【藤枝MYFC】槙野智章がJ2月間監督賞!なぜ藤枝は強い?「ミラージオ」の戦術を徹底解剖

【藤枝MYFC】槙野智章がJ2月間監督賞!なぜ藤枝は強い?「ミラージオ」の戦術を徹底解剖
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「槙野監督、話題性だけじゃなかった。」

そんなことを改めて証明する受賞となりました。

2026年9月10日、Jリーグは2026/27明治安田J2リーグの**8月度「月間監督賞」**に、藤枝MYFCの槙野智章監督を選出したことを発表しました。

槙野監督にとっては、もちろん初受賞です。

現役時代から圧倒的な発信力を持ち、監督就任後も、

「UBAU」
「Mirageo(ミラージオ)」
「藤枝交響曲」

など独特な言葉を次々と生み出してきた槙野監督。

ただ、今回の受賞で重要なのはそこではありません。

8月の藤枝はJ2リーグ4試合で、

3勝1敗。
8得点4失点。

開幕戦ではJ2・J3百年構想リーグ王者の仙台を2-0。

続くいわき戦も3-1。

新潟には0-1で敗れたものの、富山戦では3-2で勝利。

いきなりJ2上位へ食い込みました。

そして現在は第5節終了時点で、

3勝1分1敗、勝点10、J2・4位。

開幕前に「槙野監督って実際どうなの?」と思っていた人も、そろそろ本気で藤枝を見た方がいいかもしれません。

今回は、

なぜ槙野智章監督が月間監督賞を受賞できたのか。

そして、

そもそも現在の藤枝MYFCは何をしようとしているチームなのか。

「3-4-2-1です」で終わらせず、攻撃、守備、プレス、ポジションチェンジ、セットプレー、交代策まで徹底的に掘り下げます。

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目次

1. 槙野智章、J2・8月度月間監督賞を初受賞

まず8月のリーグ戦を振り返ります。

対戦相手結果
第1節ベガルタ仙台2-0 ○
第2節いわきFC3-1 ○
第3節アルビレックス新潟0-1 ●
第4節カターレ富山3-2 ○
合計4試合3勝1敗・8得点4失点

Jリーグ公式の8月マンスリーレポートでも、藤枝について「攻守両面でアグレッシブ」と評価し、トリッキーなセットプレーとともに今季の“台風の目”になる可能性があるチームとして紹介しています。

しかも8月26日の天皇杯では、月間監督賞の対象外ではありますが、J2山形を相手に5-3の撃ち合いを制しました。

良くも悪くも、

藤枝の試合は何かが起きる。

そんなチームになっています。

2. Jリーグ選考委員は槙野監督の何を評価した?

「話題性だけじゃなく中身もある」

今回の選考理由はかなり面白いです。

JFA側からは、槙野監督について話題性や派手さだけでなく、内容まで伴っていることが評価されました。

さらに選考委員からは、

若手選手の大胆な起用。

セットプレーのサインプレー。

主力選手が抜けた中でチームをまとめたこと。

交代策。

ピッチ外を含めてJ2そのものを盛り上げていること。

などが高く評価されています。

これはかなり重要でしょう。

槙野監督はどうしても、

テレビに出る。

喋る。

盛り上げる。

パフォーマンスする。

というイメージが先行します。

でも今回Jリーグ側が評価したのは、

「その槙野らしさを保ちながら、ちゃんとチームを勝たせている」

という部分です。

3. 槙野藤枝の基本形は「3-4-2-1」

ただし、数字だけ覚えても意味がない

槙野監督就任後も、藤枝は前任の須藤大輔監督時代から築いてきた3-4-2-1をベースにしています。

槙野監督自身も、藤枝が持っていたボール保持型の攻撃的なスタイルは継承する意向を明言していました。

イメージは、

3CB。

左右ウイングバック。

中央に2枚。

2シャドー。

1トップ。

です。

ただし、槙野藤枝を見るときに、

「3-4-2-1だからこう動く」

と考えると少しズレます。

むしろ重要なのは、

スタートポジションを試合中に壊していくこと。

これこそ槙野監督が掲げる「Mirageo」です。

4. 「Mirageo」とは何なのか?

相手から“捕まらない”攻撃

Mirageo。

「Mirage=迷彩」「Neo=新時代」「Go=行く」を掛け合わせた槙野監督の造語です。

その狙いを簡単に言えば、

相手から見つけにくい、捕まえにくい攻撃。

です。

槙野監督は就任会見で、攻撃的なポジションをどんどん入れ替え、相手に次の攻撃を読ませないスタイルを志向すると説明しました。

例えば、

シャドーが下がる。

ウイングバックが内側へ。

ボランチが前へ。

CFが流れる。

空いた中央へ別の選手が飛び込む。

となれば、相手DFは迷います。

「その選手について行くの?」

「受け渡すの?」

その0.5秒の迷い。

藤枝はそこを狙います。

5. 藤枝の攻撃①「人」ではなく「スペース」を基準に動く

藤枝の攻撃で面白いのは、

一人の選手が動いたら、その場所へ別の選手が入ること。

です。

例えばCFが右へ流れる。

相手CBがついていく。

中央が空く。

するとシャドーが入る。

シャドーにボランチがついていけば、今度はその背後へ別のMF。

これを繰り返します。

ただポジションチェンジをするだけではありません。

「相手を動かして、その相手が捨てた場所を使う」

ことが目的です。

百年構想リーグ時代から槙野監督は「一つのボールに対する動きの質」「頭を使ったランニング」を強く要求していました。

だから藤枝を見る時は、

ボールを持っている選手より、

その周りで誰が動いたか

を見るとかなり面白いです。

6. 攻撃② ボール保持率=強さではない

ここも非常に面白いところです。

藤枝は攻撃的なチーム。

ポゼッションも大切にする。

となれば、

「毎試合60%くらい持つチーム」

と思うかもしれません。

でも違います。

開幕戦の仙台戦。

藤枝のボール支配率はわずか39%

それでも結果は、

藤枝2-0仙台。

つまり槙野監督にとって、

ボールを持つこと=目的

ではありません。

ゴールを奪うために必要なら持つ。

相手に持たせた方がスペースができるなら持たせる。

ここがかなり現実的です。

7. 攻撃③「まず背後」が加わった

前任時代から藤枝にはパスをつないで崩す文化がありました。

槙野監督がそこへ追加したかったものの一つが、

相手DFラインの背後。

です。

クラブ強化部も就任会見で、2026年に向けて相手の背後を取る動きや、ゴールまで速く攻めるプレーを増やす方針を説明しています。

つまり、

CB→ボランチ→シャドー→WB→クロス。

だけではない。

相手DFが高ければ、

一気に裏へ。

スペースがあるなら、

迷わずゴールへ。

ポゼッションと速攻。

両方を持つことが「ミラージオ」の一つのポイントです。

8. 攻撃④ 1トップを孤立させない

3-4-2-1には一つ弱点があります。

1トップが孤立しやすい。

しかし藤枝では、

シャドーが近づく。

ウイングバックも高い位置を取る。

中央MFも飛び出す。

ことで、CF周辺に複数の選択肢を作ります。

今季は金本毅騎が重要な得点源になっており、仙台戦、いわき戦、富山戦でもゴールを記録しました。

ただし、

「金本一人に全部やらせる」

サッカーではありません。

周囲が動くから金本が空く。

金本が動くから周囲が空く。

この相互作用が重要です。

9. 藤枝の守備① 槙野監督のテーマは「UBAU」

待つのではなく、自分たちから奪いに行く

もう一つのキーワードが、

UBAU(奪う)。

槙野監督は就任時から、

ボールを奪う。

ゴールを奪う。

勝点を奪う。

さらにはファンのハートまで奪う。

という考え方を掲げています。

守備で重要なのは、

リアクションではなくアクション。

相手がミスするまで待つのではない。

前から出る。

パスコースを限定する。

相手に蹴らせる。

そこを後方が回収する。

そしてショートカウンターへ。

攻撃的な藤枝を成立させているのは、実はこの守備です。

10. 守備② 3バックだから引く、ではない

3バックという数字を見ると、

5バック。

守備的。

というイメージを持つ人もいるでしょう。

でも藤枝は真逆です。

ウイングバックを前へ出す。

シャドーもプレッシャーへ。

最終ラインも押し上げる。

全体をコンパクトにする。

そうすることで前線のプレスとDFラインの間を小さくします。

槙野監督は就任時から、最終ラインをコンパクトにしながら前線から積極的にプレスし、奪ったボールをショートカウンターにつなげる考えを明確にしています。

元日本代表CBらしい部分が、実はここにあります。

11. 守備③「奪った後」までが守備

槙野監督の守備を考える時、

タックル。

インターセプト。

クリア。

だけでは足りません。

奪った瞬間に、

「次の攻撃を始める」

ことまで設計されています。

高い位置で奪えれば、相手ゴールまで20~30m。

相手DFも整っていない。

だから、

奪う。

縦。

走る。

シュート。

が成立する。

「攻撃のための守備」という藤枝のクラブ哲学とも非常に相性がいい部分です。クラブ自身も「ボールを保持または奪還し、前へ向かうことを放棄しない」という攻撃的な理念を掲げています。

12. 実は槙野藤枝の最大の特徴は「相手によって変えること」

ここが、個人的には今回の月間監督賞で最も評価したい部分です。

槙野監督は、

「俺たちはこのサッカーしかやらない」

というタイプではありません。

9月の八戸戦前にも、

相手の弱点を突く。
相手の良さを消す。

という戦術をチームへ提示しており、キャンプから複数の戦い方を仕込んできたと説明しています。

つまり、

藤枝らしさは変えない。

でも攻略方法は変える。

このバランスです。

13. 仙台戦|39%しか持たずに2-0

開幕戦はその象徴です。

仙台は百年構想リーグ王者。

昇格候補。

普通なら藤枝が「自分たちのサッカー」にこだわり過ぎれば、逆に狙われる可能性があります。

しかし藤枝は39%の保持率でも構わなかった。

そして、

2-0。

槙野監督自身も、仙台戦では前半と後半でやり方を変え、用意していた複数のプランが機能したと振り返っています。

これがポイントです。

「攻撃的=常にボールを持つ」ではない。

相手を見て勝つ方法を選んでいます。

14. セットプレーが「槙野劇場」になっている

今回、選考委員が繰り返し評価していたのが、

セットプレー。

です。

仙台戦ではCKから得点を重ね、セットプレー時に槙野監督がイラストを用いたサインを出したことまで話題になりました。Jリーグ公式プレビューでも、セットプレーの工夫が大きな収穫として紹介されています。

これは単なるパフォーマンスではありません。

相手に、

ニアなのか。

ファーなのか。

ショートなのか。

ブロックを作るのか。

直接入れるのか。

分からなくさせる。

つまりセットプレーでも、

Mirageo。

なのです。

15. 元CB・槙野智章だからこそセットプレーに強い?

これは偶然ではないと思います。

槙野監督は現役時代、DFながらJ1で415試合46得点

セットプレーで何度もゴールを奪ってきた選手でした。

どこへ走ればDFが嫌なのか。

どのタイミングでブロックされると守りにくいのか。

マークする側が何を見ているのか。

攻撃側だけではなく、

守備側の心理まで分かる。

これはセットプレーを設計するうえで大きな武器でしょう。

16. 交代策も月間監督賞の評価ポイント

Jリーグの選考委員からは、交代選手の起用もうまく機能していたと評価されています。

槙野監督はそもそも、

「スタメン11人だけで勝つ」

とは考えていません。

百年構想リーグの段階から、選手層を厚くするために大胆なメンバー変更を実施していました。

これは長いJ2では重要です。

夏。

連戦。

怪我。

出場停止。

コンディション。

38試合を同じ11人で戦うことはできません。

だから、

先発で削る選手。
後半から速度を上げる選手。
リードを守る選手。
最後に一点を奪う選手。

それぞれに役割を持たせる。

槙野監督が受賞コメントでチームを「オーケストラ」に例えたのは、まさにこの部分でしょう。

17. 「前半と後半を別ゲームにする」のも槙野流

9月5日の八戸戦後、槙野監督はゲームプランをかなり具体的に説明しています。

前半はボールを保持し、相手を走らせる。

後半は自分たちの走力と交代選手を使って仕掛ける。

という考え方でした。

これはかなり面白いです。

90分を一つの試合として考えていない。

前半45分で何を消耗させるか。
後半45分でどこを仕留めるか。

まで逆算している。

選手交代を「疲れたから替える」のではなく、

ゲームプランの一部

として使っています。

18. 新潟戦で負けたことも重要だった

8月22日。

新潟1-0藤枝。

82分にシマブク・カズヨシへ決勝点を許し、今季リーグ初黒星となりました。

でも、この敗戦後の槙野監督が興味深い。

終盤には普段のプレースタイルとは違うクロスやロングボールも使い、

「1ポイントでも持ち帰る」

ための戦い方へ切り替えています。

これは理想を捨てたわけではありません。

勝つためなら、

美しくつなぐだけではない。

放り込む。

セカンドボールを拾う。

ゲーム状況に合わせる。

監督就任会見で語った、

「良いサッカーではなく、勝つサッカー」

へ近づいています。

19. そして次の富山戦ですぐ勝ったことが大きい

新潟戦。

0-1。

そこで崩れない。

翌週の富山戦。

前半23分、川本梨誉。

31分、金本毅騎。

45+2分、菊井悠介。

前半だけで3得点

最終的に3-2で逃げ切りました。

監督にとって評価されるべきなのは、

勝った時に盛り上げることだけではありません。

負けた次の試合で何をするか。

新潟で初黒星。

富山で3得点して勝利。

この切り替えも8月の3勝1敗を作った大きなポイントです。

20. なぜ月間監督賞を取れた?理由①「勝ちながら若手を使った」

Jリーグ選考理由でも明確に挙げられたのが、

若手起用。

結果を求められる監督ほど、

経験豊富な選手。

失敗しない選手。

を使いたくなります。

でも槙野監督は若い選手にも役割を与える。

そしてチームとして結果を出す。

ここは単に「若手を出しました」ではなく、

「若手を使って勝ちました」

というところが重要です。

21. 理由② 主力が抜けてもサッカーを壊さなかった

選考委員からは、

主力を引き抜かれたチームをまとめた

ことも評価されています。

J2クラブにとって避けられない問題があります。

活躍した選手がJ1へ行く。

より条件の良いクラブへ移る。

毎年メンバーが入れ替わる。

そのたびに、

「去年の選手がいないから今年は無理」

ではチームは積み上がりません。

槙野藤枝は、

選手ではなくプレーモデルを残す。

そこへ新しい選手を当てはめる。

それができているから、メンバーが変わっても攻撃的な藤枝が消えていません。

22. 理由③ 「3点取られても4点取る」を現実に近づけた

藤枝MYFCには以前から、

「3点取られても4点取る」

という攻撃的なクラブ哲学があります。

これは聞くだけなら簡単です。

実際にやるのは難しい。

でも、

仙台2-0。

いわき3-1。

富山3-2。

天皇杯山形5-3。

となれば、

「本当にやろうとしているな」

と思えてきます。

槙野監督は藤枝の文化を壊すのではなく、

そこへ強度と勝負強さを足そうとしている。

これが現在の藤枝です。

23. 理由④ 戦術を“選手に伝える力”がある

監督がどれだけ素晴らしい戦術を考えても、

選手が理解できなければ意味がありません。

藤枝が槙野監督を招聘した際に重視したのが、

リーダーシップ。
統率力。
熱量。
そして言語化。

でした。

ここは槙野監督の大きな武器です。

難しい戦術用語だけではなく、

「UBAU」。

「Mirageo」。

「オーケストラ」。

選手が覚えやすい言葉へ変換する。

それぞれが自分の役割をイメージできる状態を作る。

監督業では、これはかなり大事です。

24. 理由⑤ ピッチ外まで“藤枝の武器”にした

今回の月間監督賞は今季から、

試合内容だけではなく、

フェアプレー。

ベンチマナー。

監督インタビュー。

チームスタッツ。

なども総合的に評価する基準になっています。

だからこそ槙野監督は強い。

試合後コメント。

メディア出演。

サポーターとの関係。

独特なセットプレーサイン。

発信力。

これを全部、

藤枝MYFCというクラブへの注目

に変えています。

以前なら藤枝の試合結果をチェックしていなかった人が、

「今節の藤枝どうだった?」

と思う。

Jリーグ選考委員から実際にそうした趣旨のコメントが出たこと自体が、槙野監督の影響力を物語っています。

25. それでも藤枝はまだ完成していない

現在、第5節終了時点。

3勝1分1敗。
8得点4失点。
勝点10。
4位。

素晴らしいスタートです。

でもまだ5試合。

9月5日の八戸戦では12本のシュートを放ちながら0-0。

槙野監督自身も、ゴール前の最後の質が不足したと振り返っています。

今後相手が藤枝を研究すれば、

前から来ない。

中央を閉じる。

低い位置で待つ。

カウンターだけ狙う。

という対策も増えるでしょう。

その時に、

「相手が藤枝対策をしてきた。その藤枝対策をどう対策するか」

が次の勝負です。

26. J1昇格を狙うなら「0-0を1-0にする力」が必要

派手な3-2。

5-3。

もちろん面白い。

でも年間を通して上位へ行くチームは、

調子が悪い日に1-0で勝ちます。

八戸戦のような、

相手が守る。

スペースがない。

シュートは打てる。

でも入らない。

そんなゲームをどう勝つか。

セットプレーでもいい。

途中出場選手でもいい。

相手のミスでもいい。

勝点1を勝点3へ変える。

槙野監督自身も、百年構想リーグで引き分けが多かった反省から「1を3に変える」ことをテーマとして選手へ伝えています。

ここをクリアできれば、本当にJ1昇格が見えてきます。

27. 今の藤枝は「槙野が面白い」から「藤枝のサッカーが面白い」へ

槙野監督就任時。

注目されたのは、

「槙野智章が監督になった」

ことでした。

当然です。

日本代表。

浦和レッズ。

ヴィッセル神戸。

テレビ。

解説。

圧倒的な知名度があります。

でも今は少し変わってきました。

気になるのは、

次はどんなセットプレーをする?

誰をスタメンにする?

相手によってどう戦い方を変える?

Mirageoはどう進化する?

そして――。

藤枝は勝ったのか?

です。

これは監督として一つの成功ではないでしょうか。

槙野智章を見るために藤枝を見る。

そこから、

藤枝MYFCを見るために藤枝を見る。

その流れを作り始めています。

28. まとめ|月間監督賞は“槙野劇場”ではなく“槙野藤枝”への評価

2026/27 J2リーグ。

8月。

藤枝MYFC。

3勝1敗。
8得点4失点。

仙台を2-0。

いわきを3-1。

新潟には0-1。

そして富山を3-2。

その結果、

槙野智章監督が8月度J2月間監督賞を受賞。

でも、この賞は単なる3勝へのご褒美ではありません。

若手を使った。

主力が抜けてもチームをまとめた。

セットプレーを工夫した。

交代選手を機能させた。

攻撃的なサッカーを継続した。

そしてJ2そのものを盛り上げた。

全部込みです。

Mirageo。

捕まらない攻撃。

UBAU。

自分たちから奪いに行く守備。

3-4-2-1。

大胆なポジションチェンジ。

相手によって変えるゲームプラン。

工夫だらけのセットプレー。

交代選手まで含めた90分の設計。

そこに槙野監督最大の武器である、

「人を巻き込む力」

が加わっています。

そして面白いのは、本人が受賞コメントで「まだ完成していない」と考えていることです。

槙野監督は現在のチームをオーケストラになぞらえ、さらに完成度を上げていく意欲を示しました。

だったらサポーターとしては、

その“藤枝交響曲”がどこまで大きくなるのか。

最後まで聴いてみたい。

まだ第5節。

J1昇格を語るには早い。

でも、

「今年の藤枝、ちょっと面白いぞ」

と言うには十分です。

いや、もう少し踏み込んでもいいかもしれません。

今年の藤枝MYFCは、本気で追いかける価値がある。

月間監督賞、おめでとうございます、槙野智章監督。

でもサポーターが本当に欲しいのは、おそらく個人賞ではありません。

シーズン最後。

藤枝総合運動公園サッカー場で、

選手。

監督。

スタッフ。

サポーター。

全員が笑っている景色。

そのために――。

もっと鳴らそう、藤枝交響曲。
もっと暴れよう、ミラージオ。
そして最後まで行こう、藤枝MYFC。

ここからの戦いも、全力で応援したいと思います。

免責事項

本記事は2026年9月11日時点で確認できるJリーグ、藤枝MYFCの公式情報および公開された試合データ・監督コメントをもとに作成しています。

槙野智章監督の8月度月間監督賞受賞、8月の試合結果、現在の順位等については公式発表を参照しています。一方、「Mirageo」の具体的なピッチ上での解釈、攻守の構造、選手配置、勝因、今後の課題については公開された監督コメントや試合内容を踏まえたワールドサッカーポータル独自の分析・考察を含みます。

実際のチーム内での戦術指示や試合ごとの狙いについては非公開の内容もあるため、本記事の分析がクラブや監督の公式見解を示すものではありません。最新情報についてはJリーグおよび藤枝MYFC公式発表をご確認ください。

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