日本のスポーツ界において、これほどまでに国民的な関心を集め、年末年始の風物詩として定着している大会は他にありません。「全国高校サッカー選手権大会」。2026年度末から2027年初頭にかけて開催される大会で、記念すべき「第105回」を迎えます。
「国立競技場」のピッチに立つことを夢見て、全国4,000校を超える高校サッカー部が涙と汗を流すこの大会。2026年4月9日現在、選手たちは新学期を迎え、冬の選手権を見据えた長い戦いの第一歩を踏み出しています。本記事では、第105回全国高校サッカー選手権大会の出場校決定の仕組み、日程スケジュール、そしてテレビ放送とTVer配信の完全ガイドをお届けします。
1. 冬の風物詩「選手権」とは?:第105回大会の意義
全国高校サッカー選手権大会は、100年以上の歴史を誇る、日本の高校スポーツにおいて最も注目される大会の一つです。
近年、Jリーグの下部組織(ユース)の整備が進み、エリート選手の多くがユースへ流れる傾向にありますが、それでも「選手権」の持つブランド力は絶大です。満員のスタジアム、ブラスバンドの鳴り響く応援、そして負ければ引退という3年生たちの極限のプレッシャー。これらが織りなす筋書きのないドラマは、純粋なサッカーファンのみならず、多くの日本人の心を打ちます。
第105回大会となる2026年度も、各都道府県を勝ち抜いた48校(東京は2校、その他の道府県は各1校)が、冬の首都圏に集結し、トーナメント方式で頂点を争います。
2. 全国48代表の座を懸けた予選の仕組み(4月〜11月)
選手権のピッチに立つための戦いは、実はずっと前から始まっています。
| 大会フェーズ | 開催時期 | 4月9日時点の状況と予選の流れ |
| 新人戦・関東大会予選等 | 春(4月〜5月) | 4月9日現在、各都道府県では春の大会が行われています。ここで上位に入ることが、秋の「選手権予選」のシード権獲得に直結するため、決して気の抜けない戦いが続いています。 |
| インターハイ(夏) | 夏(7月〜8月) | 夏の全国大会での結果が、選手権予選のスーパーシードに影響する県も多くあります。 |
| 選手権 都道府県予選 | 秋(9月〜11月) | 多くの中堅校にとっては、ここからが本番です。1次予選から始まり、10月下旬から11月中旬にかけて決勝戦が行われ、各都道府県の代表48校が出揃います。 |
| 組み合わせ抽選会 | 11月下旬 | 日本テレビのスタジオ等で大々的に行われ、対戦カードとトーナメントツリーが決定します。 |
3. 第105回(2026-2027年)大会フォーマットと日程スケジュール
本大会は、例年12月28日に開幕し、年をまたいで成人の日(1月の第2月曜日)に決勝戦が行われます。
- 開催スタジアム: 開幕戦、準決勝、決勝は「国立競技場」で行われます。1回戦〜準々決勝までは、首都圏の各スタジアム(駒沢陸上競技場、ニッパツ三ツ沢球技場、等々力陸上競技場、フクダ電子アリーナ、埼玉スタジアム2002など)に分かれて開催されます。
- 試合形式: 1回戦から準々決勝までは「前後半40分ずつの計80分」で行われ、同点の場合は即PK戦となります。準決勝以降は前後半45分の計90分で行われ、同点の場合は延長戦(前後半10分ずつ)、それでも決着がつかない場合はPK戦となります。
【予想される日程】
- 12月28日: 開幕戦(国立競技場)
- 12月29日: 1回戦
- 12月31日: 2回戦
- 1月2日: 3回戦
- 1月4日: 準々決勝
- 1月9日(土)頃: 準決勝(国立競技場)
- 1月11日(月・祝)頃: 決勝戦(国立競技場)
4. テレビ放送(民間放送43社)とTVer配信の完全ガイド
選手権の強みは、その圧倒的なメディア露出にあります。日本テレビをキーステーションとする「民間放送43社」が共同で制作・放送を行います。
日本テレビ系列 + 民放43社(地上波)
- 放送範囲: 各都道府県の代表校の試合は、地元の放送局で必ず生中継(または録画放送)されます。また、開幕戦、準決勝、決勝は日本テレビ系列で全国ネット生中継されます。
- 大会の彩り: 毎年選ばれる「応援マネージャー(若手女優の登竜門)」や「応援リーダー(現役のプロサッカー選手)」、そして大会を彩る「応援歌」が、テレビ放送を華やかに演出します。試合後のロッカールームを映し出すドキュメンタリー番組(最後のロッカールーム)も、視聴者の涙を誘う名物コンテンツです。
TVer & スポーツブル(ネット無料配信)
テレビの前にいなくても、スマートフォンで選手権の全試合を追いかけることができます。
- ライブ配信: 民間放送43社の公式ポータルサイトや、無料見逃し配信サービス「TVer」、スポーツメディア「スポーツブル」にて、全試合が無料でライブ配信されます。
- 特徴: 地上波放送の枠に収まらない複数会場の同時進行試合も、ネット配信なら好きなカードを選んで視聴可能です。ハイライト映像や、各校の応援席の様子なども詳細にカバーされます。
5. 選手権が日本サッカーに与える影響
第105回を迎える選手権。プロの世界を目指すエリート選手にとっては、Jクラブのスカウトに自身をアピールする「最後の就職活動」の場でもあります。過去にも、この大会での劇的なゴールや活躍をきっかけに、無名の選手がプロ入りを勝ち取ったシンデレラストーリーが数多く存在します。
一方で、卒業後はサッカーから離れ、全く別の道へ進む生徒たちにとっても、選手権のピッチに立つことは一生の誇りとなります。多様な背景を持つ高校生たちが、一つのボールに魂を込める冬の祭典。2026年末、国立のピッチで歓喜の涙を流すのはどの高校か。熱き戦いにご期待ください。
免責事項
本記事に記載された「2026-2027年 第105回全国高校サッカー選手権大会」の大会フォーマット、予選の仕組み、日程スケジュール(2026年12月〜2027年1月予定)、およびテレビ放送・TVer等での配信情報は、2026年4月9日時点の主催者(日本サッカー協会、民間放送43社等)の規定および過去の実績に基づく予測です。社会情勢、天候不良、スタジアムの確保状況等により、日程、開催方式、放送局、配信プラットフォームが予告なく変更される場合があります。正確な最新情報は、必ず日本テレビの大会特設サイト等をご確認ください。
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