【天皇杯2026】モンテディオ山形vs藤枝MYFCを徹底分析|3-5の延長激闘、スタメン・試合経過・逆転負けの理由を解説

【天皇杯2026】モンテディオ山形vs藤枝MYFCを徹底分析|3-5の延長激闘、スタメン・試合経過・逆転負けの理由を解説
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2026年8月26日に行われた「天皇杯 JFA 第106回全日本サッカー選手権大会」2回戦、モンテディオ山形vs藤枝MYFC

開始13分までに藤枝が2点を先行したかと思えば、山形がわずか22分間で3ゴールを奪って逆転。さらに後半開始早々に藤枝が追いつき、勝負は延長戦へ――。

最終スコアは、モンテディオ山形3-5藤枝MYFC

8得点が飛び交ったこの試合は、単純に「守備が崩れた試合」と片付けるにはもったいない一戦でした。山形の前半の修正力、藤枝の攻撃をやめない姿勢、そして120分を戦う中で表れた選手層と運動量の差。試合の中には勝敗を分けたポイントがいくつもありました。

本記事では、8月27日時点の公式記録をもとに、両チームのスターティングメンバー、8ゴールが生まれた試合展開、見逃せない場面、そして「なぜ藤枝が最後に勝ち切ることができたのか」を詳しく振り返ります。

目次

目次

  1. はじめに:まさに天皇杯らしい120分の激闘
  2. モンテディオ山形vs藤枝MYFCのスタメン
  3. 【前半】0-2から山形が一気に3-2へ逆転
  4. 【後半~延長】藤枝が追いつき、最後は2点差へ
  5. なぜ山形は逆転され、藤枝は勝ち切れたのか?
  6. まとめ:藤枝の「攻め続ける力」が勝敗を分けた

1. はじめに:まさに天皇杯らしい120分の激闘

2026年8月26日、NDソフトスタジアム山形で行われた天皇杯2回戦。

ともにJ2を戦うモンテディオ山形と藤枝MYFCの対戦ということもあり、カテゴリー差による一方的な展開ではなく、互いの特徴が真正面からぶつかるゲームになりました。

しかも注目されたのが、山形を率いる横内昭展監督と藤枝を率いる槙野智章監督の対決です。Jリーグ公式プレビューでも、かつて広島や日本代表で指導者と選手として関わった両者による「師弟対決」が一つの見どころとして挙げられていました。

試合前のリーグ戦では山形が3試合で2勝1敗、藤枝も2勝1敗。どちらかが明確に優勢という状況ではありませんでした。

そんな両チームの一戦は、開始直後から予想以上の撃ち合いとなります。


2. モンテディオ山形vs藤枝MYFCのスタメン

モンテディオ山形 スターティングメンバー

GK
1 渋谷 飛翔

DF
15 川井 歩
2 イ・ドンヒ
22 城和 隼颯
6 山田 拓巳(Cap.)

MF
13 野嶽 寛也
14 柳町 魁耀
20 吉尾 海夏

FW
18 横山 塁
39 森 海渡
25 國分 伸太郎

監督:横内 昭展

藤枝MYFC スターティングメンバー

GK
24 吉田 舜

DF
4 中川 創(Cap.)
5 楠本 卓海
14 三木 仁太

MF
97 青木 俊輔
8 角田 惠風
23 梶川 諒太
19 近藤 優成
17 川本 梨誉
77 北原 槙

FW
20 金本 毅騎

監督:槙野 智章

JFA公式記録でもこのメンバーが先発として発表されています。山形は横山、森、國分を前線に並べ、藤枝は金本を最前線に置きながら、その後方に多くの選手が関わって攻撃を組み立てる布陣でした。


3. 【前半】0-2から山形が一気に3-2へ逆転

試合はいきなり大きく動きます。

前半7分:金本毅騎が藤枝に先制点

最初に試合を動かしたのは藤枝でした。

7分、金本毅騎がゴールを決め、藤枝が0-1。

今季のJ2でも開幕から得点を重ねていた金本が、天皇杯でも決定力を発揮します。

さらに藤枝は止まりません。

前半13分:中川創が追加点

わずか6分後の13分、中川創が追加点。

藤枝が早くも0-2とします。

開始13分で2点差。山形にとっては最悪に近い入り方でした。

ところが、ここから試合の空気が一変します。

前半15分:横山塁がすぐに1点を返す

2失点目からわずか2分後。

15分、横山塁がゴール。

山形が1-2とします。

ここで藤枝に傾きかけていた試合の流れを山形が一度止めたことは非常に大きかったと言えるでしょう。

前半18分:森海渡が同点弾

さらに3分後の18分、森海渡がゴール。

あっという間に2-2。

藤枝が13分までに作った2点のリードは、わずか5分で消えてしまいました。

そして勢いに乗った山形は35分、ついに試合をひっくり返します。

前半35分:吉尾海夏が逆転ゴール

35分、吉尾海夏がゴール。

スコアは3-2。

開始13分の時点で0-2だった山形が、前半のうちに3-2まで逆転しました。公式記録上も、金本、中川、横山、森、吉尾と前半だけで5人の異なる選手がゴールを記録しています。

この時間帯の山形は、「まず1点返そう」という雰囲気から一気に前向きになり、前線の選手が迷わずゴールへ向かえていました。

0-2から3-2。

山形側から見れば、これ以上ない形で前半を終えたと言っていいでしょう。


4. 【後半~延長】藤枝が追いつき、最後は2点差へ

しかし、この試合の本当の勝負はここからでした。

後半5分:角田惠風が3-3

後半開始からわずか5分。

50分、角田惠風が藤枝の同点ゴール。

藤枝が3-3に追いつきます。

山形としては「前半の勢いをそのまま後半につなげたい」という時間帯でしたが、逆に藤枝が早い段階で試合を振り出しに戻しました。

その後は両チームとも選手交代を使いながら勝ち越し点を狙います。

藤枝は中村優斗、真鍋隼虎、菊井悠介らを投入。山形も榎本啓吾、坂本稀吏也、タリソン・アウベス、ディサロ燦シルヴァーノらを送り込み、90分以内で決着をつけようとしました。

それでもスコアは動かず、3-3のまま延長戦へ入ります。

延長後半3分:北原槙がついに勝ち越し

延長前半も得点は生まれません。

120分の戦いが見えてきた延長後半3分、ついに均衡を破ったのは藤枝でした。

108分、北原槙がゴール。

藤枝が3-4。

この時間帯になると、試合開始から出場している選手だけでなく途中出場選手を含め、チーム全体の運動量と集中力が結果に直結します。

山形は同点を目指して前へ出るしかなくなりました。

しかし、それによって生まれたスペースを藤枝が最後に突きます。

120+4分:中村優斗が試合を決める5点目

そして延長後半アディショナルタイム。

120+4分、中村優斗が5点目。

スコアは3-5。

直後に試合終了となり、藤枝MYFCが120分の激戦を制しました。


5. なぜ山形は逆転され、藤枝は勝ち切れたのか?

この試合で最も興味深いのは、山形が一度0-2から3-2へ逆転しているにもかかわらず、最終的には2点差で敗れている点です。

理由としてまず挙げたいのが、藤枝が最後まで攻撃の回数を落とさなかったことです。

Jリーグ公式スタッツでは、シュート数は山形の12本に対して藤枝は20本。枠内シュートも山形3本、藤枝5本でした。

さらにCKは山形の3本に対して藤枝は9本

単純なボール保持率だけでは測れませんが、少なくとも「相手ゴールへ迫る回数」という意味では藤枝が一歩上回っていた試合だったことが分かります。

ポイント① 山形は逆転直後に試合を落ち着かせられなかった

0-2から3-2まで持っていった山形の反発力は見事でした。

一方で、後半開始5分で3-3にされてしまったのは痛恨です。

前半終了時点でリードした側としては、後半の最初の10~15分を落ち着かせることが重要でした。

しかし藤枝はそこを狙うように立ち上がりから攻撃を仕掛け、角田が同点弾。

山形は前半に手にした心理的な優位を早々に失ってしまいました。

ポイント② 藤枝は0-2から3失点しても攻撃姿勢を変えなかった

藤枝側で評価したいのはここです。

7分、13分と理想的に2点を奪った後、15分、18分、35分と立て続けに3失点。

普通なら一度守備を整えたくなる展開です。

それでも藤枝は試合を小さくまとめるのではなく、攻撃の回数そのものを維持しました。

20本のシュート、9本のCKという数字は、その姿勢を象徴しています。試合前の時点でも藤枝はリーグ戦5得点のうち4点をCKから奪っており、セットプレーが大きな武器として警戒されていました。

ポイント③ 120分を見据えた交代選手が結果を出した

そして最後の差となったのが交代選手です。

藤枝の5点目を決めた中村優斗は途中出場

延長戦では、疲労した先発選手に対してフレッシュな選手がどれだけ違いを作れるかが重要になります。

90分で決め切れなくても焦れず、交代カードを使いながら攻撃強度を保った藤枝。その積み重ねが108分、そして120+4分のゴールにつながったと見ることができます。


6. まとめ:藤枝の「攻め続ける力」が勝敗を分けた

2026年8月26日に行われた天皇杯2回戦、モンテディオ山形vs藤枝MYFCは、延長戦の末に藤枝が5-3で勝利しました。

得点経過を振り返ると、

  • 7分 金本毅騎(藤枝)
  • 13分 中川創(藤枝)
  • 15分 横山塁(山形)
  • 18分 森海渡(山形)
  • 35分 吉尾海夏(山形)
  • 50分 角田惠風(藤枝)
  • 108分 北原槙(藤枝)
  • 120+4分 中村優斗(藤枝)

という、まさにジェットコースターのような120分でした。

山形には0-2から3-2までひっくり返した攻撃力がありました。一方の藤枝には、逆転されても崩れず、後半から延長にかけても攻撃を続ける粘り強さがありました。

最終的なシュート数が12対20、CKが3対9だったことを考えても、勝敗を分けた最大のポイントは、藤枝が90分を過ぎても相手ゴールへ向かう回数を落とさなかったことだったと言えるでしょう。

スコアだけを見ると「3-5の打ち合い」。

しかし内容を追っていくと、山形の爆発的な反撃と、藤枝の継続力・選手層がぶつかり合った非常に見応えのある一戦でした。

天皇杯がリーグ戦とは違う面白さを持つ大会であることを、あらためて感じさせる120分だったのではないでしょうか。


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試合結果、スターティングメンバー、得点時間などの事実情報については正確性の確保に努めておりますが、公式記録の事後訂正、データ提供元による更新、表記の変更などが行われる場合があります。また、「勝敗を分けたポイント」や戦術面に関する記述には、公開データをもとにした当サイト独自の分析・見解が含まれます。

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