2026年10月14日、2026/27Jリーグヤマザキビスケットルヴァンカップの1stラウンド3回戦で、横浜F・マリノスと清水エスパルスが対戦した。
日産スタジアムで行われた一戦は、横浜F・マリノスが清水エスパルスに2-1で逆転勝利。ルヴァンカップ4回戦進出を決めた。
試合は前半を0-0で折り返し、後半61分に清水の藤井智也が先制ゴールを記録。
藤井は58分に途中出場したばかりで、わずか3分後に結果を残した。
しかし、横浜FMも黙ってはいなかった。
72分には後半開始から投入された谷村海那が同点ゴールを記録。
さらに81分、ジョルディ・クルークスのコーナーキックに知念慶が頭で合わせ、逆転ゴールを奪った。
清水は試合終了間際にも反撃を見せたが、横浜FMの守備陣が身体を張って対応。
横浜FMが2-1で勝利し、次のラウンドへ駒を進めた。
今回の試合で注目したいのは、両チームの大胆な選手起用だ。
横浜FMは直近のJ1リーグ戦から先発10人を変更。清水はなんと先発11人をすべて入れ替えた。
過密日程の中で大幅なローテーションを行った両チームだが、試合の流れを変えたのは途中出場選手たちの活躍だった。
清水の藤井智也による先制点、横浜FMの谷村海那による同点弾、そして知念慶の決勝ヘッド。
今回は、両チームの確定スターティングメンバー、直近のJ1からの変更点、得点シーン、戦術分析、独自選手採点、マン・オブ・ザ・マッチ、今後の課題まで徹底分析する。
試合結果・基本情報
ルヴァンカップ3回戦の開催概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 大会 | 2026/27Jリーグヤマザキビスケットルヴァンカップ |
| ラウンド | 1stラウンド3回戦 |
| 開催日 | 2026年10月14日(水) |
| キックオフ | 19:03 |
| 会場 | 日産スタジアム |
| 開催地 | 神奈川県横浜市 |
| 対戦 | 横浜F・マリノス vs 清水エスパルス |
| 試合結果 | 横浜FM 2-1 清水 |
| 前半 | 0-0 |
| 後半 | 2-1 |
| 観客数 | 8,879人 |
| 天候 | 晴れ |
| 気温 | 23.0℃ |
| 主審 | 御厨貴文 |
※当初のキックオフ予定は19:00。Jリーグ公式記録では19:03開始となっている。
得点経過
| 時間 | 得点者 | チーム | スコア |
|---|---|---|---|
| 61分 | 藤井智也 | 清水 | 0-1 |
| 72分 | 谷村海那 | 横浜FM | 1-1 |
| 81分 | 知念慶 | 横浜FM | 2-1 |
清水が先制したものの、横浜FMが後半に2得点を奪って逆転した。
特に藤井と谷村は途中出場からゴールを記録しており、両監督の交代策が得点に直結した試合だった。
両チームの確定スターティングメンバー
横浜F・マリノス:4-2-3-1
監督:スティーブ・コリカ
| ポジション | 背番号 | 選手名 |
|---|---|---|
| GK | 1 | 朴一圭 |
| DF | 13 | 井上太聖 |
| DF | 17 | ジェイソン・キニョーネス |
| DF | 54 | 藤井翔大 |
| DF | 35 | 関富貫太 |
| MF | 8 | 喜田拓也 |
| MF | 14 | 知念慶 |
| MF | 7 | 遠野大弥 |
| FW | 11 | ジョルディ・クルークス |
| FW | 43 | 二田理央 |
| FW | 18 | オナイウ情滋 |
横浜FMは4-2-3-1を基本とし、直近のリーグ戦から先発メンバーを大幅に変更した。
GKには朴一圭を起用。
最終ラインには井上太聖、ジェイソン・キニョーネス、藤井翔大、関富貫太が並んだ。
中盤では喜田拓也と知念慶がバランスを取り、遠野大弥が攻撃の組み立てに関与。
前線にはジョルディ・クルークス、二田理央、オナイウ情滋を起用した。
特に注目したいのは、藤井翔大の先発起用だ。
ユース所属の藤井にとって、トップチームで実力を示す貴重な機会となった。
コリカ監督も試合後、藤井が攻守で見せたプレーを高く評価している。
清水エスパルス:4-1-2-3
監督:吉田孝行
| ポジション | 背番号 | 選手名 |
|---|---|---|
| GK | 1 | 沖悠哉 |
| DF | 70 | 高木践 |
| DF | 51 | 住吉ジェラニレショーン |
| DF | 14 | パク・スンウク |
| DF | 28 | 吉田豊 |
| MF | 81 | 小塚和季 |
| MF | 37 | 小泉慶 |
| MF | 18 | 平戸太貴 |
| FW | 47 | 嶋本悠大 |
| FW | 7 | カピシャーバ |
| FW | 19 | 木下康介 |
清水も4バックを基本とした布陣で試合に臨んだ。
GKには沖悠哉を起用。
最終ラインには高木践、住吉ジェラニレショーン、パク・スンウク、吉田豊が並んだ。
中盤では小塚和季、小泉慶、平戸太貴が攻守を担当。
前線には嶋本悠大、カピシャーバ、木下康介を配置した。
直近のリーグ戦から先発11人をすべて変更する大胆な選手起用となった。
特に嶋本は、後半61分の先制ゴールをアシストしており、先発起用に応える結果を残した。
直近のスタメンと比較|両チームが大幅なローテーション
横浜FMはC大阪戦から先発10人を変更
横浜FMは10月10日、J1第9節でセレッソ大阪と対戦し、0-0で引き分けていた。
その試合から中3日で迎えた今回のルヴァンカップ。
コリカ監督は先発10人を変更した。
| 10月10日 C大阪戦の先発 | 10月14日 清水戦の先発 |
|---|---|
| 飯倉大樹 | 朴一圭 |
| 木村卓斗 | 井上太聖 |
| ジェイソン・キニョーネス | ジェイソン・キニョーネス |
| 諏訪間幸成 | 藤井翔大 |
| 鈴木冬一 | 関富貫太 |
| 山根陸 | 喜田拓也 |
| 天野純 | 知念慶 |
| 松村晃助 | 遠野大弥 |
| 宮市亮 | ジョルディ・クルークス |
| 近藤友喜 | 二田理央 |
| 谷村海那 | オナイウ情滋 |
※先発選手の顔ぶれを比較した表。同じ行が同一ポジションでの交代を意味するものではない。
継続して先発したのはジェイソン・キニョーネスのみ。
ほかの10人を入れ替える大胆なローテーションだった。
これまで出場機会が限られていた選手や、若手選手にチャンスを与える意図があったと考えられる。
結果として、先発したクルークス、二田、知念らが得点へ直接関与。
さらに後半から投入された谷村も同点ゴールを記録した。
今回の勝利は、普段のリーグ戦で先発していない選手たちが結果を残したという意味でも、大きな価値がある。
清水は水戸戦から先発11人を総入れ替え
清水は10月11日のJ1第9節で水戸ホーリーホックに2-1で逆転勝利していた。
その試合から中2日で迎えた横浜FM戦。
吉田監督は、先発11人をすべて入れ替えた。
| 10月11日 水戸戦の先発 | 10月14日 横浜FM戦の先発 |
|---|---|
| 梅田透吾 | 沖悠哉 |
| 高橋祐治 | 高木践 |
| 本多勇喜 | 住吉ジェラニレショーン |
| 須貝英大 | パク・スンウク |
| マテウス・ブルネッティ | 吉田豊 |
| ディエギーニョ | 小塚和季 |
| 弓場将輝 | 小泉慶 |
| 松崎快 | 平戸太貴 |
| 井上健太 | 嶋本悠大 |
| オ・セフン | カピシャーバ |
| 北川航也 | 木下康介 |
こちらも同じ行が直接的なポジション変更を表すものではない。
清水は今回、リーグ戦の主力を大幅に休ませる選択をした。
ただし、カップ戦で先発した選手たちも実力のある選手ばかりだ。
木下康介やカピシャーバ、平戸太貴など、攻撃の中心になれる選手を起用している。
さらに後半58分には藤井智也と弓場将輝を投入。
その直後に藤井が先制ゴールを決めるなど、交代策が得点につながった。
しかし、リードを守り切れなかったことは大きな課題として残った。
試合展開を徹底分析
前半0~15分:横浜FMがボール保持、清水が守備を整える
試合開始直後から、横浜FMがボールを保持する時間を増やした。
喜田拓也や知念慶を中心に中盤でパスをつなぎ、サイドのクルークスやオナイウ情滋へボールを供給する形を狙った。
一方、清水は最終ラインと中盤の距離を保ちながら守備を行った。
横浜FMは相手陣内へボールを運ぶ場面を作ったものの、清水の守備を崩し切ることはできなかった。
清水もカピシャーバや嶋本悠大を中心に攻撃を仕掛けたが、序盤は決定機の少ない展開となった。
前半15~30分:両チームが攻撃の形を模索
前半中盤に入っても、試合は膠着した状態が続いた。
横浜FMはクルークスの左足や、二田理央の動き出しを生かして攻撃を仕掛ける。
清水も平戸太貴や小塚和季がボールをつなぎ、前線の木下康介やカピシャーバへパスを送った。
しかし、互いにゴール前で決定的なプレーを生み出すことができなかった。
大幅な選手変更を行った影響もあったと考えられ、攻撃の連係には改善の余地が見られた。
前半41分:清水が住吉ジェラニレショーンを交代
前半41分、清水は住吉ジェラニレショーンに代えて蓮川壮大を投入した。
| OUT | IN |
|---|---|
| 住吉ジェラニレショーン | 蓮川壮大 |
最終ラインを早い時間帯に変更することとなった。
交代理由の詳細は公式記録だけでは断定できないが、清水にとって予定外の対応だった可能性がある。
前半終了:0-0で折り返し
前半は両チームともゴールを奪えず、0-0で終了した。
横浜FMはボールを保持する時間が長かったものの、決定機を十分に作ることができなかった。
一方、清水も守備では集中力を維持したが、攻撃で相手ゴールへ迫る回数は限られていた。
前半42分には横浜FMの遠野大弥がシュートを放ったものの、枠を捉えることはできなかった。
両チームとも、後半の戦術修正と交代策が重要になる展開だった。
後半開始:横浜FMが谷村海那と諏訪間幸成を投入
コリカ監督は、ハーフタイムで2選手を交代した。
| OUT | IN |
|---|---|
| 遠野大弥 | 谷村海那 |
| ジェイソン・キニョーネス | 諏訪間幸成 |
注目したいのは谷村海那の投入だ。
谷村は直近のリーグ戦でも得点力を発揮していた選手であり、今回も攻撃の中心となることが期待された。
一方、諏訪間の投入によって最終ラインの組み合わせも変更した。
この2枚替えが、後半の逆転につながる重要なポイントとなった。
後半58分:清水が藤井智也と弓場将輝を投入
後半13分にあたる58分、清水の吉田監督も2枚替えを実施した。
| OUT | IN |
|---|---|
| カピシャーバ | 藤井智也 |
| 小塚和季 | 弓場将輝 |
藤井は直近の水戸戦でも途中出場から同点ゴールを記録していた。
今回もサイドからスピードを生かした攻撃が期待された。
そして、そのわずか3分後に試合が動く。
後半61分:藤井智也が先制ゴール!
後半16分、清水が先制点を奪った。
攻撃の起点となったのは嶋本悠大だった。
嶋本が前線へスルーパスを供給すると、藤井智也がタイミングよくペナルティエリア内へ抜け出した。
藤井はゴール前でボールを受け、右足でシュート。
ゴール下へ決め、清水が1-0と先制した。
嶋本悠大のスルーパスと、藤井智也の裏への動き出しがかみ合ったゴールだった。
藤井は58分に途中出場したばかり。
投入から約3分で得点を記録し、吉田監督の交代策が的中した形となった。
後半61~70分:横浜FMが反撃を強める
先制点を許した横浜FMは、攻撃の圧力を強めた。
特にオナイウ情滋や二田理央が相手の守備ラインの間でボールを受け、シュート機会を狙った。
69分には関富貫太に代えて木村卓斗を投入。
| OUT | IN |
|---|---|
| 関富貫太 | 木村卓斗 |
この交代によってサイドの選手を入れ替え、攻撃の勢いを維持しようとした。
一方の清水は、藤井を中心としたカウンターで追加点を狙った。
70分には藤井がペナルティエリア手前からシュートを放ったが、ボールはゴール上へ外れた。
清水としては、リードを広げることができなかった点が後の展開に影響した。
後半72分:谷村海那が同点ゴール!
後半27分、横浜FMが同点に追いついた。
オナイウ情滋のパスから谷村海那がペナルティエリア内でボールを受ける。
さらに二田理央がゴール前でパスを供給すると、谷村がペナルティエリア手前から右足でシュート。
ボールはゴール右下へ決まり、試合は1-1となった。
オナイウ情滋、二田理央、谷村海那の連係から生まれた同点ゴールだった。
特に谷村は後半開始から途中出場した選手だ。
コリカ監督の選手交代が得点につながったことは、横浜FMにとって大きな収穫となった。
また、二田も得点こそ記録しなかったが、同点ゴールをアシストした。
後半75分:横浜FMが宮市亮とテヴィスを投入
同点に追いついた横浜FMは、さらに攻撃的な選手交代を行った。
| OUT | IN |
|---|---|
| 井上太聖 | 宮市亮 |
| 二田理央 | テヴィス |
この2枚替えによって、横浜FMはサイドからの突破力と前線の運動量を高めた。
特にテヴィスは、これまで十分な出場機会を得られていなかった選手だ。
途中出場後は積極的にシュートを狙い、攻撃の活性化に貢献した。
コリカ監督も試合後、テヴィスの攻守にわたるプレーを評価している。
後半81分:知念慶が決勝ヘッド!
後半36分、横浜FMがついに逆転に成功した。
横浜FMは右サイドからコーナーキックを獲得。
キッカーを務めたのはジョルディ・クルークスだった。
クルークスが左足でゴール前へボールを送り込むと、知念慶がペナルティエリア中央からヘディングシュート。
ボールはゴール下へ決まり、横浜FMが2-1と逆転した。
クルークスの精度の高いキックと、知念慶のゴール前への動き出しが生んだ決勝点だった。
知念にとっては、横浜FM加入後初ゴール。
試合後には、移籍後初得点をホームで決められた喜びを語っている。
今回のゴールはチームを4回戦進出へ導く、非常に大きな1点となった。
後半85分以降:清水が猛攻も横浜FMが逃げ切る
逆転を許した清水は、試合終盤に反撃を強めた。
85分には嶋本悠大に代えて大畑凜生、高木践に代えて日髙華杜を投入。
前線の人数と運動量を増やし、同点ゴールを狙った。
89分には大畑がシュートを放ったが、諏訪間幸成がブロック。
90+3分にも大畑がゴール前からシュートを放ったものの、GK朴一圭がセーブした。
さらに90+4分には平戸太貴のシュートがゴールの枠に当たり、同点のチャンスを逃した。
その直後には日髙のシュートを知念慶がブロック。
横浜FMが身体を張った守備で清水の攻撃をしのいだ。
試合はそのまま2-1で終了。
横浜F・マリノスが逆転勝利を収め、ルヴァンカップ4回戦進出を決めた。
3ゴールの得点シーンを徹底分析
① 61分:藤井智也|嶋本悠大のスルーパスから先制
得点:藤井智也(清水)
アシスト:嶋本悠大
清水の先制点は、嶋本のスルーパスから生まれた。
横浜FMの最終ラインの背後へボールを送ると、藤井がタイミングよく抜け出した。
藤井はペナルティエリア中央から右足でシュートを決めた。
このゴールで重要だったのは、藤井の動き出しと嶋本のパスのタイミングだ。
藤井は相手DFが対応しにくい位置へ走り込み、少ないタッチでフィニッシュまで持ち込んだ。
直近の水戸戦でも途中出場から得点しており、今回も交代直後に決定的な仕事を果たした。
② 72分:谷村海那|二田理央のパスから同点弾
得点:谷村海那(横浜FM)
アシスト:二田理央
横浜FMの同点ゴールは、前線の連係から生まれた。
オナイウ情滋が前線へパスを供給し、谷村がペナルティエリア内で攻撃に関与。
二田からのパスを受けた谷村が、右足でゴール右下へシュートを決めた。
この場面で評価したいのは、谷村の決定力だけではない。
二田が味方の位置を確認し、適切なタイミングでボールを供給したことも重要だった。
また、オナイウが攻撃の起点となったことで、横浜FMは複数の選手が連係した攻撃を完成させた。
③ 81分:知念慶|クルークスのCKから決勝ヘッド
得点:知念慶(横浜FM)
アシスト:ジョルディ・クルークス
今回の決勝点はセットプレーから生まれた。
右コーナーキックを獲得した横浜FMは、クルークスが左足でボールを供給。
知念がペナルティエリア中央から頭で合わせ、ゴール下へ決めた。
重要だったのは、クルークスのキックの精度と知念の動き出しだ。
清水の守備陣はゴール前に人数をそろえていたが、知念がヘディングでシュートを決めた。
今回の横浜FMは流れの中でも得点を奪ったが、勝敗を決めたのはセットプレーだった。
接戦を制するうえで、セットプレーの重要性を改めて示したゴールといえる。
スタッツから見る試合の実態
清水がシュート数で上回るも、横浜FMが勝利
| 項目 | 横浜FM | 清水 |
|---|---|---|
| 得点 | 2 | 1 |
| シュート数 | 8 | 10 |
| コーナーキック | 6 | 2 |
| フリーキック | 17 | 11 |
| オフサイド | 4 | 0 |
| イエローカード | 1 | 0 |
| レッドカード | 0 | 0 |
※Jリーグ公式データサイトの確定公式記録を使用。Jリーグ公式の速報系データではシュート数が異なるため、本記事では確定公式記録の「横浜FM8本、清水10本」を採用した。
ボール保持率は横浜FMが61%
Jリーグ公式の試合スタッツでは、横浜FMのボール保持率が61%、清水が39%となっている。
横浜FMはボールを保持する時間で優位に立った。
一方、清水は少ない保持時間の中でもシュート機会を作っており、ゴール前へ効率よく攻め込む場面があった。
ただし、最終的には清水が2失点。
攻撃機会を作りながらも、試合を勝ち切れなかった。
横浜FMはコーナーキック6本
横浜FMは6本のコーナーキックを獲得した。
対する清水は2本。
今回の決勝点は、横浜FMの右コーナーキックから生まれている。
ボールを保持しながら相手陣内で攻撃を継続し、セットプレーを獲得できたことが勝利につながった。
特にクルークスのキック精度は、今後の試合でも重要な武器になるだろう。
勝敗を分けた5つのポイント
① 横浜FMのハーフタイムでの選手交代
今回の試合で大きなポイントとなったのが、コリカ監督のハーフタイムでの2枚替えだ。
特に谷村海那の投入によって、横浜FMの前線に変化が生まれた。
谷村は後半72分に同点ゴールを記録。
途中出場の選手が結果を残したことで、横浜FMは逆転への流れを作ることができた。
② 清水の藤井智也が交代直後に先制
清水も58分に藤井智也を投入し、61分に先制ゴールを奪った。
この点では吉田監督の交代策も成功したといえる。
ただし、先制後にリードを維持することはできなかった。
両チームとも交代策は得点につながったが、その後の試合運びで横浜FMが上回った。
③ クルークスのセットプレー
横浜FMの決勝点は、ジョルディ・クルークスのコーナーキックから生まれた。
流れの中で相手守備を崩し切れない場面でも、セットプレーから得点を狙えることは大きな強みだ。
特にクルークスの左足は、今後も横浜FMにとって重要な攻撃手段となるだろう。
④ 知念慶の攻守にわたる貢献
知念慶は81分に決勝ゴールを記録した。
さらに試合終了間際には、清水の日髙華杜のシュートをブロックするなど、守備でも重要な働きを見せた。
中盤でプレーしながら、攻撃ではゴール前へ入り、守備では身体を張る。
今回の横浜FMにとって、知念の存在は非常に大きかった。
⑤ 清水は先制後の守備を改善したい
清水は61分に先制点を奪った。
しかし、その11分後に同点ゴールを許し、81分には逆転された。
特に同点ゴールでは、横浜FMの前線の連係からシュートを許した。
また、逆転ゴールはコーナーキックからの失点だった。
清水としては、リードを奪った後の守備の集中力と、セットプレーへの対応を改善する必要がある。
選手評価・採点
※以下は10点満点の独自採点。Jリーグ公式の選手評価ではなく、公開されている試合記録、得点・アシスト、シュート、守備対応、出場時間などを基にした参考評価。
横浜F・マリノス 選手採点
| 選手 | 採点 | 評価 |
|---|---|---|
| 朴一圭 | 7.0 | 1失点も終盤の大畑のシュートをセーブ。逆転勝利を支えた |
| 井上太聖 | 6.0 | 最終ラインで守備を担当。75分に交代 |
| ジェイソン・キニョーネス | 6.0 | 前半の守備に貢献。ハーフタイムで交代 |
| 藤井翔大 | 7.0 | 若手ながら先発し、攻守で存在感。監督からも高評価 |
| 関富貫太 | 6.5 | サイドから攻撃に関与し、69分までプレー |
| 喜田拓也 | 6.5 | 中盤のバランスを取り、終盤も守備で貢献 |
| 知念慶 | 8.5 | 逆転決勝ゴール。終盤のシュートブロックも高評価 |
| 遠野大弥 | 5.5 | 前半にシュートを記録したが、後半開始時に交代 |
| ジョルディ・クルークス | 8.0 | 精度の高いCKで決勝ゴールをアシスト |
| 二田理央 | 7.5 | 谷村の同点ゴールをアシスト。攻撃の連係に貢献 |
| オナイウ情滋 | 7.0 | 同点ゴールの起点となり、前線で攻撃に関与 |
| 谷村海那 | 8.0 | 後半から出場し、72分に貴重な同点ゴール |
| 諏訪間幸成 | 7.0 | 後半から出場。終盤のシュートブロックなど守備で貢献 |
| 木村卓斗 | 6.5 | 69分から出場。攻守に関与し、終盤の守備にも対応 |
| 宮市亮 | 6.5 | 75分から出場。サイドから積極的に仕掛けた |
| テヴィス | 7.0 | 75分から出場。シュートを狙い、攻撃の活性化に貢献 |
横浜FMでは、知念慶、谷村海那、ジョルディ・クルークスを高く評価した。
特に知念は決勝ゴールと終盤の守備で重要な働きを見せた。
また、若手の藤井翔大や途中出場のテヴィスが結果につながるプレーを見せたことも、チームにとって大きな収穫となった。
清水エスパルス 選手採点
| 選手 | 採点 | 評価 |
|---|---|---|
| 沖悠哉 | 5.5 | 2失点。逆転を許したが、最終ラインを支えた |
| 高木践 | 5.5 | 最終ラインで守備に対応。85分に交代 |
| 住吉ジェラニレショーン | 5.5 | 41分に交代。評価材料は限定的 |
| パク・スンウク | 6.0 | 守備に加え、終盤にはクロスも供給 |
| 吉田豊 | 6.0 | サイドからの攻撃に関与し、終盤もクロスを供給 |
| 小塚和季 | 5.5 | 中盤で攻撃を組み立てたが、58分に交代 |
| 小泉慶 | 6.0 | 中盤で攻守を担当。ボールの循環に貢献 |
| 平戸太貴 | 6.5 | 終了間際にシュートが枠へ当たる惜しい場面 |
| 嶋本悠大 | 7.5 | 藤井の先制ゴールをアシスト。攻撃の起点として活躍 |
| カピシャーバ | 6.0 | 前半からドリブルやクロスで攻撃に関与 |
| 木下康介 | 5.5 | 前線で攻撃を担ったが、自身の得点にはつながらず |
| 蓮川壮大 | 6.0 | 前半途中から出場。シュートブロックなど守備で対応 |
| 弓場将輝 | 6.0 | 58分から出場し、中盤の守備と攻撃に関与 |
| 藤井智也 | 8.0 | 途中出場から先制ゴール。終盤もチャンスを作った |
| 日髙華杜 | 6.0 | 終盤から出場し、シュートを記録 |
| 大畑凜生 | 6.5 | 85分から出場し、複数のシュートチャンスを作った |
清水では藤井智也を最も高く評価したい。
藤井は直近の水戸戦に続き、途中出場からゴールを記録。
スピードを生かした動き出しと、ゴール前での決定力を発揮した。
また、嶋本悠大も先制点をアシストしており、攻撃面で存在感を示した。
マン・オブ・ザ・マッチ(MOM)
知念慶(横浜F・マリノス)
独自採点:8.5/10
今回のマン・オブ・ザ・マッチには、知念慶を選出する。
知念は81分、ジョルディ・クルークスのコーナーキックに頭で合わせ、決勝ゴールを記録した。
この得点によって横浜FMは逆転に成功し、ルヴァンカップ4回戦進出を決めた。
さらに、試合終了間際には清水の日髙華杜のシュートをブロック。
攻撃だけでなく、守備でも勝利に貢献した。
今回の知念は得点と守備の両面で結果を残している。
また、横浜FM加入後初ゴールという点でも、本人にとって特別な一戦となった。
もちろん、同点ゴールを記録した谷村海那や、決勝点をアシストしたジョルディ・クルークスの働きも高く評価できる。
それでも、試合を決めた逆転ゴールと、終盤の守備への貢献を総合的に評価し、知念慶をMOMに選出した。
横浜F・マリノスの評価と今後の課題
① 大幅ローテーションで勝利できたことは大きな収穫
今回の横浜FMは直近のJ1から先発10人を変更した。
通常であれば、これだけ多くの選手を入れ替えると、チームの連係に難しさが生まれる可能性がある。
しかし、横浜FMは先制点を許しながらも逆転勝利を収めた。
特に二田理央、オナイウ情滋、ジョルディ・クルークス、知念慶らが得点に関与したことは大きい。
普段のリーグ戦で先発していない選手たちが結果を残したことによって、今後の先発争いも激しくなるだろう。
② 谷村海那の得点力は大きな武器
今回の試合では、後半開始から投入された谷村海那が同点ゴールを記録した。
谷村は前線での動き出しと決定力に優れ、限られた出場時間でも結果を残せる選手だ。
今後のリーグ戦でも、谷村の得点力が重要な武器になるだろう。
③ 若手選手の活躍に期待
今回の試合では、藤井翔大の先発起用が大きな注目点となった。
コリカ監督は試合後、藤井が攻守で見せたパフォーマンスを評価している。
また、テヴィスも途中出場から積極的に攻撃へ参加した。
過密日程を戦う横浜FMにとって、こうした選手たちが結果を残すことは重要だ。
特に今後はJ1とルヴァンカップの試合が続くため、選手層の厚さが求められる。
④ 先制された後の守備を改善したい
横浜FMは61分に先制ゴールを許した。
藤井智也の動き出しに対して、最終ラインの背後を使われたことは課題だ。
今後は相手のスルーパスへの対応と、守備ラインの距離感を改善する必要がある。
特にボールを保持する時間が長い場合、相手のカウンターへの備えが重要になる。
⑤ 試合終盤の守備を安定させる
今回の横浜FMは、逆転後に清水の反撃を受けた。
特に試合終了間際には、大畑凜生や平戸太貴らが決定機を迎えている。
最後はGK朴一圭や守備陣が対応したものの、リードを守る時間帯の試合運びには改善の余地がある。
今後は相手に攻撃を受け続けるのではなく、ボールを保持して試合を落ち着かせることも重要になるだろう。
清水エスパルスの評価と今後の改善点
① 藤井智也の得点力は大きな収穫
今回の清水で最も評価したいのが、藤井智也の活躍だ。
藤井は58分に途中出場し、61分に先制ゴールを記録した。
さらに直近の水戸戦でも途中出場から得点している。
2試合続けて途中出場から得点を奪っており、攻撃陣の中でも重要な存在となっている。
今後のリーグ戦では、藤井の先発起用も選択肢になるだろう。
② 先制後の守備を改善したい
今回の清水は、61分に先制したものの、72分に同点ゴールを許した。
その後、81分にはコーナーキックから逆転ゴールを奪われている。
リードを守り切るためには、相手の攻撃への対応を改善する必要がある。
特にゴール前でのマークの受け渡しと、セットプレー時の守備が重要になるだろう。
③ 嶋本悠大の攻撃への貢献
嶋本悠大は今回、先制ゴールをアシストした。
スルーパスによって藤井の得点機会を作ったことは高く評価できる。
今後も嶋本が中盤や前線で攻撃の起点となれれば、清水の攻撃パターンは増えるだろう。
特に藤井との連係は、今回の試合で機能した重要な攻撃手段だった。
④ 大幅な選手変更による連係面の課題
清水は今回、直近のJ1から先発11人をすべて変更した。
過密日程を考えると、選手の疲労管理は重要だ。
しかし、大幅にメンバーを入れ替える場合、守備の連係や攻撃のタイミングを合わせることが難しくなる可能性がある。
今回の敗戦がローテーションだけによって生まれたとはいえないが、今後も多くの選手を起用するのであれば、チーム全体の戦術理解をさらに高める必要がある。
⑤ 試合終盤の決定機を生かしたい
清水は試合終了間際に複数のチャンスを作った。
特に大畑凜生のシュートや、平戸太貴のシュートがゴールの枠に当たった場面は、同点へ追いつく可能性があった。
しかし、最後まで得点を奪うことはできなかった。
今後は決定機を確実に得点へ結びつける精度を高めたい。
試合後の監督・選手コメント
コリカ監督は選手層の厚さを評価
横浜FMのスティーブ・コリカ監督は試合後、逆転勝利を喜ぶとともに、普段のリーグ戦で出場機会の少ない選手たちの活躍を評価した。
特に途中出場したテヴィスについては、攻守での成長とハードワークを高く評価。
さらにユース所属の藤井翔大についても、攻守にわたるプレーが素晴らしかったと振り返っている。
コリカ監督は、今回の勝利によって公式戦8試合無敗となったことにも言及した。
過密日程の中でも複数の選手が結果を残せることは、今後のタイトル争いに向けて大きな強みとなるだろう。
知念慶は移籍後初ゴールを喜ぶ
決勝ゴールを記録した知念慶は、試合後に得点シーンを振り返った。
特にジョルディ・クルークスのコーナーキックの精度を評価している。
また、横浜FM加入後初ゴールをホームで決め、勝利に貢献できたことを喜んだ。
さらに、テヴィスなど出場機会の少なかった選手たちの活躍にも触れ、チーム全体に良い影響を与えているという趣旨のコメントを残している。
横浜F・マリノスはルヴァンカップ4回戦へ!
10月28日にサンフレッチェ広島と対戦
今回の勝利によって、横浜FMはルヴァンカップ1stラウンド4回戦進出を決めた。
次の相手はサンフレッチェ広島だ。
広島は10月14日の3回戦で松本山雅FCに1-0で勝利している。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 大会 | ルヴァンカップ1stラウンド4回戦 |
| 開催日 | 2026年10月28日(水) |
| キックオフ | 19:00 |
| 対戦 | 横浜F・マリノス vs サンフレッチェ広島 |
| 会場 | ニッパツ三ツ沢球技場 |
今回の横浜FMは大幅なローテーションを行いながら勝利した。
一方、広島も若手の小林志紋が決勝ゴールを記録し、カップ戦で結果を残している。
4回戦はJ1クラブ同士の注目カードとなる。
特にコリカ監督にとっては、かつて所属した広島との対戦となる。
どのようなスターティングメンバーを起用するのか注目したい。
横浜FMは10月17日にジェフ千葉と対戦
横浜FMの次のJ1リーグ戦は、10月17日のジェフユナイテッド千葉戦だ。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 大会 | 明治安田J1リーグ 第10節 |
| 開催日 | 2026年10月17日(土) |
| キックオフ | 14:00 |
| 対戦 | ジェフユナイテッド千葉 vs 横浜F・マリノス |
| 会場 | フクダ電子アリーナ |
今回の清水戦から中2日での試合となる。
コリカ監督にとっては、選手の疲労を考慮したメンバー選考が重要になる。
また、今回のカップ戦で結果を残した選手たちが、リーグ戦でも出場機会を得られるかに注目したい。
清水は10月17日にガンバ大阪と対戦
一方の清水も、10月17日にJ1第10節を迎える。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 大会 | 明治安田J1リーグ 第10節 |
| 開催日 | 2026年10月17日(土) |
| キックオフ | 13:00 |
| 対戦 | 清水エスパルス vs ガンバ大阪 |
| 会場 | IAIスタジアム日本平 |
清水にとっては、今回のルヴァンカップ敗退からの立て直しが重要になる。
特に藤井智也の得点力や、嶋本悠大の攻撃への貢献をリーグ戦につなげたい。
まとめ|横浜F・マリノスが逆転勝利!知念慶の決勝弾でルヴァンカップ4回戦へ
2026年10月14日に開催されたルヴァンカップ1stラウンド3回戦、横浜F・マリノス対清水エスパルスは、横浜FMが2-1で勝利した。
今回の試合の重要なポイントは以下の通りだ。
- 横浜FMは直近のC大阪戦から先発10人を変更
- 清水は水戸戦から先発11人をすべて変更
- 前半は両チーム無得点で終了
- 61分に藤井智也が途中出場から先制ゴール
- 72分に谷村海那が同点ゴールを記録
- 81分に知念慶がクルークスのCKから決勝ヘッド
- 横浜FMが2-1で逆転勝利し、ルヴァンカップ4回戦進出
今回の試合は、両チームの選手交代と勝負強さが結果を左右した一戦だった。
清水は藤井智也の投入によって先制点を奪い、勝利へ近づいた。
しかし、横浜FMも谷村海那のゴールで同点に追いつき、最後は知念慶が決勝点を記録した。
特に横浜FMは直近のリーグ戦から先発10人を変更しながら勝利したことが大きい。
若手選手や出場機会の少ない選手が結果を残したことで、チーム全体の競争力が高まっていることを示した。
一方、清水は先制点を守り切れず敗退。
藤井智也や嶋本悠大の活躍は収穫だったが、守備の集中力とセットプレーへの対応には課題を残した。
それでも、直近のリーグ戦では逆転勝利を記録しており、今回の敗戦から立て直す力は十分にあるだろう。
谷村海那の同点弾、知念慶の決勝ヘッド。横浜F・マリノスが逆転勝利でルヴァンカップ4回戦進出!
次戦はサンフレッチェ広島との注目の一戦だ。
横浜FMがこの勢いを維持し、タイトル獲得へ前進できるのか。
今後の戦いにも注目したい。
免責事項
本記事は、Jリーグ、横浜F・マリノス、清水エスパルスなどの公式サイトおよび公開されている試合記録・報道情報を参考に、AIライティングツールを使用して作成しています。
試合結果、得点者、得点時間、スターティングメンバー、選手交代、試合スタッツなどの客観的な情報については、Jリーグ公式記録および各クラブの公式発表を優先して確認しています。
一方、戦術分析、選手採点、マン・オブ・ザ・マッチの選定、勝敗を分けた要因、今後の改善点などについては独自の考察を含んでおり、Jリーグ、各クラブ、監督および選手の公式見解を示すものではありません。
選手採点は公開されている試合記録やプレー情報を基にした参考評価であり、試合映像を通じた全プレーの検証に基づくものではありません。また、Jリーグ公式の採点ではありません。
試合統計については、データ提供元の集計基準によって数値が異なる場合があります。本記事では原則としてJリーグ公式データサイトの確定記録を採用しています。
掲載内容は2026年10月15日時点で確認できる情報に基づいています。
最新情報については、Jリーグおよび各クラブの公式発表をご確認ください。
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