天皇杯 JFA 第106回全日本サッカー選手権大会3回戦で、J1のセレッソ大阪と鹿児島県代表の鹿児島ユナイテッドFCが激突する。
試合は2026年10月7日(水)18時30分、YANMAR HANASAKA STADIUMでキックオフ予定。セレッソ大阪にとってはホームで迎える一戦となる。
カテゴリーだけを見ればJ1のセレッソ大阪が優位に映るが、鹿児島は現在J3で7勝2分、開幕から無敗で首位。さらに天皇杯では1回戦でレノファ山口FCを2-1、2回戦ではJ2のアルビレックス新潟を4-0で撃破しており、今大会屈指の勢いを持つチームと言っていい。
J1の地力を示したいセレッソか、それとも勢いに乗る鹿児島が再び上位カテゴリーを沈めるのか。ラウンド16進出を懸けた一発勝負を、予想スタメンとともに展望する。
セレッソ大阪vs鹿児島ユナイテッド 試合概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 大会 | 天皇杯 JFA 第106回全日本サッカー選手権大会 |
| ラウンド | 3回戦 |
| 対戦カード | セレッソ大阪 vs 鹿児島ユナイテッドFC |
| 開催日 | 2026年10月7日(水) |
| キックオフ | 18:30 |
| 会場 | YANMAR HANASAKA STADIUM |
| セレッソ監督 | パブロ・マチン |
| 鹿児島監督 | 村主博正 |
JFA公式の日程でも同カードは10月7日18時30分開始と発表されている。
セレッソ大阪の直近状況
藤枝MYFC戦では2-1で勝利
セレッソ大阪の直近の公式戦は9月29日に行われたルヴァンカップ・藤枝MYFC戦。パブロ・サバックの先制点、ルーカス・フェルナンデスの決勝PKによって2-1で勝利した。
この試合では中村航輔、井上黎生人、ハビ・エルナンデス、鷹啄トラビス、中村拓海、香川真司、岡澤昂星、阪田澪哉、チアゴ・アンドラーデ、ルーカス・フェルナンデス、パブロ・サバックが先発している。
一方で10月10日にはJ1横浜F・マリノス戦が控えているため、鹿児島戦では一定のメンバー変更も考えられる。マチン監督自身も10月から続く過密日程を踏まえて「今いるスカッドを最大限に活用して戦っていきたい」としており、総力戦になる可能性が高い。
天皇杯2回戦では小見洋太が2得点
天皇杯2回戦のFC岐阜戦では3-1で勝利。
ルーカス・フェルナンデスが先制点を奪い、小見洋太が後半に2得点を決めた。この試合では阿部航斗、登里享平、ディオン・クールズ、鷹啄トラビスらも先発しており、リーグ戦とは異なる選手を組み合わせながら勝ち上がっている。
今回も小見や鷹啄など、カップ戦で存在感を示している選手の起用は十分考えられる。
セレッソ大阪の予想スタメン
予想フォーメーション:3-4-2-1
| ポジション | 選手 |
|---|---|
| GK | 阿部 航斗 |
| CB | ディオン・クールズ |
| CB | 鷹啄 トラビス |
| CB | ハビ・エルナンデス |
| RWB | 奥田 勇斗 |
| CMF | 香川 真司 |
| CMF | 岡澤 昂星 |
| LWB | チアゴ・アンドラーデ |
| シャドー | ルーカス・フェルナンデス |
| シャドー | 小見 洋太 |
| CF | パブロ・サバック |
直近の藤枝戦をベースにしながら、3日後の横浜FM戦も考慮して一部を入れ替えると予想する。
GKは天皇杯2回戦で先発した阿部航斗。最終ラインではカップ戦で起用が続いている鷹啄トラビスが有力だろう。
前線ではFC岐阜戦で2得点した小見洋太を予想。ルーカス・フェルナンデスとパブロ・サバックについても直近の藤枝戦で得点しており、結果を残している選手を軸にする形が考えられる。
横山夢樹とジャクソン・アーバインも代表活動からチームへ合流していることをマチン監督が明らかにしており、ベンチ入りすれば後半の重要なカードになる可能性がある。
鹿児島ユナイテッドの直近状況
J3で無敗首位
鹿児島は今季のJ3で9試合を終えて7勝2分0敗。直近の10月4日・福島ユナイテッドFC戦も3-2で勝利した。
福島戦では有田稜が2得点、田中渉が1得点。直近5試合も4勝1分と好調を維持している。
村主博正監督のチームはボール保持率だけにこだわらず、フィジカル、攻守の切り替え、前方向への推進力を生かすスタイルが特徴。セレッソ公式も「全員攻撃・全員守備」と素早い切り替えを鹿児島の特徴として挙げている。
最大のポイントはターンオーバー
注目したいのが選手起用だ。
鹿児島は10月4日の福島戦から中2日。そのためリーグ戦の主力をそのまま並べるより、カップ戦で実績を残したメンバーを中心に入れ替える可能性が高い。
実際、天皇杯2回戦の新潟戦では直前のリーグ戦から先発を大幅に入れ替えながら4-0で勝利。坂田大樹、川島功奨、キム・ムンヒョン、村松航太、長峰祐斗、吉尾虹樹、外山鉄馬、武星弥、福田望久斗、髙橋旺良らが先発した。
9月2日のルヴァンカップ札幌戦でも、同様にカップ戦用のメンバーを多く起用している。
鹿児島ユナイテッドの予想スタメン
予想フォーメーション:4-4-2
| ポジション | 選手 |
|---|---|
| GK | 坂田 大樹 |
| RB | 川島 功奨 |
| CB | キム・ムンヒョン |
| CB | 村松 航太 |
| LB | 長峰 祐斗 |
| RMF | 福田 望久斗 |
| CMF | 吉尾 虹樹 |
| CMF | 梅木 翔斗 |
| LMF | 外山 鉄馬 |
| FW | 武 星弥 |
| FW | 髙橋 旺良 |
10月4日の福島戦では坂田、有田、田中、吉尾、河村ら主力級が先発しており、そこから中2日という日程を考えると、大幅なターンオーバーを予想した。
特に坂田を中心とした守備陣、武、福田、髙橋といったカップ戦で出場機会を得てきた攻撃陣は今回も有力候補になる。
ただし、試合展開によっては有田稜、河村慶人、フアンマ・デルガドらを途中投入できる。鹿児島にとって、この前線の選択肢の多さは大きな武器となる。
試合展開予想
前半:セレッソがボールを握り、鹿児島は一気に前へ
試合開始直後はセレッソがボールを保持する展開になると予想する。
3バックから香川や岡澤へボールを入れ、ウイングバックを高い位置へ押し上げながら鹿児島を自陣へ押し込む形を作りたい。
セレッソにとって重要なのは早い時間帯の先制点だ。
天皇杯岐阜戦、ルヴァンカップ藤枝戦はいずれもセレッソが先制した一方、その後に1-1へ追いつかれている。クラブ公式プレビューでも、この点を課題として挙げている。
鹿児島としては無理に保持率を高める必要はない。セレッソのビルドアップに圧力をかけ、ボールを奪えばできるだけ少ないタッチ数で前線へ運びたい。
特にセレッソの3バック脇や、ウイングバックが上がった背後は狙いどころになる。
鹿児島が狙いたいのはセカンドボール
鹿児島は新潟との天皇杯2回戦でも4得点を奪っている。
細かくパスをつなぐだけではなく、前線へ早くボールを入れて相手を押し下げ、そのセカンドボールを回収して攻撃を継続できる点が強みだ。
セレッソ側も藤枝戦後、プレスと最終ラインの高さを連動させる守備を重点的に確認したことを明らかにしている。
鷹啄トラビスも「前の3枚がプレスに行けていない状況でラインを上げると簡単に裏に蹴られてしまう」と話しており、まさに鹿児島戦でポイントとなりそうな部分だ。
勝敗を分ける3つのポイント
1. セレッソが前半で先制できるか
鹿児島に「勝てるかもしれない」と思わせないことが重要だ。
0-0の時間が長くなればなるほど、鹿児島は守備に自信を持ち、セレッソには一発勝負特有の焦りが出てくる。
逆にセレッソが開始20~30分までに先制できれば、鹿児島が前へ出ざるを得なくなり、ルーカス・フェルナンデスや小見が使えるスペースも増える。
2. 鹿児島の縦への速さをセレッソが止められるか
鹿児島は現在のJ3でも1試合平均2.1得点を記録している。
ボール保持率はリーグ平均で41.7%と決して高くないが、それでも得点を重ねている点は重要だ。
つまり、ボールを持たせれば安全なチームではない。
セレッソとしては、攻撃中のボールロスト直後に素早く囲み、鹿児島に前を向かせない守備が必要になる。
3. ベンチメンバーの厚さ
試合が60分、70分まで接戦になれば、選手交代の質が大きく影響する。
セレッソは櫻川ソロモン、小見洋太、ルーカス・フェルナンデス、横山夢樹など組み合わせ次第で攻撃陣を変化させられる。
鹿児島も有田稜、河村慶人、フアンマ・デルガドなどを後半から投入できる可能性があり、カテゴリー差ほど単純な戦力差にはならないだろう。
注目選手
セレッソ大阪:小見洋太
天皇杯2回戦の岐阜戦で2ゴール。
マチン監督の3バックシステムでは複数の攻撃ポジションで起用でき、自ら仕掛けてフィニッシュまで持ち込める小見の存在はカップ戦でも大きい。
本人も鹿児島戦を前に「どのポジションで出ても結果を残せるように臨みたい」とコメントしている。
先発でも途中出場でも、ゴールへ直接関与する働きが期待される。
鹿児島ユナイテッド:有田稜
鹿児島のリーグ戦で攻撃をけん引しているのが有田稜だ。
10月4日の福島戦では2ゴールを奪い、J3では9試合終了時点で5得点。さらにアシストでもチーム上位の数字を残している。
中2日のためベンチスタートも十分考えられるが、接戦の後半に投入されればセレッソにとって非常に危険な存在になる。
最終スコア予想
セレッソ大阪 2-1 鹿児島ユナイテッドFC
総合力とホームアドバンテージではセレッソ大阪を上位と見る。
セレッソは直近の藤枝戦でも14本のシュートを放って2-1で勝利しており、チャンスを作る力そのものはある。
ただし、鹿児島はJ3で無敗を維持し、天皇杯でも新潟を4-0で破っている。カテゴリー差だけでセレッソが簡単に勝てる相手ではない。
試合序盤はセレッソが押し込みながら先制し、鹿児島が縦に速い攻撃から一度は追いつく展開を予想。その後、選手層と交代カードで上回るセレッソが終盤に勝ち越して2-1でラウンド16進出、と予想したい。
ただし、前半を0-0、あるいは鹿児島リードで折り返した場合、一気にジャイアントキリングの可能性は高まる。
「J1のセレッソが勝って当然」という試合ではない。今季公式戦で勢いに乗る鹿児島が、J1クラブを相手にどこまで自分たちの強みを出せるか。3回戦でも特に注目したいカードの一つだ。
免責事項
本記事は、JFA、Jリーグ、各クラブの公式発表および公開されている試合情報をもとに作成しています。
予想スタメン、フォーメーション、試合展開、スコア予想については、直近の出場状況や過去の選手起用などをもとにした独自の考察であり、実際のメンバーや試合結果を保証するものではありません。選手のコンディションや当日の判断などにより変更される可能性があります。
また、本記事の文章作成および情報整理にはAIライティングツールを使用しています。公開前には可能な限り公式情報との照合を行っていますが、最新情報についてはJFA・Jリーグ・各クラブの公式発表もあわせてご確認ください。








