【2026年W杯】ミスラヴ・オルシッチの選出可能性は?経歴・プレースタイル・市場価値を徹底解説|クロアチアの切り札

【2026年W杯】ミスラヴ・オルシッチの選出可能性は?経歴・プレースタイル・市場価値を徹底解説|クロアチアの切り札

2026年ワールドカップでの活躍が期待されるクロアチア代表FW、ミスラヴ・オルシッチ。アジアでの再起から欧州の舞台で輝いた彼のユニークな経歴、プレースタイル、現在の市場価値、そして代表選出の可能性を徹底分析します。

アジア経由のジャイアントキラー、ミスラヴ・オルシッチ。その右足は、再び世界を沈黙させるか。

ミスラヴ・オルシッチは、そのユニークなキャリアパスと決定的な場面での勝負強さで知られるクロアチアのサッカー選手です。アジアでの経験を経てヨーロッパのトップシーンで輝きを放った彼の軌跡は、多くのファンを魅了してきました。33歳というベテランの域に達した今、2026年のワールドカップで再び世界を驚かせることはできるのでしょうか。彼のプロフィール、プレースタイル、そして代表選出の可能性に迫ります。

選手名年齢ポジション所属クラブ市場価値選出可能性
ミスラヴ・オルシッチ33歳左ウィングパフォスFC1億8,000万円55%~60%
目次

選手プロフィール

ミスラヴ・オルシッチは、1992年12月29日にクロアチアの首都ザグレブで誕生しました。現在33歳を迎え、選手としての成熟期からベテランの域に入りつつありますが、その身体能力と技術的精度は依然として高いレベルを維持しています。左ウィングを主戦場としながら、複数の攻撃的ポジションをこなせるユーティリティ性も兼ね備えています。

項目詳細内容
氏名ミスラヴ・オルシッチ (Mislav Oršić)
生年月日1992年12月29日
出身地クロアチア、ザグレブ
身長 / 体重179cm / 66kg – 69kg
利き足右足
主なポジション左ウィング (LW)
サブポジション右ウィング、攻撃的MF、セカンドストライカー
現所属クラブパフォスFC (キプロス)
代表キャップ数28試合
代表得点数2ゴール

プレースタイル

オルシッチのプレースタイルは、現代的なウィングに求められる直接的な得点関与能力と、古典的なアタッカーが持つ狡猾なポジショニングの融合です。彼のプレーを定義づけるのは、左サイドから中央へ切り込む「インバーテッド・ウィング」としての完成度の高さにあります。

彼の最大の武器は、卓越したボールストライキング能力です。特に左サイドのハーフスペースから右足で放たれるシュートは彼の代名詞であり、「オルシッチ・ゾーン」とも呼ばれる特定の角度からの決定力は世界的に知られています。カーブシュートだけでなく、パワーを重視したドライブシュートも得意とし、ペナルティエリア外からでも試合を動かすことができます。

スピードで相手を抜き去るタイプではなく、細かいタッチと重心移動を活かしたアジリティでシュートコースを作り出すスタイルを好みます。密集地帯でもバランスを崩さずにフィニッシュに持ち込む技術は一級品です。また、彼はフィニッシャーとしてだけでなく、精度の高いクロスやキーパスを供給するクリエイターとしての側面も持ち合わせています。

一方で、守備への貢献度は限定的と評価されることもあります。しかし、それはカウンターの局面で最も危険な位置に残り、一撃でゴールを陥れるという彼の戦術的役割と表裏一体の関係にあります。

来歴

オルシッチのキャリアは、決して順風満帆なものではありませんでした。彼の歩みは、自らの能力を磨き続けるための「不屈の旅路」であったと言えるでしょう。

クロアチアでプロデビュー後、2013年に移籍したイタリアのスペツィアでは戦術的適応に苦しみ、9試合無得点に終わります。その後、転機となったのが2015年の韓国Kリーグ、全南ドラゴンズへの移籍でした。当時、アジアへの移籍は「都落ち」と見なされがちでしたが、オルシッチにとっては自身を再発見する重要なステップとなりました。韓国では「オルシャ」の登録名で親しまれ、全南ドラゴンズ、蔚山現代でリーグを代表するスター選手として活躍。蔚山現代では韓国FAカップ優勝にも貢献しました。

2018年、母国の名門ディナモ・ザグレブへ移籍すると、彼の才能は完全に開花します。UEFAチャンピオンズリーグやヨーロッパリーグで、アタランタやトッテナムを相手にハットトリックを達成するなど、数々の「ジャイアント・キリング」を演じ、その名を欧州全土に轟かせました。ディナモでは公式戦216試合で91ゴールを記録し、クラブのレジェンドとなりました。

2023年1月に念願のプレミアリーグ、サウサンプトンへ移籍するも、チームの混乱もあり出場機会に恵まれませんでした。その後移籍したトルコのトラブゾンスポルでは、前十字靭帯断裂という大怪我に見舞われます。しかし、長いリハビリを経て、2025年1月にキプロスのパフォスFCに加入。再びチャンピオンズリーグの舞台に立ち、ベテランらしい決定力とアシスト能力を発揮して完全復活を印象付けています。

ワールドカップの選出可能性

2026年ワールドカップに向けて、クロアチア代表は世代交代の過渡期にあります。この中で、オルシッチがどのような役割を担うのか注目されています。

2026年3月の親善試合では、本登録メンバーから漏れたものの、予備登録リストに名を連ねました。ダリッチ監督は「実績ある選手への忠誠心」と「新しいエネルギー」の融合を模索しており、今後のパフォーマンス次第で誰にでもチャンスはあると公言しています。

左ウィングのポジションには、大ベテランのイヴァン・ペリシッチや、若手のマルコ・パシャリッチなど強力なライバルが存在します。オルシッチが最終メンバー26人に残るためには、彼らとの競争に打ち勝たなければなりません。

ポジティブな要素としては、ワールドカップ本番での「勝負強さ」という実績が挙げられます。短期決戦では、過去に大舞台で結果を残したベテランの存在は貴重です。また、トルコ時代の大怪我から完全に復活し、シーズンを通して戦えるコンディションにあることも証明済みです。複数のポジションをこなせる万能性も、チームにとっては大きなプラス材料となるでしょう。

一方で、代表チームの世代交代が加速した場合、ベテランである彼が選考から漏れる可能性も否定できません。現在の代表ではベンチスタートが予想されるため、守備的な強度やスピードを求められた場合に、彼のスタイルが選択されないリスクもあります。

現時点での最終メンバー入りの可能性は「55%から60%」と分析されており、まさに当落線上にいると言えます。シーズン終盤戦、特にクラブでの重要な試合で結果を出し続けることが、ワールドカップへの道を切り開く絶対条件となります。

まとめ

ミスラヴ・オルシッチのキャリアは、挫折を乗り越え、異なる環境で自らを磨き上げた「粘り強さ」の象徴です。イタリアでの失敗、韓国での再起、そしてディナモ・ザグレブでの伝説。彼の物語は、多くの人々に勇気を与えてきました。

33歳となった今も、その右足から放たれるシュートの威力は健在です。市場価値は全盛期に比べて落ち着いていますが、ピッチ上で示す戦術的な価値は計り知れません。2026年北米ワールドカップの最終メンバーに彼の名が刻まれるかどうかは、監督の信頼と彼自身の最後の追い込みにかかっています。不屈のキャリアを歩んできたアタッカーの最終章から、目が離せません。

免責事項: 本記事の内容は、提供された情報源に基づき作成されたものであり、その正確性や完全性を保証するものではありません。選手の市場価値や選出可能性などの情報は変動する可能性があります。

選手名年齢ポジション所属クラブ市場価値選出可能性
ミスラヴ・オルシッチ33左ウィングパフォスFC1億8,000万円
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