2026年9月29日、2026/27 Jリーグ ヤマザキビスケット ルヴァンカップ1stラウンド2回戦「モンテディオ山形vs横浜F・マリノス」がNDソフトスタジアム山形で行われました。
試合は前半43分、二田理央がPKを決めて横浜F・マリノスが先制。さらに山形は54分、ディサロ燦シルヴァーノが2枚目のイエローカードを受けて退場となり、残り時間を10人で戦うことになります。
横浜FMは65分に松村晃助が追加点。山形も90+1分に堀金峻明が1点を返しましたが、反撃はそこまで。横浜FMが2-1で勝利し、ルヴァンカップ3回戦進出を決めました。
モンテディオ山形vs横浜F・マリノス|試合結果
試合概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 大会 | 2026/27 Jリーグ ヤマザキビスケット ルヴァンカップ 1stラウンド2回戦 |
| 開催日 | 2026年9月29日 |
| キックオフ | 19:03 |
| 会場 | NDソフトスタジアム山形 |
| 結果 | モンテディオ山形 1-2 横浜F・マリノス |
| 前半 | 0-1 |
| 後半 | 1-1 |
| 入場者数 | 5,065人 |
| 天候 | 晴れ |
| 気温 | 17.2℃ |
| 湿度 | 73% |
得点者は横浜FMが43分の二田理央、65分の松村晃助。山形は90+1分に堀金峻明がゴールを記録しました。
両チームのスターティングメンバー
モンテディオ山形
| Pos. | 選手 |
|---|---|
| GK | 渋谷 飛翔 |
| DF | 山田 拓巳 |
| DF | 野嶽 寛也 |
| DF | 城和 隼颯 |
| DF | 坂本 稀吏也 |
| MF | 吉尾 海夏 |
| MF | 堀金 峻明 |
| MF | タリソン アウベス |
| FW | ディサロ 燦シルヴァーノ |
| FW | 柳町 魁耀 |
| FW | 横山 塁 |
横浜F・マリノス
| Pos. | 選手 |
|---|---|
| GK | 飯倉 大樹 |
| DF | ジェイソン キニョーネス |
| DF | 諏訪間 幸成 |
| DF | 木村 卓斗 |
| DF | 関富 貫太 |
| MF | 山根 陸 |
| MF | 天野 純 |
| MF | 松村 晃助 |
| FW | 宮市 亮 |
| FW | 二田 理央 |
| FW | 三井寺 眞 |
Jリーグ公式速報では、山形は4-2-1-3、横浜FMは4-2-3-1が予想フォーメーションとして掲載されていました。横浜FMは開始10分に三井寺眞が退き、近藤友喜を投入する早い交代もありました。
前半|横浜FMが圧倒的にボールを握る
山形は耐える時間が続く
試合序盤から主導権を握ったのは横浜FMでした。
15分までのポゼッションは山形40%、横浜FM60%。時間の経過とともに横浜FMの支配率はさらに上昇し、前半終了時点では70%に達しました。
21分には松村晃助、27分には近藤友喜、29分には二田理央と天野純が相次いでシュート。
しかし山形GK渋谷飛翔が好セーブを連発し、横浜FMに簡単には先制を許しません。
特に29分には、関富貫太のスルーパスから二田が抜け出したシュート、続けて天野のシュートも渋谷が防ぎました。
43分|二田理央がPKで横浜FMに先制点
タリソンのファウルから試合が動く
横浜FMが押し込み続けた前半42分。
近藤友喜がペナルティーエリア内でタリソン・アウベスからファウルを受け、横浜FMにPKが与えられます。
キッカーを務めたのは二田理央。
二田は右足でゴール左下へ冷静に流し込み、横浜FMが1-0と先制しました。
山形は前半終了間際、吉尾海夏のCKから城和隼颯がヘディングシュートを放ちましたが、GK飯倉大樹がセーブ。
横浜FMが1点リードで前半を終えます。
後半|山形が反撃ムードを作る
47分、横山塁がヘディングで決定機
山形はハーフタイムにタリソン・アウベスを下げ、川井歩を投入。
後半開始直後の47分には山田拓巳の左クロスから横山塁がヘディングシュートを放ちます。
枠内を捉えましたが、飯倉大樹がセーブ。
山形としては「さあ、ここから」という場面でした。
しかし、その直後に試合の流れを大きく左右する出来事が起こります。
54分|ディサロ燦シルヴァーノが退場
2枚目のイエローカードで山形が10人に
ディサロ燦シルヴァーノは12分に1枚目のイエローカードを受けていました。
そして54分、再び警告を受け、2枚目のイエローカードにより退場。
山形は残り約40分を10人で戦うことになりました。
1点を追う山形にとって、この退場はあまりにも大きな痛手でした。
横浜FMは数的優位を生かし、さらにボール保持率を高めます。45~60分の15分間では、山形28%、横浜FM72%というポゼッションになりました。
65分|松村晃助が鮮やかな追加点
宮市亮のパスから右足で仕留める
横浜FMは65分、待望の追加点を奪います。
宮市亮からのパスを受けた松村晃助がペナルティーエリア手前から右足を一閃。
シュートはゴール左下へ決まり、横浜FMが2-0とリードを広げました。
宮市にはアシストが記録されています。
横浜FMにとっては、数的優位をスコアに反映させた非常に大きな2点目でした。
終盤|横浜FMが一方的に押し込む
19本のシュートを放った横浜FM
横浜FMはその後もボールを握り続けます。
70分には二田と宮市を下げ、ディーン・デイビッドと遠野大弥を投入。
76分にはディーン・デイビッドが左サイドからドリブルで侵入して枠内シュートを放ちましたが、渋谷がセーブしました。
85分時点で横浜FMは18本のシュートを記録しており、試合を通して山形を自陣へ押し込む時間が長く続きました。
90+1分|堀金峻明が山形の意地を見せる
川名連介のスルーパスから1点を返す
10人となっても、山形は最後まで諦めませんでした。
90+1分、途中出場の川名連介がペナルティーエリア手前からスルーパス。
これに抜け出した堀金峻明がペナルティーエリア中央から右足でゴール右下へ流し込み、山形が1点を返します。
川名にはアシストが記録されました。
しかし、反撃するには時間が足りません。
試合はそのまま1-2で終了。
横浜F・マリノスが3回戦進出を決めました。
両チームの交代選手
モンテディオ山形
| 時間 | OUT | IN |
|---|---|---|
| HT | タリソン アウベス | 川井 歩 |
| 61分 | 横山 塁 | 森 海渡 |
| 68分 | 山田 拓巳 | 杉井 颯 |
| 68分 | 柳町 魁耀 | 川名 連介 |
| 74分 | 吉尾 海夏 | 寺山 翼 |
| 87分 | 野嶽 寛也 | 國分 伸太郎 |
横浜F・マリノス
| 時間 | OUT | IN |
|---|---|---|
| 10分 | 三井寺 眞 | 近藤 友喜 |
| 70分 | 二田 理央 | ディーン デイビッド |
| 70分 | 宮市 亮 | 遠野 大弥 |
| 77分 | 木村 卓斗 | 井上 太聖 |
| 77分 | 諏訪間 幸成 | 藤井 翔大 |
| 87分 | 山根 陸 | 喜田 拓也 |
両チームとも公式記録上6選手を交代。横浜FMは先制した二田やアシストを記録した宮市を下げながら、遠野、ディーン・デイビッドらを投入して攻撃の強度を維持しました。
スタッツから見る山形vs横浜FM
| スタッツ | 山形 | 横浜FM |
|---|---|---|
| シュート | 4 | 19 |
| 枠内シュート | 3 | 8 |
| ボール支配率 | 28% | 72% |
| パス成功率 | 62.3% | 87.9% |
| オフサイド | 1 | 4 |
| CK | 2 | 2 |
| FK | 10 | 20 |
| 警告 | 4 | 2 |
| 退場 | 1 | 0 |
数字を見ると、試合の構図は明確です。
横浜FMは72%のボール支配率を記録し、シュート数でも19対4と圧倒。枠内シュートも8対3と大きな差が付きました。
特にパス成功率87.9%は、横浜FMが相手陣内でボールを動かし続けたことを示しています。
山形は10人になった影響もあり、ボールを奪ってから攻撃へ移る回数自体が限られました。
モンテディオ山形|選手採点・評価
※10点満点。当サイト独自評価であり、公式採点ではありません。
| 選手 | 採点 | 評価 |
|---|---|---|
| 渋谷 飛翔 | 7.0 | 横浜FMの猛攻に好セーブを連発。2失点ながら大量失点を防いだ |
| 山田 拓巳 | 6.0 | 後半開始直後に横山の決定機を演出 |
| 野嶽 寛也 | 5.5 | 守勢の時間が長い中で粘ったが、警告も受けた |
| 城和 隼颯 | 6.0 | 前半終了間際にCKから枠内ヘッド。守備でも身体を張った |
| 坂本 稀吏也 | 6.5 | クロスやシュートを何度もブロック |
| 吉尾 海夏 | 6.0 | セットプレーを担当し、攻撃の起点となった |
| 堀金 峻明 | 7.0 | 90+1分に意地のゴール。最後まで走り切った |
| タリソン アウベス | 5.0 | 前半42分にPKを与え、HTで交代 |
| ディサロ 燦シルヴァーノ | 4.5 | 54分に2枚目の警告で退場。試合展開に大きく影響 |
| 柳町 魁耀 | 5.5 | 守備の負担が大きく、攻撃面で存在感を出し切れず |
| 横山 塁 | 6.0 | 47分にヘディングで決定機を作った |
| 川井 歩 | 6.0 | 後半から入り守備を支えた |
| 森 海渡 | 5.5 | 10人の状況で前線の起点を狙った |
| 杉井 颯 | 5.5 | 数的不利の中で守備対応に追われた |
| 川名 連介 | 6.5 | 堀金の得点をアシスト。短い時間で結果を残した |
| 寺山 翼 | 5.5 | 中盤の運動量を補った |
| 國分 伸太郎 | 5.5 | 終盤から出場し反撃を試みた |
山形で高く評価したいのはGK渋谷飛翔です。
公式速報では21分の松村、27分の近藤、29分の二田と天野、56分の天野、76分のディーン・デイビッドなど、数多くのシュートをセーブしています。
横浜F・マリノス|選手採点・評価
| 選手 | 採点 | 評価 |
|---|---|---|
| 飯倉 大樹 | 6.5 | 城和、横山の枠内シュートをセーブ。終盤の1失点以外は安定 |
| ジェイソン キニョーネス | 6.5 | 最終ラインから安定した配球を続けた |
| 諏訪間 幸成 | 6.5 | ディサロへの対応など中央を締めた |
| 木村 卓斗 | 6.5 | 守備とビルドアップの両面で安定 |
| 関富 貫太 | 6.5 | 左から積極的に前進し、シュートにも絡んだ |
| 山根 陸 | 6.5 | 中盤でボールを循環させ、圧倒的保持を支えた |
| 天野 純 | 7.0 | 多くのシュート、セットプレーで攻撃をけん引 |
| 松村 晃助 | 7.5 | 65分に決勝的な2点目。積極的な仕掛けも光った |
| 宮市 亮 | 7.0 | 松村のゴールをアシスト。サイドから攻撃を活性化 |
| 二田 理央 | 7.5 | PKで先制点。前半から複数の決定機に関与 |
| 三井寺 眞 | - | 10分で交代したため評価対象外 |
| 近藤 友喜 | 7.0 | 途中出場後に右サイドを活性化し、PK獲得にもつながった |
| ディーン デイビッド | 6.0 | 途中出場から枠内シュートを記録 |
| 遠野 大弥 | 6.0 | 積極的にシュートを狙い、終盤の攻撃を支えた |
| 井上 太聖 | 6.0 | 終盤の守備を安定させた |
| 藤井 翔大 | 6.0 | 途中出場後、クロス対応で貢献 |
| 喜田 拓也 | 6.0 | 最終盤に中盤を締めた |
MOM候補は二田理央と松村晃助。
二田は先制PKを確実に決め、松村は流れの中から貴重な2点目を奪いました。特に松村は21分にも枠内シュートを放つなど、序盤からゴールへの意識を強く見せていました。
なぜ横浜F・マリノスが勝利できたのか?
圧倒的なボール保持とパス精度
最大の要因はボール支配です。
横浜FMの最終的な支配率は72%、パス成功率は87.9%。
山形にボールを持たせる時間を限定しながら、自分たちは相手陣内で何度も攻撃をやり直しました。
29分のように、一度シュートを止められてもすぐにボールを回収して再びゴールへ迫る場面が象徴的でした。
右サイドの近藤友喜が攻撃を活性化
10分に三井寺眞との交代で入った近藤友喜の存在も大きなポイントでした。
23分にはドリブルでペナルティーエリアまで進入。27分には自身が枠内シュートを放ち、42分にはタリソンのファウルを受けてPKを獲得しています。
早い時間帯の交代にもかかわらず、すぐ試合へ入り、右サイドから山形守備を何度も崩しました。
数的優位を確実に生かした
54分のディサロ退場後は、さらに横浜FM優勢の展開となりました。
横浜FMは焦って縦へ急ぐのではなく、ピッチを広く使いながら10人の山形を動かし続けます。
そして65分、宮市から松村へつないで2点目。
数的優位となった時間帯をきちんと得点へ結び付けた点は、勝利の大きなポイントでした。
モンテディオ山形が敗れた要因
前半のPKが痛かった
横浜FMに押し込まれながらも、山形は渋谷を中心に0-0で耐えていました。
それだけに、前半終了間際の42分に与えたPKは痛恨です。
前半を0-0で終えていれば、後半のゲームプランも大きく変わっていたでしょう。
ディサロの退場でゲームプランが崩れる
最大の分岐点は54分です。
1点を追う状況でディサロが退場し、山形は10人に。
その直前の47分には横山が枠内シュートを放っていただけに、反撃ムードが生まれ始めたタイミングでの退場でした。
結果的に横浜FMは19本のシュートを記録。
山形は守備へ人数を割かざるを得ず、追いつくための攻撃に十分な人数を送り込めなくなりました。
山形にとっての収穫
10人でも最後までゴールを狙った
敗戦の中でも、評価できるのは最後まで試合を諦めなかったことです。
90+1分、川名から堀金へのパスで1点を返しました。
72%のボール支配を許し、シュート数も4対19。その上、約40分を10人で戦った試合です。
それでも無得点では終わらなかったことは、次のリーグ戦へ向けてポジティブな材料となります。
モンテディオ山形|次戦への改善ポイント
不要なファウルを減らしたい
この試合ではPKと退場という2つの大きな出来事が、どちらもファウルから生まれました。
格上クラブを相手にするほど、一つのファウルが試合結果に直結します。
特に自陣ペナルティーエリア周辺での守備対応と、警告を受けた選手のゲームコントロールは改善したいところです。
山形の次戦は10月3日、J2第9節の大分トリニータ戦。アウェイでの一戦となります。
ルヴァンカップから中3日だけに、主力選手を含めたコンディション調整も重要になります。
横浜F・マリノス|次戦への改善ポイント
19本のシュートをさらに得点へ
横浜FMはシュート19本、枠内8本を記録しました。
試合全体を支配した一方、最終スコアは2-1。GK渋谷の好守もありましたが、決定機の数を考えればさらに得点を重ねられる試合でもありました。
3回戦以降、より強度の高い相手と対戦した際には、優勢な時間帯に試合を決め切る決定力が重要になります。
横浜FMの次戦は10月7日、天皇杯3回戦の京都産業大学戦。
その後10月10日にJ1第9節・セレッソ大阪戦、10月14日にはルヴァンカップ3回戦で清水エスパルスと対戦します。
まとめ|横浜FMが実力差を示すも、10人の山形も最後まで抵抗
モンテディオ山形 1-2 横浜F・マリノス。
横浜FMが72%のボール支配率、19本のシュートを記録し、試合の大半で主導権を握りました。
43分に二田理央がPKを決め、山形が10人となった後の65分には松村晃助が追加点。
試合運びを含め、横浜FMがカテゴリー上位の力を見せた一戦だったと言えるでしょう。
一方の山形は、前半のPKと後半の退場が大きく響きました。
それでもGK渋谷飛翔が何度も決定機を防ぎ、最後は川名連介から堀金峻明のゴールで1点差まで追い上げています。
結果は敗退。
しかし「10人でも最後までゴールを狙い続けた」という点は、今後のJ2リーグへつながる要素です。
横浜FMは2-1で3回戦へ進出。次のルヴァンカップでは10月14日、日産スタジアムで清水エスパルスと対戦します。
免責事項
本記事は、Jリーグ公式サイト、モンテディオ山形および横浜F・マリノスの公式情報、その他公開されている試合記録・スタッツをもとに作成しています。
また、本記事の制作にはAIライティングツールを使用し、情報整理、記事構成、文章表現の補助を行っています。公開前に可能な限り公式情報との照合を行っていますが、公式記録の訂正や情報更新などによって内容が変更される場合があります。最新情報についてはJリーグおよび各クラブの公式発表をご確認ください。
なお、選手採点、戦術分析、試合内容に関する評価は、公開された試合記録・スタッツをもとにした当サイト独自の見解です。Jリーグ、モンテディオ山形、横浜F・マリノスおよび各選手・関係者による公式評価ではありません。









