【W杯2026】アジア勢苦戦…決勝トーナメント進出は日本・オーストラリアのみ 韓国・イランは3位敗退

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ワールドカップ2026のグループステージが終了し、アジア勢の明暗がはっきり分かれました。

今大会は48チーム制となり、アジアからは過去最多規模となる9チームが出場。しかし、決勝トーナメントに進んだのは日本代表オーストラリア代表の2チームのみでした。韓国代表とイラン代表はグループ3位に入りながら、3位通過枠に届かず敗退。それ以外のアジア勢は、いずれもグループ最下位で大会を終えています。アジア枠拡大により本大会出場国は増えましたが、グループステージの結果を見ると、世界との差を改めて突きつけられる大会となりました。

目次

アジア勢の最終結果一覧

※オーストラリアはAFC所属のため、この記事ではアジア勢として扱います。

チームグループ最終順位成績勝点結果
日本F2位1勝2分0敗5決勝T進出
オーストラリアD2位1勝1分1敗4決勝T進出
韓国A3位1勝0分2敗33位敗退
イランG3位0勝3分0敗33位敗退
カタールB4位0勝1分2敗1敗退
サウジアラビアH4位0勝2分1敗2敗退
イラクI4位0勝0分3敗0敗退
ヨルダンJ4位0勝0分3敗0敗退
ウズベキスタンK4位0勝0分3敗0敗退

日本はグループFを2位で突破し、オーストラリアはグループDを2位で突破。韓国はグループAで3位、イランはグループGで3位となりましたが、3位チーム比較で上位8チームに入れませんでした。カタール、サウジアラビア、イラク、ヨルダン、ウズベキスタンはそれぞれのグループで最下位に終わっています。

決勝トーナメントに進んだアジア勢

日本代表:無敗でグループFを2位通過

日本代表はグループFで、オランダ、スウェーデン、チュニジアと同組に入りました。初戦でオランダと2-2の引き分け、第2戦でチュニジアに4-0と快勝、最終戦ではスウェーデンと1-1で引き分け。最終成績は1勝2分0敗、勝ち点5となり、オランダに次ぐ2位で決勝トーナメント進出を決めました。

日本は3試合で7得点3失点。攻撃面ではアジア勢の中でも最もインパクトを残したチームと言えます。ラウンド32では、グループCを首位通過したブラジル代表と対戦します。

試合スコア
オランダ vs 日本2-2
チュニジア vs 日本0-4
日本 vs スウェーデン1-1

オーストラリア代表:勝ち点4で2位通過

オーストラリア代表はグループDで、アメリカ、パラグアイ、トルコと同組でした。初戦でトルコに2-0で勝利し、第2戦ではアメリカに0-2で敗戦。最終戦ではパラグアイと0-0で引き分け、1勝1分1敗、勝ち点4で2位通過を決めました。

派手な成績ではありませんが、初戦の勝利と最終戦の粘りが大きく、アジア勢で日本に続く決勝トーナメント進出となりました。ラウンド32では、グループGを2位で突破したエジプト代表と対戦します。

試合スコア
オーストラリア vs トルコ2-0
アメリカ vs オーストラリア2-0
パラグアイ vs オーストラリア0-0

韓国・イランは3位ながら敗退

韓国代表:初戦勝利から連敗、3位通過ならず

韓国代表はグループAで、メキシコ、南アフリカ、チェコと同組でした。初戦でチェコに2-1と勝利し、好スタートを切ったものの、第2戦でメキシコに0-1、最終戦で南アフリカに0-1と連敗。最終的に1勝0分2敗、勝ち点3、得失点差-1で3位となりました。

2026年大会は各組3位のうち成績上位8チームがラウンド32へ進む形式ですが、韓国はその比較で上位8チームに入れず敗退。2大会連続の決勝トーナメント進出はなりませんでした。

試合スコア
韓国 vs チェコ2-1
メキシコ vs 韓国1-0
南アフリカ vs 韓国1-0

イラン代表:無敗でも届かず

イラン代表はグループGで、ベルギー、エジプト、ニュージーランドと同組でした。初戦でニュージーランドと2-2、第2戦でベルギーと0-0、最終戦でエジプトと1-1。0勝3分0敗、勝ち点3と無敗でグループステージを終えました。

しかし、勝ち点3では3位通過枠に届きませんでした。最終的にセネガルが勝ち点3ながら得失点差で通過し、イランはわずかに及ばず敗退。無敗で大会を去る、非常に悔しい結果となりました。

試合スコア
イラン vs ニュージーランド2-2
ベルギー vs イラン0-0
エジプト vs イラン1-1

最下位に沈んだアジア勢

決勝トーナメント進出を逃したアジア勢の中でも、カタール、サウジアラビア、イラク、ヨルダン、ウズベキスタンはすべてグループ最下位でした。特にイラク、ヨルダン、ウズベキスタンは勝ち点0に終わり、世界大会の厳しさを痛感する結果となっています。

チームグループ最終順位勝点主なポイント
カタールB4位1スイス戦で勝ち点1も、その後連敗
サウジアラビアH4位22分1敗。勝利なしで敗退
イラクI4位03連敗、失点がかさむ
ヨルダンJ4位0初出場も勝ち点を得られず
ウズベキスタンK4位0初出場、3連敗で大会終了

カタール:アジア王者も世界では苦戦

カタールはグループBでスイス、カナダ、ボスニア・ヘルツェゴビナと対戦。初戦でスイスと引き分けたものの、その後はカナダ、ボスニア・ヘルツェゴビナに敗れ、未勝利で敗退しました。アジアカップ王者として臨んだ大会でしたが、ワールドカップでは結果を残せませんでした。

サウジアラビア:3試合で1得点、攻撃力不足が響く

サウジアラビアはグループHで、スペイン、カーボベルデ、ウルグアイと同組。2分1敗で勝ち点2を得ましたが、得点は3試合で1点のみ。スペイン戦では0-4で敗れ、攻撃面でも守備面でも苦しい大会になりました。

イラク:3連敗、セネガル戦の大敗が痛手

イラクはグループIでフランス、ノルウェー、セネガルと同組。初戦でノルウェーに1-4、第2戦でフランスに0-3、最終戦でセネガルに0-5と3連敗。グループIの中でも最も厳しい結果となりました。

ヨルダン:初出場で世界の壁に直面

ヨルダンはアルゼンチン、オーストリア、アルジェリアと同じグループJに入りました。初出場で難しい組に入ったこともあり、勝ち点を得られず最下位。経験値という意味では大きな大会になりましたが、結果としては厳しいものとなりました。

ウズベキスタン:DRコンゴ戦で先制も逆転負け

ウズベキスタンはグループKでポルトガル、コロンビア、DRコンゴと対戦。最終戦のDRコンゴ戦では先制しましたが、後半に逆転を許して1-3で敗戦。初出場で勝ち点を得ることはできませんでした。

アジア勢が苦戦した理由

1. 出場国増でも「突破できる層」はまだ厚くない

2026年大会ではアジア勢が9チーム出場しました。出場枠拡大によって本大会の舞台に立つ国は増えましたが、グループステージを突破できたのは日本とオーストラリアのみです。出場国の幅は広がった一方で、決勝トーナメントに進めるだけの総合力を持つチームはまだ限られている印象です。

2. 勝ち切る力の差

韓国は初戦に勝ちながら、その後2試合連続で0-1の敗戦。イランは3試合無敗ながら、すべて引き分けで勝ち点3にとどまりました。ワールドカップでは「負けない」だけでなく、「勝ち切る」ことが必要です。特に48チーム制では3位通過の可能性があるとはいえ、勝ち点4に届くかどうかが大きな分かれ目になりました。

3. 得点力不足

アジア勢の多くは、得点面で苦しみました。サウジアラビアは3試合で1得点、イラクも3試合で1得点。韓国は初戦で2点を取ったものの、その後の2試合は無得点でした。日本の7得点が目立つ一方で、他のアジア勢は相手を押し切るだけの攻撃力を示しきれませんでした。

4. 初出場国には厳しい組み合わせ

ヨルダンとウズベキスタンは、いずれも初出場でワールドカップ本大会に臨みました。ヨルダンはアルゼンチンやオーストリア、アルジェリアと同組。ウズベキスタンはポルトガル、コロンビア、DRコンゴと同組で、初めての大舞台としてはかなり厳しいグループでした。

アジア勢の決勝トーナメント初戦

チームラウンド32の相手試合の見どころ
日本ブラジル世界王国相手に、無敗突破の勢いを出せるか
オーストラリアエジプト守備の粘りとセットプレーで勝機を探る一戦

日本はブラジル、オーストラリアはエジプトと対戦します。アジア勢の希望を背負う2チームが、決勝トーナメントでどこまで勝ち上がれるか注目です。

まとめ

ワールドカップ2026のアジア勢は、全体として苦しい結果になりました。

決勝トーナメント進出は日本とオーストラリアのみ。
韓国とイランはグループ3位ながら敗退。
カタール、サウジアラビア、イラク、ヨルダン、ウズベキスタンはすべてグループ最下位。

出場枠拡大によってアジアから9チームが本大会に出場しましたが、ラウンド32に進めたのは2チームだけでした。日本は無敗で2位通過し、オーストラリアも勝ち点4で突破。一方で、韓国、イランの敗退、そして中東・中央アジア勢の苦戦は、アジア全体にとって大きな課題を残す結果となりました。

それでも、日本とオーストラリアにはまだ大会が残っています。アジア勢の評価を少しでも上げるためにも、決勝トーナメント初戦での戦いぶりが重要になります。

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