【アーセナル】マルティネッリがアル・ヒラルへ完全移籍!クラブ史上最高額£60m、7年間の軌跡・名場面3選・新天地での役割を徹底解説

【アーセナル】マルティネッリがアル・ヒラルへ完全移籍!クラブ史上最高額£60m、7年間の軌跡・名場面3選・新天地での役割を徹底解説
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「いつか別れの日は来る」と分かっていても、実際にそのニュースを見ると寂しい。

アーセナルで7年間を過ごしたブラジル代表FWガブリエウ・マルティネッリが、サウジアラビアの強豪アル・ヒラルへ完全移籍しました。

2026年9月3日、アーセナルとアル・ヒラルの両クラブが移籍を正式発表。アル・ヒラルとの契約期間は4年間です。移籍金は英メディアで約6000万ポンドと報じられており、実現額ベースではアーセナル史上最高額の売却になるとされています。さらに将来の売却時に利益を得られる条項も含まれていると報じられました。

18歳でブラジルのイトゥアーノからロンドンへやって来た少年は、278試合に出場して62ゴールを記録。FAカップ、コミュニティ・シールド、そして2025/26シーズンには待ち望んだプレミアリーグ優勝も経験しました。

快速で左サイドを駆け上がり、ボールを失えば全速力で追いかける。ゴールを決めれば子どものような笑顔を見せる。

マルティネッリは、単なる「左ウイング」ではありませんでした。

今回は、マルティネッリの経歴とプレースタイル、グーナーの記憶に残るアーセナルでの名場面3選、そしてアル・ヒラルが彼を必要とした理由、新天地で期待される役割まで詳しく振り返ります。

目次

1. マルティネッリがアーセナルからアル・ヒラルへ完全移籍

7年間のアーセナル生活に終止符

マルティネッリは2019年7月、ブラジルのイトゥアーノからアーセナルへ加入しました。

当時は18歳。欧州トップリーグでの実績はなく、「将来性のあるブラジル人若手」という位置付けでした。

しかし、その評価が変わるまでにそれほど時間はかかりませんでした。

加入初年度からカップ戦を中心にゴールを量産。2019年9月のリーグカップ、ノッティンガム・フォレスト戦では2得点を記録しています。

そこから7年間。

最終的なアーセナルでの公式戦成績は、

項目成績
在籍期間2019~2026年
公式戦出場278試合
公式戦得点62得点
プレミアリーグ出場191試合
プレミアリーグ得点41得点
主なタイトルプレミアリーグ、FAカップ、コミュニティ・シールド

となりました。

25歳。

まだキャリアのピークを迎えていない年齢でのサウジアラビア移籍です。

だからこそ驚いたグーナーも多かったでしょう。

2. なぜマルティネッリはアーセナルを離れることになったのか?

昨季は優勝メンバーながら先発機会が減少

昨季のアーセナルは、22年ぶりとなるプレミアリーグ優勝を達成しました。

マルティネッリ自身にとっても、2019年の加入以来ずっと夢見てきたタイトルでした。優勝後には、「7年前にここへ来て、このタイトルを獲得することをずっと夢見ていた」という趣旨の思いをクラブ公式で語っています。

ただ、その一方でチーム内での立場は以前ほど絶対的ではなくなっていました。

2025/26シーズンのプレミアリーグでは30試合に出場したものの、先発は11試合。Sky Sportsによれば、これは2020/21シーズン以降で最も少ない先発数でした。

アーセナルは今夏、左サイドにクリストス・ツォリスを獲得。

開幕戦でもマルティネッリはメンバー外となり、序列が変化していることがより鮮明になっていました。

7年間クラブを支えた選手だからこそ、「ベンチでキャリアを過ごす」よりも、新しい場所で中心選手になる道を選ぶ。

25歳という年齢を考えれば、その決断も理解できます。

3. マルティネッリの経歴とプレースタイル

最大の武器は「止められると分かっていても怖いスピード」

マルティネッリの魅力は、非常に分かりやすいです。

速い。

そして、ただ速いだけではありません。

相手最終ラインの背後を狙うタイミングが鋭く、左サイドから斜めにペナルティエリアへ入っていくランニングを何度も繰り返します。

アーセナル公式の過去の戦術分析でも、マルティネッリは一般的な幅を取るウインガーというより、積極的にボックスへ侵入する「インサイドフォワード」に近い役割を担っており、電撃的なスピードとオフザボールの動きが特徴として挙げられていました。

守備をサボらないウインガー

もう一つ、グーナーなら絶対に忘れたくないのが守備です。

前線から追う。

抜かれたら戻る。

相手サイドバックにプレッシャーをかけ続ける。

ミケル・アルテタも以前、マルティネッリのプレッシングについて「チームに違ったものを与える」と高く評価していました。

華麗なドリブルだけなら、世界には多くのウインガーがいます。

マルティネッリがアーセナルで愛された理由は、

攻撃でも守備でも、とにかく全力だったこと。

ここにあったと思います。

4. アーセナルで忘れられないマルティネッリの名場面3選

①2020年チェルシー戦|自陣から駆け抜けた衝撃の独走ゴール

まず外せないのが、2020年1月21日のチェルシー戦です。

舞台はスタンフォード・ブリッジ。

アーセナルは26分にダビド・ルイスが退場。10人で1点を追う苦しい状況でした。

63分。

チェルシーのCKをアーセナルが跳ね返すと、マルティネッリが自陣から一気に走り出します。

途中でエンゴロ・カンテが足を滑らせるアクシデントもありましたが、そこからGKケパとの1対1まで持ち込み、最後は冷静にゴール。

18歳の選手がスタンフォード・ブリッジを半分以上駆け抜けて決めた、強烈な一撃でした。

あのゴールを見て、

「この子、とんでもない選手になるんじゃないか?」

と思ったグーナーは多かったはずです。

マルティネッリという名前が世界へ知られるきっかけになった象徴的なゴールでした。

②2022年リヴァプール戦|58秒弾+アシストで首位奪還

2022年10月9日。

エミレーツで行われたリヴァプール戦も忘れられません。

試合開始からわずか58秒

マルティン・ウーデゴールのスルーパスへ飛び出したマルティネッリが、アリソンの横を抜いて先制ゴールを決めます。

さらに前半アディショナルタイムには左サイドを駆け上がり、ブカヨ・サカのゴールをアシスト。

アーセナルは3-2でリヴァプールを撃破し、プレミアリーグ首位へ返り咲きました。

当時のアーセナルは「本当にタイトル争いができるのか」とまだ疑われていた時期です。

その中で、長年苦手としていたリヴァプールを真正面から倒した。

そして、その中心にいたのがマルティネッリでした。

③2023年マンチェスター・シティ戦|12連敗を止めた決勝ゴール

そして個人的に最も忘れられないのは、2023年10月のマンチェスター・シティ戦です。

アーセナルはそれまでプレミアリーグでシティに12連敗

何度挑んでも勝てない。

タイトルを本気で狙うなら、どうしても越えなければならない壁でした。

0-0で迎えた終盤。

冨安健洋のヘディングからカイ・ハヴァーツが落とし、マルティネッリが右足を振り抜く。

シュートはナタン・アケに当たってコースが変わり、ネットへ。

1-0。

エミレーツが爆発しました。

このゴールによってアーセナルは、ペップ・グアルディオラ率いるマンチェスター・シティをリーグ戦でついに撃破しました。クラブ公式もエミレーツ史に残る名場面の一つとして紹介しています。

技術的に一番美しいゴールではなかったかもしれません。

でも、「マルティネッリが決めた」という事実がたまらなかった。

それまで何度も悔しい思いをしてきたグーナーにとって、特別な一撃です。

5. アル・ヒラルはなぜマルティネッリを獲得したのか?

攻撃陣を一気に若返らせる大型改革

ここからはクラブの公式説明ではなく、今夏の編成状況を踏まえた考察です。

現在のアル・ヒラルは、前線を大きく作り替えています。

今夏にはプレミアリーグから、

オリー・ワトキンス

クリセンシオ・サマーフィル

を獲得。

さらにマルティネッリを加えました。

一方で、マルコムは退団し、カリム・ベンゼマもクラブを離れています。主将サレム・アル=ドサリも負傷で離脱しており、攻撃陣の再構築が急務になっていました。

つまりマルティネッリは、

「有名だから獲ったスター選手」

というだけではありません。

前線を新しく作り直すプロジェクトの中核候補と見る方が自然でしょう。

6. アル・ヒラルで期待される役割は?

ワトキンスの左側からゴールへ飛び込む役割

アル・ヒラルを率いるのはシモーネ・インザーギ監督。

現在のチームでは3バックを基本にしつつ、相手によって前線の配置を変える柔軟性があります。直近のアル・アハリ戦ではサマーフィルが先発し、途中出場のワトキンスもゴールを決めています。

マルティネッリに最も期待されるのは、

ワトキンスが中央でDFを引きつけ、その左側のスペースへ高速で侵入すること

でしょう。

サマーフィルは足元でボールを受けて仕掛ける能力に優れています。

対してマルティネッリは背後へのランニングが最大の武器。

タイプの違うアタッカーを組み合わせることで、アル・ヒラルは攻撃の選択肢を一気に増やせます。これはクラブの現在の前線構成から見ても非常に合理的です。

得点数は二桁を求められる

移籍金が報道通り約6000万ポンドなら、期待値は当然高くなります。

「頑張って走りました」だけでは評価されません。

ゴール。

アシスト。

タイトル。

数字が求められます。

アル・ヒラルは国内だけでなく、AFCチャンピオンズリーグ・エリートを戦うアジア屈指の強豪です。クラブはアジア最高峰の大会で過去4度の優勝実績を持っています。

マルティネッリには、サウジ国内で活躍するだけでなく、アジアのタイトルを取り戻すためのエース級の働きも期待されるでしょう。

7. グーナーとして――ありがとう、ガビ

正直に言えば、もう少しアーセナルで見たかった。

25歳。

まだこれからだった。

左サイドを走るマルティネッリ。

右にはサカ。

「あの二人がアーセナルの両翼を10年支える」

そんな未来を一度は想像しました。

2019年に加入した頃、今のアーセナルはまだ完成には程遠かった。

チャンピオンズリーグにも出られない。

リーグでは苦しむ。

監督も変わる。

選手も次々と入れ替わる。

そんなクラブの一番苦しい時間から、マルティネッリはずっと走ってきました。

そして2026年。

最後にはプレミアリーグのトロフィーを掲げた。

本人も優勝後、「7年間ずっと夢見ていた」と語っています。

それだけで、少し救われる気がします。

タイトルを取れずに去るのではない。

ちゃんとアーセナルの選手として、プレミアリーグ王者になってから旅立った。

チェルシー戦の独走。

リヴァプール戦の開始58秒。

シティ戦の決勝ゴール。

何度も左サイドを駆け抜けた姿。

ゴールを外して頭を抱えた姿。

得点後、胸のエンブレムへ手を当てて喜んだ姿。

すべてがアーセナルの歴史の一部です。

移籍金がいくらだったかなんて、数年後には細かく覚えていないかもしれません。

でも、

ガビ、あの頃めちゃくちゃ走ってたよな」

という記憶はきっと残ります。

8. まとめ|これは別れ。でもマルティネッリの物語は終わらない

ガブリエウ・マルティネッリは、アーセナルからアル・ヒラルへ完全移籍しました。

18歳で加入し、7年間で278試合62得点。

FAカップを獲り、マンチェスター・シティを倒し、チャンピオンズリーグを戦い、最後にはプレミアリーグ王者になった。

そして25歳で、新しい挑戦を選びました。

もちろん寂しい。

グーナーとしては、まだ赤と白のユニフォームで走る姿を見たかった。

でもアル・ヒラルへ行ったからといって、これまでの7年間が消えることはありません。

むしろ、これからサウジアラビアでゴールを量産して、

「やっぱりマルティネッリはすごかったな」

と思わせてほしい。

そしていつかエミレーツへ戻ってきた時には、大きな拍手で迎えたい。

ありがとう、ガビ。

アーセナルが苦しかった時代から、王者になる日まで一緒に走ってくれてありがとう。

左サイドを何度も何度も駆け抜けたあの姿を、グーナーは忘れません。

新天地でも、ゴールへ向かって一直線に。

Boa sorte, Gabi.

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マルティネッリ選手のアル・ヒラルへの完全移籍および4年契約については両クラブから正式発表されています。一方、約6000万ポンドとされる移籍金や売却条項などの契約条件については報道情報を含み、クラブからすべての詳細が公開されているわけではありません。

また、本記事内のプレースタイル分析、アル・ヒラルが獲得した背景、新天地で期待される役割、印象に残ったプレーの選定については、公式記録や現在のチーム状況をもとにした当サイト独自の考察・評価を含みます。

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