【天皇杯】サンフレッチェ広島vsいわきFC徹底分析|鈴木章斗が2発!18歳・小林志紋のプロ初ゴールで4-0快勝

【天皇杯】サンフレッチェ広島vsいわきFC徹底分析|鈴木章斗が2発!18歳・小林志紋のプロ初ゴールで4-0快勝
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天皇杯 JFA 第106回全日本サッカー選手権大会3回戦が2026年10月7日に行われ、サンフレッチェ広島がいわきFCを4-0で下し、ラウンド16進出を決めた。

広島は開始9分に鮎川峻が先制すると、22分に鈴木章斗が追加点。後半開始直後の48分にも鈴木がネットを揺らし、68分には途中出場の18歳・小林志紋がプロ初ゴールを記録した。前半2-0、後半2-0という隙のない試合運びで、J2のいわきに反撃を許さなかった。

今回はスタメン、得点経過、戦術面、勝敗を分けたポイント、選手採点まで詳しく振り返る。

目次

サンフレッチェ広島vsいわきFC|試合結果

項目内容
大会天皇杯 JFA 第106回全日本サッカー選手権大会 3回戦
開催日2026年10月7日
会場ハワイアンズスタジアムいわき
結果サンフレッチェ広島 4-0 いわきFC
前半2-0
後半2-0
入場者数2,156人

得点者は9分・鮎川峻、22分・鈴木章斗、48分・鈴木章斗、68分・小林志紋。広島が試合開始から主導権を握り、90分を通していわきに得点を許さなかった。

両チームのスターティングメンバー

サンフレッチェ広島

基本布陣は3-4-2-1。

Pos.選手
GK大内一生
DF新井直人
DF荒木隼人
DF東俊希
MF越道草太
MF川辺駿
MF中島洋太朗
MF菅大輝
FW前田直輝
FW鈴木章斗
FW鮎川峻

リーグ戦で常に固定されているメンバーというより、カップ戦で出場機会を得ている選手も組み込みながら、川辺駿、荒木隼人、新井直人ら経験豊富な選手を配置したバランスの良い構成だった。

いわきFC

いわきもスタート時は3-4-2-1を採用した。

Pos.選手
GKジュ・ヒョンジン
DF桒田大誠
DF深港壮一郎
MF今野息吹
MF山中惇希
MFチョン・ソホ
MF永木亮太
MF荒木仁翔
MF中島舜
MF久永瑠音
FW加藤大晟

経験豊富な永木亮太がキャプテンを務め、前線には加藤大晟を配置。カテゴリー上位の広島に対して、運動量と前方向への圧力を生かした戦いを狙った布陣だった。

試合展開

前半9分|鮎川峻がいきなり先制

試合を大きく動かしたのは開始わずか9分だった。

鮎川峻が先制ゴールを奪い、広島が1-0。

いわきとしては、カテゴリー上位の相手に対して0-0の時間を長く保ちながら試合に入ることが重要だっただけに、この早い失点は非常に痛かった。

一方の広島は、相手が勢いに乗る前に先制できたことで、その後のゲームコントロールが格段に楽になった。

鮎川は直前の公式戦でも結果を残しており、このゴールによって好調ぶりを改めて証明した。試合後の報道では直近4試合5得点となったことも伝えられている。

前半22分|鈴木章斗が2点目

さらに22分、鈴木章斗がゴールを決めて2-0。

いわきが同点を目指して前への圧力を高めたい時間帯に、広島が逆に突き放した。

この2点目によって、いわきは守備ブロックを保つだけでは試合を戻せない状況となった。

広島としては前線の選手が確実に得点へ関与。川辺を中心とした中盤の安定感を土台にしながら、前線で違いを作るという理想的な展開になった。

前半を2-0で折り返した広島

広島は2点をリードした後も大崩れせず、試合をコントロール。

37分には川辺駿、42分には中島洋太朗が警告を受けたものの、いわきに得点を許さず2-0で前半を終えた。いわきでは山中惇希が40分に警告を受けている。

広島にとって大きかったのは、「先制した後に守りへ入り過ぎなかったこと」だ。

一発勝負の天皇杯では、カテゴリーの異なる相手が1点を返すことで流れが急変するケースも少なくない。しかし今回は、2点目まで奪ったことでいわきに勢いを与えなかった。

後半48分|鈴木章斗がこの日2点目

ハーフタイムに広島は中島洋太朗から松本泰志へ交代。

そして後半開始からわずか3分、鈴木章斗が再びゴールを奪って3-0とした。

この3点目が事実上、試合の決定打だった。

いわきとしては「次の1点」を取ればまだ流れを変えられる可能性がある状況だったが、その1点を広島に奪われてしまった。

特に前半終了直前ではなく、後半開始直後という時間帯も大きい。

ハーフタイムに修正して反撃へ出ようとしたいわきのプランを、広島が開始3分で崩した形となった。

61分|広島が前線を入れ替える

3-0とした広島は61分に、

  • 前田直輝 → 小林志紋
  • 鈴木章斗 → セバスティアン・アレー

と2枚替えを敢行。

さらに66分には鮎川峻を下げ、野口蓮斗を投入した。

3点をリードした状態で主力を休ませながら、新たに出場した選手にも実戦機会を与えることができた。

それでも攻撃の勢いが大きく落ちなかった点も、この日の広島の収穫だった。

後半68分|18歳・小林志紋がプロ初ゴール

そして68分、この試合を象徴するもう一つの場面が生まれる。

61分から出場していた小林志紋が4点目を奪った。

これは18歳の小林にとってプロ初ゴール。途中出場からわずか7分で結果を残した。

すでに勝敗が大きく傾いていたとはいえ、若手選手が公式戦で得点という結果を残したことは今後に向けても大きい。

広島は単に天皇杯を勝ち上がっただけでなく、若手を起用しながら結果も得るという理想的な一戦にすることができた。

最終的に4-0|広島が危なげなくラウンド16へ

その後、広島は川辺駿に代えて太田大翔を投入。

いわきも道脇豊、藤井海和、高橋勇利也、熊田直紀らを送り込み、何とか1点を返そうとしたが、広島守備陣を最後まで崩すことはできなかった。

試合は4-0で終了。

広島がJ1クラブとしての地力を示し、危なげなくラウンド16へ駒を進めた。

広島が4-0で勝利できた3つの理由

1.開始9分の先制点で試合の構図を変えた

最大のポイントは先制点だ。

いわきのように運動量、球際、前への圧力を武器とするチームに対して最も避けたいのは、0-0のまま時間が経過して相手を勢いに乗せること。

広島はわずか9分でその展開を消した。

さらに22分には追加点。

いわきのプランを早い時間帯で崩せたことが、4-0という大差につながった。

2.前線の決定力

この日は広島のアタッカーが結果を残した。

鮎川が1得点、鈴木が2得点。さらに途中出場の小林までゴールを決めた。

特に鈴木は前半と後半に1点ずつ奪い、相手が試合を立て直そうとするタイミングで得点している。

「チャンスを作った」だけで終わらず、ゴールへ結び付けた点が大きな差となった。

3.3点目の時間帯

スコア以上に重要だったのが48分のゴールだ。

2-0でハーフタイムを迎えれば、いわきとしては「次の1点を取ればまだ分からない」と考えられる。

しかし、その可能性を鈴木が後半開始3分で消した。

試合の流れを読むという意味でも非常に価値の高いゴールだった。

広島の戦術分析

3-4-2-1同士のミラーゲームで個の質を発揮

両チームはともに3-4-2-1でスタートした。

システムが似ている試合では、各エリアで1対1に近い状況が生まれやすくなる。

そこで広島は、川辺を中心にボールを落ち着かせつつ、鮎川や鈴木ら前線がゴール前で違いを作った。

同じような配置を取っていても、

「ボールを受けた後に何ができるか」
「最後の局面でシュートを決め切れるか」

という部分で広島が上回った試合だったと言える。

両ウイングバックの存在で横幅を確保

広島は越道草太と菅大輝を両サイドに配置。

中央だけに人数を集めるのではなく、ピッチを広く使える配置だったため、いわきとしては中央への対応とサイドへのスライドを同時に求められた。

いわきの守備陣を横方向にも動かしながら、前線の選手がフィニッシュへ入るスペースを作れたことが攻撃の安定感につながったと考えられる。

いわきFCはなぜ苦しくなったのか

早い時間帯の2失点

いわきの最大の誤算は、22分までに2点を失ったことだ。

格上との一発勝負では、時間の経過そのものが大きな武器になる。

しかし今回は開始9分、22分と失点したことで、自分たちから攻撃へ出なければならなくなった。

その結果、広島が使えるスペースも増えた。

前への強度をゴールにつなげられず

いわきの持ち味は前方向への圧力とハードワーク。

実際、直近の札幌戦でも2点を追う中で最後まで前への圧力を維持し、90分に永木亮太が直接FKを決めていた。

ただ、広島戦ではその強度を得点へつなげられなかった。

広島の3バックと中盤を押し下げるところまで持っていけず、逆に守備側で後手を踏む時間が増えてしまった。

選手採点|サンフレッチェ広島

※以下は試合内容・得点・役割を踏まえた本記事独自の採点です。公式採点ではありません。

選手採点評価
大内一生6.5無失点で試合を完遂
新井直人6.5後方から安定したプレー
荒木隼人6.5中央でいわきの攻撃を封じる
東俊希6.53バックの一角として安定
越道草太6.5右サイドで幅を確保
川辺駿7.0主将として中盤をコントロール
中島洋太朗6.5前半のゲームメイクに貢献
菅大輝6.5左サイドで攻守に関与
前田直輝6.5前線で流動性を作った
鮎川峻7.5開始9分の先制点。試合を大きく動かした
鈴木章斗8.02得点。勝利を決定付けたMOM
松本泰志6.5後半から入り中盤を安定
小林志紋7.5途中出場からプロ初ゴール
セバスティアン・アレー6.5前線で攻撃を継続
野口蓮斗6.0リード後の試合運びに貢献
太田大翔6.0終盤のクローザー役を務めた

MOM:鈴木章斗

文句なしで鈴木章斗をMOMとしたい。

22分に2-0とするゴールを決め、さらに48分には3点目。

特に後半開始直後のゴールは、いわきが反撃へ出ようとする勢いを完全に断つ一撃だった。

2得点という数字だけでなく、「いつ決めたか」という意味でも勝利への影響度が非常に高かった。

選手採点|いわきFC

選手採点評価
ジュ・ヒョンジン5.54失点もGKだけの責任とは言えず
桒田大誠5.5広島前線への対応に苦戦
深港壮一郎5.5ゴール前で難しい対応を強いられた
今野息吹5.5サイドで押し込まれる時間が増えた
山中惇希5.0守備対応で苦戦し警告も受けた
チョン・ソホ5.5中盤で主導権を奪い切れず
永木亮太6.0経験を生かして中盤を支えた
荒木仁翔5.5攻撃で十分な違いを作れず
中島舜5.5前線への供給で苦しんだ
久永瑠音5.5運動量を見せたが得点にはつながらず
加藤大晟5.5前線で孤立する場面も多かった
西谷亮6.053分から攻撃の活性化を狙った
高橋勇利也5.5途中出場も流れを変え切れず
道脇豊5.5得点を求めて投入されたが不発
藤井海和5.5中盤で奮闘も73分に警告
熊田直紀5.5終盤投入で時間が限られた

サンフレッチェ広島の今後の課題

より強度の高い相手にも同じ決定力を出せるか

4得点は文句なしの結果。

一方、ラウンド16以降はJ1勢との対戦となる可能性が高く、同じだけ自由に攻撃できるとは限らない。

少ない決定機を確実に仕留めることがさらに重要になる。

今回2得点した鈴木、先制した鮎川、小林らが継続して結果を残せれば、チーム内競争も一段と激しくなるだろう。

若手の台頭は大きな収穫

小林志紋のプロ初ゴールは、勝利とは別の意味でも大きなニュースとなった。

リードしている状況で若手を投入し、実際に結果まで出た。

カップ戦とリーグ戦を並行して戦ううえで、こうした選手層の底上げは非常に大きい。

いわきFCの今後の課題

失点後に試合を落ち着かせる力

今後のリーグ戦でも重要になるのが、失点後のゲームコントロールだ。

この日は1点目から13分後に2失点目。さらに後半開始3分で3点目を失った。

悪い時間帯に連続して失点しないことが必要になる。

J2リーグへ素早く切り替えたい

いわきは10月11日にJ2第10節のブラウブリッツ秋田戦を控えている。J2では9試合終了時点で3勝6敗の勝点9、16位となっている。Yahoo!スポーツ

天皇杯敗退は悔しい結果だが、ここからはリーグ戦へ集中できる。

広島というJ1上位クラスの相手に突き付けられた「プレー強度」「決定力」「試合運び」の差を、今後のJ2でどう改善するかが重要になる。

まとめ|4-0以上に収穫の多かった広島

サンフレッチェ広島にとって、理想的な天皇杯3回戦だった。

9分 鮎川峻
22分 鈴木章斗
48分 鈴木章斗
68分 小林志紋

4得点を奪い、失点はゼロ。主力選手が結果を出し、リード後には選手交代を行い、さらに18歳の小林がプロ初ゴールまで記録した。

いわきにとっては厳しい4失点となったが、カテゴリーの異なる強豪との対戦で見えた課題をリーグ戦へ生かしたい。

広島はこれで天皇杯ラウンド16へ進出。4回戦は12月9日に開催され、組み合わせ抽選は10月15日に予定されている。

スコアだけを見れば4-0の完勝だが、それ以上に「鮎川と鈴木の結果」「小林のプロ初ゴール」「無失点」という今後につながる材料を得た一戦だった。

免責事項

本記事は、JFA、Jリーグ、各クラブの公式情報および公開されている試合記録をもとに、2026年10月8日時点で作成しています。

試合の戦術分析、選手評価・採点、勝敗要因に関する記述は、公式記録を参考にした当サイト独自の考察を含みます。採点はJFA・Jリーグ・クラブによる公式評価ではありません。

また、本記事の文章作成、構成、情報整理にはAIライティングツールを使用しています。情報の正確性には十分配慮していますが、記録の訂正や追加発表が行われる場合があります。最新情報についてはJFA、Jリーグ、サンフレッチェ広島、いわきFCの公式発表もあわせてご確認ください。

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