町野修斗が得点してつかんだリーグ初勝利を、カップ戦につなげられるか。ボルシアMGは日本時間10月28日午前4時45分、DFBポカール2回戦でカールスルーエSC(KSC)を迎える。相手には、かつてボルシアMGでプレーした福田師王がいる。日本人選手の対戦というだけでなく、直近の試合で明暗が分かれた両チームが何を修正してくるかも見どころだ。
ボルシアMGはシュツットガルトに3–2で勝ち、KSCはマクデブルクに1–6で敗れた。ただ、KSCはその一つ前の試合では4–0で勝っている。直近のスコアを並べて、ホーム側の大勝を予想するだけでは見落とすものがある。福田とマルビン・バニツェクの関係、ボルシアMGの中盤と前線の距離が、試合を読む手掛かりになりそうだ。
試合情報|90分で決まらなければ延長、PK戦へ
- 大会:DFBポカール2026/27、2回戦
- 対戦:ボルシア・メンヒェングラートバッハ対カールスルーエSC
- 開始:2026年10月28日(水)午前4時45分、日本時間
- 現地:10月27日(火)午後8時45分、中央ヨーロッパ時間
- 会場:istaボルシア・パルク、メンヒェングラートバッハ
一発勝負の2回戦。90分終了時に同点なら前後半15分ずつの延長戦を行い、なお同点ならPK戦で勝者を決める。リーグ戦と違い、引き分けで終わらせる選択はない。交代枠の使い方にも、延長の可能性が影響してくる。
直近3試合|ボルシアMGは初白星、KSCは大きな波
- ボルシアMG:10月11日ケルン戦1–2、18日ホッフェンハイム戦1–2、23日シュツットガルト戦3–2。1勝2敗、5得点6失点。
- KSC:10月11日ザンクトパウリ戦0–2、18日ダルムシュタット戦4–0、24日マクデブルク戦1–6。1勝2敗、5得点8失点。
上記は各リーグ直近3試合からの集計で、大会も対戦相手も異なる。数字だけで戦力を比べることはできないが、両者とも守備が安定している状況とは言いにくい。ボルシアMGはシュツットガルト戦で今季リーグ初の勝点を手にしたばかり。1部対2部という関係だけで、余裕のある試合運びを期待するのは早い。
町野の得点とモーヤの関与。前線のつながりを続けたい
シュツットガルト戦のボルシアMGは5分に先制されたが、38分にジョー・スカリーが同点弾。51分にはワエル・モーヤのアシストから町野が逆転ゴールを決め、66分にモーヤが加点した。83分に1点差まで迫られながら逃げ切っている。先制を許しても取り返した点は、今回に持ち込みたい材料だ。
モーヤは18日のホッフェンハイム戦でも得点しており、直近のリーグ2試合で2ゴール。町野だけにマークが集中する形ではなく、周囲にも得点の可能性があることは重要だ。町野が再び起用されるなら、ゴール前で待つ時間だけでなく、モーヤやウーゴ・ボリンとどう位置を替え、相手の守備者を動かすかを見たい。
その後ろで注目したいのが宇野禅斗。23日のクラブ公式の先発説明では、宇野とフロリアン・ノイハウスがダブルボランチを務め、橋岡大樹はフィリップ・ザンダー、ファビオ・キアロディアと守備列を組んだ。今回も同じ構成になるとは限らないが、宇野が攻撃のつなぎ役を担いながら、前へ出た味方の後ろをどこまで管理できるかは、KSCの反撃を抑えるうえで大切になる。
福田師王の古巣戦。KSCは攻撃の出口を失いたくない
KSCの公式紹介によると、福田はボルシアMGのセカンドチームで40試合、ブンデスリーガで11試合に出場した。その後、昨季の期限付き移籍を経て、2026年夏にKSCへ完全移籍している。古巣への帰還という話題に加え、今のKSCで攻撃を担う一人として、そのプレーにも注目が集まる。
18日のダルムシュタット戦では、バニツェクが収めたボールを福田が6分に決めて先制。続く13分のバニツェクの得点にも福田が関わった。4–0という結果に加え、前線の2人を経由して攻撃が成立した点は今回にもつながる材料だ。24日の大敗でも、福田は82分のデニズ・オフリの得点をアシストしている。
守備を立て直すために全員が下がり過ぎると、福田までボールが届かず、相手の攻撃を受け続ける形になりかねない。前線に預けた後、バニツェクや中盤の選手がどれだけ近くで支えられるか。KSCにとっては、守備の修正と攻撃の出口の確保を同時に進めたい試合になる。
KSCが修正を求められるセットプレーと守備の高さ
マクデブルク戦を受け、マックス・ゼンフト監督は、セットプレーの守り方、プレスをかける位置、ボールを保持する位置をチーム全体の課題に挙げた。攻撃の好機を生かす部分には個人の課題もあるとしている。単に気持ちを切り替えるという話ではなく、どこで相手に圧力をかけ、奪った後どこまで押し返すかが問われている。
ボルシアMGが両サイドを高く押し上げる展開になれば、KSCの外側の選手は対応を迫られる。中央の守備者が引き出されたとき、町野やモーヤへ渡るボールを防げるか。逆にKSCがその背後へ運べれば、橋岡ら守備列と宇野ら中盤の連係が試される。これは今回の対戦で想定する攻防であり、両監督が公表した作戦ではない。
直近の実先発と起用上の注意点
以下は最新のリーグ戦で実際に先発した11人。ポカールの確定先発や予想先発ではなく、選手名は公式表記を基本とした。
- ボルシアMG/10月23日:Nicolas、Hashioka、Sander、Chiarodia、Ullrich、Scally、Uno、Neuhaus、Mohya、Bolin、Machino。
- KSC/10月24日:Bernat、Kobald、Franke、Sandro、Jung、Väänänen、Bergh、Wiethaup、Eichinger、Wanitzek、Fukuda。
KSCは26日の発表で、モリッツ・ブロシンスキとエリトンの欠場継続を伝えた。GKベルナト、セバスティアン・ユング、ラファエル・ピント・ペドロザは出場が不確定であり、3人とも欠場と決まったわけではない。前戦の先発や交代要員を、そのまま今回の起用候補として確定させることはできない。
ボルシアMGについては、本稿で確認できた23日の欠場情報を今回の確定情報として扱っていない。板倉滉らの復帰可否も断定せず、正式なメンバー発表を待つ。日程はボルシアMGが中3日、KSCが中2日。日本人選手同士の対戦を期待しつつも、先発の継続を前提にし過ぎないでおきたい。
スコア予想|本命はボルシアMGの2–1
本稿の予想は90分でボルシアMGの2–1勝利。町野とモーヤを中心に前線の連係が得点へ結びついた直近の試合と、KSCが短い準備期間で守備を修正する難しさを評価した。ただし、ボルシアMGも直近3試合で6失点しており、無失点勝利を強く推す状況ではない。
KSCが前半を同点で終え、福田とバニツェクへボールを届ける回数を確保できれば、1–1のまま延長へ入る展開も考えられる。反対に、セットプレーなどで早い失点を許して前に出ざるを得なくなると、ボルシアMGが追加点を狙う余地が広がる。先制点と、その後の両チームの距離感に注目したい。
免責事項
本記事は、DFB、各リーグ、クラブの公式サイトで公開されている試合記録・発表を参考に、AIライティングツールを使用して作成しています。内容の正確性には配慮していますが、掲載情報の完全性・正確性・最新性を保証するものではありません。
起用の見通し、戦術分析、試合展開、スコア予想には本記事独自の考察が含まれ、各クラブや監督の公式見解を示すものではありません。予想は実際の結果を保証するものではありません。掲載内容は2026年10月27日午後2時23分(日本時間)までに確認できた情報に基づいています。正式なメンバーと最新情報は各公式発表をご確認ください。









