モロッコで開催されている「FIFA U-17女子ワールドカップ2026」で、U-17日本女子代表(リトルなでしこ)が快進撃を続けています。日本は11月1日(現地時間)の準々決勝でガーナを1-0で破り、2016年以来10年ぶりとなるベスト4進出を決めました。
ここまで5戦全勝、13得点1失点という好成績を残している日本。次戦の準決勝では、前回王者の北朝鮮と激突します。大会の開催地やこれまでの結果、今後の日程、優勝までの道のりをまとめました。
FIFA U-17女子ワールドカップ2026の開催概要
- 大会名:FIFA U-17女子ワールドカップ モロッコ2026
- 開催期間:2026年10月17日(土)~11月7日(土)
- 開催国:モロッコ
- 開催都市:ラバトおよび近郊のサレ
- 出場国:24か国
- 決勝:11月7日(土)※日本時間11月8日(日)
- 日本代表監督:白井貞義
今大会は6グループに4チームずつが入り、各組上位2チームと3位の成績上位4チームが決勝トーナメントに進出する方式です。
試合は主にラバト近郊のムハンマド6世フットボール・コンプレックスで行われています。2025年に続きモロッコで開催される大会で、世界各国の有望な女子選手が集結しています。
U-17日本女子代表のここまでの試合結果
日本代表はグループDでザンビア、フランス、ベネズエラと対戦。3連勝で首位通過を果たし、決勝トーナメントでも勝利を重ねています。
| 試合日(日本時間) | ラウンド | 対戦相手 | 結果 |
|---|---|---|---|
| 10月19日 | GS第1戦 | ザンビア | ○ 5-0 |
| 10月22日 | GS第2戦 | フランス | ○ 2-0 |
| 10月25日 | GS第3戦 | ベネズエラ | ○ 2-0 |
| 10月30日 | ラウンド16 | ケニア | ○ 3-1 |
| 11月2日 | 準々決勝 | ガーナ | ○ 1-0 |
通算5戦全勝、13得点1失点。 グループステージでは3試合すべてを無失点で勝利しており、攻守に安定した戦いを見せています。
グループステージは3戦全勝!9得点無失点で突破
初戦のザンビア戦では、栗田七海の2得点をはじめ、清水和楽、田中愛純香のゴールなどで5-0と大勝しました。
続くフランス戦は、終盤まで0-0の接戦となりましたが、途中出場の花城恵唯が88分と後半アディショナルタイムに連続得点。2-0で勝利し、決勝トーナメント進出に大きく近づきました。
最終戦のベネズエラ戦でも花城恵唯と岸田優花が得点し、2-0の完封勝利。日本は9得点無失点、勝点9でグループD首位通過を決めました。
決勝トーナメントではケニア、ガーナを撃破!
10月29日のラウンド16ではケニアと対戦。日本は前半29分に今大会初失点を喫しましたが、36分に花城恵唯が同点ゴールを決めました。
後半には栗田七海と田中愛純香が得点し、3-1で逆転勝利。ベスト8進出を決めています。
11月1日の準々決勝では、アフリカのガーナと対戦しました。
日本はボールを保持して攻撃を仕掛けましたが、相手の粘り強い守備を崩せず、前半は0-0。しかし後半54分、岸田優花のシュートのこぼれ球に栗田七海が反応し、待望の先制点を奪いました。
その後もガーナの反撃を抑えて1-0で勝利。栗田は今大会4得点目を記録し、日本は2016年以来、5大会ぶりの準決勝進出を果たしました。
準決勝は北朝鮮!11月5日午前0時キックオフ
日本の次戦は、前回王者の北朝鮮との準決勝です。
- 対戦カード:日本 vs 北朝鮮
- 試合日:11月4日(水)現地時間
- キックオフ:11月5日(木)午前0時(日本時間)
- 会場:ムハンマド6世フットボール・コンプレックス(ピッチ2)
- 配信:DAZN
北朝鮮はU-17女子ワールドカップで2008年、2016年、2024年、2025年の4度優勝。現在は大会3連覇を狙っています。
今大会もラウンド16で開催国モロッコを6-0、準々決勝ではアメリカを3-0で下すなど、圧倒的な強さを見せています。
日本にとっては雪辱戦でもあります。2026年5月のAFC U17女子アジアカップ決勝では、同じ北朝鮮に1-5で敗れて準優勝に終わりました。
今回の準決勝でその借りを返せるかが、大会最大の注目ポイントとなりそうです。
準決勝・3位決定戦・決勝の日程
準決勝に進出した4か国は、日本、北朝鮮、ブラジル、ナイジェリアです。
| 日程(日本時間) | ラウンド | 対戦カード |
|---|---|---|
| 11月5日(木)0:00 | 準決勝① | 日本 vs 北朝鮮 |
| 11月5日(木)3:00 | 準決勝② | ブラジル vs ナイジェリア |
| 11月8日(日)0:00 | 3位決定戦 | 準決勝の敗者同士 |
| 11月8日(日)3:30 | 決勝 | 準決勝の勝者同士 |
※日程はFIFA発表に基づき日本時間に換算。変更の可能性があります。
日本が北朝鮮に勝利した場合は、ブラジル対ナイジェリアの勝者と決勝で対戦します。敗れた場合は3位決定戦に回ります。
なお、FIFAは10月28日、3位決定戦と決勝の会場を当初予定のプリンス・ムーレイ・エル・ハサン・スタジアムから、ムハンマド6世フットボール・コンプレックスへ変更すると発表しました。試合日程と開始時刻は変更されていません。
日本は2014年以来の世界一を目指す
U-17日本女子代表は、2014年コスタリカ大会で初優勝を達成しています。
2016年ヨルダン大会でも決勝に進出しましたが、北朝鮮にPK戦で敗れて準優勝。その後は4大会連続で準々決勝敗退となっていました。
今回のベスト4進出は10年ぶりの快挙です。白井貞義監督率いる日本は、2014年以来12年ぶり2度目の世界一を目指します。
攻撃陣では栗田七海、花城恵唯がそれぞれ4得点を記録。伊藤風葵のゲームメークや、5試合でわずか1失点の守備陣も好調です。
ただし北朝鮮は攻撃力が非常に高く、アジアカップ決勝で大敗した相手だけに、守備の集中力とチャンスを確実に生かす決定力が求められます。
テレビ放送・ネット配信は?
今大会はDAZNで全試合の無料ライブ配信が案内されています。日本の準決勝もDAZNで視聴できる予定です。
準決勝のキックオフは日本時間11月5日午前0時。深夜の試合となりますが、世界一を目指すリトルなでしこにとって大一番となります。
まとめ
FIFA U-17女子ワールドカップ2026で、日本は5戦全勝の快進撃を続け、10年ぶりのベスト4進出を決めました。
次戦は11月5日午前0時の北朝鮮戦。勝てば2016年以来の決勝進出が決まります。
2014年以来12年ぶりの世界一まで、あと2勝。若きリトルなでしこがアジアの宿敵を破り、再び世界の頂点に立つことができるのか注目です。










