アジア競技大会・女子サッカー日本代表の歴代成績|優勝回数と過去のメダル獲得大会まとめ

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アジア競技大会の女子サッカーで、日本代表は金メダル3個、銀メダル4個、銅メダル2個を獲得しています。女子サッカーが正式競技となった1990年北京大会から、第19回杭州大会まで行われた全9大会で表彰台に立っており、メダルを逃した大会は一度もありません。

初優勝は2010年広州大会。2018年ジャカルタ・パレンバン大会で2度目の優勝を果たすと、2023年に開催された第19回杭州大会でも金メダルを獲得し、大会2連覇を達成しました。2026年愛知・名古屋大会では、史上初となる3大会連続優勝を目指します。

目次

アジア競技大会女子サッカー・日本のメダル獲得数

メダル獲得数該当大会
金メダル3回2010年、2018年、第19回杭州大会
銀メダル4回1990年、1994年、2006年、2014年
銅メダル2回1998年、2002年
合計9回全9大会でメダル獲得

日本、中国、朝鮮民主主義人民共和国は、杭州大会終了時点でそれぞれ3回の優勝を記録しています。日本は2006年大会から5大会連続で決勝へ進出しており、近年のアジア競技大会で最も安定した成績を残している国の一つです。

女子サッカー日本代表のアジア競技大会歴代成績

大会開催地日本の成績最終戦・順位決定結果
1990年北京銀メダル6チーム総当たりで2位
1994年広島銀メダル決勝で中国に0-2で敗戦
1998年バンコク銅メダル3位決定戦でチャイニーズ・タイペイに2-1で勝利
2002年釜山銅メダル6チーム総当たりで3位
2006年ドーハ銀メダル決勝で朝鮮民主主義人民共和国にPK戦2-4で敗戦
2010年広州金メダル決勝で朝鮮民主主義人民共和国に1-0で勝利
2014年仁川銀メダル決勝で朝鮮民主主義人民共和国に1-3で敗戦
2018年ジャカルタ・パレンバン金メダル決勝で中国に1-0で勝利
第19回大会杭州金メダル決勝で朝鮮民主主義人民共和国に4-1で勝利

※第19回杭州大会は「2022年大会」として予定されていましたが、新型コロナウイルスの影響で延期され、2023年に開催されました。

1990年北京大会で初の銀メダル

アジア競技大会で女子サッカーが初めて行われたのは、1990年北京大会です。6チームによる1回総当たり戦で順位を決める方式が採用され、現在のような準決勝や決勝は行われませんでした。

日本は朝鮮民主主義人民共和国と1-1で引き分け、チャイニーズ・タイペイに3-1、韓国に8-1、ホンコン・チャイナに5-0で勝利。開催国の中国には0-5で敗れましたが、3勝1分1敗で2位となり、女子サッカー最初の大会で銀メダルを獲得しました。

1994年広島大会は自国開催で準優勝

1994年広島大会では、日本、中国、チャイニーズ・タイペイ、韓国の4チームが出場しました。日本は韓国に5-0、チャイニーズ・タイペイに3-0で勝利し、中国とは1-1で引き分け。総当たり戦を首位で通過しました。

しかし、中国との決勝では前半と後半に1点ずつを奪われ、0-2で敗戦。自国開催での初優勝はならず、2大会連続の銀メダルとなりました。

1998年大会で初の銅メダル

1998年バンコク大会では8チームが出場し、グループステージと決勝トーナメントを組み合わせた方式が採用されました。

日本はグループステージで朝鮮民主主義人民共和国に2-3で敗れたものの、ベトナムに8-0、タイに6-0で勝利して準決勝へ進出。準決勝では中国に0-3で敗れましたが、3位決定戦でチャイニーズ・タイペイを2-1で下し、銅メダルを獲得しました。

2002年釜山大会も銅メダル

2002年釜山大会では、6チームによる総当たり戦で順位が決められました。日本は初戦で朝鮮民主主義人民共和国に0-1で敗れましたが、ベトナムに3-0、韓国に1-0、チャイニーズ・タイペイに2-0で勝利。中国とは2-2で引き分けました。

最終成績は3勝1分1敗。朝鮮民主主義人民共和国、中国に次ぐ3位となり、2大会連続で銅メダルを獲得しました。

2006年ドーハ大会はPK戦で初優勝を逃す

2006年大会では、日本がグループステージを3戦全勝で突破しました。ヨルダンに13-0、タイに4-0で勝利すると、アジアの強豪・中国にも1-0で勝利。3試合を18得点無失点で終えています。

準決勝では韓国に3-1で勝利し、1994年以来となる決勝へ進出しました。決勝の朝鮮民主主義人民共和国戦は、延長戦を終えても0-0。PK戦で日本は2-4と敗れ、銀メダルとなりました。

優勝には届かなかったものの、この大会を境に日本は杭州大会まで5大会連続で決勝へ進出しています。

2010年広州大会で悲願の初優勝

2010年広州大会で、日本は初めてアジア競技大会の金メダルを獲得しました。

グループステージではタイに4-0で勝利し、朝鮮民主主義人民共和国とは0-0で引き分け。準決勝では開催国の中国と対戦し、90分間を0-0で終えた後、延長後半に大野忍が決勝点を挙げて1-0で勝利しました。

決勝では再び朝鮮民主主義人民共和国と対戦。後半28分に岩清水梓がコーナーキックからヘディングで決勝点を奪い、1-0で勝利しました。日本女子サッカーにとって初のアジア競技大会優勝であり、同大会では男子日本代表も金メダルを獲得。男女同時優勝を達成した歴史的な大会となりました。

2014年仁川大会は連覇ならず銀メダル

前回王者として臨んだ2014年仁川大会では、中国との初戦を0-0で引き分けた後、ヨルダンに12-0、チャイニーズ・タイペイに3-0で勝利しました。

準々決勝ではホンコン・チャイナに9-0、準決勝ではベトナムに3-0で勝利。5大会ぶりの連覇を懸けて、朝鮮民主主義人民共和国との決勝へ進みました。

決勝では前半に先制され、後半開始直後にも追加点を許しました。宮間あやの得点で1点差に迫ったものの、終盤に3点目を奪われて1-3で敗戦。2大会連続優勝はならず、銀メダルとなりました。

2018年大会で2度目の金メダル

2018年ジャカルタ・パレンバン大会では、グループステージから決勝まで5試合すべてに勝利して、8年ぶり2回目の優勝を果たしました。

準々決勝では朝鮮民主主義人民共和国に2-1で勝利。準決勝では韓国を2-1で退け、決勝では中国と対戦しました。

決勝は中国に押し込まれる時間が長く、日本にとって苦しい展開となりました。しかし、GK山下杏也加を中心とした守備で無失点を維持すると、後半45分に中島依美のクロスを菅澤優衣香がヘディングで決めて先制。そのまま1-0で勝利し、劇的な金メダル獲得となりました。

杭州大会で連覇・3回目の優勝

第19回杭州大会には、WEリーグ、なでしこリーグ、大学などでプレーする選手を中心としたアジア競技大会日本女子代表が出場しました。

日本はグループステージでバングラデシュに8-0、ネパールに8-0、ベトナムに7-0で勝利。準々決勝ではフィリピンに8-1、準決勝では開催国・中国との点の取り合いを4-3で制しました。

決勝の相手は朝鮮民主主義人民共和国です。前半を1-1で折り返した日本は、後半に大澤春花、谷川萌々子、千葉玲海菜が得点。4-1で勝利し、2018年大会に続く2連覇と、通算3回目の金メダルを獲得しました。

日本は6試合全勝、39得点5失点という成績で大会を完走。異なる年代や所属先の選手を組み合わせたチームで、アジアの強豪を相手に結果を残しました。

日本は全大会でメダルを獲得

女子サッカーが始まった1990年から杭州大会まで、日本は9大会連続でメダルを獲得しています。

期間主な成績
1990~2002年銀2回、銅2回
2006~2014年3大会連続決勝進出、初優勝を達成
2018~杭州大会2大会連続優勝
全9大会金3、銀4、銅2

初期は中国が大きな壁となり、2000年代以降は朝鮮民主主義人民共和国との決勝が多くなりました。近年は韓国を含めた東アジアの強豪に加え、フィリピンやベトナムなども力を伸ばしています。

それでも日本は、全大会で表彰台を守り続けており、アジア競技大会女子サッカーで最も安定した実績を持つ国といえます。

2026年愛知・名古屋大会で史上初の3連覇へ

2026年愛知・名古屋大会では、日本が開催国として3大会連続の金メダルを目指します。

日本はグループステージでタイ、ベトナム、チャイニーズ・タイペイと対戦する予定です。2018年と杭州大会を連覇しているため、今大会を制すれば日本史上初のアジア競技大会3連覇となります。

自国開催のプレッシャーがある一方、慣れた環境とサポーターの後押しを受けられることは大きな強みです。全大会メダル獲得という伝統を守り、通算4回目の優勝を達成できるか注目されます。

まとめ

アジア競技大会の女子サッカーで、日本代表は金メダル3個、銀メダル4個、銅メダル2個を獲得しています。

1990年の競技開始から全9大会で表彰台に立ち、2006年大会以降は5大会連続で決勝へ進出。2010年に初優勝を果たし、2018年と杭州大会では2大会連続で金メダルを獲得しました。

2026年愛知・名古屋大会では、自国開催で史上初の3連覇と通算4回目の優勝を目指します。

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