2026年9月29日、サンプロ アルウィンで行われた2026/27 Jリーグ ヤマザキビスケット ルヴァンカップ 1stラウンド2回戦。J3の松本山雅FCがJ2で3位につけていたアルビレックス新潟を1-0で下し、3回戦進出を決めた。
決勝点を奪ったのは左ウイングバックの高野遼。Jリーグ公式では20分、井上愛簾のアシストからドリブルでペナルティーエリア手前まで持ち込み、左足でゴール左上へ突き刺した。なお、一部報道では「21分」と表記されているが、本記事ではJリーグ公式記録の「20分」を採用する。
最終スタッツでは、ボール保持率は松本42%、新潟58%。シュート数も松本8本に対して新潟13本と、新潟がボールと攻撃回数では上回った。それでも松本はGK高麗稜太と3バックを中心に最後までゴールを割らせず、カテゴリー差を覆した。
今回は試合展開、スタメン、得点シーン、戦術、個人評価、両チームの課題まで詳しく分析する。
松本山雅FCvsアルビレックス新潟|試合結果
ルヴァンカップ1stラウンド2回戦
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 大会 | 2026/27 Jリーグ ヤマザキビスケット ルヴァンカップ 1stラウンド2回戦 |
| 開催日 | 2026年9月29日 |
| 会場 | サンプロ アルウィン |
| 結果 | 松本山雅FC 1-0 アルビレックス新潟 |
| 前半 | 1-0 |
| 後半 | 0-0 |
| 得点 | 20分 高野遼(松本) |
| アシスト | 井上愛簾 |
| 入場者数 | 3,089人 |
| 天候 | 晴れ |
| 気温 | 16.9℃ |
| 湿度 | 90% |
| 主審 | 俵元希 |
両チームのスターティングメンバー
松本山雅FC|3-1-4-2
石崎信弘監督は3-1-4-2を採用。
| ポジション | 選手 |
|---|---|
| GK | 高麗稜太 |
| DF | 野田裕喜 |
| DF | 宮部大己 |
| DF | 金子光汰 |
| MF | 澤崎凌大 |
| MF | 高野遼 |
| MF | 北爪健吾 |
| MF | 松村厳 |
| MF | 川上航立 |
| FW | 田口裕也 |
| FW | 井上愛簾 |
特に注目したいのが左右の幅を担った高野遼と北爪健吾。高野は左ウイングバックとして攻撃参加を繰り返し、決勝点まで奪った。
アルビレックス新潟|4-2-3-1
船越優蔵監督は4-2-3-1。
| ポジション | 選手 |
|---|---|
| GK | 内山翔太 |
| DF | 笠井佳祐 |
| DF | 早川史哉 |
| DF | 森昂大 |
| DF | 舩木翔 |
| MF | 古長谷千博 |
| MF | 星雄次 |
| MF | 新井泰貴 |
| MF | 前田椋介 |
| FW/MF | イウリ・カスティーリョ |
| FW | 若月大和 |
新潟はリーグ戦からメンバーを入れ替えながらも、早川史哉、星雄次ら経験のある選手を配置した。
前半分析|松本が「格上」を意識せず立ち上がりから攻める
開始3分までに複数回ゴールへ迫る
試合前のカテゴリーを見れば、
松本=J3
新潟=J2
であり、当時のリーグ順位も松本がJ3・15位、新潟がJ2・3位だった。
それでも松本は、自陣に引いて耐えるところから入らなかった。
1分には野田裕喜のボールから田口裕也がペナルティーエリア内で受け、2分には松村厳のクロスからCKを獲得。その流れで高野がミドルシュートを放った。
3分には左サイドのFKから澤崎凌大が送り、金子光汰がフィニッシュ。
試合開始直後から、松本は明確に「先に殴りに行く」姿勢を見せた。
両ウイングバックを高い位置へ
松本の3-1-4-2で特徴的だったのが、サイドの使い方だ。
高野を左、北爪を右に配置。
10分には左から高野がクロスを送り、北爪がペナルティーエリア中央からシュートを放っている。
左WB→右WB
という形でフィニッシュまで行ったことからも、松本が両翼をかなり高い位置へ押し出していたことが分かる。
新潟の4バックを横に広げるという意味でも効果的だった。
新潟も8分に決定機
若月大和のシュートを高麗稜太がセーブ
もちろん、新潟が何もできなかったわけではない。
8分、新井泰貴の左サイドからの攻撃を起点に、こぼれ球へ若月大和が反応。
ペナルティーエリア左から右足で枠内へ飛ばしたが、松本GK高麗稜太がセーブした。
もしここで新潟が先制していれば、試合の構図は大きく変わっていた可能性がある。
松本にとっては、攻撃的に入った時間帯に失点しなかったことも非常に大きかった。
20分|高野遼がスーパーゴール
井上愛簾のアシストから左足一閃
試合を動かしたのは高野だった。
20分。
井上愛簾からボールを受けた高野がペナルティーエリア手前からドリブルで前進。
そのまま左足を振り抜く。
シュートはゴール左上へ決まり、松本が1-0と先制した。
Jリーグ公式速報では井上愛簾のアシストも記録されている。
高野は得点前から最も積極的だった
この得点は突然生まれたものではない。
高野は、
2分:こぼれ球からシュート
4分:左からクロス
10分:クロスから北爪のシュートを演出
と、試合開始から繰り返し攻撃へ関与していた。
そして公式スタッツでも、ドリブル数は高野が両チーム最多の2回。
ゴールだけを切り取るのではなく、左サイドで継続的に相手へ圧力を掛けていたことが、この日の高野の価値だった。
先制後は新潟がボールを握る
前半保持率は新潟57%
松本が先制した後、徐々に新潟がボールを保持する時間が増える。
前半終了時点のポゼッションは、
松本43%
新潟57%
だった。
27分にはイウリ・カスティーリョがミドル。
30分には新井のFKからカスティーリョがヘディングシュートを放ったが、高麗がセーブ。
31分にも新井やカスティーリョが連続してゴールを狙った。
新潟はボールを持てるようになったが、松本は中央を簡単には割らせなかった。
松本の5バック化が新潟を苦しめる
先制後は守備時に最終ラインを厚く
松本は3-1-4-2だが、守備時には両ウイングバックが下がり、
5-3-2に近い形
で守る局面が増えたと考えられる。
これは公開された配置と試合経過をもとにした本記事の戦術分析だが、新潟が左右からクロスを入れても、宮部大己、野田裕喜、金子光汰を中心に中央で跳ね返す場面が多かった。
32分には古長谷千博のクロスを宮部がクリア。
前半終了間際にも北爪、高野らがサイドで対応し、リードを維持した。
前半終了|松本1-0新潟
シュートは松本4本、新潟7本
前半終了時点でJリーグ公式速報が示したスタッツは、
松本:シュート4本/枠内1本
新潟:シュート7本/枠内2本
だった。
保持率も新潟が上。
それでもスコアは松本1-0。
松本は攻撃回数では新潟に上回られながら、最も重要なチャンスを高野が得点へ変えた。
後半分析|松本は守るだけではなく2点目も狙う
50分、高野が再び左サイド突破
後半開始後も、松本は完全にゴール前へ引きこもらなかった。
50分、高野が左サイドからドリブルで前進しクロス。
52分には北爪のクロスから田口がシュート。
55分にも高野が再びクロスを入れている。
リードしている状況でも両WBを使い、相手陣内へ出ていく時間を作った。
これによって新潟もCBまで完全に押し上げ続けることが難しくなった。
新潟は58分に攻撃陣を入れ替える
シマブク・カズヨシとマテウス・モラエス投入
1点を追う新潟は58分、
古長谷千博 → シマブク・カズヨシ
イウリ・カスティーリョ → マテウス・モラエス
と2枚替え。
68分には警告を受けていた笠井佳祐に代えて石山青空を投入した。
攻撃の活性化を狙った交代だった。
65分、モラエスのシュートを高麗がセーブ
交代策はすぐにチャンスへつながった。
65分、モラエスがペナルティーエリア手前から左足で枠内へシュート。
しかし高麗が再びセーブ。
この試合で松本の守護神が大きな役割を果たした場面の一つだった。
68分、松本もゲーム管理へ
澤崎凌大→村上陽斗、田口裕也→藤枝康佑
松本も68分に動く。
澤崎凌大 → 村上陽斗
田口裕也 → 藤枝康佑
を投入。
さらに63分には、決勝点を決めた高野を下げて樋口大輝を入れていた。
80分には、
川上航立 → 力安祥伍
松村厳 → 金子翔太
と交代。
5枚の交代枠を使いながら、運動量を維持した。
終盤は新潟が猛攻
61%の保持時間でも松本守備を崩せず
60分以降、新潟がボールを持つ時間は増えた。
60~75分の15分間では、新潟のポゼッションが61%。
72分にはシマブクがシュート。
75分にはモラエス。
77分には早川史哉。
86分には石山が右サイドを突破しクロス。
88分にはシマブク→桑山侃士→加藤徹也とペナルティーエリア内までつないだ。
それでも松本は最後の局面で身体を張る。
特に金子光汰、宮部、野田を中心に、クロスやシュートをブロックし続けた。
90+1分、最後のCKも野田裕喜がクリア
1点を90分間守り切る
後半アディショナルタイム。
新潟は左CKを獲得。
シマブクがゴール前へ入れたが、野田裕喜がクリアした。
そして試合終了。
松本山雅FC 1-0 アルビレックス新潟。
高野の一撃をチーム全員で守り切った。
スタッツから見る松本山雅vsアルビレックス新潟
新潟が保持率・シュート数で上回る
| 項目 | 松本山雅 | 新潟 |
|---|---|---|
| ボール支配率 | 42% | 58% |
| シュート | 8 | 13 |
| 枠内シュート | 2 | 3 |
| パス成功率 | 65% | 78% |
| CK | 5 | 3 |
| FK | 7 | 13 |
| オフサイド | 1 | 2 |
| ファウル | 11 | 7 |
| 警告 | 1 | 1 |
| 退場 | 0 | 0 |
Jリーグ公式スタッツによると、新潟は保持率58%、シュート13本、パス成功率78%で松本を上回った。対する松本は保持率42%、シュート8本。それでも1-0で勝利している。
守備スタッツに松本の戦い方が表れる
松本は、
クリア24回
タックル18回
ブロック19回
1対1勝利14回
を記録した。
特にブロック数は新潟の12回を上回る。
「ボールを握れなかったから何もできなかった」のではなく、ボールを持たせながら最後の局面で止める戦いが機能したことを数字も示している。
松本山雅が勝利できた3つの理由
1.格上相手でも最初から受け身にならなかった
最も重要だったのは立ち上がりだ。
1分からクロス。
2分にはCKと高野のシュート。
3分にもセットプレーからシュート。
10分には北爪がフィニッシュ。
「まず0-0で耐えよう」という入りではなかった。
その積極性が20分の先制点につながった。
2.高野遼が左サイドで違いを作った
決勝点だけではない。
高野はクロス、ドリブル、シュートを繰り返した。
公式スタッツでもドリブル2回はチーム・両チーム最多。
この試合の松本における最大の攻撃ポイントだった。
3.高麗稜太と3バックが最後まで集中
新潟の枠内シュートは3本。
8分の若月。
30分のカスティーリョ。
65分のモラエスなど、危険な場面で高麗が対応した。
さらに、その前で宮部、金子光、野田らが身体を張った。
クリーンシートはGKだけの成果ではなく、チーム全体の守備の結果だった。
松本山雅FCの良かった点
攻守の切り替えが明確だった
ボールを奪った後、ただ時間を使うのではなく、井上や田口へ素早く届ける。
高野、北爪も一気に前へ出る。
これによって、新潟は攻撃時にも松本のカウンターを警戒する必要があった。
センターを簡単に開けなかった
新潟はチャンスクリエイト15回を記録し、松本の8回を大きく上回った。
それでも得点は0。
最後のシュートコースやペナルティーエリア中央を簡単には空けなかったことが大きい。
2025年の敗戦を“逆スコア”で返した
両チームは2025年4月9日のルヴァンカップ2回戦でも、同じサンプロ アルウィンで対戦している。
その試合では新潟が笠井佳祐、奥村仁のゴールで2-0勝利していた。
約1年半後。
今度は松本が無失点で新潟を倒した。
同じ会場、同じ大会の2回戦という点でも意味のある勝利になった。
松本山雅FCの課題
ボール保持時の安定感
勝利したとはいえ、保持率は42%、パス成功率65%。
新潟に押し込まれる時間が長かった。
今後さらに強度の高い相手と戦う場合、守備だけで90分を耐え続けるのは簡単ではない。
奪った後に2本、3本とパスをつなぎ、チーム全体を押し上げる時間を増やしたい。
2点目を奪うチャンスもあった
84分には途中出場の藤枝康佑が左足で枠内シュートを放ったが、内山翔太がセーブ。
1-0のままでは、一度のセットプレーやミスで延長戦へ入る危険がある。
守りながら2点目を狙えるチームになれば、さらに試合運びは安定する。
アルビレックス新潟の良かった点
ボール保持とチャンスメイクはできていた
58%の保持率。
パス成功率78%。
シュート13本。
チャンスクリエイト15回。
攻撃そのものが完全に機能しなかったわけではない。
特に前田椋介と若月大和は、公式データでチャンスクリエイト4回ずつを記録している。
交代選手も攻撃に絡んだ
シマブク・カズヨシ、マテウス・モラエス、石山青空らが途中出場。
モラエスは枠内シュート、シマブクはシュートとラストパス、石山は終盤のドリブル突破からクロスを記録した。
交代によって攻撃の圧力を高めることには成功していた。
アルビレックス新潟の課題
13本のシュートを得点へ変えられなかった
最も大きな問題はここだ。
シュート13本。
枠内3本。
得点0。
ボールを保持してチャンスを作るところまではできても、最後の一手が不足した。
ペナルティーエリア内でシュートまで完結したい
終盤には松本陣内へ深く入りながら、クロスや折り返しをブロックされる場面が多かった。
88分にはシマブクから桑山、加藤徹也までつながったものの、最後の折り返しを金子光汰に阻まれている。
相手を押し込んだ後に、
クロスを上げるだけ
↓
跳ね返される
↓
もう一度やり直す
という攻撃が増えると、5バック側は守りやすい。
中央のコンビネーションや背後へのランニングを増やしたい。
先制されるまでの時間帯
新潟にとって痛かったのは、開始20分を松本のペースで進められたこと。
格下カテゴリーとの試合では、相手に「今日は勝てる」と感じさせないことも重要だ。
序盤に松本へ複数回シュートを許し、その流れの中で先制されたことは修正材料になる。
両チームの選手交代
松本山雅FC
| 時間 | OUT | IN |
|---|---|---|
| 63分 | 高野遼 | 樋口大輝 |
| 68分 | 澤崎凌大 | 村上陽斗 |
| 68分 | 田口裕也 | 藤枝康佑 |
| 80分 | 川上航立 | 力安祥伍 |
| 80分 | 松村厳 | 金子翔太 |
リードを維持しながら、高野らの運動量を考慮して順次フレッシュな選手を投入した。
アルビレックス新潟
| 時間 | OUT | IN |
|---|---|---|
| 58分 | 古長谷千博 | シマブク・カズヨシ |
| 58分 | イウリ・カスティーリョ | マテウス・モラエス |
| 68分 | 笠井佳祐 | 石山青空 |
| 82分 | 若月大和 | 桑山侃士 |
| 82分 | 新井泰貴 | 加藤徹也 |
新潟はより攻撃的なカードを次々と投入したが、最後まで同点弾を奪えなかった。
松本山雅FC個人評価
高野遼をMOMに選出
※以下は公式採点ではなく、試合経過・公式スタッツをもとにした本記事独自の10点満点評価です。
| 選手 | 採点 | 評価 |
|---|---|---|
| 高麗稜太 | 7.5 | 複数の重要なセーブ。無失点勝利の立役者 |
| 野田裕喜 | 7.0 | 最後まで中央を締め、90+1分のCKもクリア |
| 宮部大己 | 7.0 | クロスや中央へのボールを繰り返し跳ね返した |
| 金子光汰 | 7.0 | 終盤の折り返しやシュートを身体を張ってブロック |
| 澤崎凌大 | 6.5 | セットプレーを担当し、序盤の攻勢を作った |
| 高野遼 | 8.5 | MOM。決勝点に加えて左サイドで攻撃の中心 |
| 北爪健吾 | 6.5 | 右WBとして上下動。10分にはシュートも放った |
| 松村厳 | 6.5 | 攻守に運動量を発揮。公式データでデュエル勝利6回 |
| 川上航立 | 6.5 | 守備強度を高め、新井のクロスもブロック |
| 田口裕也 | 6.0 | 前線でボールを収め、守備でもクロス対応 |
| 井上愛簾 | 7.0 | 決勝点をアシスト。前線からの推進力も見せた |
| 樋口大輝 | 6.5 | 高野に代わって入り、終盤のサイド守備を支えた |
| 村上陽斗 | 6.5 | 押し込まれる時間帯で中央の強度を維持 |
| 藤枝康佑 | 6.5 | 84分には決定機となる枠内シュート |
| 力安祥伍 | 6.0 | 終盤の試合管理に貢献 |
| 金子翔太 | 6.0 | 80分から入り、前線の運動量を補った |
松村厳は公式選手スタッツでデュエル勝利6回を記録。松本の球際の強さを象徴する数字だった。
アルビレックス新潟個人評価
前田椋介と若月大和が攻撃をけん引
| 選手 | 採点 | 評価 |
|---|---|---|
| 内山翔太 | 6.0 | 高野の一撃には届かず。終盤は藤枝のシュートをセーブ |
| 笠井佳祐 | 5.5 | 61分に警告。昨年の同カードでは得点したが今回は不発 |
| 早川史哉 | 6.5 | 攻守に関わり、後半には積極的にシュート・クロス |
| 森昂大 | 6.5 | クロス対応で粘り、松本の攻撃を複数回ストップ |
| 舩木翔 | 6.0 | サイドで上下動し、後半はクロスも供給 |
| 古長谷千博 | 6.0 | 左サイドから仕掛け、クロスでチャンスを作った |
| 星雄次 | 6.0 | 中盤でボール循環を支えた |
| 新井泰貴 | 6.5 | 序盤から積極的にシュート・クロスで攻撃参加 |
| 前田椋介 | 7.0 | チャンスクリエイト4回。攻撃の中心 |
| イウリ・カスティーリョ | 6.0 | ヘディングなどでゴールへ迫った |
| 若月大和 | 6.5 | 8分の枠内シュートなど、前線で動きを作った |
| シマブク・カズヨシ | 6.5 | 途中出場後に攻撃を活性化 |
| マテウス・モラエス | 6.5 | 65分の枠内シュートなど得点へ迫った |
| 石山青空 | 6.5 | 終盤に右サイドからドリブル突破 |
| 桑山侃士 | 6.0 | 終盤に中央で攻撃をつないだ |
| 加藤徹也 | 6.0 | 攻撃的に入り、88分にはゴール前でボールを受けた |
前田と若月はともにチャンスクリエイト4回で、この試合の最多タイだった。
勝敗を分けた最大のポイント
「ボールを持つこと」と「試合を支配すること」は同じではない
新潟は保持率58%。
松本は42%。
シュートも13対8。
数字だけなら新潟が優位だった。
しかしサッカーは、保持率で勝敗を決める競技ではない。
松本は、
最初の20分で主導権を奪う
↓
高野が決める
↓
守備ブロックを整える
↓
カウンターで新潟をけん制する
↓
交代カードで強度を維持する
という勝利へのシナリオを実行した。
対する新潟はボールを持ったものの、最後まで松本の守備を完全には崩せなかった。
この日の1-0は、単なる「高野のゴール1本」で説明できる試合ではない。
松本が先制後の約70分をどう戦ったか。
そこに勝利の最大の価値があった。
次戦へ向けた松本山雅FC
10月3日にJ3・ガイナーレ鳥取戦
松本の次戦は10月3日14時、サンプロ アルウィンで行われる明治安田J3リーグ第9節・ガイナーレ鳥取戦。
松本は9月26日に栃木SCを2-1で破って今季リーグ初勝利を挙げたばかり。
そこから中2日で新潟も撃破した。
公式戦連勝の勢いを、最も重要なリーグ戦へつなげたい。
ルヴァンカップ3回戦はサンフレッチェ広島
そしてルヴァンカップ3回戦では、
10月14日19時
松本山雅FC vs サンフレッチェ広島
サンプロ アルウィン
が決定している。
次はJ1の強豪、しかも前回大会王者の広島。
新潟を破った守備力とカウンターが、さらに上のカテゴリーを相手にどこまで通用するか注目したい。
次戦へ向けたアルビレックス新潟
10月3日に徳島ヴォルティス戦
新潟は10月3日14時、デンカビッグスワンスタジアムでJ2第9節・徳島ヴォルティス戦を迎える。
J2で上位争いを続ける新潟にとって、ルヴァンカップ敗退を引きずる時間はない。
松本戦では58%のボール保持率を記録しながら無得点。
徳島戦に向けては、ボール保持そのものではなく、
「相手ゴール前でどう決定機を作り切るか」
が大きな修正点になりそうだ。
まとめ|高野遼の一撃+全員守備。松本山雅が新潟に雪辱
昨年0-2で敗れた相手を1-0で撃破
2025年4月。
サンプロ アルウィン。
同じルヴァンカップ2回戦で、新潟に0-2で敗れた松本。
そこから約1年半。
2026年9月29日。
今度は松本が新潟を1-0で下した。
得点したのは高野遼。
20分、井上愛簾から受けたボールを持ち込み、左足でゴール左上へ突き刺した。
しかし本当の勝因は、その後にあった。
新潟は58%の保持率と13本のシュートで松本ゴールへ迫った。
それでも高麗稜太が止める。
宮部大己が跳ね返す。
金子光汰がブロックする。
野田裕喜が最後のCKをクリアする。
中盤も前線も身体を張る。
そして90分を終えた時、スコアは変わらなかった。
松本山雅FC 1-0 アルビレックス新潟。
J3の松本がJ2上位の新潟を破り、1回戦の湘南に続いて再び上位カテゴリーのクラブを退けた。試合前のJリーグ公式も、松本が1回戦でJ2湘南をPK戦の末に破っていたことを紹介している。
そして次はJ1・サンフレッチェ広島。
新潟戦で見せた、
積極的な入り
サイドの推進力
ゴール前で身体を張る守備
全員で1点を守る集中力
がどこまで通用するのか。
「アルウィンでまた何かが起こるのではないか」。
そう期待させるだけの価値が、この1-0にはあった。
免責事項
本記事の情報およびAIライティングツールの使用について
本記事は、Jリーグ公式サイト、松本山雅FC、アルビレックス新潟などの公式発表・公式試合記録を中心に、2026年9月30日時点で公開されている情報を複数の報道媒体と照合して作成しています。
試合結果、得点者、スターティングメンバー、選手交代、ボール保持率、シュート数、会場、観客数などの客観的情報については、可能な限りJリーグ公式記録を優先してファクトチェックしています。
なお、決勝点の時間について、Jリーグ公式では20分、一部報道媒体では21分との表記があります。本記事では公式記録を優先して20分としています。
選手採点、戦術分析、勝敗要因、両チームの「良かった点」「課題」などについては、公式スタッツおよび公開された試合経過をもとにした本記事独自の分析・評価であり、Jリーグ、各クラブ、監督・選手の公式見解ではありません。
また、本記事の文章作成、情報整理、構成にはAIライティングツールを使用しています。 公開後に公式記録、選手情報、日程等が変更・更新される可能性があるため、最新情報についてはJリーグおよび各クラブの公式発表もあわせてご確認ください。









