日本の高校女子サッカーにおいて、1年の集大成であり、最も高い注目度と権威を誇る「全日本高校女子サッカー選手権大会」。3年生にとっては高校生活最後となる「冬の祭典」です。
2026年度の大会で、記念すべき「第35回」を迎えます。男子の選手権が「冬の国立」を目指すように、女子の選手権は「冬の神戸(兵庫県)」を目指して、全国の女子サッカー部員たちが涙と汗を流します。2026年4月9日現在、新チームとしてスタートを切ったばかりの各校ですが、その視線はすでにこの冬の大舞台に向けられています。本記事では、第35回大会の概要、全国への道のり、日程、そして充実のテレビ放送・配信ガイドを徹底解説します。
1. 大会概要:高校女子サッカーの「冬の総決算」
全日本高校女子サッカー選手権大会は、日本サッカー協会(JFA)などが主催する、高校女子サッカーの「真の日本一」を決定する大会です。
- 開催地: 例年、兵庫県(神戸市・三木市など)を中心に開催され、決勝戦は「ノエビアスタジアム神戸」などの素晴らしい専用スタジアムが舞台となります。
- 出場チーム数: 全国9地域の予選を勝ち抜いた「32チーム」が出場します。(夏のインターハイが16チームであるのに対し、冬の選手権は倍の32チームが出場できるため、より全国的な規模となります)。
- 大会フォーマット: 32校によるノックアウト方式のトーナメント戦です。敗者復活なしの一発勝負で行われます。
2. 全国32代表の決定プロセスと地域枠(秋期予選)
選手権の出場権は、秋に行われる地域予選によって決定されます。
- 地域予選(9月〜11月): 4月9日現在行われている各都道府県の予選(または春・夏の大会成績)を基に、秋季に「地域ブロック大会(例:関東高校女子サッカー選手権大会など)」が開催されます。
- 出場枠の激戦: インターハイとは異なり、都道府県ごとの代表ではなく、あくまで「地域ブロック」ごとの代表権争いとなります。関東(約7枠)や関西(約4枠)、九州(約4枠)などの激戦区では、全国トップレベルの高校同士が予選で潰し合う過酷なサバイバルが展開されます。
この地域大会を勝ち抜いた32校だけが、年末年始の神戸へと向かう新幹線に乗ることができます。
3. 2026-2027年 第35回大会 日程スケジュール(予定)
本大会は、例年12月30日頃に開幕し、年をまたいで1月の上旬に決勝戦が行われます。
| 大会フェーズ | 開催時期(予定) | 大会の見どころ |
| 組み合わせ抽選会 | 2026年11月下旬 | 出場32校が出揃い、オンライン等で全国一斉に組み合わせが発表されます。 |
| 1回戦・2回戦 | 2026年12月30日〜31日 | 大会開幕。初戦のプレッシャーの中、3年生たちの「絶対にここで引退しない」という執念が激突します。 |
| 準々決勝 | 2027年1月2日頃 | お正月に行われるベスト4決定戦。ここから先はメディアの注目度も一気に跳ね上がります。 |
| 準決勝 | 2027年1月4日頃 | 決勝の舞台(ノエビアスタジアム神戸等)を目指す死闘。WEリーグ内定のスター選手たちが躍動します。 |
| 決勝戦 | 2027年1月上旬(日曜日等) | 第35代の冬の女王が決定。歓喜の涙と、卒業していく3年生の感動的なフィナーレ。 |
4. 注目ポイント:WEリーグ予備軍の宝庫と戦術の成熟
夏のインターハイが「勢いと体力」の要素が強いのに対し、冬の選手権は「戦術の成熟とチームの完成度」が勝敗を分けます。
1年間を通して監督の戦術を落とし込み、連携を極限まで高めたチーム同士の対戦は、アマチュアの枠を超えた見応えがあります。また、WEリーグの各クラブのスカウト陣にとっても、次世代の才能を最終確認する場です。大会で強烈なインパクトを残した選手が、卒業後に即プロデビューを果たし、すぐになでしこジャパンに選出されるケースも珍しくありません。
5. テレビ放送(TBS系列)とネット配信ガイド
男子の選手権が日本テレビ系列で放送されるのに対し、女子の選手権はTBS系列が強力にバックアップしています。
TBS系列(地上波・BS)
- 放送範囲: 例年、決勝戦はTBS系列(地上波)で全国生中継されます。また、1回戦から準決勝までのハイライト番組や、出場校の背景(怪我との戦い、恩師への思いなど)に密着したドキュメンタリー番組が深夜帯やBS-TBSで放送され、大会をドラマチックに盛り上げます。
- テーマソング: 大会ごとにアーティストによる公式テーマソングが設定され、選手たちの青春を彩ります。
U-NEXT / TVer(ネット配信)
- 全試合ライブ配信: 近年、TBSが関わるスポーツ中継の多くは「U-NEXT」や「TVer」、またはスポーツブル等の無料配信プラットフォームでカバーされています。第35回大会においても、1回戦からの全試合ライブ配信が実施される予定です。
- 特徴: 地上波では放送しきれない全チームの熱戦を、スマートフォン等で余すことなく視聴可能です。遠方に住む家族や卒業生にとって、最高の応援ツールとなります。
35年の歴史を刻む、高校女子サッカーの冬の祭典。2026年度末、神戸の空に歓喜の声を響かせるのはどの高校か。春から始まる彼女たちの長い旅路にご声援をお願いします。
免責事項
本記事に記載された「2026-2027年 第35回 全日本高校女子サッカー選手権大会」の大会概要、地域枠の仕組み、日程スケジュール(2026年12月〜2027年1月予定)、およびTBS系列・ネット配信等の放送情報は、2026年4月9日時点の日本サッカー協会(JFA)の規定および過去の実績に基づく予測です。天候不良、自然災害、施設の確保状況等により、日程、開催会場(決勝戦のスタジアムを含む)、放送時間帯、配信プラットフォームが予告なく変更される場合があります。最新かつ正確な情報は、必ずJFA公式サイトおよびTBSの大会特設ページをご確認ください。
ワールドサッカーポータル TOPページ
ワールドサッカーポータル 運営者情報
ワールドサッカーポータル 公式X(旧Twitter)で最新サッカー情報を公開中!


