決めたのは岡山DF立田悠悟だった。

左サイドから放ったシュート性のクロスがそのままゴールへ向かい、浦和GK福井光輝の手を越えてネットへ。

まさかの時間帯、まさかの位置から生まれた劇的決勝点。

岡山が2-1で勝利し、リーグ戦3連勝を達成した。一方の浦和は連勝が「3」でストップした。

浦和はボール支配率59%、パス成功率79%とボールを握った。

しかしJリーグのJ-STATSではシュート数10対14、枠内シュート2対4と岡山が上回っている。

「ボールを持った浦和」と「より多くゴールを脅かした岡山」。

なぜ試合はこのような結果になったのか。スタメン、選手採点、戦術面から徹底分析する。

目次

試合結果・基本情報

項目内容
大会2026/27 明治安田J1リーグ 第7節
開催日2026年9月13日
会場埼玉スタジアム2002
結果浦和レッズ 1-2 ファジアーノ岡山
前半1-1
後半0-1
得点18分 大森博(岡山)
得点27分 南野遥海(浦和)
得点90+11分 立田悠悟(岡山)
入場者数30,767人
天候曇り
気温25.1℃
湿度86%
主審上田益也

試合は18時33分にキックオフ。後半は審判団の機材トラブルや選手の負傷による中断もあり、非常に長いアディショナルタイムとなった。

スタッツ比較

JリーグのJ-STATSを基準に比較すると、両チームの違いがはっきり表れている。

スタッツ浦和岡山
ボール支配率59%41%
シュート1014
枠内シュート24
パス成功率79%68%
走行距離111.7km112.5km
スプリント113109
オフサイド15
コーナーキック48
警告13
退場00

浦和はボールを長く保持し、パス成功率でも岡山を11ポイント上回った。

しかしシュート数は岡山が14本。

コーナーキックも岡山が8本を獲得した。

浦和が「ボールを動かした時間」で上回ったのに対し、岡山は「相手ゴールへ到達する回数」で上回った試合だった。

両チームのスターティングメンバー

浦和レッズ

Pos.選手
GK福井光輝
DF宮本優太
DFダニーロ・ボザ
DF根本健太
DF長沼洋一
MF瀬古樹
MF植木颯
MF南野遥海
MF水沼宏太
MFマテウス・サヴィオ
FWオナイウ阿道

浦和は前節の鹿島戦から先発を6人変更。体調不良者の影響もあり、福井光輝、水沼宏太が今季リーグ戦初先発となった。

ファジアーノ岡山

Pos.選手
GKレナート・モーザー
DF大森博
DF鈴木喜丈
DF立田悠悟
MF本山遥
MF宮本英治
MF藤田息吹
MF白井康介
FW河野孝汰
FW江坂任
FWルカオ

岡山は前節広島戦で退場したオベルダンが出場停止。宮本英治と藤田息吹が中盤を形成し、最前線にルカオ、2シャドーに河野孝汰と江坂任を配置した。

前半|開始15分で浦和にアクシデント

ダニーロ・ボザが負傷交代

試合序盤、浦和にいきなり想定外の事態が起こった。

15分、ダニーロ・ボザが足の付け根付近を痛めてプレー続行不可能となり、工藤孝太が投入された。

浦和は最終ラインを変更。

工藤が左CBへ入り、根本健太が中央、宮本優太が右へ移る形となった。

開始15分で守備陣の配置変更を迫られた浦和。

そのわずか3分後、岡山がその隙を突く。

18分|大森博が岡山を先制に導く

ショートコーナーから本山遥が突破

18分、岡山は左CKをショートコーナーでスタート。

一度中央を経由して右サイドへ展開すると、本山遥がボールを持つ。

ペナルティーエリア右へ侵入した本山は、対峙した植木颯をフェイントで外してグラウンダーのパス。

ゴール前へ走り込んでいた大森博が右足で巧みにフリックする。

ボールはそのままゴールへ流れ込み、岡山が0-1と先制した。

セットプレーから始まった攻撃だったが、単純なクロスではない。

一度サイドを変え、本山の1対1を作り、大森がゴール前へ飛び込む。

岡山が準備してきた攻撃の形が見えた得点だった。

27分|南野遥海の強烈ミドルで浦和が同点

瀬古樹の縦パスから一気にゴールへ

先制された浦和も慌てなかった。

ボールを保持しながら岡山のブロックを横へ動かし、中央にスペースができる瞬間を探す。

27分、中盤で前を向いた瀬古樹が縦パス。

受けた南野遥海は鈴木喜丈を背負いながら前を向くと、左足を振り抜いた。

強烈なシュートがゴール左下へ突き刺さる。

1-1。

GKレナート・モーザーも反応できない一撃だった。南野にとっては今季リーグ戦3点目となった。

細かく崩し切ったわけではない。

しかし、瀬古が縦へ差し込み、南野が個人能力でゴールへ変換した。

浦和にとって、この試合で最も質の高い攻撃だった。

後半|岡山が交代策で攻撃を活性化

河野孝汰と江坂任を56分に同時交代

前半、岡山の2シャドーを務めた河野孝汰と江坂任は、浦和の守備を前に十分な形で攻撃へ関与できなかった。

そこで木山隆之監督が動く。

56分、2人を同時に下げて神谷優太とナ・サンホを投入した。

この変更直後の57分、神谷のCKから鈴木喜丈が強烈なヘディングシュート。

ここは浦和GK福井光輝が好セーブで防いだ。

さらに大森もこぼれ球へ反応。

ゴールにはならなかったものの、岡山が再び試合の流れを引き寄せ始めた。

ナ・サンホの突破が岡山に推進力を与える

64分には警告を受けていたルカオに代えてレオ・ガウショを投入。

69分には右サイドを突破したナ・サンホからレオ・ガウショへボールが渡り、決定的なシュートチャンスを作った。

これは枠外となったものの、浦和にとって非常に危険な場面だった。

岡山の交代選手が試合のテンポを変えていた。

浦和も交代カードを切る

渡邊凌磨・安居海渡・小森飛絢らを投入

浦和も63分にマテウス・サヴィオと瀬古樹を下げ、渡邊凌磨と安居海渡を投入。

72分には水沼宏太から山根視来、オナイウ阿道から小森飛絢へ変更した。

フレッシュな選手を使いながら勝ち越し点を狙ったが、岡山の守備ブロックを完全に崩すまでには至らない。

ボールは持てる。

しかし最後の局面でシュートまで行けない。

この日の浦和を象徴する時間帯だった。

終盤|試合が相次ぐ中断で異例の長さに

審判団の機材トラブルと頭部負傷

後半35分過ぎには、審判団のインカムにトラブルが発生。

試合は約5分間にわたって中断された。

さらにアディショナルタイムには岡山の宮本英治が頭部にシュートを受けて倒れ、再び中断。

岡山は脳震盪の疑いから田上大地を投入し、浦和側にも追加の交代枠が与えられ、植木颯から笹修大へ交代した。

こうした中断の影響で試合は90+10分を超えて続いた。

そして、ドラマは90+11分に待っていた。

90+11分|立田悠悟が衝撃の決勝ゴール

クロスなのかシュートなのか――左サイドから生まれた劇的弾

左サイドでボールを持った立田悠悟。

レオ・ガウショとのワンツーから前へ進む。

角度はほとんどない。

普通なら中央へのクロスを選択する場面だった。

立田が左足で鋭いボールを蹴り込む。

ボールは味方ではなく、そのままゴール方向へ。

浦和GK福井が慌てて戻りながらかき出そうとしたものの、ボールはゴールラインを越えた。

1-2。

時計は90+11分。

試合終了寸前に生まれた、文字通りの「ミラクルゴール」だった。

浦和には反撃する時間がほとんど残されていない。

そのまま試合終了。

岡山が埼玉スタジアムで劇的な勝点3を手にした。

浦和レッズ 選手採点

※World Soccer Portal独自採点。10点満点。

選手採点評価
GK 福井光輝6.5今季リーグ初先発。後半に鈴木の決定的ヘッドを好セーブ。決勝点は対応が難しかった
DF 宮本優太6.0急な配置変更にも対応。右サイドで粘り強く守った
DF ダニーロ・ボザ15分に負傷交代。採点なし
DF 根本健太6.0ボザ交代後は中央へ移動。空中戦と対人で奮闘
DF 長沼洋一6.0左サイドで上下動を繰り返したが決定機創出までは至らず
MF 瀬古樹7.0南野への縦パスで同点弾をアシスト。中盤の攻撃を組み立てた
MF 植木颯6.0運動量を示したが、先制点では本山への対応で後手
MF 南野遥海7.5強烈な左足ミドルで同点弾。浦和攻撃陣で最も結果を残した
MF 水沼宏太6.0今季初先発。右からクロスを狙ったが決定機にはつながらず
MF マテウス・サヴィオ6.0ボールには絡んだがゴール前で決定的な仕事を作れなかった
FW オナイウ阿道5.5岡山CB陣との競り合いに苦戦。シュートまで持ち込めず

浦和レッズ 途中出場

選手IN採点評価
工藤孝太15分6.5緊急出場ながら古巣相手に落ち着いて対応
渡邊凌磨63分6.0攻撃のリズムを変えようとしたが決勝点には結びつかず
安居海渡63分6.0中盤でボール回収と配球を担当
山根視来72分6.0右サイドから攻撃参加
小森飛絢72分6.0前線で裏抜けを狙ったが決定機は限定的
笹修大90+8分出場時間が短く採点なし

交代時間と出場選手はJリーグ公式記録に基づく。

ファジアーノ岡山 選手採点

※World Soccer Portal独自採点。10点満点。

選手採点評価
GK レナート・モーザー6.5南野のシュートはノーチャンス。その他は安定して処理
DF 大森博7.518分に先制点。守備でも身体を張り続けた
DF 鈴木喜丈6.5南野にはゴールを許したが、後半には決定的なヘッドも放った
DF 立田悠悟8.5最終ラインを支え、90+11分に衝撃の決勝ゴール
MF 本山遥7.0巧みな突破から大森の先制点をアシスト
MF 宮本英治6.5オベルダン不在の中盤で強度を維持。終盤まで走り抜いた
MF 藤田息吹6.5中央のスペースを埋め、浦和の縦パスを制限
MF 白井康介6.5サイドで高い運動量を発揮し攻守に貢献
FW 河野孝汰5.5前節ハットトリックも、この日は浦和守備陣に抑えられ56分交代
FW 江坂任5.5古巣相手に先発も前半は攻撃で存在感を出せず
FW ルカオ6.0前線で身体を張り起点を作った。警告後に交代

ファジアーノ岡山 途中出場

選手IN採点評価
神谷優太56分6.5投入直後のCKから決定機を演出
ナ・サンホ56分7.0右サイドの突破で浦和守備陣を押し下げた
レオ・ガウショ64分7.0決勝点で立田とのワンツー。終盤の攻撃を活性化
森壮一朗80分6.0終盤の守備強度を維持
ブラウンノア賢信80分6.0前線でボールを収め、浦和の押し上げを遅らせた
田上大地90+8分宮本の頭部負傷を受けて緊急出場

MOM:立田悠悟(ファジアーノ岡山)8.5

90+11分、誰も予想できなかった決勝点

この試合のMOMは立田悠悟としたい。

最大の理由は、当然ながら90+11分の決勝ゴールだ。

1-1。

敵地・埼玉スタジアム。

通常のアディショナルタイムを大きく超えた時間帯。

そこでセンターバックの立田が左サイドへ攻め上がり、レオ・ガウショとのワンツーから自らゴールを奪った。

守備だけを考えれば、そのまま1-1で勝点1を持ち帰るという選択肢もあった。

それでも前へ出た。

この積極性こそ、現在の岡山の勢いを象徴している。

DFとして守備を支えながら、自ら勝点1を勝点3に変えた。

MOMにふさわしいパフォーマンスだった。

岡山が勝利した3つの理由

① ボール支配率ではなく「ゴールへ向かう回数」を重視した

浦和の支配率は59%。

岡山は41%だった。

それでもシュート数は岡山が14本で上回った。

岡山は自陣でパスを回すことに時間を使わない。

ボールを奪えば前へ。

セットプレーを取ればゴールを狙う。

相手陣内でスペースがあれば迷わず仕掛ける。

非常にシンプルだが、目的が明確だった。

② 木山監督の交代策が機能した

前半の河野と江坂は浦和に抑え込まれた。

そこで56分に2枚替え。

神谷優太とナ・サンホを投入した。

さらにルカオからレオ・ガウショ。

この3人が入ったことで岡山の攻撃にスピードが生まれた。

最終的に決勝点も、途中出場のレオ・ガウショと立田の連係から誕生している。

「うまくいっていない部分を早い段階で変える」。

木山監督の修正力が結果につながった。

③ 1-1の時間帯を我慢できた

木山監督も試合後、前半に浦和から押し込まれながら「1点で踏みとどまったこと」を勝因の一つに挙げている。

南野に同点ゴールを許した後、浦和に一気に流れを持っていかれてもおかしくなかった。

しかし2失点目を与えない。

前半を1-1で終える。

後半に修正する。

この粘り強さが90+11分の決勝点までつながった。

浦和が敗れた3つの理由

① 59%保持してもシュートへ変換できなかった

浦和はボールを持っていた。

パス成功率も79%。

それでも枠内シュートは2本にとどまった。

岡山の5バックの外側ではボールを動かせる。

しかし中央へ入れた瞬間にプレッシャーを受ける。

最終的に南野の個人技以外で相手守備ブロックを完全に崩す場面を十分に作れなかった。

曺貴裁監督も試合後、岡山の球際の強さを最後までこじ開けられなかったと振り返っている。

② ボザの早期負傷交代

15分のダニーロ・ボザ負傷も小さくなかった。

開始直後に最終ラインの並びを変更。

そして、そのわずか3分後にセットプレーから失点した。

もちろん失点のすべてを負傷交代のせいにはできない。

それでも試合開始から準備していた守備配置が早い時間帯に崩れたことは、浦和にとって痛かった。

③ 最後の状況判断を統一できなかった

最大の問題は90+11分だ。

残された時間を考えれば、1-1で終えるという判断も十分にあった。

しかし試合がオープンになり、互いに前へ出る展開が続いた。

最後は立田の攻撃参加への対応が遅れ、決勝点を許した。

曺監督も「最後は自分たちのジャッジのところで全体が統一できなかった」と振り返っている。

勝点1を確保すべきなのか。

最後まで勝点3を狙うのか。

チームとしてその判断を統一する必要がある。

浦和レッズの課題と次節への改善点

ボール保持を「決定機」に変えたい

浦和の大きな課題は明確だ。

ボールは持てる。

しかし相手が低い位置でブロックを作った際、その保持を得点機へ変え切れない。

岡山戦でも59%の支配率を記録しながら、得点は南野のミドル1本だった。

サイドからクロスを入れるだけでなく、ハーフスペースへの侵入やFWとのワンツーなど、中央を攻略するバリエーションを増やしたい。

南野遥海をどう生かすか

敗戦の中でも南野のゴールは大きな収穫だ。

狭い位置でも前を向ける。

ミドルレンジからゴールを狙える。

そして今季3点目。

相手が引いて守るゲームほど、こうした「ブロックの外からゴールを壊せる選手」は重要になる。

南野をよりゴールに近い場所でボールに触らせられるかが、次節以降のポイントになりそうだ。

ファジアーノ岡山の課題と次節への改善点

3連勝でも前半の押し込まれ方は改善したい

劇的勝利とはいえ、岡山も完璧ではなかった。

先制後は浦和に押し込まれ、前半は攻撃の出口を失った。

河野と江坂も十分に攻撃へ関与できず、木山監督が後半開始後早々に2人を交代させている。

上位チーム相手に毎回耐え切れるとは限らない。

ボールを奪った直後に一度落ち着かせる選択肢も必要になる。

途中出場組の活用が大きな武器に

一方で大きな収穫だったのはベンチメンバーの質だ。

神谷。

ナ・サンホ。

レオ・ガウショ。

ブラウンノア賢信。

試合展開に応じて異なるタイプを投入できる。

シーズンを戦い抜く上で、スタメン11人だけではなく「16~18人で勝つ」ことができるチームは強い。

岡山の3連勝は偶然ではない。

第7節終了時点の順位

第7節終了時点で岡山は4勝1分2敗、勝点13で6位まで浮上。

一方の浦和は3勝4敗、勝点9で12位となった。

順位チーム勝点勝敗得失点差
1FC町田ゼルビア175勝2分0敗+13
2ヴィッセル神戸165勝1分1敗+6
3柏レイソル155勝0分2敗+3
4サンフレッチェ広島144勝2分1敗+13
5FC東京144勝2分1敗+5
6ファジアーノ岡山134勝1分2敗+2
7川崎フロンターレ123勝3分1敗+4
8鹿島アントラーズ124勝0分3敗+1
9横浜F・マリノス113勝2分2敗+2
10セレッソ大阪103勝1分3敗-5
11水戸ホーリーホック92勝3分2敗+2
12浦和レッズ93勝0分4敗-4

岡山はACL出場圏となる5位FC東京とわずか勝点1差。

開幕7試合の段階とはいえ、完全に上位争いへ加わっている。

一方の浦和は開幕3連敗→3連勝→敗戦。

良くも悪くも波の大きい序盤戦となっている。

今後の順位予想

ファジアーノ岡山:5~9位

岡山は3連勝。

広島を3-2で破り、続いて敵地で浦和を撃破した。

単純に対戦相手が楽だったから勝っているわけではない。

セットプレー。

カウンター。

途中交代。

試合終盤の勝負強さ。

異なる形から勝点3を取れている点は非常に評価できる。

このまま守備の安定感を維持できれば、ACL圏を狙うダークホースとなっても不思議ではない。

浦和レッズ:7~12位

浦和は3連勝で一度流れを取り戻したものの、岡山戦で再び敗戦。

7試合で13得点と攻撃力はあるが、17失点は上位争いを考える上で明確な課題だ。

ボザら守備陣のコンディションも気になるところ。

ただし南野、小森、マテウス・サヴィオら攻撃陣には十分な質がある。

守備の安定感を取り戻せれば再び連勝する力はあるだろう。

次節の注目ポイント

浦和はホームで東京ヴェルディ戦

浦和は9月19日、第8節で東京ヴェルディをホームに迎える。

岡山戦に続く埼玉スタジアムでの一戦。

曺監督も試合後、ブレイク前最後となる東京V戦で勝点3を狙う考えを示している。

連敗を避けるためにも重要な試合になる。

特に注目したいのは、岡山戦で枠内2本に終わった攻撃をどこまで改善できるかだ。

岡山はホームで京都サンガF.C.戦

岡山は9月19日、第8節で京都サンガF.C.をホームに迎える。

3連勝の勢いを4連勝へ伸ばせるか。

浦和戦のような劇的勝利の後は、精神的に緩みが出やすい。

だからこそ京都戦は「岡山が本当に上位争いをできるチームなのか」を測る一戦になる。

まとめ|90+11分に生まれた岡山の「勝ち切る力」

浦和レッズ1-2ファジアーノ岡山。

18分、大森博。

27分、南野遥海。

そして90+11分、立田悠悟。

最後の最後に信じられないドラマが待っていた。

浦和は59%のボール支配率。

パス成功率79%。

しかし勝ったのは岡山だった。

岡山は14本のシュートを放ち、8本のCKを獲得。

ボールを持つ時間が短くても、ゴールへ向かう姿勢を最後まで失わなかった。

特に評価したいのは、90分を過ぎても勝点1で満足しなかったことだ。

センターバックの立田が左サイドまで駆け上がる。

レオ・ガウショとワンツー。

そして、そのままゴール。

この一連のプレーには現在の岡山の勢いが凝縮されている。

一方の浦和にとっては、非常に痛い敗戦となった。

開幕3連敗から3連勝。

この試合に勝てば一気に上位へ近づける状況だった。

しかしホームで再び黒星。

「ボールを持つこと」を「勝つこと」へどう変えるのか。

浦和に突きつけられたテーマは明確だ。

岡山は3連勝で6位。

浦和は12位。

劇的な90+11分の一撃は、序盤戦の勢力図を変えるゴールになるかもしれない。

免責事項

本記事の選手採点・MOM・戦術分析・今後の順位予想は、試合データや公開情報をもとにWorld Soccer Portal編集部が独自に評価・考察したものです。Jリーグ、各クラブ、選手、その他関係団体による公式評価ではありません。

スタッツはデータ提供元によってシュート数などの集計基準が異なる場合があります。本記事では主にJリーグ公式J-STATSを参照しています。

試合情報・選手情報などは記事作成時点の公開情報をもとにしています。最新情報や正式な記録については、Jリーグおよび各クラブの公式発表をご確認ください。

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