日本時間7月7日に行われたFIFAワールドカップ2026決勝トーナメント、アメリカ対ベルギーは、ベルギーが4-1で勝利しました。ベルギーは前半9分にシャルル・デ・ケテラーレが先制。アメリカも31分にマリク・ティルマンのFKで一度は追いつきましたが、その直後にデ・ケテラーレがこの日2点目を決め、ベルギーが再びリードを奪いました。後半にはハンス・ファナーケン、ロメル・ルカクも得点し、ベルギーが開催国アメリカを突き放してベスト8進出を決めています。
試合結果
| 試合 | スコア | 勝者 |
|---|---|---|
| アメリカ vs ベルギー | 1-4 | ベルギー |
得点経過
| 時間 | チーム | 得点者 | スコア |
|---|---|---|---|
| 前半9分 | ベルギー | シャルル・デ・ケテラーレ | 0-1 |
| 前半31分 | アメリカ | マリク・ティルマン | 1-1 |
| 前半33分 | ベルギー | シャルル・デ・ケテラーレ | 1-2 |
| 後半57分 | ベルギー | ハンス・ファナーケン | 1-3 |
| 後半アディショナルタイム | ベルギー | ロメル・ルカク | 1-4 |
ベルギーが立ち上がりに先制
試合は序盤からベルギーが鋭さを見せました。前半9分、ベルギーはアメリカ守備陣の隙を突き、シャルル・デ・ケテラーレが先制点を記録。開催国として大声援を受けるアメリカにとっては、早い時間帯の失点で難しい入りとなりました。
アメリカはボールを持つ時間を作りながらも、ベルギーの守備を崩すには至らず、逆にベルギーの切り替えの速さに苦しめられました。ベルギーは攻撃時に前線の選手がスムーズに連動し、アメリカの守備陣を何度も後手に回らせました。
ティルマンのFKでアメリカが一度は同点
アメリカも前半31分に反撃します。マリク・ティルマンが直接FKを決め、スコアは1-1。ベスト8進出へ向けてスタジアムの空気も一気に変わりました。アメリカにとっては、流れを引き戻す大きな同点弾でした。
しかし、この同点の勢いは長く続きませんでした。わずか2分後の前半33分、ベルギーが再び攻撃を仕掛け、デ・ケテラーレがこの日2点目を決めます。アメリカが追いついた直後に失点したことで、試合の主導権は再びベルギーへ。前半のうちにベルギーが2-1とリードして折り返しました。
後半57分、ファナーケンが3点目
後半に入っても、アメリカは同点を目指して前に出ました。しかし、焦りも見え始め、ビルドアップの場面でミスが増えます。後半57分には、アメリカGKマット・フリーズの判断ミスをベルギーが逃さず、途中出場のハンス・ファナーケンが追加点。スコアは1-3となり、アメリカは一気に追い込まれました。
この3点目は試合の大きな分岐点でした。1点差であればまだ反撃の可能性は十分にありましたが、2点差となったことで、アメリカはさらに前がかりにならざるを得なくなりました。ベルギーにとっては、守備を固めながらカウンターを狙える理想的な展開です。
ルカクが終盤にダメ押し
試合終盤、アメリカは最後までゴールを目指しましたが、ベルギーの守備は崩れませんでした。逆にアディショナルタイムには、ロメル・ルカクがダメ押しの4点目を決め、勝負あり。ベルギーが4-1で快勝し、準々決勝進出を決めました。
ベルギーはデ・ケテラーレの2得点、ファナーケンの追加点、ルカクの締めと、攻撃陣が要所で結果を出しました。内容面でも、同点に追いつかれた直後にすぐ勝ち越した点が大きく、精神的な強さと試合運びのうまさが際立ちました。
アメリカは開催国としてベスト16で敗退
アメリカは開催国として大きな期待を背負って今大会に臨みました。グループステージではパラグアイ、オーストラリアを下し、決勝トーナメント1回戦でもボスニア・ヘルツェゴビナに2-0で勝利。ベスト8進出への期待は高まっていました。
しかし、ベルギー戦では守備のミスと試合運びの差が出ました。同点に追いついた直後の失点、後半のGKのミスからの3失点目は、トーナメントでは致命的でした。攻撃面でもティルマンのFK以外に決定的な形を多く作れず、ベルギーの経験と個の力に押し切られました。
この敗戦により、開催国のカナダ、メキシコ、アメリカはいずれもベスト16で姿を消すことになりました。3カ国すべてが決勝トーナメントに進んだことは大会を盛り上げましたが、ベスト8には届かず。開催国勢にとっては悔しさの残る結果です。
ベルギーはスペインとの準々決勝へ
ベルギーはこの勝利でベスト8進出を決め、準々決勝ではスペインと対戦します。スペインはポルトガルを1-0で下して勝ち上がっており、ここまで守備の安定感が光るチームです。
ベルギーにとっては、アメリカ戦のように相手のミスを逃さない決定力が重要になります。一方で、スペインはボール保持と守備のバランスに優れており、簡単にスペースを与えてくれる相手ではありません。デ・ケテラーレ、ルカクら攻撃陣がどこまでスペイン守備を崩せるかが、準決勝進出への鍵になりそうです。
まとめ
アメリカ対ベルギーは、ベルギーが4-1で勝利しました。デ・ケテラーレが前半に2得点を挙げ、アメリカのティルマンが一度は同点に追いついたものの、ベルギーがすぐに勝ち越し。後半にはファナーケンとルカクが追加点を奪い、ベルギーが力の差を見せました。
アメリカは開催国としてベスト8進出を狙いましたが、守備のミスと勝負どころの失点が響いて敗退。ベルギーは攻撃陣の決定力と試合運びのうまさを発揮し、準々決勝でスペインと激突します。





