「我空がベルギーへ行ったと思ったら、もう次の補強の名前が出てきた――。」
2026年9月3日、ガンバ大阪はMF名和田我空がベルギー1部シャルルロワSCへ期限付き移籍することを正式発表しました。
ガンバサポーターとしては、ようやくトップチームで存在感を増してきた20歳の才能をもっとパナスタで見たかったところ。しかし、そのニュースとほぼ同時に飛び込んできたのが、ジュビロ磐田MF**角昂志郎(すみ・こうしろう)**の獲得報道です。
スポーツ報知系の報道では、ガンバが名和田の抜けた前線を補うため、角の獲得に動き、移籍が決定的な状況と伝えられています。2025年のJ2では34試合4得点を記録した24歳で、トップ下から両サイドまでこなせる攻撃的MFです。
ただし重要なのは、本稿執筆時点ではガンバ大阪から角加入の公式発表は出ていないこと。9月3日のガンバ公式発表は名和田のシャルルロワ移籍までであり、角はジュビロの2026/27シーズン登録選手にも名前が残っています。したがって現段階では「加入決定」ではなく、あくまで獲得決定的との報道段階として見る必要があります。
それでも、この補強はかなり面白い。
なぜガンバが角なのか。
名和田の代役になれるのか。
そして、9月から始まるACLエリートでも戦える選手なのか。
ガンバサポーター目線でじっくり考えてみます。
1. ガンバ大阪がジュビロ磐田MF角昂志郎を獲得か
名和田我空の海外移籍直後に浮上した「後釜候補」
名和田は9月3日、シャルルロワへの期限付き移籍が正式決定しました。
本人は「ガンバに残る選択肢も考えた」としながらも、ワールドカップ出場という目標を実現するため、20歳で海外挑戦を決断しています。
そして同日、ガンバが角昂志郎の獲得に動いていることが報じられました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 選手名 | 角 昂志郎 |
| 読み | すみ こうしろう |
| 生年月日 | 2002年8月13日 |
| 年齢 | 24歳 |
| 出身 | 東京都 |
| 身長/体重 | 166cm/66kg |
| ポジション | MF |
| 利き足 | 右 |
| 現所属 | ジュビロ磐田 |
| 主なポジション | トップ下、右WG、左WGなど |
| 2025年J2 | 34試合4得点 |
| 2026/27年J2 | 2試合出場(9月1日更新時点) |
角は2025年が事実上のプロ1年目ながら、いきなりJ2で34試合に出場。翌2026年には川島永嗣とともにジュビロのキャプテンにも任命されています。若手ながら「戦力」だけではなく、チームを背負う存在として評価されてきた選手です。
2. 角昂志郎とはどんな選手?これまでの経歴
FC東京アカデミーから筑波大学、そしてジュビロへ
角は横河武蔵野FCの育成組織からFC東京U-18へ進み、その後は筑波大学へ進学。
大学では背番号10を背負いました。
ジュビロが加入内定を発表した際には、角の特徴を「ドリブル、トラップ、パスといった基本技術が高く、パサーとしてもレシーバーとしても優秀」と評価。強いプレッシャーを受ける中でも時間を作れる能力が紹介されていました。
筑波大学在学中には2023年杭州アジア大会の日本代表にも選ばれ、日本の銀メダル獲得を経験しています。
2024年には特別指定選手としてジュビロに加わり、2025年から正式加入。
プロ1年目はJ2で34試合4得点。3月30日のジェフ千葉戦では開始6分にJリーグ初ゴールを記録しています。
そして2026年にはキャプテンへ。
さらにJリーグオールスターDAZNカップでもファン投票によって選出されています。
こうして振り返ると、「J2で少し活躍した若手をガンバが狙っている」というだけの話ではありません。
年代別代表。
筑波大10番。
プロ1年目から34試合。
そして24歳でキャプテン。
思っている以上に面白いキャリアを歩んでいます。
3. 角昂志郎のプレースタイル|ガンバにハマりそうな理由
最大の武器はキレのあるドリブルと「ボールを受ける技術」
角自身が大学時代からアピールしてきた武器は、キレのあるドリブルです。
ただし、いわゆる縦へ突っ走るだけのウインガーではありません。
角の面白さは、
ボールを受ける。相手を引きつける。そこからパスでもドリブルでも次の局面を作れる。
という部分にあります。
2025年のデータでもドリブルだけでなく、パスレシーブやシュートに関する攻撃指標で存在感を残しました。
本人もジュビロ加入前に「2列目ならどこでもできる」と話しており、大学では右サイドハーフや2トップの一角、世代別代表では右サイドバックまで経験しています。
実はトップ下がかなり面白い
個人的にガンバで一番見てみたいのがトップ下の角です。
角自身もジュビロ時代、トップ下について「ボールを受けてから何かを作る選手」と表現し、ボールへ絡む回数の多いポジションに手応えを示していました。
右ウイングへ流れたり、サイドバックを高い位置へ押し出したりと、固定された場所でプレーするより、周囲とポジションを入れ替えながらボールへ触るタイプです。
ガンバの4-2-3-1を考えれば、
右ウイング。
左ウイング。
トップ下。
必要ならインサイド寄り。
複数の使い方ができます。
単純に「名和田の場所へ角を入れる」というだけではなく、攻撃陣全体の組み合わせを増やせる補強になりそうです。
4. なぜガンバ大阪は角昂志郎を必要としているのか
理由①名和田我空が抜けた
これは分かりやすいところです。
名和田は百年構想リーグで10試合2得点、ACL2では5試合3得点を記録しており、2026年に入ってトップチームで存在感を急速に高めていました。
その選手がシーズン途中に海外へ移籍します。
当然、2列目の枚数は減ります。
理由②ウェルトンと奥抜侃志も負傷
そして、こちらの事情もかなり大きいでしょう。
ガンバは8月、奥抜侃志について左足種子骨障害、ウェルトンについて左膝軟骨損傷と発表しています。
ただでさえ両サイドのアタッカーが万全ではない。
そこから名和田まで抜けた。
だからこそ、左右どちらでもプレーでき、トップ下にも入れる角は非常に合理的です。
理由③ACLエリートを含む過密日程
ガンバは江原FCとのプレリミナリーを突破し、2026/27シーズンのACLエリート・リーグステージへ進出。
9月15日のコンアン・ハノイ戦からアジアでの戦いが本格的に始まります。
J1。
ACLE。
天皇杯。
これだけの大会を並行して戦うなら、「ベスト11が強い」だけでは足りません。
途中から流れを変えられる選手を何人持っているか。
そこまで考えると角獲得の意味はさらに大きくなります。
5. 角昂志郎はACLエリートでも通用するのか?
結論:十分面白い。
ここは少し冷静に見たいところです。
角には間違いなく技術があります。
相手を背負って受ける。
狭い場所で前を向く。
ドリブルで一枚はがす。
ラストパスを出す。
こうした能力は、守備強度の高いアジアのクラブを相手にしても武器になります。
また、杭州アジア大会で国際試合を経験している点もプラスです。
一方で、トップレベルでの経験量はまだ多くありません。
2025年はJ2が主戦場で、2026/27シーズンも9月1日時点でリーグ出場は2試合。J1やACLエリート級の強度を継続して経験してきた選手ではありません。
さらに166cmというサイズを考えても、韓国や豪州勢との激しいデュエルでは工夫が必要でしょう。
したがって最初から、
「角がACLエリートで無双する」
と期待するのではなく、
後半30分から相手の足が止まったところで投入するゲームチェンジャー
あるいは、
ホームでボールを握れる試合の先発
というところから入るのが現実的だと思います。
そこで結果を残せれば、序列を一気に上げられるはずです。
6. 実は昨年、角はガンバとすでに対戦している
ルヴァンカップでガンバを苦しめた一人
ガンバサポーターなら覚えている人もいるかもしれません。
2025年5月21日のルヴァンカップで、ジュビロはガンバを延長戦の末に2-1で撃破しています。
この試合で角は右シャドーとしてプレー。
サイドへ流れてビルドアップの出口になりながら、ジュビロの攻撃を動かしていました。
去年は青黒の敵としてパナスタで戦った選手。
その選手が、今度は青黒を着るかもしれない。
こういう巡り合わせもサッカーの面白さです。
7. 角以外にも補強は必要?ガンバの「手薄なポジション」を考察
角が加入すれば2列目の問題はかなり軽減されます。
ただ、ACLEまで考えると個人的にはもう一つ、最終ラインの厚みが気になります。
半田陸は4月に左膝前十字靱帯と外側半月板の損傷が発表され、三浦弦太も右膝軟骨損傷で離脱。現在の登録メンバーには中谷進之介、福岡将太、岸本武流、池谷銀姿郎、佐々木翔悟らがいますが、J1とACLEを連戦することを考えると、右SBとCBを補える選手がもう一人いても不思議ではありません。
※以下は獲得報道ではなく、現在の市場状況やポジションを踏まえた当サイト独自の候補です。
| 手薄な位置 | 候補 | 現実味 | 理由 |
|---|---|---|---|
| 右SB | 松田陸 | △ | ガンバ在籍経験があり、右SBを本職とする27歳。現在の東京Vで出場機会が限られており、即戦力+環境適応の速さを期待できる |
| CB/右SB | 今井智基 | △ | 無所属。CBと右SBを経験し、豪州でのプレー経験も豊富。即戦力の緊急補強向き |
| CB | 佐古真礼 | △ | 東京V所属。193cmの左利きCB。23歳で高さという現在のガンバにない特徴を追加できる |
8. ガンバサポ目線|角昂志郎には「名和田の代役」以上になってほしい
今回の角獲得報道を見て最初に思ったのは、
かなりガンバっぽい選手を連れてきたな。
ということでした。
小柄。
技術がある。
ボールを受けたがる。
ドリブルもできる。
中央にも入れる。
そして何より、「何か起こしてくれそう」な空気があります。
もちろん名和田我空がいなくなる寂しさは消えません。
20歳の才能がパナスタで本格的に爆発するところを、もう少し見たかった。
でも名和田は自分の夢を追ってベルギーへ行った。
ならばガンバも止まってはいられません。
その空いた場所へやって来るかもしれないのが、24歳の角昂志郎です。
筑波大学の10番。
プロ1年目から34試合。
24歳でジュビロのキャプテン。
そして昨年はガンバを相手に戦った選手。
もし本当に青黒を着ることになったら、「名和田の穴を埋める選手」と呼ばれるのは最初だけでいい。
角昂志郎という名前でパナスタを沸かせてほしい。
右サイドで一人かわす。
中央へ入って宇佐美とパス交換する。
そしてゴール前で右足を振り抜く。
ACLエリートの夜に、アジアの強豪相手へドリブルを仕掛ける。
そんな姿を想像すると、かなりワクワクします。
名和田が世界へ飛び出したからガンバが弱くなるのではなく、
一人が世界へ羽ばたいたら、また次の才能が青黒で輝く。
そんなクラブになってほしい。
現時点ではまだ報道段階です。
だから最後は少しだけ控えめに。
でも、ガンバサポとしては言っておきたい。
角昂志郎、もし本当に来るなら――パナスタで暴れてくれ。
免責事項
移籍報道・補強候補について
当サイトのコンテンツは、ガンバ大阪、ジュビロ磐田、Jリーグなどの公式発表および国内外の報道機関が公開している情報をもとに、運営事務局およびAIライティングサポートツールを活用して作成・編集しています。
本記事執筆時点では、名和田我空選手のシャルルロワSCへの期限付き移籍はガンバ大阪から正式発表されています。一方、角昂志郎選手についてはガンバ大阪への獲得が決定的と報じられているものの、ガンバ大阪およびジュビロ磐田から正式な移籍発表が確認されるまでは確定情報ではありません。
また、角選手のACLエリートでの適性、想定ポジション、成瀬竣平選手・今井智基選手・佐古真礼選手などを補強候補として挙げた部分については、現在の選手構成や公開情報をもとにした当サイト独自の考察です。各選手についてガンバ大阪が実際に獲得交渉を行っていることを示すものではありません。
契約、登録、負傷状況などは今後変更される可能性があります。最新かつ正式な情報については、ガンバ大阪、ジュビロ磐田、Jリーグおよび各選手所属クラブの公式発表をご確認ください。
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