北アフリカの強豪であり、「カルタゴの鷹」の愛称で知られるチュニジア代表。2022年のカタール大会では、グループリーグ最終戦で王者フランスを1-0で撃破する歴史的快挙を成し遂げながらも、惜しくも決勝トーナメント進出を逃しました。あの日の悔しさを胸に挑む2026年大会は、伝統の組織的なハードワークと堅守にさらなる磨きをかけ、欧州で台頭する新たなアタッカー陣を組み込んだソリッドなチーム編成となっています。5月15日に発表された26名のリストから、彼らが悲願のグループリーグ突破を果たすための戦術とスタメンを徹底解剖します。
発表された出場メンバー26名(フルネーム)
【GK】(3名)
- アイメン・ダーメン(Aymen Dahmen / アル・ハズム)
- ベシル・ベン・サイド(Bechir Ben Said / USモナスティル)
- ムエズ・アセン(Mouez Hassen / クラブ・アフリカーン)
【DF】(9名)
- モンタッサル・タルビ(Montassar Talbi / ロリアン)
- ヤシン・メリアー(Yassine Meriah / エスペランス)
- アリ・アブディ(Ali Abdi / カーン)
- ワジディ・ケシリダ(Wajdi Kechrida / アトロミトス)
- ディラン・ブロン(Dylan Bronn / セルヴェット)
- ヤン・ヴァレリー(Yan Valery / アンジェ)
- オサマ・ハダディ(Oussama Haddadi / グロイター・フュルト)
- ハムザ・マトルティ(Hamza Mathlouthi / ザマレク)
- アラー・グラム(Alaa Ghram / CSスファクシアン)
【MF】(7名)
- エリス・スキリ(Ellyes Skhiri / アイントラハト・フランクフルト)
- アイッサ・ライドゥニ(Aïssa Laïdouni / ウニオン・ベルリン)
- ハンニバル・メイブリ(Hannibal Mejbri / セビージャ)
- モハメド・アリ・ベン・ロムダン(Mohamed Ali Ben Romdhane / フェレンツヴァーロシュ)
- アニス・ベン・スリマン(Anis Ben Slimane / シェフィールド・ユナイテッド)
- ハムザ・ラフィア(Hamza Rafia / レッチェ)
- ナデル・ガンドリ(Nader Ghandri / アフマト・グロズヌイ)
【FW】(7名)
- ユセフ・ムサクニ(Youssef Msakni / アル・アラビ)
- エリアス・アシュリ(Elias Achouri / FCコペンハーゲン)
- セイフェディン・ジャジリ(Seifeddine Jaziri / ザマレク)
- ハイテム・ジュイニ(Haythem Jouini / スタッド・チュニジアン)
- エリアス・サード(Elias Saad / ザンクトパウリ)
- セイファラー・ルタイエフ(Sayfallah Ltaief / ヴィンタートゥール)
- イッサム・ジェバリ(Issam Jebali / ガンバ大阪)
スタメン予想(フォーメーション:4-3-3 / 3-4-2-1)
伝統的な堅固な守備ブロックを形成し、中盤のダイナミズムから素早く前線へ繋ぐ4-3-3システムを予想します。
- GK: アイメン・ダーメン
- DF(右から): ワジディ・ケシリダ、ヤシン・メリアー、モンタッサル・タルビ、アリ・アブディ
- MF(アンカー/インサイドハーフ): エリス・スキリ、アイッサ・ライドゥニ、モハメド・アリ・ベン・ロムダン
- FW(3トップ): エリアス・アシュリ(右)、セイフェディン・ジャジリ(中央)、ユセフ・ムサクニ(左)
戦術予想とキーポイント:欧州仕込みの戦術規律と強靭な中盤のフィルター
1. 絶対的な守備の要、スキリとタルビが形成する「中央の防波堤」 チュニジアのサッカーを語る上で欠かせないのが、規律の取れた強固なディフェンスラインです。その中心に君臨するのが、フランスで高い評価を受けるCBのモンタッサル・タルビと、ブンデスリーガでリーグ屈指の走行距離とボール奪取率を誇るアンカーのエリス・スキリです。彼らが中央のバイタルエリア(危険なスペース)を完全に封鎖することで、強豪国相手でも容易に決定機を作らせません。全体がコンパクトな陣形を保ち、ボールサイドへ厳しくプレッシャーをかける泥臭い守備こそが彼らのアイデンティティです。
2. ライドゥニの闘争心とベン・ロムダンの推進力 中盤の構成力はアフリカ大陸でもトップクラスです。スキリの脇を固めるアイッサ・ライドゥニは、闘争心むき出しの激しいタックルと献身的なフリーランニングでチームに精神的な活力を与えます。また、ボールを持てるモハメド・アリ・ベン・ロムダンや、天才的なパスセンスを持つ若手ハンニバル・メイブリらが絡むことで、ボールを奪った後のトランジション(切り替え)からスムーズに攻撃へ移行することができます。中盤での「奪ってから前へ運ぶ」スピードが、カウンターの成否を分けます。
3. 新星アシュリの突破力とベテラン・ムサクニの勝負強さ 長年、決定力不足に悩まされてきたチュニジアの前線に新たな風を吹き込んでいるのが、デンマークのFCコペンハーゲンでチャンピオンズリーグでも旋風を巻き起こしたウインガー、エリアス・アシュリです。彼のスピードと独特のドリブルリズムは、単調になりがちなチュニジアの攻撃において単独で局面を打開できる貴重な武器です。そして逆サイドには、長きにわたり代表を牽引してきた大ベテランのユセフ・ムサクニが構えます。彼の卓越した足元の技術と、一瞬の隙を突くインテリジェンスは健在。押し込まれる展開が続いたとしても、この両翼の一発が常に対戦相手の脅威となります。
総評 華麗な個人技や派手なパスワークに頼るチームではありません。徹底された組織的守備と、全員が身体を投げ出して守り抜く強靭なメンタリティが最大の武器です。「格上をいかに泥沼のロースコアゲームに引きずり込むか」という点において、チュニジアは世界で最も厄介なチームの一つと言えます。守備で耐え忍び、前線のタレントのひらめきやセットプレーからワンチャンスをものにする戦い方が機能すれば、史上初となるグループリーグ突破、そして決勝トーナメント進出は十分に射程圏内です。
免責事項: 本記事の内容(選手リスト、スタメン予想、戦術予想など)は2026年5月19日時点の状況に基づく分析・予測です。大会前のテストマッチでの負傷やコンディション不良によるメンバー変更、監督の戦術的な直前変更などにより、実際の大会における陣容や起用法と異なる場合があります。

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