2026年9月29日、CITY FOOTBALL STATIONで行われた2026/27 Jリーグ ヤマザキビスケット ルヴァンカップ 1stラウンド2回戦。栃木シティとサンフレッチェ広島によるJリーグ公式戦初対戦は、広島が2-0で勝利した。前半13分に鮎川峻、23分に加藤陸次樹がゴールを奪い、そのリードを最後まで守り切った。
ただし、内容を見ると「J1の広島が一方的に押し込んだ試合」ではない。最終的なボール保持率は50%対50%、シュート数は栃木シティ14本、広島18本。さらに枠内シュートは両チームとも3本だった。広島が違いを見せたのは、チャンスの「量」よりも、決定機を得点へ変える「質」だった。
この記事では、スタメン、得点までの流れ、戦術、両チームの良かった点と課題、独自選手評価、次戦まで詳しく分析する。
栃木シティvsサンフレッチェ広島|試合結果
ルヴァンカップ1stラウンド2回戦
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 大会 | 2026/27 Jリーグ ヤマザキビスケット ルヴァンカップ 1stラウンド2回戦 |
| 開催日 | 2026年9月29日 |
| 会場 | CITY FOOTBALL STATION |
| 結果 | 栃木シティ 0-2 サンフレッチェ広島 |
| 前半 | 0-2 |
| 後半 | 0-0 |
| 得点 | 13分 鮎川峻、23分 加藤陸次樹 |
| 入場者数 | 2,260人 |
| 天候 | 雨 |
| 気温 | 19.9℃ |
| 湿度 | 90% |
雨、湿度90%という難しいコンディションの中で行われ、広島が前半の2得点で勝負を決めた。
両チームのスターティングメンバー
栃木シティ|4-1-2-3
今矢直城監督は、チームの基本形である4-1-2-3を採用した。
| ポジション | 選手 |
|---|---|
| GK | 原田欽庸 |
| DF | 奥井諒 |
| DF | 知念哲矢 |
| DF | 鈴木裕斗 |
| DF | 小西慶太郎 |
| MF | 加藤丈 |
| MF | 岡庭裕貴 |
| MF | 加藤大 |
| FW | バスケス・バイロン |
| FW | 吉田篤志 |
| FW | 升掛友護 |
Jリーグ公式の試合前プレビューでも、今季の栃木シティは4-3-3をベースに「アタッキングフットボール」を掲げ、カウンターの鋭さとフィニッシュ精度を特徴としていると紹介されていた。
サンフレッチェ広島|3-4-2-1
バルトシュ・ガウル監督は3-4-2-1。大迫敬介、荒木隼人、川辺駿、東俊希ら主力級を起用しながら、鮎川峻、越道草太、キム・ジュソンらも先発した。
| ポジション | 選手 |
|---|---|
| GK | 大迫敬介 |
| DF | 荒木隼人 |
| DF | 新井直人 |
| DF | キム・ジュソン |
| MF | 川辺駿 |
| MF | 東俊希 |
| MF | 川村拓夢 |
| MF | 越道草太 |
| FW | 鈴木章斗 |
| FW | 加藤陸次樹 |
| FW | 鮎川峻 |
広島は昨季のルヴァンカップ王者として今大会は2回戦から登場。Jリーグ公式も「ディフェンディングチャンピオン」として紹介している。
前半分析|栃木シティも攻めるが、広島が決定力で差をつける
5分、升掛友護がいきなり広島ゴールへ迫る
試合序盤から広島だけが攻めていたわけではない。
5分、栃木シティの升掛友護がペナルティーエリア手前からドリブルで進入し、中央から右足で枠内シュート。大迫敬介がセーブした。
栃木シティとしては非常に良い入りだった。
J1の広島に対して必要以上に引くのではなく、ボールを奪えば一気にゴールへ向かう。チームが掲げる攻撃的な姿勢を序盤から見せた。
広島はサイドから連続してクロスを供給
一方、広島は立ち上がりから両サイドを使う。
3分には東俊希のクロス、4分には新井直人のクロス。さらにCKも連続して獲得するなど、栃木シティの最終ラインを横方向へ揺さぶった。
ポイントは、最初のクロスが直接チャンスにならなくても攻撃を終わらせなかったことだ。
クリアされたボールを回収し、
再びサイドへ展開→クロス→こぼれ球を回収
という攻撃を繰り返す。
この形から最初のゴールが生まれる。
13分|鮎川峻が先制ゴール
新井直人のクロス→クリアボールを鮎川が仕留める
13分。
右サイドから新井直人がクロス。
栃木シティの鈴木裕斗が一度はクリアしたものの、そのボールが中央へこぼれる。
反応したのが鮎川峻だった。
ペナルティーエリア中央から左足で押し込み、広島が先制。
これは広島の攻撃を象徴するゴールだった。
最初のクロスそのものが完璧だったわけではない。
しかし、
相手にクリアさせる
→セカンドボールを拾う
→すぐシュート
という連続した攻撃によって得点した。
栃木シティとしては、クロスを跳ね返した後の守備まで完結できなかった。
23分|加藤陸次樹が追加点
鮎川が今度はアシスト役に
10分後、広島が再びゴールを奪う。
Jリーグ公式速報では、川村拓夢のパスから鈴木章斗につながった攻撃を起点に、最終的には鮎川峻のクロスを加藤陸次樹が右足でゴール左下へ流し込んだと記録されている。
栃木シティ 0-2 広島。
先制点を決めた鮎川が、今度は加藤のゴールを演出した。
鮎川はJリーグ公式スタッツでもこの試合チャンスクリエイト3回を記録しており、両チーム最多だった。
この時点で、試合の流れは大きく広島側へ傾いた。
広島が2点を奪えた理由
ペナルティーエリア内の「人数」が多い
2得点目を見ると、広島の特徴が分かりやすい。
中央でボールを動かしたあと、鮎川がクロスを上げた場面で加藤がゴール前へ入っている。
単純にサイドから1人がクロスを上げ、中央にFW1人だけが待っている攻撃ではない。
シャドーやFWが次々とエリア内へ入ることで、栃木シティ守備陣に複数のマーク対象を作った。
クロスの「次」を狙っていた
1点目はクリア後のセカンドボール。
2点目はクロスからフィニッシュ。
つまり広島は「クロスを入れて終わり」ではなく、その後のボールまで攻撃として設計できていた。
栃木シティが最初のボールを跳ね返しても、広島の攻撃がそこで終了しなかったことが大きい。
栃木シティも前半に反撃
36分、バスケス・バイロンのFK
2点を失った後も栃木シティは前へ出た。
36分にはペナルティーエリア手前でFKを獲得し、バスケス・バイロンが左足で直接ゴールを狙ったが得点には至らなかった。
39分には加藤丈から吉田篤志へボールが入り、40分には吉田がシュート。ゴール上へ外れたものの、広島陣内へ進入する場面は作っていた。
前半終了時点のシュート数は、
栃木シティ6本
広島8本
であり、極端な差ではなかった。ボール保持率も栃木シティ51%、広島49%だった。
それでもスコアは0-2。
ここにこの試合の最大の差があった。
後半分析|栃木シティが押し返すも広島が試合を管理
後半開始直後、栃木シティが攻勢
栃木シティは後半開始から積極的に前へ出た。
47分には升掛のクロスから吉田がシュート。
49分には吉田がペナルティーエリア手前から枠内シュートを放ったが、大迫がセーブした。
56分にも吉田がドリブルからシュート。
栃木シティは「2点差だから守って終わる」という姿勢ではなく、最後まで自分たちからゴールを目指した。
広島は59分から選手交代
菅大輝、小林志紋を投入
59分、広島は鈴木章斗とキム・ジュソンを下げ、
小林志紋
菅大輝
を投入。
63分には川村拓夢から前田直輝へ交代した。
2点をリードした状況で選手を入れ替えながらも、基本的な3-4-2-1を維持。
試合終盤にはセバスティアン・アレーとクシニ・イェンギも投入し、前線の強度を保った。
栃木シティも攻撃カードを投入
小池裕太、鈴木武蔵、山下敬大
68分には升掛友護から小池裕太。
74分には岡庭裕貴から鈴木武蔵、吉田篤志から山下敬大と、前線に攻撃的な選手を投入した。
84分には小池のクロスから山下がシュート。
90+1分には山下のクロスから加藤丈が左足で枠内シュートを放ったが、大迫がセーブした。
最後まで1点を狙ったが、広島のゴールをこじ開けられなかった。
スタッツから見る栃木シティvs広島
スコアほど一方的な試合ではない
| スタッツ | 栃木シティ | 広島 |
|---|---|---|
| ボール保持率 | 50% | 50% |
| シュート | 14 | 18 |
| 枠内シュート | 3 | 3 |
| CK | 3 | 5 |
| オフサイド | 2 | 2 |
| ファウル | 16 | 11 |
| 警告 | 1 | 1 |
| 退場 | 0 | 0 |
Jリーグ公式・スポーツナビともに、保持率は50%対50%。枠内シュートも3対3だった。
ここは非常に重要だ。
枠内シュート3本で2得点を奪った広島。
枠内シュート3本で無得点だった栃木シティ。
ゴール前での精度が、そのまま2-0という結果に表れた。
広島が勝利できた3つの理由
1.序盤のチャンスを確実に得点へ変えた
最大の違いは決定力。
広島は13分、23分と立て続けに得点した。
栃木シティも5分に升掛が枠内シュートを放つなど先にチャンスを作っている。
そこで広島が失点せず、自分たちのチャンスを得点にした。
この差が大きかった。
2.鮎川峻が得点+アシストで攻撃をけん引
この日の広島攻撃の中心は鮎川だった。
先制ゴール。
そして加藤陸次樹の得点をアシスト。
さらに公式データではチャンスクリエイト3回で両チーム最多を記録した。
中央だけに留まらず、サイドへ流れてクロスを供給できたことも栃木シティを守りにくくした。
3.2点を取った後に慌てなかった
後半は栃木シティにシュートを打たれる場面もあった。
それでも大迫を中心に失点を許さなかった。
広島は追加点を無理に狙ってバランスを崩すのではなく、選手交代を使いながらリードを維持。
ノックアウト方式のカップ戦としては、非常に現実的な試合運びだった。
栃木シティの良かった点
J1王者相手でも攻撃姿勢を失わなかった
0-2という結果だけなら「力の差」と見えてしまう。
だが実際は14本のシュートを放ち、ボール保持率も50%。
J1クラブを相手に自陣へ閉じこもるだけではなかった。
Jリーグ公式も試合前、栃木シティを「アタッキングフットボール」を掲げるチームとして紹介していたが、その姿勢は広島相手でも変わらなかった。
升掛友護の積極性
5分のシュートは、この試合の栃木シティを象徴するプレーだった。
自らドリブルでペナルティーエリアへ入ってシュート。
J1クラブだからといって慎重になり過ぎず、積極的に勝負した。
吉田篤志が後半にチャンスを作る
後半は吉田が複数回フィニッシュへ持ち込んだ。
49分には大迫にセーブされ、56分にもドリブルからシュート。
無得点には終わったが、攻撃の出口として存在感を示した。
栃木シティの課題
クロスを「クリアした後」の守備
最も明確な課題が先制点。
新井のクロス自体は鈴木裕斗がクリアできている。
しかし、そのこぼれ球を鮎川に拾われた。
守備は「ボールを一度触れば終了」ではない。
クリア
→セカンドボール回収
→ラインを押し上げる
ところまで完結する必要がある。
14本のシュートを得点へ変えたい
14本打って枠内3本。
そして0得点。
広島相手にもシュートまで運べたことはポジティブだが、次の段階はフィニッシュの質。
特にペナルティーエリア外から無理に打つのではなく、もう一つパスをつなぎ、よりゴールに近い位置でシュートを打つ形を増やしたい。
失点後の時間帯を落ち着かせる
13分に先制され、その10分後に0-2。
先制された直後の10分間を耐えることができれば、試合展開は大きく変わっていた可能性がある。
格上との一発勝負では、失点直後こそ冷静なゲーム管理が求められる。
サンフレッチェ広島の良かった点
鮎川峻の攻撃参加
ゴールとアシストの両方に絡み、この日の攻撃をけん引。
得点者でありながらクロスを送り、チャンスメイクまでできた点が大きい。
加藤陸次樹がゴール前で仕事
加藤は23分、鮎川のクロスに合わせて追加点。
試合前のJリーグ公式プレビューでも広島のキーマンとして名前を挙げられていたが、その期待に結果で応えた。
大迫敬介が無失点
5分の升掛、後半の吉田、終了間際の加藤丈など、重要な場面でゴールを許さなかった。
2-0という結果を成立させる上で、大迫の安定感も欠かせなかった。
サンフレッチェ広島の課題
18本中、枠内シュートは3本
勝ったとはいえ改善点もある。
広島は18本シュートを放ったが、枠内は3本。
その3本から2点を取った決定力は高いが、シュート精度そのものは改善の余地がある。
J1やカップ戦上位でより守備力の高い相手と戦う場合、18本も打てるとは限らない。
2点目以降に試合を決め切れなかった
23分で2-0。
その後も複数のチャンスがありながら、3点目は生まれなかった。
32分には越道が自陣からドリブルでペナルティーエリア内まで持ち込み、後半にも川村、鈴木章斗、イェンギらがフィニッシュへ近づいている。
早い時間に3-0にできれば、さらに余裕を持って選手を休ませることもできた。
栃木シティ個人評価
本記事独自の10点満点評価
※以下は公式採点ではなく、公開された試合記録・スタッツを基にした本記事独自評価です。
| 選手 | 採点 | 評価 |
|---|---|---|
| 原田欽庸 | 5.5 | 2失点。クロスとこぼれ球への対応で苦しい時間帯 |
| 奥井諒 | 5.5 | サイドで守備対応。15分に警告 |
| 知念哲矢 | 6.5 | 公式データでもデュエル勝利7回。守備で奮闘 |
| 鈴木裕斗 | 5.5 | 先制点ではクロスを一度クリアしたが、セカンドを拾われた |
| 小西慶太郎 | 6.0 | イェンギの終盤のシュートをブロックするなど粘った |
| 加藤丈 | 6.0 | 中盤から攻撃へ関与。90+1分には枠内シュート |
| 岡庭裕貴 | 5.5 | セットプレーを担当したが得点には結び付かず |
| 加藤大 | 6.0 | 中盤でボールを動かし攻撃の土台を作った |
| バスケス・バイロン | 6.5 | ドリブルとFKで違いを作ろうとした |
| 吉田篤志 | 6.5 | 後半に複数のシュート。栃木の攻撃をけん引 |
| 升掛友護 | 6.5 | 5分に決定機。積極的なドリブルが光った |
| 小池裕太 | 6.0 | 途中出場からクロスで山下のチャンスを演出 |
| 鈴木武蔵 | 5.5 | 終盤に前線へ入ったが得点には届かず |
| 山下敬大 | 6.0 | クロスやシュートで終盤の攻撃に関与 |
サンフレッチェ広島個人評価
鮎川峻をMOMに選出
| 選手 | 採点 | 評価 |
|---|---|---|
| 大迫敬介 | 7.0 | 複数の枠内シュートを防ぎクリーンシート |
| 荒木隼人 | 6.5 | 最終ライン中央で安定した対応 |
| 新井直人 | 6.5 | 先制点につながるクロスを供給 |
| キム・ジュソン | 6.0 | 59分まで無失点に貢献 |
| 川辺駿 | 6.5 | 中盤から前進を作り攻撃の起点 |
| 東俊希 | 6.5 | クロス、セットプレーでサイド攻撃を活性化 |
| 川村拓夢 | 6.5 | 2点目につながる攻撃を中央から組み立てた |
| 越道草太 | 6.5 | 32分には自陣から単独で持ち上がるなど推進力を発揮 |
| 鈴木章斗 | 6.0 | ゴール前へ入りながら攻撃をつないだ |
| 加藤陸次樹 | 7.5 | 23分に重要な追加点。勝負を大きく引き寄せた |
| 鮎川峻 | 8.0 | MOM。1得点1アシスト、チャンスクリエイト3回 |
| 菅大輝 | 6.0 | 59分から入り左サイドで安定 |
| 小林志紋 | 6.0 | 途中出場で中盤・前線の強度を維持 |
| 前田直輝 | 6.0 | 63分から入り攻撃のテンポを維持 |
| セバスティアン・アレー | 6.0 | 終盤にポストプレーとパスで攻撃に関与 |
| クシニ・イェンギ | 6.0 | 終盤にシュートまで持ち込んだ |
鮎川は1得点1アシストに加え、Jリーグ公式データでチャンスクリエイト3回を記録しており、この試合の攻撃面で最も大きな影響を与えた選手の一人だった。
勝敗を分けた最大のポイント
「14対18」ではなく「0対2」
この試合を象徴しているのがシュート数だ。
栃木シティ14本。
広島18本。
たった4本差しかない。
さらに枠内シュートは3対3。
それでもスコアは0-2だった。
つまり、この試合は「シュートをどれだけ打ったか」だけでは説明できない。
広島はクロス後のこぼれ球を鮎川が仕留め、次の決定機では鮎川のクロスを加藤が得点へ変えた。
対する栃木シティは、大迫のセーブやシュート精度不足によって得点できなかった。
ゴール前での数秒間の質。
そこにJ1のディフェンディングチャンピオンと、J2初参戦クラブの差が表れた試合だったと言える。
次戦へ向けた栃木シティの改善点
10月3日はFC今治戦
栃木シティは10月3日17時から、CITY FOOTBALL STATIONでJ2第9節・FC今治戦を迎える。
今回の広島戦で14本のシュートを打てたことはリーグ戦へつながる材料だ。
一方で、直近のJ2第8節では徳島に0-3で敗れており、広島戦も無得点。
今治戦では、攻撃回数そのものではなく、
「ペナルティーエリア内で、より確実なチャンスを何回作れるか」
が重要になる。
次戦へ向けたサンフレッチェ広島の改善点
天皇杯、ルヴァン、J1と連戦へ
広島の次戦は10月7日の天皇杯3回戦・いわきFC戦。その後10月11日にJ1第9節・東京ヴェルディ戦が控えている。
さらにルヴァンカップ3回戦では、10月14日に松本山雅FCとサンプロ アルウィンで対戦することが正式決定した。
複数大会を並行して戦うだけに、この栃木シティ戦で主力級を使いながら90分で勝ち切れたことは大きい。
ただし、今後は試合間隔が短くなる。
アレー、イェンギ、小林、菅ら途中出場選手を含め、スタメン以外の選手がどこまで戦力として結果を残せるかも重要になってくる。
まとめ|王者・広島が「決める力」で勝利。栃木シティも14本のシュートで意地を見せる
スコア以上に見応えのあった0-2
栃木シティ 0-2 サンフレッチェ広島。
広島は13分に鮎川峻、23分に加藤陸次樹。
わずか10分間で2ゴールを奪った。
鮎川は得点だけでなく2点目をアシストし、攻撃の中心として存在感を発揮。
大迫敬介を中心とした守備陣も栃木シティを無得点に抑え、前回大会王者らしく3回戦進出を決めた。
一方の栃木シティも悲観するだけの内容ではない。
保持率50%。
シュート14本。
枠内シュート3本。
J1の強豪を相手に最後まで攻撃姿勢を失わなかった。
それでも勝敗を分けたのはゴール前だった。
一度のクリアで守備を終わらせず、鮎川がこぼれ球を決めた広島。
数少ない決定機を確実に仕留めた加藤。
そして相手の枠内シュートを止め切った大迫。
チャンスを作るところまでは互角に近かった。しかし、チャンスを「得点」に変える部分で広島が上回った。
ノックアウト方式のカップ戦では、その差が何より大きい。
広島は連覇へ向けて次のラウンドへ。
栃木シティは大会敗退となったが、J1王者を相手に見せた攻撃姿勢をJ2リーグへ持ち帰れるか。両チームにとって次の戦いにつながる90分となった。
免責事項
本記事の情報およびAIライティングツールの使用について
本記事は、Jリーグ公式サイト、栃木シティ、サンフレッチェ広島などの公式発表・公式試合記録を中心に、2026年9月30日時点で公開されている情報をスポーツナビ等の試合速報と照合して作成しています。
試合結果、得点者、得点時間、スターティングメンバー、選手交代、シュート数、保持率、会場、観客数などの客観的情報については、可能な限り公式記録を優先してファクトチェックしています。
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