先制しても勝ち切れない横浜FMと、0–4の敗戦から4–0の勝利で立て直した広島。10月28日のルヴァンカップ4回戦は、直近のスコアだけでは測りにくい一戦だ。横浜FMにはリードを守り切る課題があり、広島も前節の大勝をそのまま再現できるとは限らない。
両チームには、カップ戦で結果を残した選手がいる。横浜FMは清水戦の後半から入った谷村海那が同点弾。広島は松本戦で小林志紋が決勝点を挙げ、直近の清水戦では浅野拓磨が途中出場から得点した。先発で使うのか、試合を動かす交代選手として残すのか。勝ち上がりを懸けた三ツ沢で、ベンチの選択にも注目したい。
試合情報|中2日の横浜FM、中3日の広島
- 大会:2026/27 JリーグYBCルヴァンカップ 1stラウンド4回戦
- 対戦:横浜F・マリノス vs サンフレッチェ広島
- 日時:2026年10月28日(水)19:00(日本時間)
- 会場:ニッパツ三ツ沢球技場
- 決着方法:90分で同点の場合は30分の延長戦、それでも決まらなければPK戦
勝者はプライムラウンドへ進む。横浜FMは25日の名古屋戦から中2日、広島は24日の清水戦から中3日。ただし、次のリーグ戦は広島が31日14時の水戸戦、横浜FMが11月1日13時の川崎F戦だ。今回の準備期間は広島が1日長くても、次戦までの間隔は短い。休養日数だけで有利不利を決めるべきではない。
直近の成績|横浜FMの終盤、広島の振れ幅
- 横浜FM:10月17日 千葉と0–0、21日 東京Vと2–2、25日 名古屋と1–1。直近リーグ3試合は3分、3得点3失点。
- 広島:10月17日 京都に3–0、21日 長崎に0–4、24日 清水に4–0。直近リーグ3試合は2勝1敗、7得点4失点。
横浜FMは東京V戦で宮市亮と遠野大弥が得点し、50分までに2点を先行したが、73分と後半アディショナルタイムに失点。名古屋戦でも14分のジョルディ・クルークスの先制点を守り切れず、74分に追いつかれた。課題は得点できないことだけではない。先制した後にボールを持つ時間をどう確保し、相手を押し返すかが問われる。
広島は清水戦で41分に松本泰志が先制し、後半開始から出た浅野が50分に追加点。69分に鈴木章斗、75分にオウンゴールで点差を広げた。鈴木は京都戦でも得点しており、直近リーグ3試合で2ゴール。一方、その間の長崎戦は0–4だった。清水戦の4得点だけを根拠に、今回も大量得点を見込むのは早い。
3回戦の勝ち方は異なる|逆転した横浜FM、1点を守った広島
横浜FMは清水に61分に先制されたが、72分に谷村、81分に知念慶が決めて2–1で逆転した。谷村はハーフタイムからの出場。先発を入れ替えて戦いながら、途中出場の選手が得点に関わったことは、今回の起用を考える材料になる。
ただし、その決勝点を挙げた知念は今回の予想に入れられない。クラブは23日、東京V戦で右足リスフラン関節を損傷し、全治6~8週の見込みと発表した。3回戦の先発をそのまま並べるのではなく、中盤をどう組み直すかまで考える必要がある。
広島は松本に1–0。20分の小林の得点を守り切ったが、クラブ掲載のシュート数は広島7本に対して松本12本だった。勝ったという結果と、終始圧倒したかどうかは別の話になる。今回も先制できれば十分、ではなく、その後に相手の攻撃を受け続けない運び方が必要だ。
直近の実先発と予想スターティングメンバー
まず直近リーグ戦の実先発を整理する。以下の並びは選手名の一覧であり、試合中の配置を示すものではない。
- 横浜FM・25日名古屋戦:飯倉大樹、木村卓斗、ジェイソン・キニョーネス、諏訪間幸成、鈴木冬一、宮市亮、山根陸、松村晃助、ジョルディ・クルークス、谷村海那、二田理央。
- 広島・24日清水戦:大迫敬介、中野就斗、荒木隼人、キム・ジュソン、新井直人、松本泰志、川村拓夢、菅大輝、加藤陸次樹、鈴木章斗、鮎川峻。
横浜FMの予想|藤井翔大を再起用、中盤は山根を残す
- 予想11人:朴一圭、井上太聖、藤井翔大、諏訪間幸成、関富貫太、喜田拓也、山根陸、遠野大弥、ジョルディ・クルークス、二田理央、オナイウ情滋。
カップ3回戦の先発を基準に、キニョーネスの枠へ諏訪間、知念の枠へ山根を入れる案を挙げた。藤井は清水戦で先発し、25日の名古屋戦でもベンチ入り。再起用を考えられる根拠はあるが、先発が決まったわけではない。山根を残す案では、喜田とともに前後の距離を整える働きを期待したい。
谷村と宮市は途中から使う予想としたが、序盤から得点を狙って2人を先発させる選択もある。クルークスは名古屋戦で59分、二田は68分に交代した。出場時間を踏まえて予想には残したものの、疲労の程度や休養の方針を確認したものではない。
広島の予想|小林とアレーを組み合わせる
- 予想11人:大内一生、中野就斗、荒木隼人、キム・ジュソン、越道草太、松本泰志、中島洋太朗、前田直輝、小林志紋、加藤陸次樹、セバスティアン・アレー。
松本戦の先発を基準に、鈴木の枠へアレーを入れる案だ。アレーに科された1試合の出場停止は24日のリーグ清水戦が対象と公式発表されている。直近の不出場を負傷と取り違えず、今回は起用候補として考えた。
清水戦で得点した鈴木を先発から使う可能性もある。一方、Jリーグ公式の見どころによれば、浅野はけがから戻ったばかりで出場時間が管理されており、今回のメンバー入りも不確定だ。ガウル監督は、清水戦の浅野投入時刻を事前に決めていたわけではないと説明している。前節の後半出場を、そのまま今回の予定と見なすことはできない。
川村は清水戦で17分に川辺駿と交代しているが、本稿では診断や今回の出場可否を断定しない。予想から外したことは欠場確定を意味しない。両チームとも正式なメンバー発表前であり、負傷情報が見つからない選手を全員出場可能と判断することも避けたい。
勝負を分ける3つのポイント
1.藤井が出るなら、アレーとの競り合いの後まで備えたい
藤井とアレーの対戦が実現した場合、注目したいのは最初の競り合いだけではない。アレーに当てたボールがこぼれたとき、小林や加藤が拾える位置にいるのか。横浜FMの中盤が戻って回収できるのか。藤井一人の対人守備で片づけず、周囲が次のボールに備えられるかを見たい。広島が中央に人数を寄せれば、横浜FMには奪った後に外へ逃がす道も生まれる。
2.横浜FMは先制後も前線への出口を失わないこと
東京V戦と名古屋戦で続いた追いつかれる展開は、今回も無視できない。リードした際、前線が下がり過ぎると、ボールを奪っても相手へ返すだけになりやすい。谷村を先発にするなら周囲が近い距離で支え、途中投入なら、その時点で前へ運べる選手も残しておきたい。名古屋戦後、トーマス・デンは最後のパスとシュートの精度を課題に挙げた。守る時間を減らす意味でも、攻撃をシュートまでつなげることが重要になる。
3.浅野や鈴木を使うなら、誰と同時に出すか
浅野は清水戦で後半開始から入り、5分後に得点した。鈴木も直近3試合で2得点している。浅野がメンバーに入り、2人がベンチスタートなら、広島には終盤に得点を狙う手が残る。ただし、前線の名前を増やすだけではボールは届かない。横浜FMが中央を固める場合、越道や前田ら外側の選手を残すのか、新井や菅へ替えるのか。供給役と得点役をどう組み合わせるかが大切になる。
スコア予想|横浜FM 1–2 広島
本記事では、90分で横浜FM 1–2 広島を予想する。横浜FMにもクルークスや谷村を通じて得点する材料はある。しかし、最近の2試合でリードを守れなかった点と、広島に複数の得点候補がいる点を重ね、後半の1点で広島が上回る展開を第一に考えた。
ただし、広島も松本戦では相手のシュート数が上回り、長崎戦では4失点している。横浜FMが先制後にボールを落ち着かせ、広島の交代選手へ渡る前のパスを制限できれば、横浜FMの2–1勝利も考えられる。双方が決め手を欠けば1–1から延長へ。今回の予想は、未発表の先発や出場時間によって見直す余地が大きい。
免責事項
本記事は、Jリーグ、横浜F・マリノス、サンフレッチェ広島の公式サイトで公開されている試合記録・発表を参考に、AIライティングツールを使用して作成しています。内容の正確性には配慮していますが、掲載情報の完全性・正確性・最新性を保証するものではありません。
予想スターティングメンバー、戦術分析、試合展開、スコア予想には本記事独自の考察が含まれ、各クラブや監督の公式見解を示すものではありません。実際の先発は負傷、コンディション、出場停止、戦術変更などにより異なる場合があります。スコア予想は実際の結果を保証するものではありません。
掲載内容は2026年10月27日午後1時5分(日本時間)までに確認できた情報に基づいています。10月28日の試合は未実施です。正式なメンバーと最新情報は、Jリーグおよび各クラブの公式発表をご確認ください。









