2026年9月23日、天皇杯 JFA 第106回全日本サッカー選手権大会3回戦で、鹿島アントラーズとヴァンフォーレ甲府が対戦した。
結果は、
鹿島アントラーズ 3-1 ヴァンフォーレ甲府。
34分にレオ・セアラが先制。
54分には18歳の吉田湊海がトップチームでの公式戦初ゴールを記録し、62分には今夏に水戸ホーリーホックから加入した大森渚生が加入後初ゴール。
甲府も88分に途中出場の村上千歩が1点を返したが、鹿島が3-1で逃げ切り、ラウンド16進出を決めた。
リーグ戦では3連敗のあと川崎フロンターレ戦を3-3で終え、4試合勝利から遠ざかっていた鹿島。
そんな中で迎えた一発勝負で、
エースのゴール。
18歳のプロ初ゴール。
新加入選手の初ゴール。
と、今後につながる材料が一気に出た。
今回は試合展開、両チームのスタメン、勝敗を分けたポイント、全選手採点、今後への改善点まで徹底的に振り返る。
試合結果
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 大会 | 天皇杯 JFA 第106回全日本サッカー選手権大会 3回戦 |
| 開催日 | 2026年9月23日 |
| 会場 | メルカリスタジアム |
| 結果 | 鹿島アントラーズ 3-1 ヴァンフォーレ甲府 |
| 前半 | 1-0 |
| 後半 | 2-1 |
| 入場者数 | 11,498人 |
| 天候 | 雨 |
| 気温 | 21.4℃ |
公式記録では17時01分キックオフ。雨のメルカリスタジアムに11,498人が入った。
得点経過
34分 鹿島 レオ・セアラ
54分 鹿島 吉田湊海
62分 鹿島 大森渚生
88分 甲府 村上千歩
鹿島が3点を先行し、終盤に甲府が1点を返す展開となった。
鹿島アントラーズのスタメン
主力を残しながら大胆にメンバー変更
鹿島の先発は以下の11人。
| ポジション | 選手 |
|---|---|
| GK | 山田大樹 |
| DF | 広瀬陸斗 |
| DF | 千田海人 |
| DF | 関川郁万 |
| DF | 大森渚生 |
| MF | 三竿健斗 |
| MF | マテウス・ブエノ |
| MF/FW | ヤン・マテウス |
| MF/FW | 鈴木優磨 |
| FW | レオ・セアラ |
| FW | 吉田湊海 |
直近の川崎戦からメンバーを大きく変更しながらも、三竿健斗、マテウス・ブエノ、鈴木優磨、レオ・セアラら中心選手は残した。
特に注目だったのが、18歳の吉田湊海と今夏加入の大森渚生。
結果的に、この2人がそろってゴールを決めることになる。
ヴァンフォーレ甲府のスタメン
3-4-2-1をベースにターンオーバー
甲府の先発は以下。
| ポジション | 選手 |
|---|---|
| GK | 山内康太 |
| DF | 野澤陸 |
| DF | 福元竣 |
| DF | メンデス |
| MF | 佐藤恵介 |
| MF | 米陀大洋 |
| MF | 末木裕也 |
| MF | 和田拓也 |
| FW | 平塚悠知 |
| FW | 水野颯太 |
| FW | 大島康樹 |
甲府は3-4-2-1の配置でスタート。
9月26日にはJ2第8節・RB大宮アルディージャ戦を控えており、中2日の過密日程も考慮したメンバー構成だった。
試合展開① 前半は甲府も簡単には崩れず
鹿島がボールを動かすも34分まで0-0
カテゴリーでは鹿島が上。
しかし、試合開始直後から一方的な展開になったわけではない。
甲府は3バックから守備時に人数を後方へ集め、鹿島の中央突破を警戒。
鹿島は三竿とマテウス・ブエノを起点にボールを動かしながら、ヤン・マテウスや鈴木優磨を経由して前進していく。
甲府としては30分以上を無失点で進められたこと自体は悪くなかった。
しかし、その均衡を破ったのが鹿島のエースだった。
34分|レオ・セアラが先制
今季の得点力を天皇杯でも発揮
34分。
鹿島がついに先制する。
ゴールを決めたのはレオ・セアラ。
リーグ戦でも得点を量産しているストライカーが、天皇杯でもきっちり結果を残した。
一発勝負では先制点の価値が非常に大きい。
特に甲府のように守備を固めながらカウンターを狙うチームを相手に、鹿島が先に点を取った意味は大きかった。
甲府は後半、どこかで前へ出なければならなくなった。
これによって鹿島が使えるスペースも増えていくことになる。
試合展開② 後半開始から鹿島がギアを上げる
小川諒也、柴崎岳を投入
鹿島はハーフタイムで、
広瀬陸斗 → 小川諒也
レオ・セアラ → 柴崎岳
と交代。
甲府も、
水野颯太 → スタチオーリ・ミケーレ
和田拓也 → 小林岩魚
と2人を変更した。
鹿島はリードしている状況でも守備に入らず、中盤でゲームをコントロールしながら追加点を狙った。
そして54分、大きな意味を持つゴールが生まれる。
54分|18歳・吉田湊海が待望のプロ初ゴール
角度のない位置から左足一閃
後半9分。
柴崎らが関与して前進した鹿島は、レオ・セアラのプレーから吉田湊海がゴール前へ抜け出す。
ボールタッチがやや大きくなり、シュート角度はほとんど残されていなかった。
それでも吉田は迷わなかった。
滑り込みながら左足でボールを浮かせ、GKの脇を通してゴール。
トップチーム公式戦初得点。
18歳のストライカーに待望の一発が生まれた。
今季は開幕スタメンにも抜擢された吉田だったが、なかなかゴールという結果を残せず、出場機会も減っていた。
その状況で与えられた天皇杯の先発。
そこで結果を残したことは、本人にとって非常に大きい。
吉田湊海のゴールが持つ意味
鹿島に新たな得点源が生まれる可能性
現在の鹿島にはレオ・セアラという絶対的な得点源がいる。
一方で、今後リーグ、ACLE、天皇杯を戦っていくためには、
「レオ以外のFWがどれだけ得点できるか」
も重要になる。
吉田がこのゴールをきっかけに自信をつければ、鬼木監督にとって選択肢は大きく増える。
途中出場。
ターンオーバー。
2トップ。
試合終盤の得点が必要な場面。
18歳のストライカーが戦力として計算できるようになれば、シーズン後半に大きな意味を持つ。
62分|大森渚生も加入後初ゴール
今夏加入のDFが早くも結果
吉田のゴールから8分後。
今度は大森渚生がゴールを決める。
大森は今夏、水戸ホーリーホックから鹿島へ加入。
この甲府戦で加入後初ゴールを記録した。
しかも左SBとしてスタートしながら得点まで記録したことは大きい。
鹿島はサイドバックに攻撃参加を求める。
大森が守備だけでなくゴール前まで入り込めることを示したことで、左SBのポジション争いにも新たな刺激が加わった。
3-0になった時点で試合はほぼ決着
鹿島が試合を完全にコントロール
62分で3-0。
この時点で試合の流れは完全に鹿島へ傾いた。
甲府は1点を返すために前へ出なければならない。
しかし前へ出れば、後方にはスペースが生まれる。
鹿島としては無理に攻撃する必要はなく、
ボールを保持する。
甲府を走らせる。
奪われても素早く切り替える。
必要ならカウンター。
という戦い方を選択できる。
この状況を作った意味でも、吉田と大森による後半開始17分間での2得点は非常に大きかった。
鹿島は若手も積極投入
松村・徳田・津久井がピッチへ
鹿島は74分に吉田湊海から松村優太。
83分には鈴木優磨から徳田誉、ヤン・マテウスから津久井佳祐を投入。
終了間際にはレオ・セアラに代えて柴崎岳も投入している。
※公式記録上、柴崎とレオ・セアラの交代は後半45分として記録されている。
若手を使いながら試合を締められたことも、鬼木監督にとって収穫だった。
88分|甲府・村上千歩が意地の一発
途中出場からゴール
甲府も最後まで諦めなかった。
76分に佐藤恵介との交代で入った村上千歩が、88分にゴール。
3-1とした。
結果には直結しなかったものの、甲府にとっては無得点で終わらなかったことはポジティブな材料。
リーグ戦では7試合5得点と得点力に苦しんでいるだけに、途中出場選手が結果を残したことは9月26日の大宮戦につながる可能性がある。
鹿島が勝った最大の理由①「エースが先制した」
鹿島が最も苦しみたくない展開は、
0-0の時間が長く続くこと
だった。
2022年には甲府に天皇杯準決勝で0-1。
2023年にもPK戦の末に敗れている。
甲府に粘られれば、嫌な記憶が頭をよぎる可能性もあった。
その空気を34分で断ち切ったのがレオ・セアラ。
重要な試合でエースが仕事をした。
これが最大の勝因の一つだ。
鹿島が勝った理由② 2トップ+鈴木優磨の流動性
鹿島はレオ・セアラと吉田を前線に置きつつ、鈴木優磨がその後方やサイドへ動きながらボールを引き出した。
この配置によって甲府の3バックは、
レオを見るのか。
吉田の裏抜けについていくのか。
下がる鈴木優磨へ誰が出るのか。
という判断を迫られた。
鹿島は中央に固定された攻撃ではなく、前線の立ち位置を変えながら甲府の守備を動かすことができていた。
鹿島が勝った理由③ ダブルボランチの安定
三竿健斗+マテウス・ブエノ
中盤の三竿とマテウス・ブエノも重要だった。
甲府がカウンターへ出ようとする場面で中央を締める。
ボールを回収したら、もう一度攻撃を作る。
鹿島がボールを失ったあとに大きく崩れなかったのは、この2人が中央を安定させていたことが大きい。
川崎戦では3失点。
リーグ戦では守備の不安定さが問題となっていただけに、試合の大部分をコントロールできたことは前進と評価できる。
鹿島が勝った理由④ サブ組・若手が結果を出した
この試合の最大の収穫はスコアだけではない。
吉田湊海 プロ初得点
大森渚生 加入後初得点
という2つの「初」が生まれた。
山田大樹。
千田海人。
吉田。
大森。
普段のリーグ戦で必ずしも絶対的な主力ではない選手を起用しながら勝った。
長いシーズンを戦ううえで、この底上げは非常に大きい。
一方で鹿島にも課題は残った
88分の失点は不要だった
3-0で迎えた88分。
そこで村上に1点を返された。
トーナメントなので勝てば問題ない。
それでも、リーグ戦で守備の安定を課題としているチームにとっては、最後まで0で終えたかった試合でもある。
川崎戦でも90+7分に同点ゴールを許したばかり。
試合終了まで集中力を落とさず、
クロスを跳ね返す。
セカンドボールを拾う。
ゴール前で自由にさせない。
という部分は、今後さらに改善したい。
ヴァンフォーレ甲府はなぜ敗れたのか
理由① 先制されてゲームプランが難しくなった
甲府としては、0-0の時間をできるだけ長くしたかった。
前半30分まではその狙いに近かった。
しかし34分に失点。
そこから「守るだけ」では勝ち上がれなくなった。
前へ出る必要が生まれ、それによって鹿島に使われるスペースも増えていった。
理由② 後半立ち上がりの2失点
甲府にとって最も痛かったのは、
54分。
62分。
この8分間。
1-0なら、セットプレー一発で追いつける。
しかし2-0。
そしてすぐ3-0。
ここで事実上ゲームが決まった。
後半開始時にミケーレ、小林岩魚を投入して勝負へ出た直後だっただけに、甲府としては非常に厳しい失点だった。
理由③ 鹿島の個の質を止め切れなかった
レオ・セアラ。
鈴木優磨。
ヤン・マテウス。
さらに吉田。
一人を止めても別の選手が動く。
甲府は組織的に守ろうとしたが、最終的にはJ1上位クラスの個の質に押し切られた。
特にペナルティーエリア周辺では、一瞬の判断速度や技術差がそのまま得点につながった。
両チームの交代
鹿島アントラーズ
HT
広瀬陸斗 → 小川諒也
74分
吉田湊海 → 松村優太
83分
鈴木優磨 → 徳田誉
ヤン・マテウス → 津久井佳祐
90分
レオ・セアラ → 柴崎岳
Jリーグ公式記録に基づく交代。
ヴァンフォーレ甲府
HT
水野颯太 → スタチオーリ・ミケーレ
和田拓也 → 小林岩魚
68分
末木裕也 → 熊倉弘達
75分
メンデス → 保坂知希
76分
佐藤恵介 → 村上千歩
村上は途中出場から88分にゴールを記録した。
鹿島アントラーズ 全選手採点
※以下は試合内容・公式記録をもとにした本稿独自採点。10点満点。
| 選手 | 採点 | 評価 |
|---|---|---|
| 山田大樹 | 6.5 | 終盤の失点はあったが、試合の大部分を安定して進めた |
| 広瀬陸斗 | 6.5 | 前半を無失点でまとめ、攻守のバランスを維持 |
| 千田海人 | 7.0 | 対人とカバーで安定。甲府の前線を自由にさせなかった |
| 関川郁万 | 7.0 | 最終ラインの中心として落ち着いて対応 |
| 大森渚生 | 8.0 | 加入後初ゴール。攻守に積極性を見せた |
| 三竿健斗 | 7.5 | 中央を締め、甲府のカウンターの芽を早い段階で摘んだ |
| マテウス・ブエノ | 7.5 | 中盤でボール回収と前進を両立 |
| ヤン・マテウス | 7.0 | 攻撃に幅と推進力を与えた |
| 鈴木優磨 | 7.5 | 前線と中盤をつなぎ、周囲を生かした |
| レオ・セアラ | 8.0 | 重要な先制点。エースとして仕事を果たした |
| 吉田湊海 | 8.5 | MOM。待望のプロ初ゴール。難しい角度から決め切った |
| 小川諒也 | 6.5 | 後半から入り、左サイドを安定させた |
| 松村優太 | 6.5 | リード後のゲームでスピードを加えた |
| 徳田誉 | 6.0 | 短時間ながら前線でプレッシャーを継続 |
| 津久井佳祐 | 6.0 | 終盤の守備と試合管理に貢献 |
| 柴崎岳 | 6.0 | 終了間際の投入でゲームを締めた |
MOM|吉田湊海
本稿のMOMは吉田湊海。
レオ・セアラの先制点も、大森の加入後初ゴールも大きかった。
それでも吉田を選びたい理由は、プロキャリアにおいて非常に大きな意味を持つ一発だったからだ。
18歳。
開幕スタメンを経験。
その後は出場機会が減少。
それでも腐らず、天皇杯で与えられた先発機会を生かした。
しかも簡単なゴールではない。
角度のない場所から左足で決め切った。
鹿島の未来を考えても、非常に価値のあるゴールだった。
ヴァンフォーレ甲府 全選手採点
| 選手 | 採点 | 評価 |
|---|---|---|
| 山内康太 | 5.5 | 3失点。難しいシュートも多くGKだけを責められない |
| 野澤陸 | 5.5 | 前半は粘ったが、後半にスペースを使われた |
| 福元竣 | 5.5 | 鹿島の強力な前線への対応に追われた |
| メンデス | 5.0 | 59分に警告。後半は鹿島の攻撃への対応が後手に |
| 佐藤恵介 | 5.5 | サイドで奮闘したが、攻撃へ出る時間は限られた |
| 米陀大洋 | 5.5 | 中央で粘り強く戦ったが鹿島の圧力を上回れず |
| 末木裕也 | 5.5 | 中盤で走ったが、攻撃のテンポを作り切れず |
| 和田拓也 | 5.5 | 前半のみ。大きく崩れなかったが攻撃面では苦戦 |
| 平塚悠知 | 5.5 | 前線で動いたが、決定的な形を作れず |
| 水野颯太 | 5.0 | 前半で交代。サイドから十分に違いを作れなかった |
| 大島康樹 | 5.5 | キャプテンとして戦ったが前線で孤立気味 |
| スタチオーリ・ミケーレ | 5.5 | 後半から投入。前へ出る姿勢は見せた |
| 小林岩魚 | 5.5 | 後半から中盤に入り、ボール保持を改善しようとした |
| 熊倉弘達 | 5.5 | 中盤の強度を上げようとした |
| 保坂知希 | 5.5 | 難しい3点ビハインドの状況で投入 |
| 村上千歩 | 7.0 | 途中出場から88分に一矢報いるゴール |
鹿島最大の収穫は「勝利以上」の部分
3-1でラウンド16進出。
もちろん、それだけでも重要だ。
しかし今回の鹿島にとっては、
吉田湊海の初ゴール。
大森渚生の加入後初ゴール。
山田大樹ら出場機会の限られる選手の起用。
リーグ戦の連続未勝利を止める公式戦勝利。
という複数のプラス材料があった。
特に若手と新加入選手が結果を残したことは、これから過密日程へ入る鹿島にとって非常に大きい。
一方で「最後の1失点」は反省材料
3-0で試合を終えられれば理想だった。
しかし88分に失点。
リーグ前節の川崎戦でも、終了間際に3-3へ追いつかれている。
試合を終わらせる力。
リード時の集中力。
最後まで無失点を維持する執念。
ここは鬼木鹿島がさらに上を目指すうえで改善したい部分だ。
鹿島の次戦への改善点
① レオ・セアラ以外の得点を継続する
吉田、大森が決めたことは理想的。
しかし重要なのは一度だけで終わらせないこと。
リーグでも複数の得点源を作りたい。
② 試合終盤のゲーム管理
3点差でも最後まで集中。
特にセットプレー後のこぼれ球や二次攻撃への対応は改善したい。
③ 若手をリーグでも戦力化する
吉田、徳田、津久井らがリーグ戦でも結果を出せれば、主力の負担軽減につながる。
ヴァンフォーレ甲府の次戦への改善点
① 後半立ち上がりの集中
54分、62分。
後半開始から17分間で2失点したことが大きかった。
試合再開直後の入り方を改善したい。
② 前線への供給ルート
大島、平塚らが孤立しないよう、中盤から縦パスを入れるルートを増やしたい。
③ 村上千歩の得点をリーグへつなげる
リーグ7試合5得点と苦しむ甲府にとって、途中出場選手がゴールを奪ったことは大きい。
村上を含め、攻撃陣の競争を活性化させたい。
鹿島の次戦は10月9日・ガンバ大阪戦
鹿島は天皇杯後に一度中断期間へ入る。
次のJ1公式戦は10月9日19時、ホーム・メルカリスタジアムでガンバ大阪戦となる。
リーグ戦では4試合勝利なし。
今回の天皇杯勝利を、J1での勝点3へつなげられるかが重要になる。
特に、
レオ・セアラ。
吉田。
鈴木優磨。
ヤン・マテウス。
そして途中から松村。
攻撃陣の競争は激しくなる。
鬼木監督にとってはうれしい悩みだ。
甲府の次戦は中2日でRB大宮戦
一方の甲府には切り替える時間がほとんどない。
9月26日17時からNACK5スタジアム大宮で、J2第8節・RB大宮アルディージャ戦を迎える。
甲府は第7節終了時点で17位。
天皇杯敗退を引きずる余裕はない。
むしろ今回主力を一部温存できたことをプラスに変え、リーグ戦へ集中したい。
まとめ|鹿島にとって“未来”まで見えた3-1
鹿島アントラーズ 3-1 ヴァンフォーレ甲府。
得点者は、
レオ・セアラ。
吉田湊海。
大森渚生。
甲府は村上千歩が1点を返した。
鹿島にとって価値があったのは、単にJ2クラブを倒したことではない。
エースが決めた。
18歳が初ゴール。
新加入選手も初ゴール。
普段と異なるメンバーでも勝った。
そして、過去に何度も天皇杯で苦しめられた甲府を3-1で退けた。
非常に多くの意味を持つ90分だった。
特に吉田湊海のゴールは、今後振り返ったとき、
「ここからストライカーとして本格的に飛躍した」
と言われる一発になる可能性がある。
一方で、最後の失点は忘れてはいけない。
強いチームになるためには、3-0を3-0のまま終わらせる力も必要だ。
リーグ戦では4試合勝利から遠ざかっている鹿島。
この天皇杯3-1が単なるカップ戦の1勝なのか。
それとも再浮上へのきっかけになるのか。
答えは10月9日のガンバ大阪戦から見えてくる。
免責事項
本記事は、JFA公式サイト、Jリーグ公式サイト、鹿島アントラーズ公式サイト、ヴァンフォーレ甲府公式サイトおよび各種報道で2026年9月24日時点までに確認できた情報をもとに作成しています。
試合結果、得点者、スターティングメンバー、交代、次戦日程などは公式記録を優先して確認しています。
一方、戦術分析、勝敗要因、選手採点、MOM選出、改善点については、公開された試合記録や試合経過をもとにした本稿独自の分析・評価です。
また、本記事の文章作成、構成、情報整理および校正の一部にはAIライティングツールを使用しています。公開情報との照合・確認を行ったうえで編集していますが、内容の完全性・正確性を保証するものではありません。










