日本時間7月10日に行われたFIFAワールドカップ2026準々決勝、フランス対モロッコは、フランスが2-0で勝利しました。2022年カタール大会準決勝の再戦として注目された一戦は、モロッコが粘り強く守る展開となりましたが、後半にキリアン・エムバペが圧巻のゴールで均衡を破ると、直後にウスマン・デンベレが追加点。フランスがモロッコの抵抗を振り切り、ベスト4進出を決めました。
試合結果
| 試合 | スコア | 勝者 |
|---|---|---|
| フランス vs モロッコ | 2-0 | フランス |
得点経過
| 時間帯 | チーム | 得点者 | スコア |
|---|---|---|---|
| 後半 | フランス | キリアン・エムバペ | 1-0 |
| 後半 | フランス | ウスマン・デンベレ | 2-0 |
前半はフランスが押し込むも、ブヌが好守
試合は立ち上がりからフランスが主導権を握りました。モロッコは守備ブロックを整え、カウンターで反撃を狙う形を取りましたが、フランスのプレスと攻撃の圧力を受け、徐々に自陣で耐える時間が長くなりました。
フランスはエムバペを中心に何度もゴール前へ迫り、PKのチャンスも獲得しました。しかし、エムバペのキックはモロッコGKヤシン・ブヌがセーブ。さらにダヨ・ウパメカノのヘディング、デジレ・ドゥエのシュート、リュカ・ディニュの強烈な一撃など、フランスは何度も決定機を作りましたが、ブヌの好守とモロッコ守備陣の粘りで前半は0-0のまま終了しました。
エムバペが後半に均衡を破る
試合を動かしたのは、やはりエムバペでした。後半、フランスが攻勢を続ける中で、エムバペが狭いエリアから見事なシュートを決めて先制。PK失敗の嫌な流れを自らのゴールで振り払い、フランスに大きなリードをもたらしました。
モロッコはここまで何とか耐えていましたが、先制点を許したことで試合運びが難しくなりました。守ってPK戦まで持ち込む可能性も見えていた中で、エムバペの一撃はモロッコのプランを大きく崩すゴールとなりました。
デンベレが追加点、フランスが勝負を決める
先制後、フランスはさらに畳みかけました。エムバペが攻撃を引きつけると、最後はウスマン・デンベレが追加点を決めて2-0。これで試合の流れは完全にフランスへ傾きました。
モロッコは選手交代を使いながら反撃を狙いましたが、フランスの守備陣は最後まで集中を切らしませんでした。前線からのプレス、中盤での回収、最終ラインの対応が安定しており、モロッコに決定的な反撃の形をほとんど作らせませんでした。
モロッコは再びフランスの壁を越えられず
モロッコは今大会でも大きな存在感を示しました。グループステージを無敗で突破し、決勝トーナメントではオランダ、カナダを下してベスト8へ進出。2022年大会に続く快進撃を見せていました。
しかし、準々決勝ではフランスの完成度が上回りました。モロッコは前半にブヌの好セーブで耐え、守備の粘りを見せましたが、エムバペの個の力を止め切ることはできませんでした。2022年大会準決勝に続き、再びフランスの壁に阻まれる形となりました。
フランスは優勝候補らしい勝ち切り
フランスは前戦のパラグアイ戦を1-0で勝利し、この試合でも2-0と無失点で勝ち切りました。大量得点で圧倒する試合だけでなく、相手が引いて守る展開でも焦れずに崩し、リード後は試合を管理する。トーナメントを勝ち上がるチームらしい強さが見えています。
特にエムバペの存在感は圧倒的でした。PKを失敗しながらも、そこから崩れずに先制点を決め、さらに追加点にも絡む。大舞台で試合を決める力は、今大会でもフランス最大の武器になっています。
準決勝はスペイン対ベルギーの勝者と対戦
フランスはこの勝利で準決勝進出を決めました。次戦では、スペイン対ベルギーの勝者と対戦します。スペインが勝ち上がれば、欧州屈指の完成度を誇るチーム同士の一戦に。ベルギーが勝ち上がれば、攻撃力と経験を兼ね備えた強豪同士の対決になります。
いずれにしても、フランスにとっては簡単な相手ではありません。ただし、ここまでの勝ち上がりを見る限り、フランスは攻守のバランス、選手層、勝負強さのすべてで非常に高い水準にあります。3度目のワールドカップ制覇へ向けて、さらに一歩前進しました。
まとめ
フランス対モロッコは、フランスが2-0で勝利しました。前半はモロッコGKブヌの好守もあり0-0で折り返しましたが、後半にエムバペが先制点を決め、デンベレが追加点。フランスがモロッコの堅守を破り、準決勝進出を決めています。
モロッコは今大会でも粘り強い戦いを見せましたが、最後はフランスの個の力と総合力に屈しました。一方のフランスは、苦しい時間帯を乗り越えて勝ち切る強さを示し、優勝候補としての存在感をさらに高めています。





