立ち上がりはオランダが圧倒。でも鈴木彩艶のスーパーセーブで日本が耐えた
ひとことまとめ: 序盤はオランダがボールを支配して日本ゴールに迫る展開。最大のピンチは3分のマレンのシュートだったが、GK鈴木彩艶がビッグセーブで防いだ。日本は12分すぎから少しずつ前に出始め、コーナーキックを奪うなど反撃の糸口をつかんだ。
キックオフ時、キャプテンマークはオランダがファン・ダイク、日本が堂安律。フォーメーションはオランダが4-2-1-3、日本が3-4-2-1。注目の左シャドーには前田大然が入った。
⭐ 最大の見せ場:3分・鈴木彩艶のビッグセーブ
この試合、序盤いちばんの決定機は前半3分に訪れた。
オランダのガクポが、ペナルティエリア手前の左から斜めの鋭いパスをボックス内へ供給。これを受けたマレンがエリア内で素早く反転し、右足でシュートを放った。
ほぼ決まったかと思われたこの一撃を、日本のGK鈴木彩艶が見事な反応で弾き出す。立ち上がりの大ピンチを、守護神のビッグセーブが救った。ここで失点していれば試合の流れは大きく変わっていただけに、この1本が日本にとって非常に大きかった。
立ち上がり(0〜5分):オランダがいきなり主導権
- 1分 — オランダがボールを持ち、最終ラインを高い位置に設定。早々に試合の主導権を握る。
- 3分 — マレンの決定機(前述)。鈴木彩艶がビッグセーブ。
- 4分 — オランダが左コーナーキックを獲得するも、得点には至らず。
- 4分 — 日本は4-4-2のミドルブロックを敷き、自陣でしっかり守る形に。
オランダがボールを支配し、日本はまず守ってしのぐ立ち上がりとなった。
耐える時間(6〜11分):日本はなかなか前に出られず
この時間帯も主導権はオランダ。日本は守りながら攻撃のきっかけを探したが、要所でオランダのディフェンスに止められた。
- 6分 — 左サイド深くで中村敬斗がファン・デ・フェンに倒され、日本がフリーキックを獲得。
- 7分 — そのFKを鎌田大地が右足でファーサイドへ。しかし攻撃側の反則を取られ、得点ならず。
- 8分 — 上田綺世が前線で起点を作ろうとするが、デ・ヨングに対応されて潰される。
- 8分 — 前田大然が左サイド深くでボールに反応し、左足でクロス。だがファン・ダイクにクリアされる。
- 9分 — 今度はオランダの番。上田と前田が厳しくプレスをかけるが、デ・ヨングがマークを巧みに外して前進。中盤の落ち着きどころを作られる。
- 11分 — 日本はGKから短くつなごうとするが、オランダの激しいプレスを受けてなかなか自分たちの時間を作れない。
ポイント: オランダの中盤デ・ヨングが効いていた。日本が二人がかりでプレスをかけても外されてしまい、なかなかボールを奪いきれなかった。
反撃の糸口(12〜14分):日本が少しずつ前へ
苦しい立ち上がりを耐えた日本が、徐々に前に出始める。
- 12分 — 久保建英からボールを受けた堂安律が、右サイドからボックス右へ縦パス。これはファン・ダイクに難なくクリアされる。
- 13分 — 中村敬斗が左サイドからエリア手前中央へパスを通そうとするが、ファン・ヘッケにインターセプトされる。
- 14分 — 鎌田のクロスは得点に至らず。その流れからエリア左へスルーパスが入り、谷口彰悟が左足でグラウンダーのクロスを送るも味方に合わず。
- 14分 — 日本が左コーナーキックを獲得。攻撃の形が出てきた。
惜しいパスはまだ通らないものの、日本がオランダ陣内に入り、コーナーキックを奪うところまで持っていけたのは大きな前進だ。
ここまでのまとめ
開始からの約15分は、「オランダ優勢/日本は耐える」 という展開だった。
- オランダはボール支配と高いラインで日本を押し込み、3分には決定機を作った。
- 日本はGK鈴木彩艶のビッグセーブで最大のピンチをしのいだ。
- 中盤のデ・ヨングを起点にオランダがゲームを落ち着かせる一方、日本は12分以降に反撃の糸口をつかみ始めた。
立ち上がりを無失点で乗り切り、終盤にかけてコーナーを奪うところまで盛り返した日本。前回大会でドイツやスペインを倒したように、まずは耐えてチャンスをうかがう――そんな展開で最初の15分が過ぎていった。


