日本時間7月4日に行われているFIFAワールドカップ2026決勝トーナメント1回戦、アルゼンチン対カーボベルデは、90分を終えて1-1の同点。前回王者アルゼンチンがリオネル・メッシのゴールで先制したものの、初出場ながら快進撃を続けるカーボベルデが後半に追いつき、試合は延長戦へ突入しました。
試合経過
| 時間 | 内容 |
|---|---|
| 前半28分 | アルゼンチンが先制。リオネル・メッシがボックス内で巧みにコントロールし、左足でゴールを決める |
| 前半終了 | アルゼンチンが1-0でリード。カーボベルデも大崩れせず、守備を保ちながら反撃の機会をうかがう |
| 後半54分 | カーボベルデが決定機。デロイ・ドゥアルテのシュートをGKエミリアーノ・マルティネスがセーブ |
| 後半59分 | カーボベルデが同点。ライアン・メンデスの右サイドからの崩しを起点に、デロイ・ドゥアルテが角度のない位置から流し込む |
| 後半63分 | アルゼンチンがすぐに反撃。メッシが抜け出すが、GKヴォジーニャが好セーブ |
| 後半72分 | メッシが素早いFKでゴールを狙うも、ヴォジーニャが反応して阻止 |
| 後半終盤 | アルゼンチンが押し込み続けるが、カーボベルデが粘り強く守り切る |
| 90分終了 | 1-1のまま決着つかず、延長戦へ |
メッシ弾でアルゼンチンが先制
試合は序盤からアルゼンチンがボールを持つ時間を増やしましたが、カーボベルデも極端に引きこもるだけではなく、サイドを使いながら前に出る姿勢を見せました。それでも均衡を破ったのは、やはりメッシでした。前半28分、最終ライン背後へのボールに反応すると、見事なコントロールから左足でフィニッシュ。大舞台でまたしても違いを作り、アルゼンチンが1-0とリードしました。
このゴールでアルゼンチンは落ち着きを取り戻し、前半は無理にテンポを上げすぎず、試合をコントロールするような展開に持ち込みました。カーボベルデも守備の集中を切らさず、追加点を許さなかったことで、後半へ希望をつなぎました。
カーボベルデが後半に反撃
後半に入ると、カーボベルデが徐々に前へ出る場面を増やしました。54分には低いクロスのこぼれ球からデロイ・ドゥアルテがシュートを放ち、GKエミリアーノ・マルティネスを脅かします。そして59分、ついに試合を振り出しに戻しました。
右サイドからライアン・メンデスが仕掛け、中央に入れたパスをデロイ・ドゥアルテが受けると、角度のない位置からシュート。ボールはアルゼンチン守備陣の間を抜け、ゴールへ吸い込まれました。ワールドカップ初出場のカーボベルデが、前回王者アルゼンチンを相手に堂々と同点に追いつく大きな一撃となりました。
ヴォジーニャが再三の好セーブ
同点に追いつかれたアルゼンチンは、ここから一気に圧力を強めました。63分にはメッシが抜け出して決定機を迎えましたが、カーボベルデのGKヴォジーニャが素早く飛び出してセーブ。さらに72分には、メッシが相手の準備が整う前に素早くFKを狙いましたが、これもヴォジーニャが反応して防ぎました。
終盤はアルゼンチンがサイドから何度も攻撃を仕掛け、カーボベルデを押し込みました。アディショナルタイムにもFKやミドルシュートでゴールに迫りましたが、ヴォジーニャを中心とした守備陣が最後まで踏ん張りました。
カーボベルデの粘りが王者を苦しめる
カーボベルデは今大会がワールドカップ初出場ながら、グループステージでスペイン、ウルグアイ、サウジアラビアと引き分けて決勝トーナメントに進出しました。ここまで無敗で勝ち上がってきたチームらしく、この試合でも世界王者を相手に臆することなく戦っています。
特に後半は、ただ守るだけでなく、同点ゴールに至るまでの攻撃にも落ち着きがありました。人数をかけすぎずにチャンスを作り、守備では最後の局面で体を張る。小国の快進撃という言葉だけでは片づけられない、非常に組織されたチームであることを示しています。
延長戦の焦点
延長戦では、アルゼンチンがどれだけ早く勝ち越し点を奪えるかが最大の焦点になります。90分の終盤はアルゼンチンが押し込みましたが、暑さの中で試合が長引いたことで、メッシを含めた主力選手の消耗も見え始めています。一方のカーボベルデも守備の時間が長くなっており、体力的には厳しい状況です。
アルゼンチンは個の力で一気に試合を決められる選手をそろえていますが、カーボベルデとしてはこのままPK戦まで持ち込めば、GKヴォジーニャの存在がさらに大きくなります。試合前はアルゼンチン優位と見られていた一戦ですが、ここまでの流れを考えると、カーボベルデが歴史的番狂わせを起こしても不思議ではない展開になっています。
まとめ
アルゼンチン対カーボベルデは、メッシの先制ゴールでアルゼンチンがリードしたものの、後半にデロイ・ドゥアルテが同点弾を決め、1-1で延長戦へ突入しました。前回王者アルゼンチンが終盤に猛攻を仕掛けた一方で、カーボベルデはGKヴォジーニャの好守と守備陣の粘りで耐え抜いています。
勝者は次戦でエジプトと対戦します。アルゼンチンが王者の底力を見せるのか、それともカーボベルデがワールドカップ史に残る大番狂わせを起こすのか。延長戦、そして場合によってはPK戦まで、目が離せない展開です。







