大敗の直後に監督交代を決めた水戸と、終了間際の2得点で敗戦を免れたC大阪。10月28日のルヴァンカップ4回戦は、苦しいリーグ戦から流れを変えたい両チームの対戦となる。水戸は守備を立て直しながら得点を取り戻せるか。C大阪は千葉戦の追い上げを、試合の立ち上がりから見せられるか。
水戸は26日に森直樹監督の就任を発表した。ただし、C大阪戦からのベンチ入りは27日に予定される監督登録の承認が条件。確認時点では承認結果を確認できておらず、本稿では新監督の初采配が決まったものとして扱わない。
試合情報|勝てばプライムラウンドへ
- 大会:2026/27 JリーグYBCルヴァンカップ、1stラウンド4回戦
- 対戦:水戸ホーリーホック対セレッソ大阪
- 日時:2026年10月28日(水)19時、日本時間
- 会場:水戸信用金庫スタジアム
1試合制で、90分同点なら前後半15分ずつの延長戦、それでも決着しなければPK戦となる。勝者はプライムラウンドへ進出する。両チームとも25日のリーグ戦から中2日。さらに31日には水戸が広島、C大阪が鹿島と対戦するため、先発選びだけでなく延長を含めた交代の使い方も重要だ。
直近の成績|リーグの苦戦とカップの勝利は分けて見る
水戸はJ1で6連敗。ただし、カップではFC東京を下している
水戸のリーグ第7~12節は、川崎Fに0–1、横浜FMに0–2、清水に1–2、浦和に0–1、岡山に0–2、FC東京に0–6。6試合で1得点14失点となった。とりわけ直近3試合は無得点。失点を減らすだけでは勝ち切れず、相手ゴールに迫る手段も必要になる。
25日のFC東京戦は前半を0–1で折り返したが、46分に追加点を許し、66分以降にも4失点した。守備を修正したい後半開始直後に突き放された点は重い。新体制に期待が集まる一方、準備期間は短い。布陣を大きく変えるかどうかより、ボールに寄せる選手と背後を守る選手の判断をそろえられるかに注目したい。
もっとも、14日のルヴァンカップ3回戦では、そのFC東京に1–0で勝っている。山下優人が51分に決めた1点を守り、シュートも12対8だった。異なるメンバーで戦った2試合を単純には比べられないが、「公式戦で勝てていない」という見方は正確ではない。僅差を守り切ったカップの経験を、今回につなげたい。
C大阪は7戦未勝利。追いつく力を先制につなげたい
C大阪はリーグ第6~12節で5分2敗、7得点14失点。東京Vに0–0、広島に1–6、長崎に1–1、横浜FMに0–0、川崎Fに2–4、名古屋に1–1、千葉に2–2と、引き分けが続いている。一方、10月7日の天皇杯では鹿児島に2–0、14日のルヴァンカップでは鳥取に3–2で勝った。こちらも未勝利が続くのはリーグ戦だ。
千葉戦では23分、47分に失点。それでも90+6分に櫻川ソロモン、90+8分に横山夢樹が決めた。クラブの報告によれば、ハーフタイムに中村拓海に代えて櫻川を入れ、サバックと組む2トップの4–4–2へ変更。67分には横山も投入している。途中出場の2人が得点した事実は明るいが、2点差をつけられた展開まで帳消しにはできない。
先発予想|実際の起用と予想を分ける
以下は過去の先発記録と、それを踏まえた編集部予想。28日の正式メンバーではない。水戸の新体制の布陣や、両チームの選手の当日の状態は未確定だ。
水戸|前戦の顔ぶれを基本に、多田の起用を予想
25日FC東京戦の実先発:スウォビィク、真瀬拓海、木本恭生、板倉健太、山本隼大、山﨑希一、ウーゴ、大崎航詩、加藤千尋、奥村仁、谷口海斗。
28日の予想先発:スウォビィク、真瀬拓海、木本恭生、板倉健太、山本隼大、山﨑希一、ウーゴ、大崎航詩、加藤千尋、奥村仁、多田圭佑。
短い準備期間での連係を考え、直近の先発を多く残す想定とした。前線は25日に63分から出場し、14日のカップ戦では先発した多田を予想する。14日には田村遊吏、フォファナ・マリック、山下優人、新井瑞希、パトリッキも先発しており、入れ替える選択肢はある。ただし、これは出場歴から考えた案で、新監督の方針や28日の出場可否を示すものではない。
C大阪|カップの起用を軸に、櫻川を先発候補へ
25日千葉戦の実先発:中村航輔、井上黎生人、ディオン・クールズ、鷹啄トラビス、中村拓海、田中駿汰、ジャクソン・アーバイン、小見洋太、大畑歩夢、ルーカス・フェルナンデス、パブロ・サバック。
28日の予想先発:阿部航斗、ハビ・エルナンデス、ディオン・クールズ、鷹啄トラビス、中村拓海、上門知樹、香川真司、阪田澪哉、岡澤昂星、小見洋太、櫻川ソロモン。
14日の鳥取戦の実先発を基本に、サバックの枠を櫻川に替える案だ。鳥取戦で先発した阿部、香川、上門らの起用と、中2日が続く日程を踏まえた。千葉戦で得点した横山を先発から使う案や、サバックと櫻川を同時に起用する案も考えられる。千葉戦後半の4–4–2を、そのまま28日の確定布陣とすることはできない。
負傷情報では、水戸が12日に渡邉新太と河面旺成、18日に内野航太郎、鳥海芳樹、岡本一真の負傷を発表。C大阪は8月3日に柴山昌也の左膝複合靭帯損傷を発表している。復帰状況と28日の起用可否は確認できていない。26日の出場停止告知には両クラブの記載がないが、それだけで全員が出場可能とは判断しない。
勝負を分ける攻防|2トップへの対応と、奪った後の一手
C大阪が千葉戦後半のように2トップを使うなら、水戸は中央の守備人数を保ちたい。2人のFWに最終ラインが引きつけられたところへ、横山や上門が入ってくる展開を許さないこと。前へ出てボールを奪う選手に続き、周囲も間隔を詰められるかがポイントになる。これは新体制の戦術を断定するものではなく、相手の選択肢に対して必要と考える対応だ。
水戸の攻撃では、奪った瞬間の縦パスを多田や奥村が受けられるかに注目する。最初のパスが収まれば、山本や大崎が前へ出る時間を作れる。反対に、前線だけが急いでボールを失えば、守備に追われる時間が長くなる。C大阪が人数をかけて攻めた後こそ狙い目だが、水戸も攻め残る選手とカバーする選手を分けておきたい。
C大阪は相手が中央を締めた場合、外側から守備を動かす必要がある。鳥取戦では上門とサバックが得点し、最後は途中出場のルーカスが89分に決めた。前線の組み合わせを変えても得点を狙える一方、同試合では二度追いつかれている。先制した後に前へ急ぎすぎず、香川や岡澤らが攻撃を支えられるか。得点の直後も含め、試合を落ち着かせる時間を持ちたい。
スコア予想|水戸1–2C大阪
本稿はC大阪の2–1勝利を予想する。千葉戦の途中出場組に加え、カップで得点した上門やルーカスなど、終盤に攻撃を変える選択肢を評価した。ただし、リーグ7戦未勝利のチームに大きな優位があるとは見ていない。
水戸が前半を無失点で終え、先に1点を取れば展開は変わる。14日のように僅差を守る試合へ持ち込めれば、1–0での勝ち上がりも十分に考えられる。両者が先制後に慎重になれば1–1で延長という展開もある。新体制への期待だけで水戸の反発力を決めつけず、最初の失点を防ぐ守備と、奪った後の攻撃に立て直しの兆しを探りたい。
免責事項・情報の確認時点
本記事はAIを活用し、Jリーグと各クラブの公式発表・試合記録を優先して作成しています。戦術の評価、先発およびスコア予想は当サイト独自の分析・非公式見解であり、クラブや大会主催者の見解ではありません。情報の完全性・正確性・最新性を保証するものではありません。
情報は2026年10月27日13時22分(日本時間)までの確認に基づきます。28日の試合は未実施です。負傷、出場停止、コンディション、監督登録、選手起用などは今後変わる場合があります。予想は結果を保証するものではなく、正式な発表を優先してください。










