アメリカがバログンの2ゴールを含む4得点でパラグアイを下した。前半は3-0と一方的にリードを奪い、後半はパラグアイの反撃を受けて1点を返されたものの、最後は途中出場のレイナが試合を締めくくる4点目。終わってみれば4-1の快勝で試合を終えた。
目次
試合総括
立ち上がりからボールを支配したアメリカは、7分にプリシッチの仕掛けから相手のクリアミスを誘って先制。31分にはプリシッチのクロスをバログンが右足で押し込み、50分にもバログンが左足の鮮やかな一撃で2点目を奪取し、前半だけで3点のリードを築いた。
後半、パラグアイは複数枚の交代と布陣変更で押し返し、ボール保持率を一時49%まで戻して反撃。D.ゴメスやアルミロンがシュートを放ち、28分にはエンシソのスルーパスから抜け出した途中出場のマウリシオが左足で1点を返した。それでもアメリカは決定機を作り続け、後半アディショナルタイムにレイナがペナルティエリア右から決めてダメ押し。最終スタッツはポゼッション62%対38%、xG1.74対0.57、シュート15本対9本と、内容でも米国が上回った。なお後半6分にはオンフィールドレビューの結果、主審が判定を変更する場面もあった。
試合最速採点
採点は試合全体での評価。10点満点。MOMは2得点のバログン。
アメリカ(4-2-3-1 / 監督:マウリシオ・ポチェッティーノ)
| Pos. | 選手名 | 採点 | 寸評 |
|---|---|---|---|
| GK | マット・フリース | 6.5 | 序盤のD.ゴメスのシュートをセーブ。1失点は崩されての好フィニッシュで責は薄い。 |
| DF | セルジーニョ・デスト(→後半27分) | 7.0 | 右で再三仕掛け、クロスとスルーパスで攻撃を活性化。出色の出来。 |
| DF | クリス・リチャーズ | 7.0 | D.ゴメスのシュートをブロックするなど守備で安定感。空中戦も強かった。 |
| DF | アントニー・ロビンソン | 6.5 | 左から精力的にクロスを供給し、アルミロンのシュートもブロック。 |
| DF | ティム・リーム | 6.5 | ブロックとカバーで最終ラインを統率。落ち着いた対応が光った。 |
| DF | アレックス・フリーマン | 6.5 | 序盤の仕掛けで好機を演出。守備でも大きな破綻はなかった。 |
| MF | タイラー・アダムス | 6.5 | 14分に警告も、エンシソのシュートをブロックするなど中盤で奮闘。 |
| MF | ウェストン・マッケニー | 7.5 | キーパスとエリア内への飛び出しで攻撃を牽引。全方位で効いていた。 |
| MF | マリク・ティルマン(→後半37分) | 7.0 | 5本以上のシュートを放つ積極性。得点こそなかったが常に脅威に。 |
| FW | クリスチャン・プリシッチ(→後半0分) | 7.5 | 2点目をアシストし先制点の起点にも。45分で大きな仕事を残した。 |
| FW | フォラリン・バログン(→後半27分) | 8.0 | MOM。右足と左足で2ゴール。決定力でチームを牽引した。 |
途中出場
| Pos. | 選手名 | 採点 | 寸評 |
|---|---|---|---|
| MF | セバスチャン・バーホルター(後半0分IN) | 6.5 | 後半フル出場でシュートやパスに関与。安定したつなぎ役。 |
| FW | リカルド・ペピ(後半27分IN) | 6.0 | ヘディングなどチャンスはあったが決め切れず。 |
| FW | ティモシー・ウェア(後半27分IN) | 6.0 | 右サイドで推進力を発揮。シュートは枠を捉えられず。 |
| MF | ジョバンニ・レイナ(後半37分IN) | 7.0 | 終了間際に4点目。短い時間でしっかり結果を残した。 |
パラグアイ(4-4-2 / 監督:グスタボ・アルファロ)
| Pos. | 選手名 | 採点 | 寸評 |
|---|---|---|---|
| GK | オーランド・ヒル | 5.0 | ティルマンのシュートをセーブするなど見せ場も。4失点はやはり重い。 |
| DF | オマル・アルデレーテ | 5.0 | バログンのシュートをブロック。だが大量失点を防げず。 |
| DF | フアン・ホセ・カセレス(→後半34分) | 4.5 | 9分に警告。クリアで対応するも再三突破を許した。 |
| DF | フニオール・アロンソ | 4.5 | 48分に警告。存在感が薄く守備の綻びの一因に。 |
| DF | グスタボ・ゴメス | 5.5 | ティルマンのシュートをブロックするなど主将として奮闘。守備陣では最善。 |
| MF | ディエゴ・ゴメス(→後半34分) | 5.5 | 34分に警告。後半は複数シュートで攻撃の中心に。前半の沈黙が惜しい。 |
| MF | ミゲル・アルミロン(→後半34分) | 5.0 | 8分に警告。後半は仕掛けたが精度を欠き、前半は消えていた。 |
| MF | アンドレス・クバス | 5.0 | ブロックなど守備で奮闘も、終始押し込まれ続けた。 |
| MF | ダミアン・ボバディージャ(→後半0分) | 4.5 | 前半は目立てず、ハーフタイムで交代となった。 |
| FW | アントニオ・サナブリア(→後半17分) | 4.0 | 完全に孤立。シュート0本のまま退いた。 |
| FW | フリオ・エンシソ | 6.5 | 1点目をアシストし、自らもシュートを放つ。チーム随一の脅威だった。 |
途中出場
| Pos. | 選手名 | 採点 | 寸評 |
|---|---|---|---|
| MF | マウリシオ(後半0分IN) | 7.0 | 28分に左足で一矢。途中出場で唯一の得点を奪った殊勲者。 |
| FW | アレックス・アルセ(後半17分IN) | 5.0 | 43分に警告。前線で起点になり切れなかった。 |
| MF | アレハンドロ・ロメロ・ガマラ(後半34分IN) | 5.5 | 短い出場時間で流れを変えるには至らず。 |
| DF | グスタボ・ベラスケス(後半34分IN) | 5.5 | 終盤の守備固めとして無難な対応。 |
| MF | ラモン・ソーサ(後半34分IN) | 5.5 | 投入は遅く、見せ場を作るには時間が足りなかった。 |
まとめ
前半の3点が示す通り、内容・結果ともにアメリカの完勝だった。バログンの2発、プリシッチの好アシスト、そして途中出場のレイナの一撃と、攻撃陣が幅広く機能した点はポチェッティーノにとって大きな収穫だろう。一方のパラグアイは後半に押し返し、エンシソとマウリシオの連係で1点を返した時間帯に光明はあったが、前半の失点が重くのしかかった。警告5枚という数字にも、後手に回り続けた苦しさがにじんだ一戦となった。









