国際プロサッカー選手会(FIFPRO)は2026年11月2日、年間の世界ベスト11を選ぶ「FIFPROワールドイレブン2026」の最終候補を発表しました。
男子26人、女子26人の計52人がノミネートされ、男子ではメッシ、クリスティアーノ・ロナウド、エムバペ、ヤマルらが選出。女子ではプテジャス、ボンマティ、パヨールなど世界のトップ選手が名を連ねました。
最終的なベスト11は11月9日に発表されます。候補者全52人の一覧と、選考方法、注目選手を紹介します。
FIFPROワールドイレブンとは?
FIFPROワールドイレブンは、世界の現役プロサッカー選手による投票で決定する年間ベスト11です。記者投票で決まるバロンドールとは異なり、選手同士が互いの実力や活躍を評価することが最大の特徴です。
2026年は世界75か国から合計26,317人の選手が投票しました。
| 部門 | 投票人数 | 最終候補 |
|---|---|---|
| 男子 | 19,806人 | 26人 |
| 女子 | 6,511人 | 26人 |
| 合計 | 26,317人 | 52人 |
評価対象期間は男子が2025年8月4日~2026年7月19日、女子が2025年8月4日~2026年8月16日。男子は30試合以上、女子は20試合以上の公式戦出場が候補資格となっています。
男子ワールドイレブン2026・最終候補26人
男子の最終候補はGK3人、DF8人、MF7人、FW8人です。
GK(3人)
- ティボー・クルトワ(レアル・マドリード/ベルギー)
- エミリアーノ・マルティネス(アストン・ヴィラ/チェルシー/アルゼンチン)
- ダビド・ラヤ(アーセナル/スペイン)
DF(8人)
- パウ・クバルシ(バルセロナ)
- マルク・ククレジャ(チェルシー/レアル・マドリード)
- フィルジル・ファン・ダイク(リヴァプール)
- ガブリエウ(アーセナル)
- アクラフ・ハキミ(パリ・サンジェルマン)
- ヌーノ・メンデス(パリ・サンジェルマン)
- ウィリアム・サリバ(アーセナル)
- ダヨ・ウパメカノ(バイエルン・ミュンヘン)
MF(7人)
- ジュード・ベリンガム(レアル・マドリード)
- ブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・ユナイテッド)
- エンソ・フェルナンデス(チェルシー/マンチェスター・シティ)
- ペドリ(バルセロナ)
- デクラン・ライス(アーセナル)
- ロドリ(マンチェスター・シティ/バルセロナ)
- ヴィティーニャ(パリ・サンジェルマン)
FW(8人)
- アーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ)
- ハリー・ケイン(バイエルン・ミュンヘン)
- フヴィチャ・クヴァラツヘリア(パリ・サンジェルマン)
- キリアン・エムバペ(レアル・マドリード)
- リオネル・メッシ(インテル・マイアミ)
- ミカエル・オリーズ(バイエルン・ミュンヘン)
- クリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)
- ラミン・ヤマル(バルセロナ)
※所属クラブはFIFPRO公表の候補者一覧に準拠。複数表記は評価対象期間中の所属クラブを示しています。
男子の注目はメッシ・ロナウドと新世代の争い
最大の注目は、メッシとクリスティアーノ・ロナウドがそろって最終候補入りしたことです。両選手は長年世界のトップに君臨し、メッシはワールドイレブンへの選出回数で歴代最多を誇ります。
一方、現在の欧州サッカーを代表するエムバペ、ハーランド、ケイン、そして若きスターのヤマルも候補入りしました。2026年のバロンドールを受賞したケインが選手投票でも評価されるのか、それともヤマルら新世代が存在感を示すのかが見どころです。
なお、デンベレやファビアン・ルイス、GKウナイ・シモンらが候補から外れたことも海外メディアで話題となっています。
女子ワールドイレブン2026・最終候補26人
女子も男子と同様、GK3人、DF8人、MF7人、FW8人が選出されました。
GK(3人)
- アン=カトリン・ベルガー(ゴッサムFC)
- カタリナ・コル(バルセロナ)
- ハンナ・ハンプトン(チェルシー)
DF(8人)
- オナ・バトレ(バルセロナ/アーセナル)
- ルーシー・ブロンズ(チェルシー)
- エリー・カーペンター(チェルシー)
- エミリー・フォックス(アーセナル)
- アレックス・グリーンウッド(マンチェスター・シティ)
- マピ・レオン(バルセロナ/ロンドン・シティ・ライオネセス)
- ケイティ・マッケイブ(アーセナル/チェルシー)
- イレネ・パレデス(バルセロナ)
MF(7人)
- アイタナ・ボンマティ(バルセロナ)
- ギズラン・シェバク(アル・ヒラル/無所属)
- パトリ・ギハロ(バルセロナ)
- アナエル・ル・モグデック(パリFC)
- ビッキー・ロペス(バルセロナ)
- アレクシア・プテジャス(バルセロナ/ロンドン・シティ・ライオネセス)
- エラ・トゥーン(マンチェスター・ユナイテッド)
FW(8人)
- バーブラ・バンダ(オーランド・プライド)
- アギー・ビーバー=ジョーンズ(チェルシー)
- アテネア・デル・カスティージョ(レアル・マドリード)
- アダ・ヘーゲルベルグ(OLリヨン)
- クロエ・ケリー(アーセナル)
- エヴァ・パヨール(バルセロナ)
- クラウディア・ピナ(バルセロナ)
- アレシア・ルッソ(アーセナル)
女子はスペイン勢とイングランド勢が中心
女子の候補では、スペインの強豪バルセロナに所属した選手が目立ちます。バロンドール受賞経験のあるプテジャスとボンマティに加え、パヨール、ピナ、ギハロなどが選ばれました。
また、イングランド代表からはブロンズ、ハンプトン、ルッソ、ケリーら7人がノミネートされています。アメリカの女子リーグNWSLからは、ゴッサムFCのベルガーとオーランド・プライドのバンダの2人のみ。欧州クラブ所属選手への候補集中も話題です。
一方、バロンドール上位に入ったジャマイカ代表のバニー・ショーや、ハイチ代表のメルシー・デュモルネが選外となったことも注目されています。
日本人選手のノミネートは?
今回の男女52人の最終候補に、日本人選手は含まれていません。
男子では久保建英、三笘薫、遠藤航ら、女子では長谷川唯、谷川萌々子、浜野まいかなどが海外で活躍していますが、今回の最終候補入りはなりませんでした。
世界各国のトップ選手が集まる賞だけに、今後の日本人選手のノミネートにも期待がかかります。
年間ベスト11の選考方法と発表日
最終的な11人は、投票結果に基づいて以下の方式で決定します。
- GK:1人
- DF:3人
- MF:3人
- FW:3人
- 残り1枠:GK以外で次に得票数が多い選手
つまり、基本となる10人に、さらに得票数の多いフィールドプレーヤー1人が加わる方式です。
最終結果は2026年11月9日(月)にFIFPRO公式サイトおよびSNSで発表予定です。
まとめ
FIFPROワールドイレブン2026は、男子26人、女子26人の計52人が最終候補に選ばれました。
男子はメッシ、ロナウドら長年のスターと、ヤマル、エムバペ、ハーランドら新世代の競争が焦点。女子はプテジャス、ボンマティ、パヨールらスペイン勢を中心に激しい争いが予想されます。
世界中のプロ選手が選ぶ2026年のベスト11は誰になるのか。11月9日の発表に注目です。










