【Jリーグ小ネタ】森脇良太「誘ってんじゃん!分かる!?」とは?モンストCMで完全再現!元ネタとコラボの経緯を解説

【Jリーグ小ネタ】森脇良太「誘ってんじゃん!分かる!?」とは?モンストCMで完全再現!元ネタとコラボの経緯を解説
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Jリーグを長く見ているサッカーファンなら、この言葉を聞いた瞬間にあの映像が頭に浮かぶかもしれません。

「誘ってんじゃん!分かる!? 分かる!?」

元日本代表DF・森脇良太さんが現役時代、試合中に審判へ必死に訴えたことで生まれた、Jリーグ屈指の“名言……いや迷言”です。

そんな伝説のワンシーンが、なんと約12年の時を経て復活しました。

2026年8月26日、スマートフォンゲーム「モンスターストライク(モンスト)」公式が森脇さん本人を起用した動画を公開。2014年に生まれた「誘ってんじゃん!」の場面をかなり細かい部分まで再現し、Jリーグファンを中心に大きな話題となりました。

しかも、このタイミングでモンストが開催していたのは、サッカーを題材にした人気作品TVアニメ『ブルーロック』との初コラボ

なぜ2026年になって、12年前のJリーグ小ネタがモンストのプロモーションに使われたのでしょうか。

本記事では、「誘ってんじゃん」の元ネタとなった試合からモンストとのコラボが実現した背景、さらに長友佑都選手の「ブラボー」や本田圭佑氏の「リトル本田」など、サッカー界に残る名フレーズまでまとめて紹介します。


目次

1. はじめに:約12年越しに復活した「誘ってんじゃん」

2026年8月26日、モンスト公式Xに投稿された一本の動画がJリーグファンをざわつかせました。

登場したのは、元日本代表でサンフレッチェ広島、浦和レッズ、京都サンガF.C.、愛媛FCなどでプレーした森脇良太さん。

そして映像の中で飛び出したのが、

「誘ってんじゃん!分かる!?」

という、あまりにも聞き覚えのあるフレーズでした。

動画では「サソッテンFC」と「ST.MONST」が2-2で迎えた後半アディショナルタイムという設定まで用意され、森脇さんが相手選手と接触。ファウルを取られると、審判へ「誘ってんじゃん」と訴えます。

単に有名なセリフを言わせただけではありません。

スコア、試合時間、プレーの位置、審判へのアピールまで元映像を意識したパロディになっており、「そこまで再現するのか」と思わず笑ってしまう作り込みです。

では、そもそもこの「誘ってんじゃん」はどこから生まれたのでしょうか。


2. 森脇良太「誘ってんじゃん!分かる!?」の元ネタとは?

元ネタとなったのは、2014年9月7日に行われたヤマザキナビスコカップ準々決勝第2戦、浦和レッズ対サンフレッチェ広島です。

試合は2-2。

後半アディショナルタイム、サンフレッチェ広島の髙萩洋次郎選手がコーナーフラッグ付近でボールをキープします。

当然、リードや勝ち抜きを意識する試合終盤ではよく見る時間の使い方です。

そこへ浦和の森脇選手がプレッシャーをかけ、髙萩選手と接触。髙萩選手が倒れたことでファウルの判定となりました。

納得できない森脇選手は副審のもとへ。

そこで飛び出したのが、

「誘ってんじゃん!分かる!? 分かる!?」

という一言でした。

森脇選手としては、おそらく「相手が接触を誘っている」「ファウルを取らせようとしている」ということを審判に訴えたかったのでしょう。

ただ、その必死すぎる表情と言い方、さらに「分かる!?」と何度も同意を求める姿が絶妙でした。

サッカーの試合では選手が審判に抗議する光景自体は珍しくありません。

ところが、この場面では森脇選手の声が映像にしっかり残っていたこともあり、一気にサッカーファンの記憶に刻まれることになります。

さらに元チームメートの槙野智章氏が後年このシーンを取り上げ、「誘いに乗ってしまったのは森脇良太選手でした」とユーモアたっぷりに解説したこともあり、世代を超えて語られるJリーグの定番ネタになっていきました。


3. 【話題】モンストが「誘ってんじゃん」を完全再現

そして2026年。

約12年前の“事件”に目を付けたのがモンストでした。

モンストを運営するMIXIは、2026年8月16日から9月2日まで、TVアニメ『ブルーロック』との初コラボイベントを開催。

潔世一、糸師凛、凪誠士郎、蜂楽廻、千切豹馬など、『ブルーロック』を代表するキャラクターがゲーム内に登場する大規模なコラボです。

そのコラボ期間中の8月26日、モンスト公式から公開されたのが、

「モンスト誘ってんじゃん!わかる!?」

という森脇さん出演の動画でした。

そして何より面白いのが、森脇さん本人が再現していることです。

別のタレントがモノマネするのではなく、12年前に本当に「誘ってんじゃん」と叫んだ本人が、2026年になってもう一度同じシチュエーションを演じています。

森脇さん自身もSNSで、まさかこの場面を完全再現することになるとは、という趣旨の反応を見せています。

ここまで来ると、単なるCMや広告というより、

「Jリーグファンにしか分からない超大型身内ネタを、企業公式が本気で作った」

と言ったほうがしっくりきます。


4. なぜ森脇良太×モンストのコラボが実現した?

では、なぜモンストは2026年になって「誘ってんじゃん」を掘り起こしたのでしょうか。

まず大きいのが、『ブルーロック』とのコラボ期間中だったことです。

『ブルーロック』はサッカーをテーマとした作品。モンスト側もコラボに合わせて「#エゴが熱く滾った瞬間」投稿キャンペーンなど、作品の世界観とサッカーを前面に出したプロモーションを展開していました。

そこで日本サッカー界の有名シーンを使えば、『ブルーロック』ファンだけでなくJリーグファンにも情報が届きます。

さらにスポーティングニュースは、今回の動画について、『ブルーロック』とのコラボに加え、ゲーム内の「誘う」企画にも絡めたプロモーションだと伝えています。

つまり、

「サッカー」×「誘う」=森脇良太の『誘ってんじゃん』

という、とんでもなく相性のいい元ネタが存在していたわけです。

なお、MIXIの公式発表では「なぜ森脇さんのこの場面を選んだのか」という制作会議レベルの詳細な企画意図までは説明されていません。

そのため断定はできませんが、公開時期やプロモーション内容を見る限り、『ブルーロック』というサッカー作品との親和性と、「誘う」というキーワード、そしてJリーグファンに長く知られている森脇さんのキャラクターを組み合わせた企画と考えるのが自然でしょう。

しかも森脇さん本人は、自身のYouTubeチャンネルを**「森脇良太の誘ってんじゃんTV」**と命名しています。

つまり本人も、このフレーズを完全に自分の持ちネタとして受け入れているのです。

12年前には本気で審判へ訴えていた言葉が、時を経て本人の看板になり、ついには大手ゲームのプロモーションにまで使われる。

なかなか数奇な運命の一言です。


5. なぜ「誘ってんじゃん」は12年経っても愛されるのか

「誘ってんじゃん」がここまで長く残った最大の理由は、森脇さん本人のキャラクターにあるのではないでしょうか。

当時は当然、本気です。

試合終盤の緊迫した場面でファウルを取られ、本人は真剣に抗議しています。

しかし時間が経ってからは、元チームメートたちにもいじられ、本人もYouTubeチャンネル名に使用するなど、自分からネタとして楽しむようになりました。

ここが大きいところです。

誰かの失敗を何年も笑い続けるだけなら、単なる“黒歴史いじり”になってしまいます。

しかし本人が笑いに変え、自分のキャラクターとして使い続けたことで、「誘ってんじゃん」は森脇良太というサッカー選手を象徴する愛されフレーズになりました。

そして2026年には企業公式から“完全再現”をお願いされるまでになった。

ある意味、最高の回収と言えるかもしれません。


6. サッカー界にはまだある!記憶に残る名言・名フレーズ

サッカー界には、プレー以上に長く語り継がれている言葉がいくつもあります。

長友佑都「ブラボー!」

近年の日本代表で最も有名なのは、やはり長友佑都選手の**「ブラボー!」**でしょう。

2022年カタールW杯で日本がドイツを破った試合後、長友選手が「ブラボー」を連発。

さらにスペインを2-1で破って決勝トーナメント進出を決めた際にも、「みんなブラボー」と喜びを爆発させ、一気に大会を象徴する言葉になりました。

本人によれば、日本代表の森保一監督も普段の練習から「ブラボー」を使っていたそうで、長友選手は「元祖ブラボーは森保さん」とも語っています。

本田圭佑「リトル本田」

サッカーファン以外にも知られているのが、本田圭佑氏の**「リトル本田」**です。

2014年1月、ACミランへの入団会見で、なぜミランを選んだのか聞かれた本田氏。

そこで自身の心の中にいる“リトル本田”に問い掛けたところ、ミランでプレーしたいと答えた――という独特の表現で移籍理由を説明しました。

世界的名門クラブの入団会見、それも英語で堂々と語ったことで強烈なインパクトを残し、現在でも本田氏を代表するフレーズとして使われています。

柳沢敦「急にボールが来たので」

もう一つ、日本サッカー史のネット文化を語るうえで外せないのが、元日本代表FW柳沢敦氏の

「急にボールが来たので」

です。

2006年ドイツW杯のクロアチア戦。日本にとって大きな得点チャンスでシュートを外した柳沢氏が、試合後にプレーについて説明した際の言葉でした。

その後、ネット上では頭文字から**「QBK(急に・ボールが・来たので)」**と呼ばれ、一気に有名になります。

ただし柳沢氏は後年、加地亮氏がシュートすると思ってこぼれ球に詰める動きをしていたところ、自分のところへボールが来たという実際の状況も説明しています。

前後の文脈を知ると、単純な“珍発言”だけでは片付けられないところもサッカーの面白さです。


7. まとめ:サッカーはプレーだけでなく「言葉」も歴史になる

森脇良太さんの「誘ってんじゃん!分かる!?」が生まれたのは2014年。

本人にとっては、試合終盤の判定に納得できず必死に審判へ訴えただけの瞬間だったはずです。

しかし、その独特な言い回しと森脇さんのキャラクターによって映像は長く語り継がれ、やがて自身のYouTubeチャンネル名にもなり、2026年にはついにモンスト公式のプロモーション動画で本人が完全再現することになりました。

長友佑都選手の「ブラボー」、本田圭佑氏の「リトル本田」、柳沢敦氏の「急にボールが来たので」。

こうして振り返ると、サッカー選手の言葉には不思議な力があります。

スーパーゴールの映像と同じように、その時代を見ていたファンの記憶を一瞬で呼び戻してくれるからです。

そして何年経ってもファン同士で笑い合えるのが、Jリーグや日本サッカーの一つの魅力でもあります。

今回のモンストとのコラボを見て、

「そこを拾ってくるの、分かってるじゃん!」

と思ったJリーグファンも多かったのではないでしょうか。

……いや、

誘ってんじゃん。分かる!?

と締めるのが正解かもしれません。


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