「ここからロマニッチが爆発すると思っていたのに――。」
2026/27シーズン序盤の川崎フロンターレで、背番号9がようやく本領を発揮し始めた矢先でした。
FWラザル・ロマニッチが、8月29日に行われたJ1第4節・ジェフユナイテッド千葉戦で左足首を痛め、開始わずか6分で負傷交代。
試合開始直後に左足首へ異変が生じ、一度はプレー続行を試みたものの難しく、急きょデリキ・ラセルダとの交代を余儀なくされました。
その後、ロマニッチは9月2日のFC町田ゼルビア戦、9月6日の清水エスパルス戦と2試合連続でメンバー外。
今季は開幕から4試合に出場して2得点。東京V戦では終了間際の同点弾、京都戦でもゴールを奪い、「今年のフロンターレの9番はロマニッチだ」と思わせるスタートを切っていました。
だからこそ、この離脱は痛い。
今回はロマニッチの負傷状況、左足首のケガから考えられる復帰時期、フロンターレで担っていた役割、代役候補、そして背番号9が戻ってくるまでチームがどう戦うべきなのかを考えていきます。
1. ロマニッチが左足首を負傷|千葉戦で開始6分に交代
開始直後、左足首にアクシデント
異変が起きたのは試合開始から数分後でした。
千葉のCKをクリアした後、ボールを追う中でロマニッチが左足首を痛めたとされています。
一度はプレーを続けようとしました。
しかし時間が経つにつれて状態を気にする様子を見せ、最終的にはプレー続行を断念。
6分にデリキ・ラセルダが投入されました。
ロマニッチは自力でピッチを離れているため、その場で担架搬送されるような状況ではありませんでした。
ただし、その後2試合連続でメンバー外になっていることを考えれば、「少しひねっただけですぐ戻れる」と楽観視する段階でもなさそうです。
2. ロマニッチの復帰はいつ?左足首の負傷から考える
診断名と全治期間は現時点で未発表
ここで最も重要なのは、
川崎フロンターレから具体的な診断名や全治期間が発表されていない
ということです。
そのため、
「足首捻挫」
「靱帯損傷」
「○週間離脱」
と断定することはできません。
現時点で分かっているのは、
- 左足首を痛めた
- 千葉戦で開始6分に交代
- 町田戦を欠場
- 清水戦を欠場
というところまでです。
軽症なら9月中の復帰も考えられる
一般的な足首の負傷を考えた場合、程度によって復帰期間は大きく変わります。
| 状態 | 一般的な復帰イメージ |
|---|---|
| 軽度の打撲・違和感 | 数日~2週間程度 |
| 軽度の足関節捻挫 | 1~3週間程度 |
| 中程度の靱帯損傷 | 3~6週間程度 |
| 重度の靱帯損傷など | 2カ月以上になるケースも |
もちろんこれはロマニッチ本人の診断を示すものではありません。
ただ、すでに約1週間が経過して2試合を欠場していることを踏まえると、9月12日の水戸戦で即復帰というより、9月中旬以降まで慎重に様子を見る可能性も考えられます。
もし軽度の足首トラブルなら、9月中の復帰も十分あり得るでしょう。
一方で靱帯まで傷めている場合は、10月以降になる可能性もあります。
今はクラブからの続報を待つしかありません。
3. ロマニッチは今季のフロンターレで何を担っていた?
背番号9として「ゴールを取る役割」を任された
ロマニッチは1998年3月25日生まれ。
183cm、81kgのセルビア人ストライカーです。
今季から背番号を9番へ変更。
クラブ公式プロフィールでも、
パワフルな推進力。
左右両足からのシュート。
高さを生かしたヘディング。
前線で身体を張るポストプレー。
周囲とのコンビネーション。
などが武器として挙げられています。
そして2026/27シーズン。
開幕からその期待に応えました。
東京V戦で1得点。
京都戦で1得点。
広島戦では無得点ながら73分間プレー。
千葉戦までリーグ4試合198分で2ゴールを記録しています。
単純計算で90分あたり約0.91得点。
シーズン序盤とはいえ、かなり良いペースでした。
ロマニッチの価値はゴールだけではない
さらに重要なのが、前線で身体を張れること。
相手CBを背負う。
縦パスを収める。
味方へ落とす。
そこから自分もゴール前へ入る。
フロンターレには脇坂泰斗、山本悠樹、伊藤達哉、マルシーニョらボールを運べる選手がいます。
だからこそ中央にロマニッチという「基準点」がいることで、周囲の選手も生きます。
今季は前線からのプレスでも存在感を増していました。
ゴールだけを見ると2得点ですが、攻撃全体への影響はそれ以上だったと思います。
4. ロマニッチ離脱がフロンターレに与える影響
「最後に決める選手」が一人減る
フロンターレには技術の高い選手が多い。
ボールを持てる。
相手陣内まで運べる。
崩すこともできる。
それでも最後は誰かが決めなければ勝てません。
ロマニッチは今季、その「最後」の役割を担い始めていました。
東京V戦では90+6分。
普通なら負けてもおかしくない時間帯でゴール。
京都戦でも1得点。
こうした勝点に直結するゴールを取れるFWが離脱する影響は大きいです。
背番号9不在でも得点力を維持できるか
ただし、千葉戦では興味深いことが起こりました。
ロマニッチに代わって突然投入されたデリキ・ラセルダが、
1得点2アシスト。
ウォーミングアップする時間もほとんどない状況から結果を残しました。
さらに清水戦では、ロマニッチ不在ながら川崎が3得点を奪って勝利。
つまり、
「ロマニッチがいなければ点が取れない」
というチームにはなっていません。
これは大きな救いです。
5. ロマニッチの代役は誰が務める?
第一候補:デリキ・ラセルダ
最有力はやはりデリキ・ラセルダです。
191cmの大型ストライカー。
そして何より、ロマニッチ負傷後にすぐ結果を残しました。
千葉戦。
開始6分に突然呼ばれる。
アップする時間もほとんどない。
それでも投入4分後にJ1初ゴール。
最終的に1得点2アシスト。
これ以上ないデビューでした。
ロマニッチよりさらにサイズがあり、
空中戦。
ポストプレー。
クロスへの入り。
という部分では大きな武器になります。
ロマニッチ不在期間の1トップ最有力と言っていいでしょう。
第二候補:持山匡佑
そして注目したいのが持山匡佑です。
若いストライカーですが、すでにトップチームで結果を残してきました。
ロマニッチ、デリキのような大型CFとは違い、
背後への動き。
運動量。
前線からの守備。
スペースへの侵入。
という部分で違いを作れます。
デリキを相手の高さ対策として使い、
相手最終ラインの背後にスペースがある試合では持山を使う。
こうした使い分けも面白いでしょう。
第三候補:マルシーニョの中央起用
もう一つの選択肢はマルシーニョ。
本職のセンターフォワードではありません。
ただし相手が前掛かりになった展開では、そのスピードは圧倒的です。
中央へポジションを移し、
伊藤達哉。
紺野和也。
脇坂泰斗。
らから背後へのボールを入れる。
これはロマニッチとはまったく異なる攻撃になります。
つまりフロンターレは、
デリキ=高さとポストプレー。
持山=運動量と裏抜け。
マルシーニョ=スピード。
と、試合によって前線を変えられます。
6. ロマニッチ離脱を「選手層を厚くする時間」にできるか
負傷はもちろんマイナスです。
エース候補が抜けるのですから、痛くないわけがありません。
ただ、長いシーズンでは主力が全試合出られることなどほとんどありません。
誰かがいない時。
その穴から新しい選手が出てくる。
そこが強いチームとそうでないチームの差です。
実際、千葉戦ではデリキが出てきた。
清水戦では複数のアタッカーがゴールへ絡んだ。
もしロマニッチが帰ってくるまでにデリキや持山がさらに成長すれば、
復帰後には、
「ロマニッチが戻れば解決」
ではなく、
「ロマニッチでも簡単にはスタメンを取り戻せない」
という状況を作れます。
それが理想です。
7. フロンターレサポ目線|ロマ、今は焦らなくていい
正直、あの瞬間は嫌な感じがしました。
開始直後。
座り込むロマニッチ。
左足首を気にする。
そして6分で交代。
開幕から2点を取って、
「今年はロマニッチが二桁取るんじゃないか」
そんな期待が膨らみ始めていました。
昨季より明らかに身体が動いていた。
前線から走っていた。
ゴール前にも入れていた。
そして何より、
背番号9が似合い始めていた。
だからこそ残念です。
でもシーズンはまだ始まったばかり。
9月です。
ここで無理をして悪化させる方がずっと怖い。
幸いデリキが結果を出した。
持山もいる。
マルシーニョもいる。
みんなでロマニッチがいない時間をつなげばいい。
だから、
ロマ、焦らなくていい。
完全に治して帰ってきてほしい。
また相手CBを背負って。
身体をぶつけて。
ゴール前へ飛び込んで。
ネットを揺らして。
背番号9を叩きながら喜ぶ姿を見たい。
東京V戦の終了間際。
京都戦。
まだ2点しか取っていません。
今年のロマニッチは、こんなものじゃないはずです。
5点。
10点。
もっと先へ。
待ってるぞ、ロマニッチ。
元気な背番号9がU等々力のピッチへ戻ってくる日を。
8. まとめ|左足首の状態は慎重に。代役の台頭はポジティブ材料
ロマニッチは2026年8月29日の千葉戦で左足首を痛め、開始6分で負傷交代しました。
その後、町田戦、清水戦を欠場しています。
現時点で具体的な診断名や全治期間について公式発表は確認できていません。
そのため復帰時期について断言することはできませんが、軽度であれば9月中の復帰、中程度以上であれば10月以降になる可能性も考えておく必要があります。
フロンターレにとって背番号9の離脱は痛い。
今季リーグ4試合2得点。
前線の基準点。
フィニッシャー。
ポストプレー。
前線からのプレス。
ロマニッチが担っていたものは多くあります。
ただ、
デリキ・ラセルダ。
持山匡佑。
マルシーニョ。
代わりに前線を支えられる選手たちもいます。
ロマニッチが帰ってくるまで彼らが結果を残し、前線の競争がさらに激しくなる。
それがフロンターレにとって一番良い展開でしょう。
今は無理をせず。
しっかり治して。
そしてまた、
背番号9としてゴールを決めてほしい。
9. 免責事項
本記事は、川崎フロンターレ、Jリーグの公式情報および2026年9月7日時点で確認可能な国内報道・試合記録などをもとに、ワールドサッカーポータル編集部およびAIライティングサポートツールを活用して作成・編集しています。
ラザル・ロマニッチ選手について、報道では2026年8月29日のジェフユナイテッド千葉戦で左足首を痛め、開始6分で負傷交代したと伝えられています。
一方、記事公開時点では川崎フロンターレから具体的な診断名、損傷の程度、全治期間、公式戦復帰予定日は発表されていません。
本記事内の復帰時期については、一般的な足関節周辺の負傷から考えられる期間を参考にした当サイト独自の考察であり、ロマニッチ選手本人の医学的診断を示すものではありません。「捻挫」「靱帯損傷」など特定の診断を断定するものでもありません。
また、デリキ・ラセルダ選手、持山匡佑選手、マルシーニョ選手を代役候補として挙げた部分および想定される起用方法についても、クラブの公式見解ではなく、直近の試合での起用状況や各選手の特徴をもとにした独自考察です。
負傷情報はクラブからの発表によって更新される可能性があります。最新かつ正式な情報については川崎フロンターレおよびJリーグの公式発表をご確認ください。










