2026年8月29日に行われた明治安田J1リーグ第4節、川崎フロンターレ対ジェフユナイテッド千葉。
雨上がりのUvanceとどろきスタジアム by Fujitsuで行われた一戦は、前半だけでなんと6ゴールが飛び交う壮絶な打ち合いとなり、
川崎フロンターレ 4-2 ジェフユナイテッド千葉
で決着しました。
しかも驚くべきことに、6得点すべてが前半。
10分に途中出場のデリキ・ラセルダが川崎加入後初出場でいきなり先制すると、26分に千葉の田中和樹が同点。37分に伊藤達哉が川崎を再び前に出しますが、そのわずか1分後に田中がこの日2点目を決めて2-2。
普通ならここで一度落ち着きそうなものですが、この日の前半は終わりません。
42分にマルシーニョ。
そして前半アディショナルタイム3分には脇坂泰斗。
川崎がわずか7分ほどで2点を追加し、4-2でハーフタイムを迎えました。
そして後半は、まさかの0-0。
前半の“殴り合い”とはまったく違う45分になりました。
数字を見るとさらに興味深いです。
千葉はボール保持率58.1%、パス580本、シュート17本、PA進入13回。川崎は保持率41.9%、パス440本、シュート15本、PA進入10回でした。
つまり、
「ボールを持ったのは千葉、ゴールを奪ったのは川崎」
という試合だったのです。
ではなぜ、千葉は17本もシュートを放ちながら2得点に終わり、川崎は少ない保持時間から4ゴールを奪えたのでしょうか。
本記事では、試合の流れ、両チームのスタメンと全選手採点、勝敗を分けた3つのポイント、そして次節へ向けた改善点まで詳しく振り返ります。
1. 川崎フロンターレvsジェフユナイテッド千葉の試合結果・基本データ
2026年8月29日(土)19:03キックオフ
明治安田J1リーグ 第4節
Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu
入場者数:22,919人
最終結果は川崎4-2千葉。
得点者は以下の通りです。
| 時間 | チーム | 得点者 |
|---|---|---|
| 10分 | 川崎F | デリキ・ラセルダ |
| 26分 | 千葉 | 田中和樹 |
| 37分 | 川崎F | 伊藤達哉 |
| 38分 | 千葉 | 田中和樹 |
| 42分 | 川崎F | マルシーニョ |
| 45+3分 | 川崎F | 脇坂泰斗 |
詳細スタッツを見ると、単純に川崎が圧倒した試合ではなかったことが分かります。
| 項目 | 川崎フロンターレ | ジェフ千葉 |
|---|---|---|
| スコア | 4 | 2 |
| ゴール期待値(xG) | 1.681 | 1.523 |
| シュート | 15 | 17 |
| 枠内シュート | 6 | 8 |
| ボール保持率 | 41.9% | 58.1% |
| パス | 440 | 580 |
| パス成功率 | 79.3% | 83.1% |
| クロス | 7 | 18 |
| CK | 5 | 4 |
| 30mライン進入 | 36 | 47 |
| PA進入 | 10 | 13 |
| クリア | 24 | 13 |
| 総走行距離 | 116.9km | 116.7km |
| スプリント | 110 | 123 |
千葉のほうが、
保持率。
パス数。
シュート数。
PA進入。
クロス数。
すべて上です。
それでもスコアは4-2。
ここに、この試合を分析する面白さがあります。
2. 川崎フロンターレのスタメン&選手採点
川崎は4バックに山本悠樹、橘田健人を中盤へ置き、脇坂泰斗、伊藤達哉、マルシーニョらが前線をサポート。
1トップにはラザル・ロマニッチが入りましたが、開始6分でアクシデント。新加入のデリキ・ラセルダが急きょ投入されました。
※採点は10点満点の当サイト独自評価です。
| Pos | 選手 | 採点 | 評価 |
|---|---|---|---|
| GK | スベンド・ブローダーセン | 6.5 | 2失点も千葉の枠内8本に対応。後半無失点で試合を締めた |
| DF | 谷口栄斗 | 6.5 | Football LABで守備ポイント両軍トップ。後半のクロス対応も安定 |
| DF | ペドロ・ホマーノ | 6.0 | 前半は千葉の攻撃に苦しんだが、後半は中央を締めた |
| DF | 佐々木旭 | 5.5 | 1失点目につながる判断ミスを本人も反省。それでも後半は立て直した |
| DF | 山原怜音 | 6.5 | サイドで攻守に奔走。後半の守備ブロックでも集中を切らさなかった |
| MF | 山本悠樹 | 7.0 | パスポイントで川崎トップ。奪った直後の縦への判断が秀逸 |
| MF | 橘田健人 | 6.5 | 中盤でボール奪取を繰り返し、カウンターの土台を作った |
| MF | 脇坂泰斗 | 7.5 | デリキの先制点を演出し、自ら4点目。攻撃を司った |
| MF | 伊藤達哉 | 8.0 | 1得点、シュート5本。スピードを生かして千葉の背後を何度も攻略 |
| MF | マルシーニョ | 8.0 | 1得点に加え伊藤のゴールも演出。千葉の前がかりな守備を破壊 |
| FW | ラザル・ロマニッチ | 採点なし | 開始6分で負傷交代。プレー時間が短いため評価対象外 |
川崎では、伊藤達哉、マルシーニョ、脇坂泰斗の2列目が非常に効果的でした。
Football LABでも伊藤は攻撃ポイント2.11、シュートポイント3.75。脇坂はシュートポイント3.92を記録。
千葉が前へ圧力を掛けるほど、その背後に生まれるスペースを3人が逃しませんでした。
川崎フロンターレ途中出場選手の採点
| 選手 | 採点 | 評価 |
|---|---|---|
| デリキ・ラセルダ | 8.0 | 6分投入から4分後にデビュー弾。さらに攻撃の起点にもなった |
| 本間凜 | 6.0 | 57分から前線へ。守備のスイッチ役として走った |
| 三浦颯太 | 6.5 | 後半から守備強度を高め、リードを守る役割を遂行 |
| 河原創 | 6.0 | 83分投入。終盤の中盤を落ち着かせた |
| 丸山祐市 | 6.0 | 終盤の守備固め。クロス攻勢を跳ね返した |
中でもデリキのインパクトは絶大です。
ロマニッチの負傷でほぼウォーミングアップなしのまま投入されながら、10分にはマルシーニョ、脇坂とつないだ攻撃から左足でゴール。
本人も試合後、「ほぼアップなしだった」と振り返りながら、Jリーグデビュー戦でゴールを決めた喜びを語っています。
急きょ出場した外国籍FWが4分で結果を出す。
川崎にとって、これ以上ないスタートでした。
3. ジェフユナイテッド千葉のスタメン&選手採点
千葉はエリソンと石川大地の2トップ。
中盤には田中和樹、田口泰士、津久井匠海、マテウス・インディオらを並べました。
| Pos | 選手 | 採点 | 評価 |
|---|---|---|---|
| GK | ホセ・スアレス | 5.0 | 6本の枠内シュートから4失点。守備陣との連係も苦しい展開 |
| DF | 飯田貴敬 | 5.0 | 川崎の左サイドのスピードに苦戦。背後を使われた |
| DF | ダニエル・ホール | 5.0 | 前線との距離が広がった場面で守備対応が難しくなった |
| DF | 河野貴志 | 5.5 | パスでの貢献は大きかったが、4失点では高評価は難しい |
| MF | 日高大 | 5.5 | 攻撃参加でクロスを供給した一方、背後の管理には課題 |
| MF | 田口泰士 | 6.0 | 中盤でゲームを作り、千葉の58.1%保持を支えた |
| MF | 田中和樹 | 8.0 | 千葉のMOM。J1今季初得点から一気に2ゴール |
| MF | 津久井匠海 | 6.5 | シュート3本。攻撃ポイントでも存在感を発揮 |
| MF | マテウス・インディオ | 6.0 | ボール運びとパスで攻撃を支えたが、守備切り替えで後手 |
| FW | 石川大地 | 7.0 | 攻撃ポイント両軍トップ。田中の2点目にも関与 |
| FW | エリソン | 7.0 | 1点目につながる強烈なシュート。前線の基準点として機能 |
千葉で文句なしに評価したいのは田中和樹です。
26分。
エリソンの左足シュートをブローダーセンが弾いたところへ素早く反応し、右足で押し込んで1-1。
さらに38分。
エリソンのボール奪取を起点に石川大地が前進すると、その背後から走り込んだ田中が右足で仕留めました。
千葉が今季リーグ戦で奪った最初のゴールを含む2得点。
敗戦の中でも大きな収穫でしょう。
ジェフユナイテッド千葉途中出場選手の採点
| 選手 | 採点 | 評価 |
|---|---|---|
| 椿直起 | 6.0 | 63分から入りサイドに変化を加えた |
| 喜田陽 | 6.0 | 中盤で運動量を追加。ただし試合を動かすには至らず |
| 杉山直宏 | 6.0 | シュート2本。追撃へ積極的な姿勢を見せた |
| レオナルド・ホシャ | 6.0 | 79分から前線に入り2本のシュート |
| 石尾陸登 | 5.5 | 終盤の守備安定を求められたがスコアは動かせず |
4. 前半:開始6分のアクシデントからデリキが即ゴール
6分、ロマニッチが負傷交代
試合開始直後、川崎にアクシデントが発生します。
先発1トップのラザル・ロマニッチがプレー続行できず、わずか6分で交代。
投入されたのは新加入のデリキ・ラセルダでした。
普通ならチームにとって大きな誤算です。
しかし、この日は違いました。
10分、デリキが投入4分でデビューゴール
中央でマルシーニョがボールを奪い、脇坂へ。
脇坂からデリキへパスが入り、最後は左足。
川崎1-0千葉。
デリキはJリーグ初出場から、わずか数分で初ゴール。
スタジアムの空気を一気に変えました。
ただし、ここから千葉も反撃します。
5. 田中和樹が2度追いつくも川崎が7分間で2発
26分、田中和樹が千葉の今季初ゴール
左サイドから日高が中央へ。
エリソンが左足を振り抜きます。
GKブローダーセンが一度はセーブ。
しかし、こぼれ球へ田中和樹。
右足で押し込み、
1-1。
開幕から無得点だった千葉に、ようやく今季リーグ戦初ゴールが生まれました。
37分、川崎が伊藤達哉のスピードで再びリード
川崎は千葉が前へ人数を掛けることを逆手に取ります。
橘田から左のマルシーニョ。
そして中央へ走り込んだ伊藤達哉。
伊藤はスピードを落とさず右足を振り抜き、
2-1。
本人も試合後、かなり低い位置からスプリントを始め、ゴール前まで走り切ったことを振り返っています。
38分、千葉がわずか1分で再び同点
しかし、その1分後。
今度は千葉です。
エリソンが中央でボールを奪うと、石川が前へ運ぶ。
その先に田中和樹。
右足で冷静に決め、
2-2。
前半38分。
すでに4ゴールです。
この時点では完全な殴り合いでした。
ただし、ここから川崎が一段ギアを上げます。
42分、マルシーニョが個の力で3点目
右サイドでペドロ・ホマーノがボールを奪い、デリキへ。
そこからマルシーニョ。
ドリブルでPAへ進入すると、右足でフィニッシュ。
3-2。
千葉が同点に追いついてから、わずか4分。
また川崎です。
45+3分、脇坂が4点目
前半終了直前。
伊藤が前へ運び、デリキへ。
デリキが中央の脇坂へ落とします。
最後は脇坂がPA手前から右足でゴール左下へ。
4-2。
千葉からすると最も避けたかった時間帯の失点でした。
2-2だった38分から前半終了までの約10分。
この時間に2失点。
結果的には、ここで勝負が決まりました。
6. 後半:前半とは一転、川崎がリードを管理
前半6ゴール。
「後半は一体どうなるんだ?」
と誰もが思ったはずです。
しかし後半は一転して、
0-0。
川崎の長谷部茂利監督も試合後、前半の45分と比べ「後半は渋い試合になった」と振り返っています。
川崎は57分、マルシーニョとデリキを下げ、三浦颯太と本間凜を投入。
攻撃一辺倒ではなく、2点差を守る方向へゲームを動かしました。
一方の千葉は後半にも8本のシュート。
杉山、ホシャら攻撃的な選手も投入します。
それでもゴールは生まれませんでした。
川崎側では山本悠樹が試合後、
「後半は少し受けすぎた」
と課題を認めています。
それでもセンターバックを中心にクロス対応を徹底し、前半に2失点した守備陣が後半は無失点。
攻撃で勝負を決め、守備で試合を閉じる。
完全ではありませんが、川崎にとっては意味のある45分でした。
7. 試合結果を左右した3つのポイント
ポイント1:千葉の前がかりな姿勢を川崎がカウンターで利用した
この試合最大のポイントです。
千葉は保持率58.1%。
30mライン進入47回。
PA進入13回。
積極的に前へ出ました。
その姿勢自体は悪くありません。
問題は、ボールを失った瞬間の後方スペースです。
山本も試合後、千葉は守備でも攻撃でも前がかりだったため、奪った瞬間に前を選択すればカウンターを作れたと説明しています。
マルシーニョ。
伊藤達哉。
脇坂。
デリキ。
スペースを与えると怖い選手ばかりです。
千葉が攻めれば攻めるほど、川崎の長所も引き出してしまいました。
ポイント2:同点直後の守備が千葉の最大の弱点になった
千葉は2度追いつきました。
26分に1-1。
38分に2-2。
これは素晴らしい。
特に開幕から得点が生まれていなかった状況を考えれば、大きな前進です。
しかし、
同点にした後が悪かった。
2-2にした38分から4分後、マルシーニョに失点。
さらに前半終了直前にも脇坂。
追いついて勢いが生まれた瞬間に守備の集中を欠き、自ら流れを手放してしまいました。
ポイント3:川崎の「シュートをゴールへ変える力」
xGを見ると、
川崎1.681。
千葉1.523。
大差ではありません。
シュート数なら千葉が17対15で上。
枠内シュートも千葉8本、川崎6本です。
それでも得点は、
川崎4。
千葉2。
サッカーの残酷なところです。
チャンスを作った数だけなら千葉も負けていません。
しかし川崎は、
デリキ。
伊藤。
マルシーニョ。
脇坂。
4人がそれぞれチャンスをゴールへ変えた。
このフィニッシュ精度が勝敗を決めました。
8. なぜ川崎4-2千葉という結果になったのか?
この試合を一言でまとめるなら、
「千葉が試合を動かし、川崎がスペースを仕留めた試合」
です。
千葉は何もできなかったわけではありません。
むしろ数字上は積極的です。
保持率58.1%。
17シュート。
PA進入13回。
攻撃ポイントも17.36で、川崎の12.76を上回っています。
それでも4失点。
原因は、
攻守のバランス。
前へ出る。
ボールを失う。
川崎が前へ。
千葉DFが広いスペースを守る。
この形を何度も作られました。
逆に川崎は、これまでの試合と比べても前進する回数を増やし、特に前線のスピードと個人能力を生かしました。
長谷部監督も、守備面では「軽い、イージーな失点」によってゲームを難しくしていると課題を挙げながら、攻撃面については積み上げてきたものが出たと評価しています。
つまり川崎も完璧ではありません。
しかし、
守備のミスを攻撃力で上回った。
それが4-2という結果です。
9. 川崎フロンターレの次節への改善点
今季リーグ戦初勝利。
4得点。
ポジティブな材料は多いです。
ただし、改善点もかなりはっきりしています。
改善点1:得点直後・試合が切れた直後の集中力
谷口栄斗が試合後に挙げたのが、
「試合が切れたあとの時間帯」
です。
実際、37分に2-1とした直後、38分に失点。
これは避けたい。
得点した瞬間は味方の気持ちが少し緩み、相手は逆にギアを上げます。
優勝争いをするのであれば、この1~2分をより丁寧に戦う必要があります。
改善点2:後半にボールを握る時間を増やす
川崎は4-2でリードして後半へ。
そこから一度も得点できませんでした。
守り切ったことは評価できます。
ただ、山本も話しているように、やや受けすぎました。
2点差があるなら、
無理にカウンターへ出ない。
一度GKへ戻す。
中盤でつなぐ。
千葉を走らせる。
そうすることで相手の反撃回数そのものを減らせます。
改善点3:2失点を「4点取ったからOK」で終わらせない
佐々木旭も、
「4-0で勝てたゲームだった」
と厳しく振り返っています。
川崎が本当に上位へ行くのであれば、毎試合4得点は必要ありません。
2-0。
1-0。
こうした勝ち方ができる守備が必要です。
川崎の次節は9月2日、アウェーでFC町田ゼルビア戦。
町田の強力な前線を相手に、守備面の修正が早速試されます。
10. ジェフユナイテッド千葉の次節への改善点
千葉はこれで開幕4連敗。
ただし今回、ようやく攻撃面では光が見えました。
だからこそ「全部ダメだった」で終わらせる必要はありません。
改善点1:攻める人数と後ろに残す人数の整理
一番大きいのはここです。
前へ出る姿勢は失ってはいけません。
しかし全員が同時に前へ出れば、失った瞬間にDFが広大なスペースを守ることになります。
特にマルシーニョや伊藤達哉のような高速アタッカー相手では致命傷です。
「ここは5人で攻める」
「ここは後ろに3~4人残す」
というリスク管理を整理したいところです。
改善点2:得点後の5分を最優先で守る
田中和樹の2得点は大きな収穫。
ただ、その2点を勝点につなげられませんでした。
特に2-2とした38分から前半終了まで。
ここを2-2で終えられていれば、後半の試合はまったく違ったはずです。
得点したら、
まず5分。
無理をしない。
セーフティーにプレーする。
守備陣形を戻す。
単純ですが、連敗中だからこそ重要になります。
改善点3:「17本のシュート」を結果につなげる
シュート17本。
枠内8本。
xG1.523。
数字を見る限り、2得点は不自然ではありません。
一方で、相手GKを本当に破るシュートをもっと増やしたい。
田中だけに依存せず、
エリソン。
石川。
津久井。
途中から出てくるホシャや杉山。
前線全体で得点を分担できれば、攻撃の怖さはかなり変わります。
千葉の次節は9月2日、ホームのフクダ電子アリーナでファジアーノ岡山戦です。
開幕4連敗。
次こそ、まず欲しいのは勝点です。
11. まとめ:川崎の「決定力」と千葉の「リスク管理」が明暗を分けた
最終結果は、
川崎フロンターレ 4-2 ジェフユナイテッド千葉。
10分、デリキ・ラセルダ。
26分、田中和樹。
37分、伊藤達哉。
38分、田中和樹。
42分、マルシーニョ。
45+3分、脇坂泰斗。
前半だけで6ゴール。
かなり派手な試合でした。
ただし内容を細かく見れば、
「川崎が一方的に圧倒した4-2」ではありません。
千葉は58.1%ボールを保持。
シュート17本。
PA進入13回。
川崎より多く攻撃しています。
それでも負けた。
理由は、
前がかりになった背後を川崎に使われたこと。
同点にした直後に守備が緩んだこと。
そして川崎の決定力が高かったこと。
この3つです。
一方の川崎も、
4点取った。
デリキがデビュー戦で決めた。
伊藤、マルシーニョ、脇坂も得点。
今季リーグ初勝利。
攻撃面では非常に大きな手応えです。
ただ2失点。
長谷部監督や選手たち自身も、この部分については厳しく振り返っています。
だからこそ、
川崎にとっては、
「攻撃力を取り戻した試合」。
千葉にとっては、
「攻撃に光が見えた一方、J1で勝つための守備バランスを突き付けられた試合」。
そう表現するのが一番しっくりきます。
4-2という数字以上に、両チームが次に修正すべきものがはっきり見えたJ1第4節でした。
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